先日、今年3月末に西脇中学校校長を定年退職された松田一郎先生から、西脇中学校学校通心『心』をいただきました。
松田先生は、私の妻と加古川市立両荘中学校で同僚であったことや松田先生のお父さんが私の地元の教頭先生であった縁で、大変懇意にしていただいてきました。また、剣道一筋で部活動にも熱心に取り組まれました。熱血漢の先生としてよく知られています。私も教師時代、バスケットボール部やバレーボール部を指導していたこともあり、部活動や生徒指導のことで意見交換をしたことがあります。
松田先生は、担任として学級通信(通心)を、生徒指導担当や教頭として学校通信を、校長として校長通信を毎日発行され続けてきました。どんなに忙しくても、毎日発行され続けました。『継続は力なり』の言葉通り、大きな財産を通信を通して、成し遂げられていったと思います。通信=通心は、心を通わすという意味だと思います。生徒と保護者と教師とが心を通わせる学校づくりを目指されたのだと思います。
西脇中学校学校通心『心』は、令和5年度では第1號(号)から第190號まで発行されています。校長通心としては、西脇東中・西脇中学校長時代に、通算1153號発行されたそうです。保護者の皆さんは、大変楽しみに生徒を通して、通心を読まれていたと思います。私の知り合いのお母さんも、子どものカバンを開けて通心を読んでいると話していました。
松田先生には、退職をされても子どもたちに関わりのある仕事(部門)で力を発揮していただきたいと願っています。