東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

10月定例農政環境常任委員会

2009-10-31 11:47:55 | 県議会
 10月定例の農政環境常任委員会が、30日に開かれました。今日の調査事項は、「農協指導・農業金融・農業共済及び農協検査について」でした。
 食糧自給率の向上が、我が国の大きな課題として浮上する中で、農協の果たすべき役割は、大変大きなものがあります。また、県の新行革プランにより、農業改良普及センターの統合が進められる中で、農業改良普及員が週3日程度、農協の営農経済部に席を置き、農協営農指導員との連携を持ち、農家指導を行うことになりました。そうした点でも、県の農協への指導、援助がどうあるべきかも、重要な課題です。
 各委員からも、様々な観点から質疑が行われました。農協の活動が、営農指導から金融、共済、Aコープ、介護施設運営を含めた福祉分野と幅広くなっているが、農協本来の役割はどうか?農協の組合員数が増加しているが、その理由は?などなど。
 私も、農協本来の持つ役割(農家の生活を守ること、営農指導を行う)を果たす上での、県の指導のあり方について。また、農業改良普及員と農協営農指導員との連携について質疑を行いました。
 今日の調査事項とは、直接関係はありませんが、政権交代を受け、来年度予算編成に向けての国の情報をどのようにつかんでいるのかについても意見が交わされました。
 来月10日~12日、農政環境常任委員会の管外調査で、北九州に出かけます。福岡・長崎・佐賀県の農政を調査する予定です。
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第91回兵庫県畜産共進会

2009-10-29 23:06:40 | 農業・林業
 10月28日、篠山市で第91回兵庫県畜産共進会が開催され、黒田庄町の和牛同志会の皆さんを応援しに行って来ました。当日、県議会本会議があったため、終了後、大急ぎで駆けつけました。



 私が到着した時には、すでに開会行事も終了し、セリの真最中でした。今年の名誉賞は、篠山市の田中畜産の肉牛で、3年連続の受賞となります。残念ながら、黒田庄畜産共進会で最優秀に輝いた山崎純子さんの肉牛は、第2席(優秀賞)でした。川岸裕人さん出品の雌牛は、第3席でした。団体の部も、残念ながら、JAみのりは第2位で、今年も念願の優勝を逃してしまいました。上羅組合長さんも、さぞ残念な思いをされたと思います。



 しかし、せりでは、黒田庄和牛は、150万円以上で買われ、その品質の良さは県内の買参人の間で定着しているように感じました。ちなみに、名誉賞の田中畜産の肉牛は、500万1千円、2席の山崎さんの肉牛は、200万1千円でした。
 西脇市からも、来住市長や藤本議長はじめ関係者の方々が応援に駆けつけていました。また、JAみのりからも上羅組合長、広報担当者はじめ多くの方々が、応援や取材に駆けつけてこられました。関係者の間では、早い時期に兵庫県畜産共進会を西脇市で開催したいとの声を聞きました。15年ほど前に、旧黒田庄町時代に開催して以来、行っていません。私も、ぜひ開催していただきたいと願っています。
 秋晴れのさわやかな天候のもと、篠山城周辺で行われた第91回兵庫県畜産共進会は、大変盛大な賑わいでした。

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9月県議会(決算議会)閉会

2009-10-29 17:21:56 | 県議会
9月25日に開会しました県議会は、本日をもって閉会しました。9月県議会は、決算特別委員会を設置して、20年度の決算認定を主な内容としています。そのため、2月県議会と並び、会期が長くとられます。
 今日の本会議では、平成20年度の決算が認定されました。また、追加の2議案が提出され、共に可決されました。
 追加議案の一つは、新型インフルエンザ対策に伴う補正予算でした。この議案の内容は、低所得者(生活保護世帯、市町村民税非課税世帯の者)への新型インフルエンザワクチン接種費用の負担軽減を図るもので、国2分の1、県4分の1,市町4分の1の負担割合です。
 もう一つは、12月に支給される期末・勤勉手当について、人事委員会勧告を踏まえ、改訂するための条例改正の議案でした。現行の期末・勤勉手当が、年間4.5ヶ月を年間4.15ヶ月に削減する内容でした。
 また、県議会として国に提出するつの意見書も全会一致で採択されました。「地方に配慮した国の予算編成等を求める意見書」、「地域医療の再生に向けた診療医療の改訂等を求める意見書」、「ワクチンの供給体制の確保及び新型インフルエンザへの対応等を求める意見書」、「総合的な治水対策としての森林の保全・管理の充実を求める意見書」、「国会議員の歳費等の適切な支給などを求める意見書」、「待機児童の解消に向けた保育所増設等保育サービスの充実・強化を求める意見書」の6件でした。
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西脇高齢者大学 学園祭

2009-10-28 16:50:37 | 地域行事
 西脇高齢者大学の学園祭が、西脇市総合市民センターで行われました。記念講演に、連続テレビ小説『だんだん』の脚本家の森脇京子さんが来られるということで、参加させていただきました。



 会場いっぱいの学園生の皆さんが、シーンと静まり返った中で、講演が始まりました。演題は、「出会いとご縁―『だんだん』の脚本づくりからー」でした。森脇さんは、講演の最初に、「ここが故郷だ。故郷に帰ってきたんだという思いで、今、舞台に立っています。」と話されたことで、皆さん親近感を持たれたようです。
 『だんだん』の脚本を作る上で、演出家の方との考えの違い等で、大変苦労されたことを話されました。「自分で納得できないことは、書けない。」と言う信念で臨んでいること、自分の目で確かめて脚本を書いていること話されました。
 『出雲の阿国』や『華岡青洲の妻』、『はんなり菊太郎』などの脚本を手がけられ、ドラマ制作中に起こった様々なエピソードを楽しく話され、その中で、森脇さんのお父さん(忠さん)のことも触れられました。脚本家の仕事は、自分の思いをかける贅沢な仕事、ドラマづくりに関わってきた多くの人たちとの出会いが、今の自分を作っていると結ばれました。
 森脇さんには、いつか、西脇市を舞台にした脚本を書いていただきたいと願っています。



 学園祭の会場には、学生の皆さんが制作された書や俳句、編み物、盆栽、パソコン教室のカレンダー・ポスターなどの力作が、展示されていました。

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加美区の秋

2009-10-27 22:58:15 | その他
 10月27日、秋晴れの一日でしたが、私は、多可町加美区の視察や相談を受け、一日中加美区にいました。西脇市長・市議会選挙は終了しましたが、多可町では、11月5日告示で町長選挙・町議会議員選挙が行われます。国道427号線沿いには、各候補者の選挙事務所やのぼりが立っており、選挙が間近であることがよく分かりました。
 8月1日未明の集中豪雨による災害状況も、再度見回ることが出来ました。復旧工事は、国の災害査定も終わり、今後、加東土木事務所多可事業所、加東農林事務所、加古川流域土地改良事務所の監督の下、順次工事が進んでいくものと思われます。
 加美区は、戦後、町を挙げて植林が行われたため、他地域と比べ人工林が圧倒的に多いところです。杉原川沿いに、植林された山々が迫り、紅葉した里山をあまり見ることができません。しかし、北はりま森林組合を中心に、間伐や林道整備がしっかり行われている地域です。北はりま森林組合を訪れると、池田新組合長さんが、率先して汗を流されていました。今年8月末で引退された山口前組合長さんにも、久しぶりにお会いすることが出来ました。



 加美区は、三谷渓谷と岩座神(いさりがみ)地域が山の谷間に位置します。岩座神の棚田も、秋の取り入れを済ませ、ひっそりとしていました。岩座神の棚田を見ていると、長年、この地域の方々が山々を切り開き、水田を広げていった苦労がよく分かります。棚田オーナー等を通じて、都市部の方々との交流を進めておられますが、交流人口の増と共に、定住する若者の育成が急務だと感じました。



 奥荒田で木工を仕事にされている笹倉徹さんにも、久しぶりにお会いすることが出来ました。『徹工房』と名付けられた作業場で、笹倉さんご夫妻が一つひとつの作品(仕事)を丁寧に仕上げられていました。笹倉さんに作っていただいた私の家の図書室の机や椅子が、芸術品のような輝きを今も持っています。
 
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黒田庄町大門地区作品展

2009-10-26 22:33:30 | 文化・スポーツ
 旧来住家住宅では、10月31日までの会期で、黒田庄町大門地区作品展が開催されています。集落芸術祭と銘打たれた作品展には、大門地区の36名の方が113点もの作品を出品されています。旧来住家住宅の作品展示場だけでなく、蔵の1・2階にも作品が展示されています。
 36名の方々は、私もよく知っている方ばかりで、皆さん元気に活躍されていることを嬉しく思いました。出品されている作品には、俳句、小物、書、押し花、絵画、折り紙、手織り、水墨画、木彫り、写真、七宝焼き、おまり、ワイン置き、折り鶴、陶芸、水彩画、油絵、卓上小物置物と種類も多く、大門地区の文化性の高さを見る思いがします。
 90歳を過ぎられている神月とくゑさんも、押し花を出品されています。稲継永治さんの水墨画や岸貞夫さんの水彩画は、素人とは思えない作品でした。
 旧黒田庄町の頃には、各地区の公民館で地区文化祭が開かれていましたが、合併後行われなくなっているように思います。今後、住み良い地域づくりの一環として、誰もが参加できる地区作品展や文化祭が開催できればと思いました。

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県立加古川医療センター竣工式

2009-10-26 09:50:37 | 県議会
 兵庫県立加古川医療センターの竣工式が、10月25日午後に行われました。内覧会も兼ねているため、高度医療施設をぜひ見学したいとの思いで、出席しました。県立加古川医療センターは、老朽化した県立加古川病院の建て替えと救命救急センターを整備し、東播磨地域100万人の3次救急医療提供する中核病院として新たに建設されました。建設場所は、加古川市神野町で、県立加古川病院が2号線沿いにあったのに比べ、北播磨(小野市)よりになります。



 今日の竣工記念式典には、北播磨・東播磨の市町長さんや私達県議会議員、各市町の消防長、病院長、医師会会長さんなど、数多くの関係者の方が参加されており、関心の高さが伺えました。西脇市関係では、来住市長、大洞西脇病院長、藤本にしたか消防長、和田西脇市多可郡医師会長が参列されていました。また、以前、お世話になった宇高神鋼加古川病院長さんにも、久しぶりにお会いしました。



 新しい施設を見ることができる内覧会では、薬事部長の郷田さんが、私と藤本百男議員(加東市)の2人を、丁寧に案内していただいたおかげで、新病院の隅々までよく分かりました。ありがとうございました。
 救急患者を受け入れる救急初療室は、緊急の手術も行うことができ、2階への搬送もスムーズに行くように工夫されていました。医師が乗って救急現場へ行くことが出来るドクターカーを配備されています。
 外来患者の対応は、新西脇病院と同様、ブロック受付を行い、患者の名前を呼ぶことなく、番号により診察状況が把握できるようになっています。診断結果は、電子カルテにより処理されます。
 病床数は、一般病棟290床、救命救急センター30床、緩和ケア病棟25床、感染症病棟8床の合計353床です。どの病床も、ゆったりとしたスペースで、外を眺めることができるように工夫がされてあり、屋上緑化もあり、簡単に病室から屋上庭園に出入りすることが出来ます。免震装置も採用されてあり、災害時の対応も考えられています。



 県立加古川医療センターの理念は、『やさしさとぬくもりのある質の高い医療を実践し、地域の機関病院として住民の安心に貢献する』ことです。この理念が達成され、北播磨・東播磨地域の中核病院のしての役割を果たされることを心より祈念しています。
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西脇市の秋の風物詩

2009-10-26 09:48:07 | 地域行事
10月25日、西脇市内では、秋の風物詩を告げる大きな行事が各地で行われました。
西脇市総合市民センターでは、兵庫県高校駅伝競走大会の東播地区予選会が開催されました。同センターをスタートし、杉原川沿いを走り、同センターでタスキリレーするコースで、とても応援しやすい大会です。男子25チーム、女子15チームの参加でした。私は、開会式しか参加できなかったのですが、結果は、男子西脇工業高校が、2時間6分余りで優勝したそうです。11月8日に行われる県大会で、須磨学園高校との一騎打ちが楽しみになってきました。
 その後、西脇幼稚園の運動会に参加しました。新型インフルエンザの関係で、遅い運動会でしたが、子ども達は、元気に頑張っていました。地域の方も多く見学に来られており、米寿(88回)を飾る運動会でした。私も、園児と共に2度も出演し、楽しく過ごさせていただきました。森本園長先生のいつもの元気な声に、子ども達が励まされているようでした。



 日本へそ公園では、「比也野フリーマーケット」が盛大に行われていました。テラドーム前の公園には、所狭しとお店が出されており、皆さん呼び込みに懸命でした。「西脇小児医療を守る会」のお母さん方や野村町の女性グループの方、上比延老人クラブの皆さん、シルバー人材センター等々も、お店を出されていました。比也野まちづくり協議会の皆さんは、焼きそばを振る舞われていました。帰るときには、買い物で袋が一杯になっていました。



 西脇区では、「セントラルカーニバル」が行われました。旧来住家住宅前の駐車場では、よさこいの演武が繰り広げられ、観衆を魅了していました。播州織工房館では、つきたての餅の振る舞いやさおり織りの体験教室等で、参加者の方々が楽しそうに過ごされているのが印象的でした。

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北はりま特別支援学校創立30周年

2009-10-25 11:24:45 | 教育・子育て
 兵庫県立北はりま特別支援学校は、昭和54年4月、氷上養護学校中町分校として、開設されました。当時、小学部・中学部・のぎく訪問学級が開設されました。その後、高等部開設を要望される運動の中で、平成4年4月より、高等部も開設され、現在に至っています。
 私にとって、北はりま特別支援学校は、黒田庄中学校教師時代には、教え子が高等部に進学したり、ボランティアサークルの生徒と一緒に、学習発表会や運動会に参加させていただき、また、創立20周年には、黒田庄町長として参加させていただいたりと、特別な思いがあります。また、黒田庄の子ども達が、北はりま特別支援学校で学んでいる姿を見るとき、とても嬉しい気持ちになります。
 今日の式典では、近隣の県立高校や西脇多可の小・中学校の校長先生や中区の関係者の方々が来賓として多数出席されていました。また、卒業生もたくさん参加していたのが、北はりま特別支援学校たる所以だと感じました。卒業生や保護者の方々にとって、心の拠り所であり、困った時相談に乗っていただく、なくてはならないところです。



 式典の後、創立30周年を記念した第18回学習発表会が、開催されました。小学部の『星つむぎの歌』は、見応えがありました。先生達の意気込みと子ども達のやる気を感じることが出来ました。中学部の『北はりまの四季』は、春夏秋冬を4クラスが演じてくれ、映像と併せ、うっとりとした気持ちになりました。式典には出席できない「のぎく訪問学級」、「きずな訪問学級」のビデオレターも、子ども達の頑張りが伝わってきました。



 30周年を契機に、北はりま特別支援学校が、より地域に密着した学校として、また障害者教育の拠点として、大きく発展されることを願っています。
 
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『絵ゴコロ3人展・其の弐』

2009-10-24 19:26:08 | 文化・スポーツ
 野村町学園通りにある「ギャラリーポポニ」では、10月18日~11月1日の会期で、『絵ゴコロ3人展・其の弐』が行われています。その3人とは、京都市在住の小林加代子さんと、姉さんの高田井町の森脇千鶴子さん、小林さんの娘さんで森脇さん宅にいるイラスト作家のこばやしあやきさんです。



 私が、「ギャラリーポポニ」を訪問した時、ちょうどこばやしあやきさんが居られ、色々話を伺うことができました。こばやしさんは、絵本の専門学校卒業後、叔母さんの居られる高田井町で創作活動を行っているとのことでした。可愛い女の子と生き物を童話の世界を見るように描いています。いつか絵本が創作できるように、材料を蓄えておられているとのことでした。
 お母さんの小林加代子さんの作品は、『絵ゴコロ』という言葉がぴったりでした。水戸黄門シリーズの似顔絵や社会風刺をしたコラムなど、見ていて楽しい気持ちになってきました。
 森脇千鶴子さんの作品は、ちぎり絵を主体とされています。とても繊細なちぎり絵で、本物の水彩画を見ているようです。





 「ギャラリーポポニ」は、西脇の地域で地道に創作活動している芸術家の皆さんに、気軽にギャラリーを提供されています。「個展」を開くことで、さらに自分の創作活動に励まれることを願っているからだと思います。
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