9月24日の午後、西脇北高校創立50周年記念事業として播州織キルト緞帳作りを行っているという案内をいただき、楽しみに見学に行ってきました。
西脇北高校は、1948年 に兵庫県立西脇工業高等学校の定時制課程として設立、翌年、兵庫県立西脇高等学校に改称し、総合制の課程となりました。1966年 に 西脇市多可郡高等学校組合立(のち北播高等学校組合立)播州高等学校が開校されました。1968年 に兵庫県立西脇高等学校から定時制課程が独立開校し、現校名に西脇北高校が誕生しました。
西脇北高校は、少し複雑な経緯をたどりますが、西脇市の地域産業を支える勤労青年の学びの場として設立され、今日を迎えています。特に、播州織の最盛期には、全国から集団就職で来られた女子学生の学び舎として全国的にも珍しい昼間定時制高校として、多くの女子学生の勉学意欲に応えてきました。そして、平成21年度からは多部制単位制高等学校に改編され、1部・2部・3部の生徒が『もう一度やり直そう』と学習と共にボランティア活動等様々な活動に参加しています。
来年(平成29年)の11月26日に創立50周年記念式典を行うに際し、何か良い取り組みはないかと考えられたところ、播州織をこよなく愛され、パッチワーク・キルトで日本国内はもちろん世界的にも、大きな発信を続けておられる小東風彩先生の協力を得て、『播州織キルト緞帳作り』に取り組むことになったそうです。
制作する緞帳のサイズは、約12.5×5mです。1辺12㎝の菱形の布切れ12枚を縫い合わせ、1辺12㎝の6角形1パーツ×1500、計18000枚をつくり、最後に一枚に繋げ巨大キルト(緞帳)に仕上げていきます。播州織の全国では類のない世界的な作品となります。巨大キルトのテーマは、『満点に輝く 星たちよ 永遠(とわ)に夢と希望をのせて』だそうです。
今年6月から、作業が始まりました。全校生250名総出作業し、さらに1000名を超える市民の皆さんが製作に協力されています。
私が伺った9月24日は、手先の器用な女性陣がキルトを繋ぎ合わせる最後の段階でした。会場に入った時、緊張感のある作業風景が目に入ってきました。私も、よく知っている女性の方々が多く参加されていました。また、北はりま田園空間の関係者の方も参加されていました。小東先生が、的確に指示されています。
地域と学校とのコラボの成果を見る思いがする「播州織でのキルト緞帳づくり」だと思います。完成を心待ちにしています。
西脇北高校は、1948年 に兵庫県立西脇工業高等学校の定時制課程として設立、翌年、兵庫県立西脇高等学校に改称し、総合制の課程となりました。1966年 に 西脇市多可郡高等学校組合立(のち北播高等学校組合立)播州高等学校が開校されました。1968年 に兵庫県立西脇高等学校から定時制課程が独立開校し、現校名に西脇北高校が誕生しました。
西脇北高校は、少し複雑な経緯をたどりますが、西脇市の地域産業を支える勤労青年の学びの場として設立され、今日を迎えています。特に、播州織の最盛期には、全国から集団就職で来られた女子学生の学び舎として全国的にも珍しい昼間定時制高校として、多くの女子学生の勉学意欲に応えてきました。そして、平成21年度からは多部制単位制高等学校に改編され、1部・2部・3部の生徒が『もう一度やり直そう』と学習と共にボランティア活動等様々な活動に参加しています。
来年(平成29年)の11月26日に創立50周年記念式典を行うに際し、何か良い取り組みはないかと考えられたところ、播州織をこよなく愛され、パッチワーク・キルトで日本国内はもちろん世界的にも、大きな発信を続けておられる小東風彩先生の協力を得て、『播州織キルト緞帳作り』に取り組むことになったそうです。
制作する緞帳のサイズは、約12.5×5mです。1辺12㎝の菱形の布切れ12枚を縫い合わせ、1辺12㎝の6角形1パーツ×1500、計18000枚をつくり、最後に一枚に繋げ巨大キルト(緞帳)に仕上げていきます。播州織の全国では類のない世界的な作品となります。巨大キルトのテーマは、『満点に輝く 星たちよ 永遠(とわ)に夢と希望をのせて』だそうです。
今年6月から、作業が始まりました。全校生250名総出作業し、さらに1000名を超える市民の皆さんが製作に協力されています。
私が伺った9月24日は、手先の器用な女性陣がキルトを繋ぎ合わせる最後の段階でした。会場に入った時、緊張感のある作業風景が目に入ってきました。私も、よく知っている女性の方々が多く参加されていました。また、北はりま田園空間の関係者の方も参加されていました。小東先生が、的確に指示されています。
地域と学校とのコラボの成果を見る思いがする「播州織でのキルト緞帳づくり」だと思います。完成を心待ちにしています。