上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

ロフトサイン会★

2009-09-23 | 大ちゃん応援企画
今日は梅田ロフト展覧会の最終日。
サイン会では、ジョニーファンの方にも、又々会ってしまいましたよ(;^_^A 全国的にジョニーファンは多いのだ。
かんさん、お花ありがとう。かように飾っております。素敵どす!長野でお会い出来ると思います~。

いつもより、濃い~いお客様が多かったような気がする。さすが関西、かなあ(笑)。地元なので私もリラックスモードです。
絵の内容に細かいツッコミを入れてくれると、とても嬉しいですね。私は自分の絵に関してはどこまでも説明するから、あきれはてられたかもしれませんが(^^ゞ
でも、いつも私のお客さんって、ほのぼの~してはる方がほとんどなので、なんだか一緒にいてて幸せヽ(´▽`)/

スタッフの皆様にはお世話になりました。店長Iさん、またロフトでよろしくお願いします~。。
「福来る」関西初の購入者となった?Nさん、額装センスがナイスで面白い。可愛がってやってね!
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もう一つの世界★

2009-09-22 | うぐいすとお仕事

可愛いのか怖いのか「ねこ娘」電車

こないだも書いたけど、個展のサイン会で米子高島屋に行った時、「境港(さかいみなと)」という小さな町へ足を伸ばしました。
午後2時からサイン会ということは…余り余裕が無いけどいっちゃえ!前々から一度見たかった「水木しげるロード」へ。

米子駅「ねずみ男売店」

全て鬼太郎モード。新聞もねずみ男が見守る

米子駅から「わずか1両」の可愛い電車に乗り、各駅停車で45分。
駅ごとに「ざしきわらし」「小豆洗い」など妖怪の説明が書いてある~。リキ入ってまんなあ。怖くないですか住民の皆様。

着いた境港駅は結構立派。「観光センター」みたいなビルが建ってて、そこから自動的に「水木しげるロード」へいざなわれる。
帰りの電車までちょーど1時間!乗り損なうとサイン会に遅刻なので、飲食一切なく即出発。歩く歩く。暑い!
「鬼太郎の父」の着ぐるみのおっちゃんは、なぜか「バカボンのパパ」みたいな腹巻をしている。ねずみ男担当の人が暑そうだ。

「水木しげるロード」は距離として約1キロ。
炎天下の土産物街は途中からにぎやかな商店街になっていて、歩道の脇、数メートル毎に妖怪のブロンズ像が。
「砂かけばばあ」「子泣きじじい」「河童の三平」…「コロボックル」まである!
いやこれって期待してなかったけど(そうかい)、すごいですよ。芸術的価値が。
大きくても全長20~30cm程だけど、東京都美術館に鎮座ましましてもおかしくない。すーごい造形美ですよ。マンガっぽくない。「龍」なんてすごいわ。
100体はあるであろう妖怪彫刻の数々を、子供たちがワーワーはしゃぎながら触って遊ぶ。1キロ歩いて着いたのは「水木しげる記念館」。


赤ちゃんの鬼太郎 誕生!

鬼太郎の誕生を見守るおとーさん
なかなかの筋肉質だ

中を観覧していては時間が間に合わない。断念して撮影だけ。玄関に「鬼太郎誕生のいきさつ」が書いてある。

…幽霊族の血筋を守るため、目玉だけになって生き残った父と母の屍から生まれ、墓場から自力で這い出てきた鬼太郎。鬼太郎を励ます目玉おやじ。水木漫画の名場面である…。

私は「ゲゲゲ~」をテレビで余り見ていない。マンガ本も。
TVはいつもあの「ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲ~♪」というおどろおどろしいテーマソングのお陰で、別部屋に駆け込んで震えていた。
年の離れた姉や兄は喜んで見ていたが、小学生(幼稚園?)の夕方にはキツイ恐怖感があった(私の幼少期、「恐怖の夕方テレビ」は、1位「ウルトラQ」。2位「妖怪人間ベム」。3位「ゲゲゲ~」である)。
ということで私はこの遠い遠い地・境港まで来てやっと(やっと!)「鬼太郎誕生」秘話を知るのであった。
「ああこれで使命を果たした」感があったので、くるりとUターン。帰途に着こうとする、とその先に「のんのんばあとオレ」の彫像が。


私は第一巻初版本を持っている。
水木しげる氏が幼い頃この境港の町で、近所に住む老婆から様々なおとぎ話、妖怪の伝説を聞いて育った。その体験が後に「妖怪漫画家の巨匠」としてめざましく開花する。
「のんのんばあ」とは、神様や仏様のこと、すなわち信心深い老婆、という意味らしいが、私の幼い頃でも、近所や田舎に必ず一人はこういう老人がいた。「怖い怖い話」をする人が。
「悪いことをするとバチが当るぞ→地獄に落ちて閻魔様に舌を引っこ抜かれるぞ」と、子供を震えさせる人が。


べとべとさん。暗い夜道に出る妖怪。
夜、一人で道を歩いていると、後ろから
「カラン…コロン…」と下駄の音が…。こここわい。
「べとべとさん、先へお越し」と言って道をあけると、
悪さはしない。しかし、キュートな造形だ。

「のんのんばあ」は、幼い水木氏に「この世には、目に見えないところにもう一つ、別世界がある」と説いた。そこに活躍するのが妖怪であり、霊であり神であり悪魔である。
人間が文明を進化させ、傲慢になっていくのを懲らしめるため、時に妖怪や霊たちは襲いかかる。世界中、そこかしこに霊はあり妖怪・妖精伝説が。
水木氏の父は米子で初の映画館を作り、夢想家でもあったことと思われる。息子の奔放な想像力とも、通じるものがあるというか。

奇しくも来年のNHK朝の連ドラは、「ゲゲゲの女房」。そのせいか、町は「水木しげる」オンパレードでなかなかに元気でした。
境港で空想にひたりきる私は、早く帰って水木センセイの漫画を読みたい!と願うばかり。
米子高島屋では楽しくサイン会を敢行しながらも、体の中は八割がた「水木しげる」で埋まってましたね(笑)。
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ルグリ最後の60日★

2009-09-20 | バレエにハマって幾星霜
あの番組を録画出来た私って、なんて幸運なんだろか…。
(BSで以前にやってたのは知らなかった)
だってだって、放送開始1分前に新聞のTV欄見てて知ったんだもん(笑)。録画間に合ったんだもん。

マニュエル・ルグリは遂にパリ・オペラ座のエトワールから引退したのでした。ダンスマガジンの記事だけでも涙がこぼれたのに、映像だったらどうなるのかしら…でも意外と冷静でいられた。NHK教育で、彼の引退公演の日までを密着取材した番組を見ました。
冷静で幸福な気持ちで見られたのはきっと、ルグリが「円満退社」だったから。現在も衰えを見せてないし、今後も踊り続けるし、なんと来年からウィーン国立歌劇場の芸術監督就任というじゃないですか~。
ウィーンといえば、以前、ヌレエフが監督に就任して物議を醸したけれど。ルグリの性格を考えたら、まあ穏便にやってくれるでしょう。。。
怪我をしてやむなく、という幕引きでなくて、定年までずっとトップの存在で皆の尊敬を一身に集めて最高潮で終わる、という。
最後の「オネーギン」の、なんという美しさ。全幕見たかったなー。
「ドン・キ・ホーテ」はあれ、30代半ばじゃないか?と思うけど、しなやかでかつ鋭く、若々しいのに重みがあり、チャーミングなのに上品。
これぞクラッシックバレエ。これぞ天下のオペラ座の貴公子。
なーんかもう、「物腰」だけで「おとぎの国の王子様」だもん。
美男ではあるけど、それだけではないよ。
スッと手を上に上げただけで「素晴しい事が始まる~」と、ワクワクするもん。
それが、「極上のエンターティナー」というもんではないでしょうか。

若い頃は、パトリック・デュポンの奔放さ、狂気にも似た才能にノックアウトされてたけれど、月日が経ちダンサーの成熟度が増していくと、ルグリのダンスの味わい深さに、どんどんハマっていった私。
男の魅力は「年月を経た渋み」や!
若くて可愛いだけでは、中身が無い!
永年の辛苦を乗り越えた男こそ、内側から魅力を発散する!

この間、NBSニュースを見てて仰天したのですが。
「ルグリ&ギエム!奇蹟のカップル、再びタッグを組む!」
なにーっ!?
以前も書きましたが、このお二人、お若い頃には恋人同士でもあり、バレエのパートナーでもあったのよね。
でも、若く美しく才気溢れるギエムはルグリを振り切って(?)、一人イギリスへ渡り「世界の女王」として君臨。写真家の恋人と暮らしてらっしゃいましたが。
今ここに二十年余の時を経て、お互いフリーダンサーとなって再会…ああ、何を踊るのだろう。どんな会話を交わすのだろう。
想像しただけでも気絶しそう。
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梅田ロフト展示会★

2009-09-13 | うぐいすとお仕事
梅田ロフトにて、特集展示をやってます★

★梅田ロフト6F「グラフィックス」
 9/10(木)~9/23(水・祝) 10:30~21:00
 tel. 06-6359-4413(直)
9月23日にはまた、午後2~4時、サイン会で参ります。
関西の方はお越しあれ~~~~^^
水彩画は、岡山・米子でも出していた2枚を展示中。

今回は、新作版画の「福来る」「実りを迎えるその頃に」も出しています。
「福来る」は、↑部分ですが、和風で町屋を舞台にして作りました。ちょっとわかりづらい写真ですが。。。
とある方=私のお客様のお嬢さん姉妹をメインキャストにして、そのお宅のワンちゃんも入れて。3匹いるんですが、これがなかなか面白いキャラで(笑)。
この版を作っている間にいろんな事が起こって、「もうワタクシ的にダメかも…」という凹みもありました。大ちゃんの事もあったし…(泣)。
でもなんか、これを完成させる事が、モデルのお嬢さん姉妹へのプレゼントのような気がしてました。
だから、絶対に途中で投げ出したくなかった。銅版画の制作は、成功と失敗と、ある程度「いちかばちか」なところがあるので、成功出来て嬉しかったです。

米原に蛍を見に行った時に寄った古~い町で、「醤油屋さん」があったのですね。今も営業してるけど、江戸時代から?の古い古い町屋。
その町屋と、今年の5月に個展をしていた富田林の町屋ギャラリー「terra」さんのイメージを、ミックスして作りました。
ぜひ、新作版画も「ナマで」ご覧ください~。
最近は「着物」を描くのが好きかも・・・。

「福来る(ふくきたる)」は、栃木の方からもらったお酒の名前。
縁起えーでしょ^^
「丸福商店」は、お酒もお菓子も売ってる「よろづ屋」なのです(笑)。
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鬼太郎の旅?

2009-09-09 | 大ちゃん応援企画
米子から少し足を伸ばして、境港へ行って来ました。「水木しげるロード」に一度行ってみたかったんですよね。
いやもう、小さな町じゅう、妖怪だらけ!よくぞここまで!
鬼太郎のパパは「バカボンのパパ」みたいでしたが、暑い中を頑張ってはりました。ねずみ男は特に暑そうでした(^^ゞ
妖怪ってかわいいなあ。ラブリーなんだよ。
岡山・米子高島屋展覧会は、おかげさまで楽しく終了。岡山では、またまたスケート仲間さんに会ってしまいました。大ちゃんファンとジョニーファンが入り混じり、ワケがわからない(笑)。
米子が初めてだったので不安いっぱいでしたが、楽しいお客さんが次から次へと現れて、まるで十年来の友人のよう(笑)。
新作もお嫁に行き、充実のひととき。仕事とは言え、やはり旅はいーです、旅は。
あ、伯備線の特急「やくも」はね~。「酔い止め飲んどかないと、揺れて揺れて大変よ!」と言われてたんですが、私はへーきでしたねえ。
あれはきっと、備中高梁から倉敷間だけが揺れがきついんですね。米子近くは、な~んてことないもん★
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波の音だけ★

2009-09-06 | 大ちゃん応援企画
海はいい!
海は…よかねー!!!
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月夜見★早や9月です

2009-09-02 | うぐいすとお仕事
「世紀の大選挙」は民主党が勝って、早や9月です。
Cさん、どうしてるかな~。私は民主に入れましたよ。だって選択肢が無い…もう自民はイヤだもの。
マニフェストに疑問も多々あるけど、現状を少しでも変えられるのでは?と期待しています。鳩山さん自身がどういう人なのかは、よくわからん。これから「お手並み拝見」でしょうか。
でも、橋下さんもやるわね。自民+公明の後押しで知事選出たのに、今はコロッと寝返って民主押しですもんね。戦国武将並みのしたたかさ(?)

先日のブログで書いた「版画見本市」は、業者さんだけのイベントなので、招待状がもらった人だけが入れます~。問い合わせて下さった方は何卒ご了承ください。
私自身は今日から一週間、岡山と米子で個展があります。

★岡山高島屋(TEL 086-232-1111)
 6階 インテリアアートギャラリー
  9/2(水)~9/8(火)
   *9/5(土)午後2~4時 サイン会あり
★米子高島屋(TEL 0859-22-1111)
 本館4階 インテリアアートギャラリー
  9/2(水)~9/8(火)
   *9/6(日)午後2~4時 サイン会あり

新作版画は「福来る(ふくきたる)」と「実りを迎えるその頃に」…の2点。「実り~」は、大きめの版画です。実は、大ちゃんの手術が決まってから着手して、発表にこぎつけるまで、えんえん~ここまでかかった(!)
秋になって木にはたわわに実がみのり…みんな、収穫の喜びの歌を歌っている…そんな絵です。また絵をUPできたら、と思ってます。
「これが完成する頃には、大ちゃんは復帰しているのよっ(のよ!)」と、自分で自分を鼓舞しながら創ってたので、思いいれもひとしおです。
「福来る」というのは、以前に関東方面の方からもらったお酒の名前なんですが、「縁起ええな~」ということで採用!
だから、新作は「めでたい2連発」です(笑)。

9月の版画は「月夜見」=「つくよみ」又は「つきよみ」。
もうすぐ、お団子食べてススキを飾って~月が綺麗な季節ですね。秋の虫とか鳴いちゃったりして。
そうなると、本格的なフィギュアスケートのシーズンなんですよね。
コメント (8)
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