ラグビーの第8回W杯第1次リーグ、日本対サモア戦が日本時間の10月3日午後10時半からイギリス・ミルトンキーンズ・スタジアムで行われ、世界ランク12位の日本は1ランク上の世界11位のサモアに26-5で快勝、W杯で初めて2勝を挙げて悲願の8強入りへ望みをつないだ。
日本は前半8分、五郎丸のPGで3点を先制。同24分、日本は反則で10分退場の2人を欠くサモアを攻め、残り10メートルから日本ボールのスクラムとなり、認定トライを決めた。さらに五郎丸がコンバージョンを成功させ10-0とリードを広げた。
34分、五郎丸がPGを決め、さらに前半ロスタイムに、WTB山田がトライ、五郎丸も右側いっぱいからの難しいコンバージョンを見事に決め、守りも冴え無失点で前半を20-0と大きくリードした。
後半に入っても、日本のディフェンスがよく守り、徹底した激しいタックルに加え、焦りからかサモアのミスが目立ち、後半8分、五郎丸がPGを決め後半も日本が先に得点、さらに19分に五郎丸がPGを成功させ26-0とリードを広げた。
劣勢のサモアは後半24分、日本のミスからボールを奪い、陣形の崩れた隙を突いて初のトライ、しかしコンバージョンが失敗し5点に止まった。日本はそれ以降追加点を許さず、大量リードを守り切り26-5で勝った。
この結果、日本は勝ち点8となったが、現在1位の南アフリカは勝ち点11、2位のスコットランドは勝ち点10で日本は3位という状況だ。
1次リーグ最終戦で日本は、11日(日本時間12日)に目下最下位のアメリカと対戦するが、1次リーグ最終戦でアメリカと当たる南アフリカ、サモアと当たるスコットランドの対戦相手をみると、日本の2位までの浮上は難しく、アメリカ戦までに日本の1次リーグ撤退の恐れも出ている。「関連:9月24日」
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