東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇市への企業進出決定

2009-12-25 10:44:50 | 産業・労働・雇用
 地場産業である播州織関係等の景気が低迷する中、西脇市の経済を活性化するため、企業誘致の必要性が叫ばれてきました。
 この度、加古川沿いの鹿野町へ日清ヨーク株式会社の進出がほぼ決定しました。日清ヨーク株式会社は、日清食品グループの一員で、本社は東京都中央区にあり、埼玉県羽生市に製造工場と研究所があります。乳製品、清涼飲料、チルドデザート等を製造販売しています。代表的な商品には、「飲むヨーグルト」関係で、「十勝のむヨーグルトいちご」「おいしい十勝のむヨーグルト」、「食べるヨーグルト」関係では、「ビタミンCレモンヨーグルト」「日本の果実ヨーグルト」等があります。
 日清ヨーク株式会社が、西脇市に進出する決め手になったことは、地下水の水質が大変よかったからだといわれています。また、来住市長や担当職員が、粘り強く働きかけをしてきました。鹿野町は、市街化調整区域に当たるため、兵庫県が指定する「特別指定区域」の指定を受け、堤防の拡幅を西脇市として行ってきました。その成果が、現れたものです。
 また、上比延町にある光洋機械産業株式会社が、本社機能を西脇市に移し、第2工場の建設に向け、取り組みをされています。さらに、中畑町の工場団地にある二つの会社が、工場拡張を計画しているとの情報も得ています。
 全国的に大変厳しい経済状況下にあって、企業誘致は、どの市町においても大変困難な課題です。しかし、継続した努力を続けることで、成果を得ることができると考えます。また、一方、住環境の整った子育てのしやすいまちづくりをめざすことも、大切な課題だと考えています。
 西脇市は、都市計画を定め、土地利用がなかなかしにくい条件があります。特に、市街化調整区域内の土地利用が困難です。兵庫県独自の条例として、市街化調整区域内の土地利用が少しでも進め易くできるように、「特別指定区域制度」を設けています。この制度をさらに進化させ、土地利用がし易いように、頑張りたいと考えています。
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