上砂理佳のうぐいす日記

10/18まで京急百貨店上大岡店7階アートステーションにて、銅版画の特集展示をしてもらっています。お近くの方はぜひ★

「リアル×ワールド」を見て感想★

2014-03-03 | ソチ五輪
さて、大ちゃんファンの間で話題(?)の番組「リアル×ワールド」を、全編見ることが出来ました。
あきれるほど長くなってしまったので(笑)、興味のある方だけどうぞ。

率直に言って…悲しくなりました。
どこで読んだのか秀逸なブロガーさんが「まるで“高橋大輔・最終回”ではないですか」と書いてはって、上手い~。ああその感想よくわかる。
前半の方はまだ良かったかな。夏からスケアメにかけて。夏合宿では4回転もスムースだったけど、本人曰く「4回転はまだ“水もの”」ということで浮かない顔。
スケアメの結果が悪くて、「完敗~」なんてカンパイしてるんですが、スタッフの皆さんがえらく明るい。まあ「ボチボチいこか」だったのかな。
でも、この「カンパイ」の直後に、モロゾフのカミナリが落ちるんですよね。「五輪行く気あるんかい!」って。
歌子先生とニコライは「なぜかモチベが上がらない」「もう色んな事を成し遂げてしまったら、次に何かをやるのは大変だ」と語ってるけど、なんか腑に落ちない。
大ちゃんが「やる気出ない」のは、もう既にかなり前から膝が痛くて、国別・JO・スケアメ全て棄権を勧められた…という「コンディションと気持ち」の噛み合わなさだと思うんですが。なんか大ちゃんとコーチ・スタッフで気持ちのズレが大きくて、ナゾなんです。

そして後半は、NHK杯で一転して優勝(でもどういう練習をしたかは不明?)。
この時は「さーやるで!」という充実した目になりました。私もこのままいけば、充分金メダルにいける!と思えました。
しかし11月末の右脛骨挫傷。やっぱりひどかったんだね…。あれが致命傷になったという事実が悲しい。でも、靭帯手術後に膝が腫れるのと、この骨挫傷に因果関係があるのか、どうすれば完治するのか、完治したらまた練習を積めるのか?その辺りが解らないのでモヤモヤします。
なんというか、膝の水抜きとか「医療」のシーンをチョコチョコ出すんですが、それがどの程度のダメージで、スケートのどの部分に影響が出るのか、彼とお医者様・スタッフはそれをどう克服するのか、その関連性が解りづらく、「苦労している」というイメージだけで終わってる。その辺は取材の練り上げ不足だと思う。

そして不安を抱えたまま、ソチ空港に降り立ち、記者達がパーッと駆け寄ってくる。明るい顔で質問に答えていても、内心は複雑だったんだろなあ…と思うとつらい。
公式練習でもなかなか決まらない4回転。ライバル達は皆、4回転を決めてくる。切ないわ。私はもう、「この段階でクワドが跳べてないということは、メダルは難しいだろう」と覚悟してました。
フリーのビートルズを、ノーカットで流してくれたのは良かった!
パートパートごとに、丁寧かつおさえたナレーションもあり、ジャンプはミスしたもの以外はどれも曲想にぴったり合い素晴らしい。また私も涙する。

…だからここで、番組は終わっておけば良かったのです。
フリーのラスト「The Long and Winding Road」で。
「高橋のソチ五輪は終わった。持てる力を振り絞って、彼はあきらめなかった。2個目のメダルには手は届かなかったが、バンクーバーから4年、彼の“曲がりくねった長い道”は、決して無駄な道のりではなかった」。
(塩抜き)ナレーションでこう語り、次に大ちゃんの、「今まで経験してきたことが、今後の人生に生きると思う。だから、五輪まで来て良かった」という言葉を挿入すれば、番組は「豊かな実り」をもたらしてハッピーエンドなんですよ。引退するかどうするか解らないけれど、その「余白」を残して番組を終えることが出来た。

ところが、大ちゃんのFSの直後に、羽生君の金メダル獲得を出してきて、「世代交代を決定づけた瞬間であった」と持ってくるでしょ。そうかい。それをやりたかったんかい。プロデューサーは。
この番組を見てるのは大方が高橋ファンなんだから、それは辛い描写ですよ。残酷とも言える。ケガさえなければ、大ちゃんはまだ充分互角に戦えてるのに…ファンはそれが悔しい。きっと大ちゃんも悔しい。だから辛いんです。
で、まあそれだけだったらまだいいんだけど、トドメの部分。

五輪6位は「日本人の中で最下位」というけれど、私にはその概念は無かったので、ちょっとびっくりしてました。「入賞出来て良かった」が先に来るから。
でも大ちゃんはその「最下位」の原因として、「気持ちが弱かった」「これが今の自分の実力」と言う。
なんで「精神論」で片づけるんだ!
技術的なものの不足は、ケガが原因の追い込み練習不足から来るものだというのが明らかなのに、「ケガで…」とはアスリート本人は言いたくないし言えないだろうから、どうしても「精神論」になってしまう。でも、外国の選手なんかは「ケガで追い込み不足」って他競技でも平気で言ってるやん。それは大ちゃんのプライドなんだろか?
そして、女性取材者が、まるで地獄の底から這い出るみたいな声で(笑)、「今、日本のエースは誰ですか?」と問う。
なぜそれを大ちゃんの口から言わせるのか。多くの方が指摘していたように、ここが視聴者怒りのポイントなのよ。なんという非礼か。それが今まで密着してきた取材陣の、取材相手に投げかける言葉ですか。

普通、長年連れ添ったスタッフなら、「高橋さん、良かったですよ!」とか「お疲れ様!感動しました」とかまず「ねぎらい」が来る。
密着してきたから、誰よりも高橋の苦労はわかってるわけじゃないですか。でもなんとか「持ちこたえた演技」が出来たじゃないですか。
紆余曲折の苦難がわかってる癖に、「エースは誰ですか」とは、「羽生選手です」と言わせる為であって、まるで脅迫だ(笑)。FS後で気持ちも体も疲れ切ってるのに、思いやりもなきゃ常識もない。
大ちゃんは「相手の立場をなくす」発言は絶対にしない人だから、羽生選手を新エースとして賞賛していましたが、まー裏を返せばそれだけフトコロは深いということか。私だったら、大ちゃんみたいに人間が出来てないから、記者を殴って仕事終了かもしれん(笑)。

ソチの夕暮れの光景は美しく、随所に楽しい場面・美味しい場面もありましたが、さんざ「苦難」を見せておいて、最後に主人公に「僕の時代は終わりました」と言わせて帰結する。
これが詐欺番組でなくてナンなのか。一体誰が感動するというのか。誰が幸せな気持ちになれるのか。
「苦難はあれども、高橋は頑張った。そしてまだ道は続く」としなければ、ファンは納得しないよ。優しげなナレーションと淡々とした進行で、うっかり「美しき物語」と騙されてしまうけど、私は悲しい。大ちゃんの長い長い道乗りを、こんな番組で締めくくられたらたまったもんじゃない。私はファン歴12年だから、言う権利ある(笑)。
一般の友達からメールが来て、とても感傷的な感想なのですよ。
「大ちゃん、なんて可哀想…頑張ったんだね…(涙)」
いやその「可哀想」は、「パトラッシェ可哀想」と同じだから(笑)。
「お涙頂戴」だけで終わらせず、苦難はあれどあきらめなかった「高橋の執念」に迫って欲しかった。私は。

これが小塚君が主人公でも、無良君でも、こんな結論にしたらファンは怒りますよ。取材者はやっぱりなめてる。長い付き合いで「馴れ合い」になっちゃったのかもしれないけど、大ちゃんサイドは果たしてこれでいいんかな、と思う。

さて日本テレビにはお手紙送りました。
返信用切手も同封しましたが、まあまず返事は無いでしょう。
でも、「視聴者はこう思う」は、堂々と言っていいと思いますよ。
感動した時も、腹立った時も、言っていい。マナー守って。
それも「自分を表現する」ことなんだから★
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舞姫たち~その1~

2014-02-18 | ソチ五輪
いよいよとフィギュア・女子が迫って参りましたが、今回ばかりは予測つかない
ロシア・地元の声援が巨大過ぎて、ムードはかなりロシア選手に有利かな~と。。。でもロシア代表二人はとても若い選手なので、勢いそのままで突っ走るか、プレッシャーで萎縮してしまうか、全く読めないのですよね。
団体戦でリプニツカヤ選手が完璧に近い演技で、高得点をマークしたので、個人戦もきっと強いのではないかと…むむむ???
リプニツカヤのあの赤い衣装、本当に良いですね。自分でデザインしたというから驚きです。フィギュア会場は明るいブルーが基調。細くて華奢なリプニツカヤは、長袖で少しでも「赤」部分の面積を大きくして存在感を持たせた方がいいので、「ブルーに映える赤」「赤に映える白い肌」ぴったり。
なんか、一試合一試合毎に上手くなっていく感があるので、これはこれはひょっとするとー?とか思っています。

欧州勢でもう一人、私が大好きなカロリーナ・コストナー選手にも期待しています。
今季は最初、「ユーモレスク」「シェエラザード」でしたが、珍しく2つともピンときませんでした。「ユーモレスク」は振付の密度が薄い(?)そして赤にちょうちょが飛んでいる衣装が少し子供っぽく感じられ、曲のイメージと合わない(?)
そしてフリーの方は…中途半端なイメージでした。「強く」したいのか、美しく舞うのか、エキゾチックにしたいのか、幻想的にしたいのか…よくわからない(?)
ダンスのデイビス&ホワイトが「シェエラザード」で滑っていますが、ゴージャスで迫力があって、「めくるめく千夜一夜ドラマ」を堪能!カロリーナのそれは、ローリー振付なのに、焦点がボヤけてて正直、五輪で滑るには物足りなく思ってました。
そしてユーロでSPを「アベマリア」、FSを「ボレロ」に戻してきていましたね。
SPはEX用に作っていたものかな。FSは昨年滑っていたプログラム。
どちらも素晴らしい!
「ユーロで滑ってみて、五輪は(プログラムを)どうするか決める」と言ってたと思うんですが、願わくばユーロ版で滑って欲しいです。。。

カロリーナが、トリノ五輪で地元ということで大きな期待をかけられ、結果は惨敗だった時、「私がおばあさんになった時、孫に“おばあちゃんは昔、母国の五輪に出たのよ”と語りたいわ」とインタビューで答えていて、なんと優しく可愛らしい人か、と思ってしまいました。
日本だったら、「期待に応えられずすみません」ってまず謝るでしょ。カロリーナみたいな事を言ったら、世間に叩かれるのではないでしょうか(ほら、よく「国税で五輪行ってるんだから、成績出せなきゃ謝れ!」って怒鳴る人いるでしょ)。
彼女も別のインタビューでは、惨敗を謝罪したのかもしれないけれど、私はカロリーナのどこかマイペースな所が好きで、勝負にガツガツしてない所も好き。
というか、そういう人だから、あんな美しいスケートが生まれるのかなあ~と思う。

CANONのカロリーナのインタビュー、読んでて心が浄化されます…。
私もつい男子の試合で「ガツガツ」しかけていたので、反省して浄化せねば★
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まっちー物語★

2014-02-17 | ソチ五輪
昨日書き忘れた…町田君(もう“まっちー”で通します)も今季男子フィギュア「赤丸急上昇」の人でした。
私は彼の滑り=いわば「プレースタイル」が好きなので、自論展開します(笑)。

ヤマト君がブログで書いてたけど、「スポンサーもつかない、授業にも出ている“いち大学生”で日本で練習していて、五輪に行くという事実がすごい」。
本当にそう思います。まっちー偉い!すごい!五輪だ!5位だ!
…あとわずかで銅メダルだったのに…SPでルッツをフツーに3回転跳んでおけば…FSで最初の4回転をステップアウトでとどめておけば…言いだせばきりがない「たられば」。
あとはちょっと後半ステミナ切れちゃったかな。特にFSはもう少し終盤でドワーッとスケール感が欲しかった。緊張で疲労が早く来たということか。
でもここで五輪メダル獲ってしまうと人生狂っちゃうかなー。うーん。
私の感覚からすると、次の五輪でメダル獲らせてあげたい。次は27歳で今の大ちゃんと同じになっちゃうけど、トップに上がってきたのが遅いので、まだこれからが昇り調子だと思うんですよね。
元々、「俺様が一番!」ってタイプから最も遠い人で、「僕なんか…」とうつむいてモクモク頑張る人なので、今季の「キャラ変更」にはちょっと笑ってしまった(ごめん)。
それだけ今季に賭けていたんだね…。成長が嬉しくて、いつしか「頼もしい人」になってしまいましたが、3月の世界選手権では表彰台に乗って欲しいな。いや乗れると思う。

まっちー躍進のポイントはいくつかあって、最初は「海外修行」ではないでしょか。
コーチもこのころからリュウ氏になったのかな。環境を変えてから「あ、強くなったな」と思いました。「そこそこでいいや」から「強い選手になりたい」に変わった。
コーチとの相性もいい感じで、このあたりから「世界規準の町田を目指す」になってきた。
二つ目は、ランビエール先生のプログラムを滑るようになったこと。
ランビの「ドン・キホーテ」なんて「こんな難しい体力の要るプロを滑りこなせるわけないっしょー!」と呆れて見てたのですが、なんつうかランビエール・メソッドが体に浸透するようになって、明らかに「体の魅せ方」が変わりました。
それまでも、「踊り」の上手い選手だったし、音楽に対する感受性が抜群だった。ランビの指導で一気にスケールが大きくなり、強弱のつけ方、間の取り方が上手くなった。コツを掴んだ感じ。
昨季のSP「F・U・Y・A」は、ランビ制作の前衛プロでしたが、初出はとても面白かった。でも「キテレツ」というのは、何度も見ると「正常」になってしまう。シーズン後半はやや鈍いものになった感あり。
この頃のまっちーは、確変してきたものの、4回転が不安定で、とても跳べる気配が無かった…ましてやSPとFSで計3本なんて…夢のまた夢のように思えました。

でも。
今季はきましたねー。4回転の安定が最大のカギだったので、昨日も書いたけど「戦略をたてて実行する」がキッチリ出来たことは、本当に見事。
それと、「4回転を跳べるようになった秘訣は?」と聞かれて、一般人にもわかるように解説してましたが、「なんと理にかなっているのか」と感心しちゃいました。解説がきっちり出来て成功を重ねているということは、精神的に大きな拠り所になる。見てても、無理のない自然な飛び方だし「何本でもいけます!」感ありますよね。
4を安定させて、他のジャンプで取りこぼさない。スタミナをつけて…そしてプログラムは自分のこだわりを貫く。
五輪勝負のプログラムは「あーいかにもまっちーらしい~」美意識が貫かれ、SPもFSもEXも気持ちよく見惚れてしまう。ホール・パッケージとして素晴らしい。
多分、4回転を2本入れなくていいなら、「火の鳥」ももっともっと「芸術的に究めまくりたい!」と思ってるんじゃないかな。それも見てみたいですね。

怪我をせず、試合のペース配分を計算して、日本代表になるべくポイントを積み重ねていく。全ての符号が合い見事五輪で舞うことが出来た!
メダルはあと一歩だったけど、町田君の熱心なファンで、軌跡をつぶさに追って応援してきた人にとっては、感無量のシーズンだったことと思います。
やっぱりねー。長い長い間かけて地道に登ってきた人は、無条件で応援したくなっちゃうのよ。まっちーの演技構成点がこれだげ高くなるのに、どんだけ時間かかった思てんねん!(テーブルをバンバン叩く)泣けてきますよ。
あとはスケーティングを磨いて、スピードが欲しいところ。PCSでチャンを抜いて欲しいよ。それが出来る人だと思うから。

「男子、三日会わざれば刮目して見よ」
とは、フィギュアライター田村女史が、大ちゃんのGP初優勝の時に贈った言葉ですが、私にはまっちーの今季こそが、正に「刮目して見よ」でした★
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バトン★

2014-02-16 | ソチ五輪
スピードスケート男子5000mだったか解説の人が、「実績のある第一人者を若手が順位で上回っていくのは、その国の世代交代が上手く進んでいるということ」と語っていて、なるほどとうなずいてしまいました。
オランダがスピスケでメダル独占ですが、若手選手の育成に成功しているという証なのでしょう。
清水宏保氏が「加藤・長島は長年本当に良く頑張った。彼らを脅かすような若い選手や、才能のありそうな子はジュニアまで見渡してもいない。日本のスピードスケートは若手を育てていないので、男子は2人が引退したら衰退する一方だろう」と朝日のコラムで語っていて、 なんとも寂しい話ですが、今からでも巻き返しを図って欲しいものです。

日本男子フィギュアは上手くバトンリレーが出来て、本田君も大ちゃんも羽生君の五輪優勝を喜んでいることでしょう。
二人ともトップ選手として「俺が取りたかった」という気持ちは当然あるでしょうが、自分が切り開いてきた道を同国の後輩が引き継いでくれたら、積年の苦労も報われる。そんな気持ちもきっとあると思います。
本田君が先鞭をつけて、大ちゃんが受け継いで織田君、小塚君と続き、町田君、無良君、村上大介君と続き、羽生君が急激に伸びてきた。次には刑事君、昌麿君。上手くバトンは渡っていきそう。
フィギュア男子のテレビ放映や雑誌類が皆無だった時代から、今はDVDやCD、応援グッズまで販売され、会場はどんな大箱でも満杯になる。そんな時代が来るなんて、ヒトカケラも想像出来ませんでした(;^_^A
でも、素晴らしい時代を堪能出来て本当に楽しかった!
今の採点法にストレスを感じるので、もう私は熱心にフィギュアを見なくなるかもしれませんが、日本男子がここまで花盛りになる状況に出会えて、フィギュアファンとして本当に嬉しかったです。

なお、スケート連盟が、羽生君を金メダル候補筆頭として盛り立てていたことで、先駆者の大ちゃんが犠牲になった…と多くのファン仲間と同じく私も快くは思っていませんが、いつの時代でもどの競技でもどこの国でも、仕方ないことだとも思う。五輪王者ウルマノフですら、怪我で低迷が続いたら、後輩のクーリックやヤグ、プルに連盟もコーチも期待をシフトしていってたし(ミーシンもひどいよ)。
それに大ちゃんもある意味、言い方は悪いけど先輩の本田君やヤマト君を踏みつけて上に上がったのだから。
「俺を踏み越えて上に行け」「自分なんか目標にせず、世界のトップを見据えて欲しい」と、大ちゃんも以前言ってましたしね。
本田君の現役の最後が非常に悲しく、「連盟はひどい」と当時の私は思ってました。
あんな扱いだけは受けて欲しくなかったので、大ちゃんはまだ幸せだと思う。もちろんそれも、自分が築いてきた実績によるものだけど。

羽生君は4回転含めジャンプを自分の武器として磨きまくってきて、体が柔らかい部分でもジャッジアピールが上手い。
ここ一年位は試合巧者になって、「頭は冷静に。でも心は熱く」を体現出来ていると思う。それがパトリックを脅かす原動力になったのではないかな。
プログラム全体の大きな流れ・魅力とスケートレベルの高さで判定するというより、各エレメンツの加点積み重ねで稼ぐ…のが今のフィギュアの採点傾向。戦略をたててそれを実行出来る、というのは、アスリートとして真に強いのだと思う。
今後、デニス・テンやハンヤン、ブラウン、ファリス辺りがライバルになってきそうですが、私は日本の同世代の刑事君・龍樹君に、羽生君と競うレベルまで上がって欲しい。
そして、お兄さん格の小塚君、無良君、村上君にも、世界の頂上を目指して頑張って頂きたい★
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フィギュア男子が終わりました★

2014-02-16 | ソチ五輪
ソチ五輪男子を終えて…友達が二人泊まりに来てたので、なんとか乗り越えられました。一人だととても見る勇気ないよ(;^_^A

大ちゃんの顔が、16歳の世界ジュニアの頃と同じに見えたのは何故だろう。後で世界ジュニアのビデオ見返してみたら、本当に一緒だった!
ソナチネもビートルズも、大ちゃんの「無垢な表現者としての魂」が滲み出ていて、清らかで一切の濁りがなかった。だからそう感じたのかな。
多分もう、あの足の状態からすれば、「最後のオリンピックを“滑り切る!”」ことだけを考えていて、メダルを取るにはあと何点…というのは無意味だったのでしょう。
“滑り切った”喜びと安堵が、フリー後半と演技後インタビューの穏やかな笑顔に現れていて、なんとも幸せでまた泣けてくるのでした。
ビートルズ冒頭の、はるか彼方を見上げた瞳が、美しくて美しくて。今までのスケート人生を回想してるかのよう。
世界タイトルをとった時や五輪メダルをとった時も、勝って勝って勝ち続けていた時も、あのような顔はしていなかった。穏やかな、感謝の表情。
もう大ちゃんは苦しまなくていい。
解放されて、羽ばたいて欲しい。
ショートのソナチネが「人生の厳しさ」を象徴していて、フリーのビートルズは、自分に関わってくれた人達との日々と、心の交流。愛と喜び。
プログラムは2つとも、「大ちゃんそのもの」でした。
最後のオリンピックで、大ちゃんの美しいスケートからあふれるものを受け取ることが出来て、私も本当にホッとしました。
殺伐とした演技で終わったら悲しかったから。幸せに終わることが出来て、大ちゃんありがとう。

日本男子初の金メダルでしたが、自分が年をとったせいか(?)、ジュベール、アボット、ベルナー…引退する選手の懸命な好演技の方に、ずっと感動して泣きました。年長の選手達はやっぱり「点数稼ぎ」だけじゃない、「フィギュアで表現したいもの」を「核」として持っているから。長年かけて熟成した核というか。だから泣けてくるんだと思う。
パトリック・チャンはあれだけ無敵状態だったのに、羽生君がかけるプレッシャーに、精神が「揺れた」感じ。しっかりせんかい!と呆れながらも「パトリックも人の子」と微笑ましくなってしまった。

羽生選手のエレメンツの精度は確かに素晴らしい。昔のプルシェンコより高い。そしてやっぱり若いからパワーが増してきた!
けれど、演技構成点があれほど高いのはおかしいよ。パトリックや大ちゃんとほとんど変わらず、アボットやベルナーよりはるかに高いって有り得ないでしょ!!
ショートのアドバンテージとパトリックのミス多発で、優勝は納得するけれど、私は彼の滑るプログラムには何も感動が無い。
音楽を表現しよう!ではなく「勝ってやる!」しかないから、感動のしようがない。
これはプルシェンコやボイタノの滑りに感じた感情と一緒やわね。

とはいえスポーツなので、ジャッジが点を沢山与えた人が勝ち。
もどかしいな。大ちゃんの一番良い部分=スケーティングと音楽表現の巧みさが、今のジャッジの傾向では点数に大きく反映されないのだから。
もうこのステージを卒業して、大ちゃんには怪我を癒して、次のステージで輝いて欲しい。これ以上消耗しないで欲しい。
2月14日、ファンの多くはそう思ったんじゃないかな★
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大本命の選手が★

2014-02-13 | ソチ五輪
スノボ・ハーフパイプとスキー・ジャンプを行ったり来たりで忙しい夜中…から約一日が過ぎ、今度はノルディック複合で渡部選手が銀メダル!
あの1位のドイツの人と渡部選手は、「俺ら2人で協力して先いこーぜ」と試合前に打ち合わせ(?)してたらしいですが、まあいつも顔合わせてて仲良いのかな。
でも、もし渡部選手が「共謀」を破棄して、中盤で先に一人でガーッと行っちゃったら、レース後、めっちゃ仲悪くなるのかな…私なら裏切って先に行って、結局終盤でへばって抜き返されて泣いてそう(笑)。レースの「駆け引き」を見るのも面白いもんですね。

スノボの男の子、若い二人は見ていて清々しかった!
「若い」ということは、恐れるものが何もないんだろうか…いや水面下ではもんのすごい苦労をして練習してるんだろうけど、あの競技はとにかく「いかにカッコ良く」「クールに決めるか」が勝負みたいなので、男の子達はセンチメンタルな部分は微塵も見せないのでした。周りの大人は大騒ぎしてるのにね~。そのギャップが面白かった(笑)。
しかし、私も楽しみにしていたS・ホワイトがまさかの失敗でメダル無し!
ジャンプの沙羅ちゃんも4位に!
「大本命」と思われていた選手が、実力を発揮できず優勝出来ないという事実。
ホワイトは明らかに「日本の15歳」の存在がプレッシャーになってたようだし、高梨選手はここ数試合で一番良くないジャンプが来てしまった。
「五輪」という四年の一度のただ一日の、たった数秒、数分に、自分の能力の全てを注ぎ込んで、なおかつ「運」も必要。
すごいな~。
大ちゃんがバンクーバーの時に、「オリンピックだけは、“運”がないと獲れない」と言っていたけど、今回はそれを実感するなあ。

高梨沙羅ちゃん、でもファンです。負けることもあるさ!
怪我しないで、今後もジャンプを楽しんで欲しいな。
そしてS・ホワイトは今度、日本のお茶の間テレビでゴールデンタイムに滑ってください。あれは面白すぎます。もちろん日本の男の子も一緒にね!★
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500mと編み棒の問題★

2014-02-11 | ソチ五輪
これも最後まで見てしまったスピードスケート男子500m。
加藤選手・長島選手、残念ながらメダルは獲れなかったけど、5位と6位とは素晴らしい成績ではないでしょか。もっと讃えてください。二人が相当に悔しそうだったのが印象的でした。素人目には大きなミスはしてなかったと思うけど、最高の滑り!ではなかったのかなー。
やっぱり五輪連続でメダル獲るのは難しいんやな~と痛感した次第です。しかし、500mも5000mもオランダが表彰台独占してて、この種目では強いんでしょうねー。
そして今日の夜中には、私も大好きな女子ジャンプと、スノボ・ハーフパイプがあるのです。「寝てから見るか」「見てから寝るか」日本中の人が悩んでいると思う(笑)。
沙羅ちゃん、頑張れ!祈るわ!

この関西から高校生の角野君がスノーボード・スロープスタイルという種目に出ていて、見事8位入賞したのですが、おかげでスロープスタイルのルールにも詳しくなった(笑)。男子は迫力あるねー。すごいねー。なんたって巨大マトリョーシカに「ゴン」とスノボ板を当てるのが「高度なワザ」なんだから、面白い競技だ。
そのスロープスタイルの決勝、フィンランド(?)の選手のスタート地点で、画面に何やら「編み物をしている人」が映りました。
私、「え?え?え?」と目をこすりましたが、やっぱり編み棒と編地が半分くらい映ってる。なんですか、あれは!?競技中に編み物!?
…そして昨日の「ちちんぷいぷい」でそのナゾが解明されてました。
その選手のコーチが確かに編み物をしていたというのです。選手が非常にアガリ症というか「緊張しい」なので、「スタート前にリラックスさせて欲しい」という希望があり、それでコーチは編み物をしてリラックス…ということでした。
すごいなー。そんなことしてOKなんだねー。
フィギュアでも、演技前にフェンス際でコーチが編み物するのはどうだろう。モロゾフとかミーシンとかオーサーとか長久保先生とか、おっちゃんコーチも全員編み物。確かに緊張はほぐされると思う★
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プルシェンコ・デジャブ★フィギュア団体戦

2014-02-11 | ソチ五輪
フィギュア団体はオリンピックで初めて実施されましたが、今まで「国別対抗戦」で練習(?)してきたせいか、違和感なく楽しめました!選手は大変かもしれないけど…体操みたいに、団体戦だけに出る選手も認めたらいいのになあ。
プルシェンコが昔と何ら変わらないことに、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
四回転の跳び方も!
四回転の降り方も!
前半にジャンプ固め打ちも!
曲想無視も!
つぎはぎプログラムも!
お客さん煽りも!
…全く変わってない。私はこれを「プルシェンコ・デジャブ現象」と名付けたい。
地元ロシアに花を持たせて団体優勝はいいんですが、あのロシアコールの凄まじさには閉口するわ。日本で開催される時はあんなんじゃないもんね。他国にもスタオベするもんね。
それを除いたら、団体戦楽しいな。良い演技が多く見応えありました。日本チームもみんな頑張ってくれて、特に高橋&木原組とリード姉弟の頑張りにグッときてしまった。
まっちーのフリーも緊張しちゃった…でもちゃんと出来るのだ!さすがや、まっちー!
ゆづこと羽生君と、ロシア新鋭リプニツカヤは、「勢いに乗る若手」のオーラがあったな~。羽生君は「ロシアコールなんか関係ねえ!」って感じだし、リプニツカヤは完全に「我が道を行く」。
真央ちゃんはウォームアップで3Aが決まらなかったので、ちょっと心配してたのですが、リプニツカヤの直後の滑走だと嫌だよね。。。
でも、団体で絶好調より、修正して個人戦の方がいい。真央ちゃんあっこちゃん、ここからが楽しみ!★
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愛子選手にメダルを★

2014-02-09 | ソチ五輪
フィギュア団体から始まり、とうとう女子モーグル決勝まで見てしまった。眠い眠い\(~o~)/
ハナ・カーニーは予選で見て、「あ~やっぱり異次元に上手いな~」と思いきや、その後は余り良くなかったと思います。
決勝の出来だと明らかに上村愛子さんが「メダル!」と思ったのに、なぜですかあれは。。。
フィギュアで言えば、最終滑走のユナ・キム選手が3サルコウで転倒!…でもその他は大きなミス無し…という感じか。「女王点」ということでしょうか。でも、それだったら試合やる意味ないのでは!?
愛子選手のおかげでオリンピックのたびにモーグル熱心に見るようになり、だんだん採点傾向までわかるようになってしまいました。
愛子さんの滑りは端正で素晴らしい。派手じゃないのでアピールが弱いのかな。それと、彼女がバンクーバーの時に言っていた「W杯で一度も優勝せずに五輪メダルを取ることは有り得ない」…それが当てはまっているのかなあ。でも今回の滑りだったら銅メダル欲しかったわ。。。
優勝したあのカナダ三姉妹の末っ子さんは19才。さしづめリプニツカヤというところか。女王カーニーも三姉妹に追い上げられて、やや焦っている感がありました★
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開会式★玉ねぎ

2014-02-09 | ソチ五輪
気をとりなおして。。。
ソチオリンピック開会式が長過ぎるので、録画を何回にも分けて小刻みに見るしかない!
ああ、ロシアは美しい音楽がてんこ盛りでいいな。春の祭典も火の鳥もキタキタキターッて感じでした。
色彩もデザインも素晴らしい。あの「玉ねぎ」こそロシアおとぎ話のシンボル(*^_^*)
パッチワーク柄?っちゅうんですか?今回のメインデザインは色んな紋様が入ってて楽しい。今まで見た五輪で、デザインは一番好き!
ロシアは入場行進の時のユニフォームも気合入ってましたね~。おしゃれやわー。可愛いー。
日本はちょっと物足りないので、私なら、頭に赤いベレー帽でものせるな。丸いフォルムで日の丸を表現。そして胸に黄金の鳳凰(フェニックス)紋様でも刺繍してゴージャス感を。ドラゴンだとやや中国っぽいから鳳凰よ。
…ということでデザインの感想ばかりですが(笑)、楽しみな競技ばかり!★
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