プロ野球は昨晩ヤクルト・スワローズが阪神に延長戦でサヨナラ勝ち、14年ぶりに7回目のセリーグ優勝を成し遂げた。
就任1年目の真中満監督(44)は、2年連続最下位のチームを混戦が続いたセリーグで見事優勝に導いた。
真中監督は今季12球団最年少、新人監督の優勝は19人目で、前年最下位からの優勝は1946年グレートリング、50年松竹、60年大洋、75年広島、76年巨人、01年近鉄に次いで7チーム目。
新人監督の指揮下では46年グレートリングの山本監督、75年広島の古葉監督に次ぎ3人目だ。ただし前回古葉監督はチーム20試合目からの采配。フルシーズン指揮を執れば山本監督に次いで69年ぶり2人目、2リーグ制後では初のケースになる。
今季のヤクルトは、強力打線が威力を発揮、中でも山田哲人内野手は、打率3割以上 本塁打30本以上 盗塁30以上というトリプル3を達成、川端慎吾内野手も初の首位打者をほとんど手中にする活躍ぶりだった。
巨人は4年連続優勝を逃し2位に甘んじた。ベナントレースは最終盤になっているが、セパ両リーグともクライマックスシリーズ(CS)出場権が掛かる3位争いが熾烈で、セリーグは3位阪神に広島が0.5ゲームで迫り、パリーグはロッテが4試合を残し、全試合が終了した西武にゲーム差0で上位に立った。
その西武の秋山翔吾外野手(27)は。9月30日のオリックス戦で奇跡の5安打を放ち、2010年に阪神のマートンが作ったシーズン214安打のプロ野球最多記録に並び、最終戦で2安打を打って216安打の日本記録を達成した。
2004年に平成初の三冠王に輝き、2006年のワールドベースボールクラッシク(WBC)の4番を担ったソフトバンクの松中信彦(41)が18年在籍したソフトバンクを退団することになった。ダイエー時代から中心打者として数度の優勝に貢献した松中の退団は残念だ。他チームで活躍の場を得て、もう一花咲かせてもらいたい。「関連:9月22日」
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