東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

第18回酒井義己水彩画展

2012-06-17 05:09:26 | 地域行事
 今年も、酒井義己さんが旧來住家住宅で水彩画展(6月2日~15日)を開催されています。



 酒井さんご自身の水彩画展は18回目を迎えますが、旧來住家住宅での作品展は6回目だそうです。私は、その6回とも見せていただきました。
 酒井さんは退職後、好きな古い街並みを訪ねながら、スケッチブックを広げ水彩画を描かれています。訪問されたところは、200か所を超えたそうです。几帳面な方で、訪問先を年月とともに表にされています。その表が、継ぎ足し継ぎ足しで、どんどん増えています。



 今回の作品展には、昨年6月以降に訪問された藍染めで有名な愛知県有松、奈良県五條市、岡山県倉敷市、高知県高知市、滋賀県安土町、広島県福山市などの古い街並み、城郭、屋敷等を描いた水彩画が展示されています。
 酒井さんの水彩画は、「透明水彩」と言って、何度も重ね塗りをして仕上げていきます。そのため、いったん色を塗ると乾くまで描くことができません。旅先でも、根気強く時間をかけられるそうです。2週間程度の旅で、3~4点しか作品が出来上がらないとのことでした。



 大きな牛の絵を描く際には、7枚も牛の絵を描き、牛を描くコツをつかみ、頭に完全に入ったのち、キャンパスに向かわれたそうです。その努力が、一枚一枚の作品に現れているように感じました。
 会場には、『リュックを背負って、見知らぬ町の風になる。子ども達と遊び、土地の人の親切に心が熱くなる。そんなこんなでできあがった旅の絵日記です。』と書かれてありました。
 これからも、お身体に気を付けられて元気にリュックを背負って、各地を訪問してください。来年の作品展を楽しみにしています。
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