つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

無償の愛

2011-10-29 | Weblog
風雲
急を告げる。

他人の不幸
蜜の味と心の中に思えども、
あからさまを嫌い、お悔みを述べる。
私は正義で
悪いのは他人として生きていて、
善人であることをすこぶる強調する。
負けじと張り合ういやらしさを持ち、
一線を画したいという標準の低さを
省みることを思わず、ただ自分が一番大事。
人の心、魑魅魍魎。
性善、欲におおわれて不善となり、
まさかの事態見誤る。
あちらもこちらもぎこちなく、
ぎくしゃくぎくしゃく。

折あるごとに身を挺して、助け舟となれば、
命終える中にあっても、絶えることなくとなるのだが、
献身、疑いを持って報われることが無い。

変動期。献身的を問われ、尚、偽善であるならば、

一つが滅びて一つが現れる。

巷の心、今また問われて、無償にて道が開けるだけである。

風や雲は、それとなく兆しをさして、気づかぬ人のぼんくら、
急と感ずるものである。

風の流れ、雲の形が一つと同じものをつくることがないように、
雨は雨の、嵐は嵐の様相を見せて一様であるけれど、
初めてのこととして驚く。
平和ボケである。

ズルイとする思いがくすぶるために、
愛がくすむ。
絡ませることではない。
愛は愛。ズルイはズルイにかかわる為に、
はっきりと分かれる道に出会う。
愛は一様に与えられるのである、ズルが勝手に離れてしまうだけで。
その心と裏腹に、ズル意には悪がべったりであるために。
ズル意には、ただただ後悔だけである。
死の中にあって、ただ死ぬだけである。
愛もそれには及ばない。
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