上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

「自分自身」であること★

2009-10-30 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
「スポーツ大陸・高橋大輔」の再放送は、本日30日(金)午後6時15分~NHKのBS1でありますよ!
ブログめぐりしてたら、結構「見逃した!」「録画逃した!」と書かれてる方が多いので(^^;)。

「スポ大」に続き「スポルティーバ」です。大ちゃんの連載がスタートして以来、全ては購入してないけど、立ち読みしてます(笑)。だってほとんど野球とサッカーだしねえ~。ごめん。スポルティーバ。
トリノ五輪前のスポルティーバは、女子ばかり取り上げて、男子の大ちゃんは選手として余り高い評価ではなかった記憶。でもその後の活躍で、明らかに待遇は激変した!?やっぱり4年前は単なるアイドル扱いだったのかなー。
今月号はしーちゃんや武史君も登場してて、女子も含めフィギュア・プチ特集って感じだったので購入。いや、写真が超オトコマエだったから…ってのもあるんですけど(笑)。
誰やねんこれ。大ちゃんは最近、契約してるプーマの様々なデザインを着こなしてるけど、明らかに自分の趣味(ご意見)入ってるんちゃうかな…。だって「黒」が基調でめちゃカッコイイ。いかにも若い男の子が好きそう。デザイナーさんに「こんなの着たいんですが~」とか言ったら、即、製品化してくれてたりして。

んなことはどーでもいいんですが、しーちゃんの温かい激励の言葉はいつも胸に沁みます。
「リアルタイム」のFOI特集の番組でも、大ちゃんがリンクに戻ってくる時、「あ、大ちゃんおかえり~」ぐらいのさりげなさで迎えてあげたい、と言ってましたが。そうだよね。余り仰々しいと、かえって緊張してしまうものね。
同志として先輩として、気持ちを察してあげながら大ちゃんを応援してくれてるのが、文中からも伝わってきます。

もう一人の先輩。本田武史先輩。
4年前には共に五輪代表の座を争った仲が今や「先生と生徒」の間柄に。こうなるって不思議だね~。
大ちゃんがモロゾフと別れてから、武史君も本格的に遠慮なく(?)指導に当ってくれているようです。やっぱモロゾフが居てたら、下手に口出し出来ない…色々ややこしいことになりそう。そういう意味では今の方がスッキリ、大ちゃんもストレスが無くなった部分があるかな。気心知れた武史コーチだから。
武史君が自分で実際にジャンプを跳んで見せて、大ちゃんのジャンプ向上のために大きな助けになっているということ。
それも素晴しいんだけど、何より「ヤグ&プル時代」の男子フィギュアを永らく経験してきた人ならではの教示がいい。これはしーちゃんも指摘してることなんですが。
「本番では“自分自身”であること。どんな強敵が出てきても関係ない」
本来の自分の演技が出来れば大丈夫。何も心配することは無い。
誰がどんな点を出そうが、それは自分の演技には何ら関係は無い。
人間は結局、自分以上にも以下にもなれない…と言いますが、必要以上に自分を良く見せようとすると、肩に力が入って緊張し過ぎてしまう。カラ回りしてしまう。楽しみより、苦痛ばかり感じてしまうことになる。
「自分自身」になれた時、それに相応しい結果が待っている。

「禅」みたいだな。武史君ならではの教え、と感じ入りました。
そう、最近の大ちゃんはナチュラル~な感じがします。滑りを見てても、言動もそう。
武史君がそばにいることで、やっぱ精神的にも良い影響が出てるんじゃないかな。
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スポーツ大陸★

2009-10-26 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
「スポ大」は大抵、「ハズレ」は無い。
体操の富田選手の時も良かった。感涙モノだった。
でも、今回の「夢を持つ限り・高橋大輔密着」はね~~~~~~。
永久保存版ですよ。涙なくして見れません。。。。
NHK大阪ありがとう。志賀記者ありがとう。
志賀記者、感謝の手紙書きます。あなたファンでしょ(笑)。
タイムマシンに乗って、一年前の私に言ってやりたい。
「泣くな!一年後にはこんな番組放映されるんやでっ!」って。

ちょうど4年前の「倉敷からトリノへ」と併せて見ると、大ちゃんの成長っぷりがよ~く解りますよ。
あのシーズンは、モスクワワールドの惨敗から立ち直って、五輪代表選考のレースをもがきながら勝ち上がっていく、大ちゃんの苦闘が描かれていましたが、その4年後にこうなるとは…予想もつかなかったー。
人生いろいろですね~。濃い~い4年でしたね~。

何はともあれ。
最新の練習風景の明るい表情までオマケにつけて、ニクイNHK。
ちゃっかりN杯のPRに高橋を使うNHK。
「高橋」でなく既に「大輔」呼ばわりなのは朝日新聞と同じだNHK。
顔アップ多用でファンのニーズに応えまくるNHK。
一人暮らしの買物カゴの中身にまでつきあうNHK。
みやけんのステップ技術解説で、民放との格差を狙うNHK。
おいしいおいしいNHK。ありがとうNHK。
ありがとう大ちゃん。ありがとう歌子先生。

しかし、ウチらの色紙が再三病室の映像に映るのも笑えてしまいますが、友人某嬢に貸したマイバナーがフィンランドではためいているのも、ありがたきことかな(笑)。
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ロシア杯女子★

2009-10-26 | 09-10コンペとショー
U「真央ちゃん、順位は5位だったけど、五輪金メダル候補の一人であることに変わりはないと思うな。やっぱり滑りが群を抜いて素晴しい~」
A「ちょっとジャンプの調子が悪いと、周囲は大騒ぎするけど、どうだろう?」
U「まだシーズン始まったばかりだし、これからの調整で徐々に上げていってくれたら、きっと凄い事になると思う」
A「ただ、キム・ヨナ選手がかなり引き離してしまったかのような?」
U「ユナちゃんは技術的にも凄いけど、プログラムのムードを作るのが上手いと思わん?」
A「007とは意表を突く(笑)」
U「“間”の取り方が上手い。緩急の付け方というか」
A「曲の表現は前から上手かったですよね」
U「プログラム構成がばっちし!ハマってる感じがする」
A「FSの4分の間の、場面転換がいつも上手いよね」
U「ちょっと話ズレますが、こないだのCOIの映像見てて、真央ちゃんのあとに美姫ちゃんが滑ったら、これが同じフィギュア?と、正直ビックリしてしまった」
A「美姫ちゃんは美姫ちゃんで上手くなったと思うよ~すごく」
U「タラソワさんとモロゾフで、まるっきり方向性が違うのよ」
A「タラソワさんは芸術性重視だもんね。やっぱり、一つの作品としてまとめ上げる力量は、タラソワさんに軍配が上がる」
U「真央ちゃんは、ジャンプと表現の歯車がまだ噛み合ってないだけで、SPもFSも、滑り込んだら大成功すると思うなー」
A「では、オーサーコーチの力量はどうなんでしょう?」
U「正直、オーサーの現役時代の個性とユナちゃんの現状って、余りリンクしませんよね(笑)」
A「オーサーも表現力が素晴しかったけど、“ここ一番!”で結構ミスしちゃう印象でしたもんね(笑)」
U「だから“無冠の帝王”と呼ばれたんですよね。でも、弟子の方が精神的に強そうなんだけど(笑)」
A「ユナちゃんって誰がコーチになっても、わが道を歩いていけそう」
U「でも、振付や曲は自分で慎重にチョイスしそうだわ」
A「昨年のSPの“死の舞踏”が良かったですよね」
U「FSはいつも後半疲れが出てしまう印象だったけど、今年はそんなこともなく、パワーアップしてきた感じ」
A「でも、開幕戦から世界新記録出してていいのかな^^;」
U「私も気になる…余り序盤が良いと後が…」
A「そのあたり、オーサーはちゃんと作戦立ててるんじゃないかなー」
U「う~ん。しかし真央ちゃんとユナちゃんの対決はやはり面白い!」
A「フィギュアファンとしては、こたえられません(^^)」
U「別に、テレ朝が無理にライバル対決!ドラマ作らなくていいから(笑)」

U「美姫ちゃんはSPを変えてきましたね。正直あの“スパイダー”はコンセプトはいいけど、肝心の振付が面白くないのよ(笑)」
A「前衛じゃないんですか」
U「前衛か!?と期待させておいてフツーなのよ(笑)」
A「でもこの“レクイエム”はいいね」
U「スケールが大きく、ドラマチックでいいね~」
A「美姫ちゃんはスタイルがいいし綺麗ですよね。リンク映えする」
U「そうそう。ナマでリンクで見るとやっぱり大きな“華”があるの」
A「そういう意味では、FSの路線も合ってるかも」
U「少なくとも“ジゼル”よりはいい(笑)」
A「あれはミスキャストだと思った」
U「ちょっと大胆な“ファム・ファタウル系”がいいと思う」
A「“運命の女”ね」
U「それにしても、美姫ちゃんは綺麗なルッツを持ってるのが強い」
A「女子で全種類のトリプルがきちんと跳べるのは、強みだよね」
U「スピンも綺麗だし…あとはモロゾフ、もう少しプログラム変わったのを作ってください(笑)」
A「ヘンテコなのを?」
U「いえいえ。『Winter』とか『ヒップホップ・スワン』みたいなね」
A「世界でただひとつ!…みたいなヤツですか?」
U「そうそう。美姫ちゃんと言えばこれ!みたいな」
A「決定版!」
U「代名詞!みたいな」
A「そういえば、モロゾフここんとこ大ヒット作が無いな~」
U「織田君のチャップリンはどうですか」
A「まだなんとも(笑)。やっぱりルール変更になってから、モロゾフと言えど汲々としてる感がある」
U「そうやな~。でもウィルソンとタラソワさんは頑張ってるんじゃないかなー」
A「点を取りつつもプログラムに格と個性がある」
U「そうそう。そこにカメさんも加えて下さい。もちろん(笑)」
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ある晴れた日に★

2009-10-21 | うぐいすとお仕事
18日(日)の午後からは、浜松の名所?ページワンギャラリーへ。
写真は8月23日に横浜からの帰りに撮影したものですが、ページワンさんは、家の外と中とが一体化してるところが好きなんす^^ ギャラリーでも「庭」にいるような感じなの。
今回も沢山のお客様と再会~しました。もう、結婚前から会ってるようなお客さんが、いまや大家族とか(笑)。こーんなにちいちゃい赤ちゃんだったのに、しっかり大人びたお顔になってきたなあ~とか。
お客さんの歴史(?)まで私の中にインプットされて、それがまた次の絵のアイデアになったりして。私、やっぱり「人間」に興味があるのかもしれない。自分の絵でも、風景だけ…というより必ず登場人物がいます。
人を描くと、必ず犬や猫や「相棒」が欲しくなる。いないと寂しい。

裏庭の「葡萄棚の下」コーナーには、入れ替わり立ち替わり色んな方が見えましたが、葡萄はもう収穫されたあとだったのかな。秋を思わせる木漏れ日が庭に降り注いでいました。
初めて会った方も御馴染みの方も、ありがとうございました。思い出は積み重なってまた私の版画や水彩画になると思います。
ページワンさんオーナーご夫妻、スタッフの皆々様、遅くまでありがとうございました!(お土産の数々もちゃっかり頂いてます~)

★「実りを迎えるその頃に」★
何人かのお客さんには、お話しましたが(笑)。
そう。高橋大輔選手の復帰を願って作った新作版画です。
…でも、お客さんの方も、私が大輔ファンだということはかなり御存知だったので(?)、一生懸命解説に付き合って下さいました。かなり、あきれられたかも(笑)。
手術から1年たって今、こうやって「実り」の季節を迎えられて、本当に嬉しい限りです。
版に着手したのが昨年の冬…そのあいだ中断して他の仕事したり、で、なかなか先が見えなかったのですが、これを完成させて世に出す時、大ちゃんは復帰して喝采を浴びてるのだ!その一心で作ってました。
絵って、そういう個人的思い入れで作ってる事が多い。いや全てそれかもしれない。他の作家さんでも。
今、つらい思いをしている人、「冬」の人にも、「いつかきっと豊かな実りの季節がやって来る」と、感じてもらえたらいいな~と思ってます。
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楽器の街・浜松★

2009-10-18 | うぐいすとお仕事
晴れた日曜日、浜松へ日帰り旅行です~。
朝イチで「楽器博物館」へ。今、「絵画の中の楽器たち」という事で私の版画も少し展示してもらってます。
それを見たかったのもありますが、なんちゅーてもここの規模は凄い!
世界一かも!
古今東西、ありとあらゆる楽器が展示してあります。その数約1200点。
こ~んなゴージャスなピアノとか。地下の鍵盤楽器のコーナーが特に充実。
「クラヴィコード」の音にしびれる~。ピアノとギターの中間の音みたいな。
私は、アフリカ系の素朴な打楽器より、ヨーロッパ系の繊細で透明感のある音が好きかもしれない。
でも、バリ島のガムランや、インドのシタールなんかも、宗教的っちゅうか夢幻的でええのよね。
私の大好きな「スーホの白い馬」でおなじみの、モンゴルの馬頭琴体験コーナーもありました。弾きたい~弾きたい~。
あの話って泣けるじゃないですか。昔の「ひかりのくに」の横長絵本版では、赤羽末吉の見事なさし絵だったのよ。もう私、「馬頭琴」「スーホ」の単語を見ただけでジワッと涙が出てくるって、重症ちゃうやろか(笑)。
でも今日は昼からギャラリーに行くので時間が無い!残念。

さすがは楽器の街、浜松。さっそく私も何か楽器を奏でたくてたまらない…。
今、なーんも音楽やってないのよね。すぐに感化されるけど、要は根気が無いんですよね(笑)。
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いよいよ開幕★

2009-10-16 | 09-10コンペとショー
U「という事で大ちゃん復帰が嬉しい♪リンクの上にいてくれるだけで嬉しい」
A「いやいや、あなた早くも“勝て!”モードじゃないですか(笑)」
U「すんませんね(笑)。試合に出る以上は勝って欲しいですからね…。でももう、大ちゃんのペースで進んでいってくれたらえーわ」
A「4回転が仕上がって欲しいところですね。でも余りシーズン序盤が良かったら後が大変になるから」
U「焦らず、一日一日積み重ねていったら大丈夫じゃないかな。何よりあの苦しいリハビリを越えられた事が、精神的な支えになると思うのよ」
A「涼しい顔してるけど、ここまで持ってくるのは並大抵の努力じゃないでしょうからね」
U「あとは、調整が上手くいってくれることを祈るのみです」
A「どの選手もだけど、いかに五輪にピークを持って来られるか!?が、最大のカギかな。GPの結果は余り関係ないというか」
U「しーちゃんも、あのシーズンに勝ったのって五輪だけですよね。確か」
A「しかもコーチ・振付・プロも総とっかえでしたから」
U「あの凄い決断を実行してやり遂げてしまった時点で、もう“勝負あった!”だったのかなー」
A「速いもんでもう4年経ったんですねー」
U「今回は全種目、全く金メダルが読めません。ペアだけはやっぱサブチェンコ&ゾルコビーかな」
A「ダンスも混戦。男子はますます読めない。女子は2強かな」
U「真央ちゃんのFS“鐘”は、いかにもなタラソワ・プロですね」
A「タラソワ・ダイナミズム!でもちょっと荘重過ぎるかな?」
U「私は好きだよ~^^ 早速第一戦エリックで激突!」
A「真央ちゃん、SPから3A入れるんですねー」
U「凄い!その勇気に拍手です。ユナちゃんはちょっと路線を変えたみたい」
A「昨年のSPが素晴しかったから、同じようなプロにならないように」
U「ゆかりんの肩の脱臼の影響が気になりますね…なんとか頑張って欲しい。SPのプロは“オペラ座”なんですよ~」
A「大ちゃんを思い出しますね。あとコストナーはどうかな」
U「コーチをフランク・キャロルにスイッチ!驚き」
A「“吉”と出て欲しいですねー」
U「いきなり豪華な顔ぶれの第一戦。GPフランス!」
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「道」が見えてきた★

2009-10-15 | 09-10コンペとショー
関西TV「アンカー」の中で、大ちゃんのミニ特集がありました。

関空からフィンランディア杯に出発。「不安…」を口にする高橋!

しかし優勝!

帰国。空港からの車中でインタビュー。FSの演技をモニターで見る。
変形キャメル(ふらつく!遅い!)で「うわ…」と顔を手で覆う。指のスキマから恐ろしげに画面を見る。
着氷乱れた3ルッツで「う~…」。
「…もっと動けてると思ってたら全然ダメですね」
「0点に近いです」
「とりあえずスピンの練習量を増やして…滑り込むのみ!」

このリアクションが全てを物語っています(笑)。いやはや。
復帰戦優勝おめでとう。
私は、メンツから言って対抗馬はケビンかな?と思ってたんですが、ケビンはFSの途中で腰を強打して中断。でも数分たってから最後まで滑ったよ。動画で見て泣けてしまった。
大ちゃんは、SPはやや緊張しながらも、エレメンツも全て良かったんですが、まだ「本領発揮!」とは言い難い。
そしてFSは「今季、通しで滑ったのは3回目」だとか…。そりゃボロボロで当たり前ですね(笑)。
でも、「ボロボロ」の基準値が、前より上がったのはエライです!
「オペラ座」の初見。「ロミオ」の初見。
思い出して下さい~思い出して下さい~。ひどかったやないですか。
「オペラ座」の時なんか(日米対抗戦だったよねー)、「今季は東京で世界選手権なのに…こんなんじゃーメダルはおろか、代表にすらなれんのでは…」と、深く悩みましたものね。
その後GPカナダでもFSはボロボロで、更に凹みましたもんね(笑)。

でもN杯で、4T含め全てのジャンプを降りた!「大輔の奇蹟」をナマで見てしまった(しばらく1週間ぐらい頬をつねっていた私)。
そして「あの」GPFでは死にかけながらも(笑)、2位と頑張り。
暮れの全日本では、完膚無きまでにライバルを叩きのめし。
ユニバーシアードでまたまた完璧。
世界選手権で遂に銀メダル。
…あの七変化っぷりを見てきた身には、この復帰初戦は「上々のスタート!」と映ります。
怪我のブランクで大ちゃん自身のコンディションがどう変わっているのか、素人には良く解りませんが、少なくとも御本人曰くところの「道が見えてきた」は、私にも伝わってきました。この初戦で、どういう闘いっぷりを見せるかが、今季の命運を左右すると思ってましたから。
とにかく「勝つ!」。
悪い内容でも「勝つ!」。
勝ったことで「やるぞ!」のエンジンが本格的にかかるんじゃないかな。
だから良かった。良かったのです!初戦の不安に打ち勝ったのです。

しかし、メディアでこれだけ取り上げてくれるとは…びっくりしました。やっぱり真央ちゃんと並んで、五輪の期待がかけられているのかな。
「周囲があまり騒いだらプレッシャーになるのに…」と思う人もいるかもしれないけれど、そんなことで参っちゃう位の選手なら、絶対金メダルは取れん!
大ちゃんは注目されると張り切るタイプだと思うから(笑)、モチベアップの為にはこれ位でいーのだ(うん)。
色々と苦難を乗り切って、なんだか「悟りの境地」のように見えます。最近のインタビューなど見ていると。
願わくばトリノのしーちゃんの境地へ到達して頂きたいですが、果たしてどうなるのか。

FSの「道」のプログラムを見ていると、大ちゃん自身の「道」と重なる感じがします。
可笑しさの中に哀しさがある…輝きの裏に苦悩がある…単純なのに繊細。
相反するものが、大きな流れのあるスケートに包まれていて、魅入っているうちにあっという間に終わってしまう
単なる表面的な「コミカル」でなく、深~いところまで、見てる人の感性に訴えかけなくてはならないので、その辺りが難しいのだと思いますが。
でも、エレメンツの精度が上がってきたら、もっともっと感動的な素晴しいプログラムになる!
カメさん、ありがとう。モロゾフにはこれは作れなかった…なんか根本からベクトルが違う感じ。
モロゾフプロもアーティスティックで意欲的でとても面白かったけど、カメさんのはこう、「人間愛」みたいなもんを感じるの。
見ていて自分の内部にググッと沁み込んでくる感じ。
「勝つためのプロ」と力むんではなく、自然~に大ちゃん自身が「氷の上で生きている」。それが、見てる人全部に、ストレートに入っていったらいいなあ…そう思わずにおれません。
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泣く・・・

2009-10-13 | 09-10コンペとショー
大ちゃんの新プロ「道」についてやっと長文を書いたのに、全部消えてしまった…。
(ああ最近やってなかった大失敗)

気をとりなおしてまた明日★
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復帰祭★

2009-10-12 | 09-10コンペとショー
「サンケイエクスプレス」ってのが一番すごい…だって2面が丸々大ちゃんなんだもん。オリンピック並みのデカさですよ(笑)。
朝日の変形キャメルの写真も「大輔おかえりV」の見出しもいい。
読売なんか、SPもFSも、1面の小見出し窓に顔写真が(^o^;
でも一番たまげたのが、たった今FM大阪の3時のニュースで「フィンランド杯で優勝した高橋大輔、関西空港に到着」…とやってたこと!
は~。地元とはいえ、そこまでやりますか(笑)。

結果はどうあれ「実り多き」復活戦であることを願ってたんですが、予想通りの収穫だったようです。
まだまだこれからー!
でも嬉しい。ここまで来た事が嬉しい!
これからも、更に嬉しい!
何があっても嬉しい!

「今が谷底なら、あとは上がっていくだけ」
そうブログにも書いてから、一年近くがたちました。
本当にこの日がやってきたんやな~と、しみじみ幸せ(*´∀`*)
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ページワンさん★

2009-10-10 | うぐいすとお仕事
浜松のページワンギャラリーで、今週末から私の版画の特集展示をしてもらっています(10月いっぱいぐらいまで)。
この秋の新作版画「福来る」「実りを迎えるその頃に」は勿論、今までの版画の中からピックアップ。
旧作はサンプルを見てのご注文となりますので、少し時間がかかりますが、ページワンさんの「こだわりの額装」と併せてお楽しみください。
描き下ろしの水彩原画も少し出してます。上は「花とおしゃべり」。
昨日、描き立てホヤホヤを発送してるという(笑)。
ページワンさんも台風の影響で大変だったようですが、裏庭の葡萄棚は修復されたのかな。あそこはですね。家の中と外とが「地続き」みたいな感覚が好きなんです。ギャラリーの中も「庭」みたいなの。
すっきり晴れた秋の日に、のんび~りアートをお楽しみあれ。
私は、18日(日)に午後から少しギャラリーにお邪魔予定です。
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風の中を飛んでいく・・・★

2009-10-05 | 09-10コンペとショー
かぶちゃん農園の「柿」を一体私は何万個見たことだろうか…いやいやありがとう。かぶちゃん農園。来年もよろしく、かぶちゃん農園。買いましょう、かぶちゃん農園。

カーニバル・オン・アイスは良かったね~
TVであれだったら、ナマは…いえいえ伝わってきました。興奮が。
これや~これが、フィギュアの「キラキラした夢の世界」や!
ランビエールも良かった。つかランビはやっぱり「プロの人」。魅せ方が違う。ジェフもまた意欲的なナンバーで。ロシェットもキュート。
ゆかりんのオペラ座に、思わず涙ぐんでしまう。小塚君、段々お色気が~。
真央ちゃんの「カプリース」って、すごいね~。まだJOの録画見てないんだけど、今季の真央ちゃんは、タラソワさんが「五輪!」って気合入れてるのがよくわかる。衣装もタラソワ的。

…さて大ちゃんは「新生eye」でした。
ぎゃ~~~~~~!
旧バージョンと曲のアレンジ?がまず違ってる。旧版は「ドスンドスン」と重低音が響いて、余りアコーディオンの音が聞こえなかった。それに合わせて大ちゃんもガンガンと勢いで滑りまくってる感じだった。ちょっと慌しい?感があった。
でも新版はちゃんと、アコーディオンの音色が軽快に聞こえる。
ああ、こういうおしゃれな曲だったんだねー?
まさにcobaさん曰くところの「エレガント+キュート=エレキュート」じゃないか!
「冒頭のガラスがガッシャーンって壊れる音を、“クシャッ”て小さくしちゃうと、何が何だか訳がわからず損してるような…」と実は手紙で書いたんだけど、ちゃんと大きな音になってるので個人的に嬉しい(笑)。
軽快なアコーディオンの流れに乗って大ちゃんは、風の中を飛んでいくみたい。ジャンプも風の中をさわやか~に。ステップに釘付け。
旧版は祝祭的な感じがしたけど、今回は「正統派ダンス」かな。そのせいか、新衣装もきっちり正統派のような(ロクサーヌのSPの衣装とちょっとデザイン的に似てません?)。

う~~~~~ん。このプロにどうこう言うのはヤボだ。
ここまで戻してきた…いや仕上げてきたのよ…(涙)。
松葉杖ついてても長期のブランクがあっても、トップの選手達は必ずやハイレベルまで戻ってくる!ことは、幾多の先輩スケーター達を見てきて解っていたけれど、「頭で解ってる」のと「この目で見て解る」のとでは、全然違う。
「戻ってきた」ことが現実としてここにある。
洗練されてスケールが大きくなったあの滑りには、ここまでの辛苦が全てみっちり詰め込まれてる~。
そう思うと、全ての動きから目が離せない。永遠に見ていたくなる。

1年待ってて良かった…長い。長かったよ(今はそれだけ!)
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鳥わたる★

2009-10-04 | うぐいすとお仕事
昨夜は月が綺麗ざんした。
いや今月は、ず~っとお月様が神秘的。
うちも今日の日曜は、月見団子作りますよ。
ちゃんと、小豆から炊くのよ!そうでないと気がすまん!?

さて10月の歳時記版画は「鳥わたる」です。
つぐみのペアつうかカップルのイメージ。
「鳥わたる」は秋の季語にもなってますが、余り現代日本では「あ~。渡り鳥の季節だな~」とは実感しない?冬が寒くないもんで「秋から冬へ」の感覚が薄れている感じです。
結婚祝にこのちび版画を買っていってくれた友達がいるんですが、その後も新婚さん二人で楽しくやってくれてるかなー。「愛のお守り」的になってくれたらいいなー。

梅田ロフトのあと年内いっぱいぐらいまで私の版画は、関西のロフトを巡回展示してもらえるようです。
詳しいお問い合わせは、
梅田ロフト6階「グラフィックス」Tel.06-6359-4413 まで宜しく。
余談ですが梅田ロフトの店長Iさんは、一度見たら忘れられない程の、個性的な方です。
関西弁で言うところの「濃い~い」のよ(笑)。プリンスか!?って位。
でもとっても優しいいい方なんで、怖くないですから(笑)。

昨夜は、埼玉でジャパンオープンがありましたね。
ガラの方「カーニバル・オン・アイス」に行ったお友達からメール速報が。
そうか~!大ちゃんは
  
だったとゆーじゃないですか!
しつこく電話嘆願したお陰で、今日TV大阪も放映あるのよ(笑)。
めちゃ楽しみ!(BSジャパンでは10/11の14~16時2時間放映)


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