上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

ヒゲに始まりヒゲに終わるお話

2005-01-04 | ジョニー美しきワルツ
今日から初仕事の方も多いですね(私はまだ休み!)。
あの「都庁の黒田さん」も初出勤です。早速、リポーターが追っかけます。
やーでしょうねえ。
それにしても彼の髭剃り後の黒さが気になって仕方が無い私^^;

GPフランス大会つづきです。
ジョニー、SP「カプリチオーソ」は気合も充分、華やかでよござんした~♪
FPはブラシオの「秋によせて」となってます。
これ、私的にはブチルスカヤ姉さんよりも、リアシェンコのイメージが強い。上手い人がやらないと途中でダレてくる、難しいPGです。
最初はいいんだけど、途中からあきらかに音楽に引きずられる形になって、どうにもこうにもノリが…。それを取り戻そうとする為にどんどんスタミナを消耗し、結果ジャンプもダブッてしまった。そんな印象です。
NHK杯の演技と見比べると明らか。こちらは、余裕があって良く踊れています。『行間に余韻あり』って感じ。
去年のFPよりつなぎが難しくなって、全体的にかなりレベルアップ。
そして、多分2個目のジャンプ(3アクセル+3トゥの次のジャンプ)で4トゥ入れる予定なんだろな。そうでないと、男子で単独の3トゥ(しかも前半の)って、殆ど意味無いものね。
…にしても、この曲、やはり難しいな~。まかり間違うと昼メロのBGMに聞こえてしまうの(笑)。安っぽくならない為には、全編、高精度で緊張感を保っておかねば。いや、でもジョニー、頑張ってます。
衣装は…これ、レース編みの部分が葉っぱ(落葉)の形なんだろか?浪漫ちっく全開!開き直りました!って感じです。いーです。もう若いうちになんでもやっとけ(笑)。
以前、ナマ観戦して感じたことだけど、男子は衣装が黒系の人が圧倒的なせいか、意外にも地味~なんですよ、リンクが。その後でダンス・女子を見て妙にウキウキした(笑)。
男子も1人や2人、華やかにやってくれないと。そして似合ってるし(恐ろしい)。この青い衣装、下半身だけマリー・アントワネットが着るよなふくらんだスカートにしたら、まんまお姫サマですよ。私のフィギュア史でもそんな稀有な男子はいませんよ(笑)。

スコット・ハミルトンは、このジョニーをどう評するのかなー。なんせ、ピラピラフリフリの衣装つけてクラシックを滑るロシア系スケーターのパロディをやって、おおいに笑わせた人ですから。
私はこのハミルトンのPGをビデオで見た記憶があるけど、悪趣味キワキワのところでした。憤慨する人もいたかもしれない。北米ではシンプルな衣装(Tしゃつ+ずぼん等)が好まれるっちゅうことですが、皆が皆それだとつまらない。やはり「似合っている事」が一番です。

ジョニーはFP2位でした(これは妥当ね)。
でもSPの貯金が効いて結局GP2勝目です。信じられん。
はっきり言ってN杯でも私は「表彰台に上がれるかなーどかな?」って予想でした。ましてや強豪揃いの仏杯ですよ。優勝って。そして、敵地でもちゃっかりプレゼント山盛り貰ってる。FPのキス&クラは殆どオモチャ屋さん状態だ(笑)。
新採点法は明らかにジョニーに追い風だわ。しかも今は五輪前年、というこのタイミング。おまけに20歳って。これから24~5歳が男子の充実期ですよ。体力的にも技術的にも。…なにか、来るモノがありますよ…

表彰台のジョニーは、N杯の時よりハッキリお髭が見えました。
でも私はショックを受けなかった…つうか安堵感すら覚えたのは何故だ。
「男で良かった!」って実は思っているのかも(笑)。
コメント
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