東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

みらフェスと図書館まつり

2018-10-31 03:50:15 | 地域行事
 10月28日(日)、茜が丘複合施設みらいえでは、「みらフェス」と「図書館まつり」が同時開催で盛大に行われました。大変な賑わいで、臨時駐車場も満車で、自動車を止めるのに苦労しました。



 みらフェスは、屋外に野外ライブステージや体験ブース、飲食ブースが設けられていました。ライブステージでは、市民グループのダンスやバンド演奏が行われていました。体験ブースでは、寄せ植え体験やバルーンアート、テニス体験コーナー、ゴム自動車、ぶんぶんごまづくり等が行われていました。子どもたちが喜んで、体験ブースを覗いていました。



 飲食ブースでは、巻き寿司やうどん、焼きそば、洋菓子、から揚げ等の店が出されていました。館内でも、西脇高校・西脇工業高校の生徒たちがクッキーやマフィンを販売していました。
 こどもプラザ内では、「お茶席体験」が企画されていました。子どもたちがお茶を点てる体験をしていました。私も、子どもたちや保護者の方と一緒にお茶をよばれました。



 図書館まつりでは、多目的ホールでビブリオバトル、図書館での絵本読み聞かせ、ブックカバー体験、本のリサイクル市が行われていました。ビブリオバトルは、自分が読んだ本をぜひ他の方にも読んでほしいという思いを持って、本の紹介をします。本の紹介に5分、質疑に3分の持ち時間があります。私も、ぜひ参加したいと思いました。
 本当に賑わったみらフェスと図書館まつりでした。
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多可絵画クラブ作品展

2018-10-30 05:46:08 | 地域行事
 西脇病院エントランスホールの10月作品展は、多可絵画クラブの皆さんの作品展です。私は、知人の見舞いに病院を訪れたときに、ゆっくりと見学させてもらいました。



 多可絵画クラブ作品展は、昨年に引き続きの開催です。10名のクラブ員の皆さんが、絵画の制作活動に日々熱心に取り組み、1年の成果を作品展として開催されているそうです。個性的な10名の作品は、見応えがありました。



 吉田恵さんの『イット』『森閑』は、化粧をしたイットの目、森の中の虎の鋭い目に魅入られました。宮崎幸子さんの洋画は、抽象画です。宮崎さんは、絵画を通じて自分の想いを表現されていました。



 増井吉三さんは、精力的に絵画の制作に取り組まれています。今回の作品展でも最も多く出展されています。私は、増井さんの風景画が大好きです。『夕日』『周防の海』『防波堤』が、特に気に入りました。



 宮﨑春樹さんは、可愛い犬を描いた『シロ』『スピッツ』を出展されていました。市位琢夫さんは、風景画『竹谷山』を出展されていました。藤本隆さんは、日本画に取り組まれています。『孫たち』や『桜月夜の舞』は、人物の特徴を見事に描かれていました。
 小林明美さんは、数多くのえんぴつ似顔絵を出展されています。今回、レントンからの留学生を描かれた『レントン娘』に引き込まれました。



 矢尾一夫さんは、風刺画(?)を出展されていました。その中で、『雨ニモマケズ』が特に気に入りました。
 多可絵画クラブ作品展は、10名のクラブ員のそれぞれの個性的な作品が一堂に集まることで、まとまりを持っているなと感じました。来年の作品展も、楽しみにしています。
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芳田ふれあいまつり

2018-10-29 04:31:29 | 地域行事
 10月28日(日)、秋晴れの気持ちの良い一日でした。多くの市民の方に出会うことができ、楽しい一日でした。
 5時起きで、ランナー仲間の依藤さんと先週に続き20キロ走を行いました。1キロ5分を切るペースで、気持ちよく走り切ることができました。11月23日の福知山マラソンが目標です。



 その後、午前9時半開会の芳田ふれあいまつりに参加させてもらいました。芳田ふれあい館を会場に、芳田地区の老若男女が集われ、盛大に開催されていました。スタッフの皆さんは、お揃いの緑色のジャンパーを着て頑張っておられました。



 消防団員が、駐車場係を行っていました。ふれあい館前では、芳田直売所の皆さんや消費者協会の皆さん、芳田小学校PTAの皆さん等が出店を出されていました。また、JAみのりの職員の方や市役所市民課もコーナーを設けていました。



 ふれあい館では、ステージや展示が行われていました。オープニングは、芳田こども園の園児による歌と演奏でした。元気な園児たちの太鼓を聴かせてもらいました。保護者の皆さんは、前列に陣取って撮影をされていました。2番手は、長谷川大一郎先生による居合刀の演武でした。見事な日本刀の居合と立ちさばきでした。驚きました。手話通訳の方が、あいさつや進行の通訳をされていました。



 展示では、ふれあい館で学ばれている講座生の発表の場でした。着付け教室の作品や播州織のパッチワーク、絵画、写真等が展示されていました。芳田こども園の作品も展示されていました。
 私はコーヒーをよばれた後、シイタケとサツマイモを購入しました。芳田地区の皆さんの元気さを、感じることができました。
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第124回わかあゆ園議会定例会

2018-10-28 05:14:48 | 福祉・医療
 10月4日(木)、北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園議会の第124回定例会が開催されました。わかあゆ園は、4市1町(加東市・西脇市・小野市・加西市・多可町)で構成されています。各市町から2名ずつの議員が組合議員として選出されています。西脇市議会からは、私は吉井議員が選出されています。



 来年3月末に、多可町がわかあゆ園から脱退され、4市だけの構成になります。わかあゆ園の今後の在り方が大きな課題になっています。
 第124回定例会は、認定第1号「平成29年度北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園一般会計歳入歳出決算の認定の件」と議案第3号「平成30年度氷上多可衛生事務組合一般会計補正予算(第1号)」が主な内容でした。
 平成29年度決算は、歳入決算額95,825,613円、歳出決算額87,316,460円、差引残高8,509,153円でした。残高のうち4,300,000円が、財政調整基金に繰り入れられました。基金は、財政調整基金残高57,481千円 施設整備基金1,014千円になりました。西脇市の負担金は12,445,000円です。平成30年3月末での通園児38名で、西脇市の子どもは9名です。
 議案質疑で、今後のことを考えると、財政調整基金を施設整備基金に移し替えることも考えるべきではという意見が出されました。
 補正予算は、予算総額から3,880千円を減額し、総額を87,889千円にする内容でした。繰越金3,209千円等を活用し、市町負担金9,053千円を減額しました。(西脇市1,878千円減)
 両議案とも、全員一致で認定・可決されました。
 わかあゆ園の今後の在り方について、7月4日開催の管理者会が開催されたことが、
安田管理者から報告がありました。8月に利用状況調査を行い(現在分析中)、今後の
わかあゆ園の在り方について方向付けを行う。また、園内5名のプロジェクトチーム
を作り、視察を行い、内部検討も進めているとのことでした。現在、わかあゆ園へ通
園が許可されている対象者は、106名であるが、通園者は38名である旨の具体的数
字も出されました。
 10月27日に、今後のわかあゆ園の在り方を考えるために、組合議会としても先進
地視察をすることになりました。視察先は、洲本市五色町の児童サポートセンターわ
たぼうしと神戸市垂水区の神戸市西部療育センターです。
 また、8月末で、上田通泰園長が退任され、9月1日付で宇都宮卓園長が就任さ
れました。宇都宮先生は、これまで西脇市で産婦人科を開院されていました。今後、子どもの発達、成長について尽力いただくことになりました。大いに期待できると、喜んでいます。
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桜丘小学校オープンスクール

2018-10-28 04:37:59 | 教育・子育て
 10月26日(金)、桜丘小学校オープンスクールに行ってきました。桜丘小学校オープンスクールは、毎年この時期に行われます。オープンスクールの一環で、音楽会も企画されています。
 桜丘小学校は、地域の高齢者を招いて敬意を表す『尚歯会』を開催しています。尚歯会は、100回を超え、地域の誇りとなっています。校門をくぐると、二宮尊徳の銅像が、設置されています。



 私が見学したのは、2時間目の終わりから3時間目の授業でした。玄関口には、PTAの役員2名が交替で受付をされていました。
 1年生は、算数の授業でした。数の並び方の規則性を見つけ出すという内容でした。2+9、3+8、4+7、5+6、7+4、8+3、9+2のカードから抜けているカードを見つけ出していっていました。
 2・3年生は、体育館で音楽会の合同練習でした。『おもちゃの兵隊の行進曲』の練習でしたが、上手でした。2年生が幼稚園児だった時、絵本を読みに行ったことがあるため、練習が終わると私のところに寄ってきてくれました。



 4年生は、国語の授業でした。教科書に出ている漢字5字を使って、自分の文章を書くという内容でした。
 5年生は、算数の授業でした。授業の初めに、勉強(授業)に取り組む心構えや聞く姿勢について、先生が話されていました。三角形の面積の求め方でした。
 6年生は、『乳幼児ふれあい交流』でした。「わたしのいのち みんなのいのち」のテーマで、赤ちゃんが誕生するまでの過程を映像と実演によって、助産師の方が分かりやすく説明されていました。その後、実際に赤ちゃんを抱っこしたり、若いお母さんから話を聞く機会を持っていました。西脇市の健康課とみらいえ子どもプラザの職員が協力し、市内の全ての小学校で行っているそうです。



 特別支援学級の『あおぞら』『つばさ』学級では、児童一人ひとりの理解度にあわせ、個別の指導が行われていました。
 体育館では、翌日の音楽会に備え、練習が順に行われていました。4年生の合奏『宇宙戦艦ヤマト』を聴きましたが、上手でした。担任の先生の指揮は、強弱がはっきりしていて見事でした。
 私が教師時代に懇意にしていただいていた植村先生に、久しぶりに出会いました。100マス計算など、児童に基礎的な力を付けることに力を注がれていました。厳しい先生でしたが、一人ひとりの児童を最後まで面倒を見られていました。現在も頑張ってられる姿に接し、心強く思いました。
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甲斐野央君、ソフトバンクホークスが1位指名

2018-10-27 05:00:02 | 文化・スポーツ
 10月25日、プロ野球ドラフト会議で、私も子どものころから知っている甲斐野央(ひさし)君(東洋大学4年)が、ソフトバンクホークスに1位指名されました。甲斐野君のご両親は、さぞホッとされていると思います。
 甲斐野君は、黒田庄少年野球団、黒田庄中学校野球部、東洋大学付属姫路高校、東洋大学で、野球一筋で頑張ってきました。黒田庄中学校野球部が東播大会へ出場した時、加西の野球場に応援に行きました。中学生の頃は、小柄だなと見ていました。高校3年生の時、兵庫県大会決勝で、西脇工業高校と戦い、残念ながら敗れました。西脇工業高校野球部にも、黒田庄中学校野球部出身者が多数おり、どちらのチームを応援しようかという楽しい話題が黒田庄町内で起こっていました。
 甲斐野君一家は、お父さんの熱心な指導で、お兄さんたちや央君は、子どもの頃から野球に親しんでいました。大学で見事に成長し、今回の快挙になったと思います。テレビから久しぶりに見る甲斐野君は、お父さんに似て大柄の逞しい野球選手に成長していました。球速158キロを投げるそうです。
 西脇市は、鈴木啓示さんをはじめ、数多くのプロ野球選手を輩出しています。スポーツ少年団も、野球チームで5チームもあります。どのチームも熱心に練習しています。一昨年のドラフトでは、𠮷田凌君(東海大相模高校)が、オリックスバッファローズに指名されました。旧黒田庄町地域では、森脇浩司元オリックス監督に次いで2人目のプロ野球選手になります。地元の皆さんは、大変喜んでいます。
 甲斐野君には、これまでと同様の努力を続け、選手生命の長い選手になってほしいと願っています。これからも、地元を挙げて応援していきたいと思っています。
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『気ままな仲間たちの写真展』

2018-10-26 06:37:20 | 地域行事
 西脇市黒田庄町喜多にあるフォルクスガーデンでは、『気ままな仲間たちの写真展』が、昨年に引き続き今年も開催されました。10月19日~21日の3日間だけでしたが、見応えのある写真展でした。



 気ままな仲間たちの多くは、旧黒田庄町時代から写真クラブで活躍されてきた方ばかりでした。



 今回の写真展では、7人の仲間たちが、4枚ずつ力作を出展されていました。
 岡井孝司さんは、『秋色に』の4連作品でした。ススキや棚田、秋を思わせる美しい風景の4連作でした。
 宇仁菅節子さんは、ハワイで撮られた4作品を出展されていました。海と空・雲が見事に撮られていました。『今日も元気で』は、朝焼けの海辺を2人の女性がランニングしている姿を写されていました。
 芝本満さんの『舞妓さん』は、きりっとした舞妓さんの顔つき・目線が特徴的に撮られていました。
 西山恒夫さんの『神戸市新開地』『京都市花見小路』『京都市右京区』『姫路市飾磨区』は、まちの特徴を一枚の写真に収めています。『京都市花見小路』の写真を見たとき、何を写しているのか分かりませんでした。よく見ると、4つのベンチと灰皿が写されていることが分かりました。
 藤本文孝さんの『冬の日』は、雪に覆われたフォルクスガーデンを見事に撮られていました。フォルクスの美しさを表していました。
 村上康人さんの『郷愁』『十六夜に集う』『深々と積む』の3作は、明と暗、焦点を絞った明るさが特徴的でした。
 大城戸正憲さんの『新旧共存』は、水島コンビナートの夜景を写されています。海岸線の工場群と手前の水田が対比的に撮られていました。『初めてのデート』は、微笑ましい二人を写されていました。



 『気ままな仲間たちの写真展』は、「一期一影」をモットーに四季折々を楽しみながら撮影されている仲間の皆さんの写真展でした。来年も、楽しみにしています。
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あつまっ亭感謝祭

2018-10-25 06:35:08 | 地域行事
 10月21日(日)、JR黒田庄駅に併設した喫茶・交流コーナーであるあつまっ亭の感謝祭が盛大に行われました。
 あつまっ亭は、旧黒田庄町時代、JR加古川線が電化されることに併せ、駅舎の改修を行いました。黒田庄地区の交流拠点施設として整備したもので、駅の待合室も兼ねています。管理運営は、住民団体「駅えきゆうき」の皆さんが行ってくれていました。現在は、黒田庄まちづくり住民会議の皆さんが行ってくれています。
 感謝祭では、まちづくり住民会議の皆さんや区長さん方が、ぜんざいやとん汁、わたあめ、ポップコーンを参加者に振舞ってくれました。私も、ぜんざいと豚汁をよばれましたが、美味しかったです。準備が大変だったと思います。
 また、黒田庄産野菜の即売会や黒っ娘おばんざいグループの黒っこ巻きが販売されていました。黒っこ巻きは、すぐに売れきれになりました。第2弾も到着しましたが、それもすぐに売り切れになりました。
 黒田庄駅舎向かいの倉庫を活用して、GGグループの皆さんが、親父バンドの演奏を披露してくれました。『川の流れのように』『高校3年生』など私たち世代の馴染みの曲を数多く披露してくれました。参加者の皆さん、うっとりと聴いておられました。
 あつまっ亭は、列車の待合時間や旅の途中のちょっとした休憩に、また地域住民の方の交流の場として利用されています。喫茶コーナーでは、モーニングセット(350円)、カレーライス・えびピラフ(500円)です。
 写真や絵画の作品展も催されていますが、普段の日は来客者が少ないようです。私も、来客者増につながる企画を考えたいと思っています。
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AOIさんのヘソノオノウタらいぶ

2018-10-24 05:37:03 | 地域行事
 10月20日(土)の午後、旧来住家住宅でAOIさんのヘソノオノウタらいぶがありました。
 旧來住家住宅の大広間(客間)を会場に、庭園も開放して行われました。私は、庭園から聴かせてもらいました。青く澄み切った秋晴れのもとで、AOIさんの歌声やバイオリンやピアノの演奏を聴くのは、とても気持ちが良かったです。



 会場入り口には、野村町木工倶楽部の原田先生たちの作品も展示されていました。
 オープニングは、日本唱歌の『紅葉』でした。AOIバージョンの『紅葉』は、私がいつも歌っている『紅葉』と違い、別の曲を聴いているようでした。AOIさんは、日本の唱歌を大切にしたいと話していました。
 23歳の時に作ったオリジナル曲『むすび』の歌詞を、私は大好きです。AOIさんの気持ちがよく伝わってきます。



 会場には、お母さんと一緒に子どもたちもたくさん来ていました。しばざくら幼稚園やこども園で、AOIさんは読み聞かせや歌いに行っているそうです。『ホッペまんじゅう』は、楽しかったです。昨夜作った曲も披露してくれました。すごい能力だなと感心しました。
 応援に西山枝里さんのバイオリン、大西さんのピアノ、森川さんのビオラの演奏もありました。3人の演奏は、聴きやすかったです。西山さんが、曲の情景を思い浮かべて演奏を聴くと違ってくると話されたのは、なるほどと感心しました。



 AOIさんと3人のセッションはとてもよかったです。旧來住家住宅の会場にピッタリのミニコンサートでした。AOIさんや西山さんには、これからも頑張ってほしいと願っています。
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『岡本健一郎さんお別れの会』

2018-10-23 05:36:47 | プライベート
 10月21(日)の午後、『岡本健一郎さんお別れの会』が神戸市の私学会館で行われ、私も案内をいただき参列しました。



 岡本さんは、1950年に明石市で生まれました。高校2年生の時、映画『若者たち』に出会い、明石映画サークルを結成されます。『沖縄』や『橋のない川』の上映活動を通じ、神戸大学文学部卒業後、兵庫県映画センターに就職されます。



 全国の映画センター、映画会賞団体と連携・協力され、良質な映画の上映活動の推進に生涯を捧げられました。今年9月30日、67歳で逝去されました。
 私は、黒田庄中学校教師の時、3年生を送る会の映画会を企画した時に、岡本さんに初めて出会いました。また、西脇多可で映画『チョッちゃん物語』の上映運動を行った時に、大変お世話になりました。また、黒田庄町長の時、山田洋次監督の講演会や映画『学校』の上映では大変お世話になりました。岡本さんが、映画の持つ魅力について、熱く語られたことをよく覚えています。山田監督の映画のロケ地に黒田庄町になればと山田監督にも働き掛けてくださいました。その後も、市民グループ「さらだぼうる」の映画会でも、お世話になりました。



 お別れ会には、各界から200名を超える方々が参列されていました。山田監督や宮崎駿監督、小栗康平監督、松井久子監督、李相白監督等が心のこもったメッセージと献花を寄せられていました。岡本さんの交友関係の広さ、深さを知りました。
 弔辞は、神戸新聞社の太田貞夫姫路支社長と池谷薫映画監督が述べられました。お別れのメッセージも多くの方が述べられました。
 そして、岡本さんが亡くなられる9日前の9月21日に池谷映画監督が撮られた「岡本さんの最後のメッセージ」が上映されました。肺がんを患い、治療が無理なため、かんわケア病院に入院をされていました。
 岡本さんは、池谷映画監督の質問に答える形で病床から自分の想いをとうとうと語られていました。岡本さんは、「映画は人と人を繋ぐ架け橋であること」、「映画は人の心を動かすものでなければならない」と語られていました。



 神戸新聞明石版に書かれた『余命―ある映画人の生と死―』の中の分を紹介します。「人はつながっている。つながっていかないといけない。誰だってそうだが、人は前があり、後ろがある。ひと一人ができることなんて、たかがしれているでしょ。こんな大勢の人が、ここに来てくれて、映画の後輩たち、これからまだ生きていく人たちに会えた。何かを受け取ってくれたらいい。次につないでくれると確信している。」
 私は、岡本さんと同じように、高校1年生の時、映画『若者たち』を見て感動し、映画『橋のない川』の上映運動に関わりました。岡本さんに負けないように、次の世代につなぐ「架け橋」の役割をしっかりと果したいと思いました。
 岡本健一郎さん、安らかにお眠りください。ありがとうございました。
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