東野としひろ活動NEWS

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『FRSC(フリスク)たんば』の訪問

2023-07-14 06:16:37 | 教育・子育て

 先日、丹波市青垣町の芦田集学校(旧芦田小学校)で開設されている『FRSC(フリスク)たんば』を訪問してきました。

 『FRSCたんば』は、学校に行きづらい子どもたちが安心して学んだり遊んだりできる居場所としてのフリースクールです。2021年9月4日に開講式を行い、スタートしました。運営は、「NPO法人えん」や「氷上子育て親の会」の会員と退職教員が集まって作った「フリースクール実行委員会」によって行われています。

 『FRSCたんば』は、現在、月・水・金の午後(13時半~15時・16時~17時半)と土曜日の午前(10時~12時)午後に開いています。、月・水・金の午後と土曜日の午前は、スタディーサポート(学校の宿題、自分の興味ある学習など、何を勉強するか自分で決めて子ども同士で学び合ったり、スタッフと一緒に学習する)、フリースタディ(自分が好きなことややりたいテーマを決めて学習する)。土曜日の午後は、「おもしろ理科実験」や「楽しい工作」「一人でもできる料理教室」などや山登り・ゲーム大会等のイベントを行います。

 現在、『FRSCたんば』に通ってきている子どもたちは、小学生・中学生・高校生をあわせ、10数名だそうです。常勤的なスタッフは6名で、ボランティアスタッフも数名加わっているとのことでした。入会金は2000円ですが、年会費は取っていません。教材費として実費を徴収しているだけだそうです。

 2ヶ月に1度のペースで、『FRSCたんばだより』を発行されています。最新の2023年6月2日発行のNO.16では、4月~5月の学習の様子を写真入りで紹介されていました。4月15日「いちご飴をつくろう」、4月22日「ホットケーキづくり」、4月23日「神楽祭りにラーメン屋さん出店」、5月3日「岩尾城跡登山」、5月20日「ブーブー笛をつくろう」。

 『FRSCたんば』は、丹波市から一切の補助を受けていません。会場も、芦田集学校を運営しているリングロー株式会社から、月2万円で借りているそうです。家賃や様々な費用は、持ち出しです。丹波市として、何故支援してあげないのか、疑問に思いました。

 『FRSCたんば』の代表の竹安さんが、丁寧に説明してくださいました。私も、西脇市でフリースクールを立ち上げられないかと考えているので、大変参考になりました。また、寄らせていただこうと思っています。

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