上砂理佳のうぐいす日記

福屋広島駅前店6階グラフィックステーションに、先日大きな水彩画を送りました。どうぞ店頭でご覧ください!★

じゃぱんおーぷんなどなど

2007-04-29 | 06-07 コンペとショー

いよいよ「じゃぱん・おーぷん」!私は今年は当初からチケ獲っていません~。もちっと近場だったら…。うーん。ナマで見たかったけど放映期待してます。
ところで昨年のヤグは↑な感じで「仮面の男」を滑ってくれましたが、今年は一体何をやってくれるのでしょうか。私は「グラディエーター」希望。モロゾフ振付の出世作ですからね(とかいって「トスカ」だったりして…)。でも今のヤグにあのハードなモロゾフステップが踏めるであろうか。いや大丈夫。3Aにも挑戦するという噂ですが、ホンマかな。「世界一の3A」をまた拝めますように。

「プリンス~」も始まりました。ニュースでチラッと、武史君としーちゃん(+モロゾフ?)のコラボを見ましたよ。あれは武史君のいでたちと♪から考えて、ウエストサイド~なのだろーか。大ちゃんの赤シャツが懐かしいよ。しかし、武史+静香コンビはなムードとは程遠いねえ(笑)。
恩ちゃんのプロ初滑りは「Over the rainbow」ですか。表情が明るいー。ところでもうアブトは出ないのかしら。寂しいな。関大コンビは元気で滑ってるのかな。のぶりんはJOを間に挟んで大変な日程だ。

WFS28号が昨日届きました。まだパラパラとしか見てないけど、さすがに「御大」の底力。充実感アリです。
写真もね~ポスターはランビの「フラメンコ」でカッチョイイ。優勝のジュベではないのが不思議だけどいーのかな(ジョニーとジェフのポスター写真は微妙だ)。大ちゃんの中表紙が嬉しい。菅原さんに泣き顔撮られてるけど(笑)、象徴的な一枚だから良しとしょー。真央ちゃんが「バンザイ」してるとこ可愛い。
FLASHBACKは「今季のおさらい」って感じでしたが、これは「東京ワールド特集号」ですよね。トリノ特集号がイマイチ物足りなかったので不満でしたが、さすがに日本人メダルラッシュとくれば、WFSも力入るかな。
菅原さんの写真集発売記念トークショーの模様が載っていましたが、とてもジンとくるものがあります。ビットの「カルメン」今見てもなんとも美しい。
菅原さんの写真って、技術的にも勿論素晴しいんだけど、何より「フィギュアスケートが好き」な気持ちがヒシヒシ伝わってきます。選手と一体化しているかのような。
「撮影していて目頭が熱くなってしまうので、仕事にならない」というところが…なんともウルウルきてしまいますね。ググッと泣くのをこらえてシャッターを押すんでしょうね。
(…WFSに関しては、日々少しずつツッコミ入れて楽しもうかと)いや忙しいー。
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「バリ・ダカ」ならぬ「パリ・タ・カ」

2007-04-19 | 06-07 コンペとショー
 「おふらんすショー」良かったわっ。(^▽^)
なんつっても最大のツボは
“ダイスケ~ タッ・カッ・・・” 発音むずかしかったのか…。
「ダイスケ・タカアシ」「タケシ・オンダ」ときたら、やはり、
「タカイコ・コヅカ」「タカイト・ムラ」「ウミエ・スグリ」になるのだろうか。
そして、バレエジャンプの箇所のリプレイで、「アミルトン」と言っているよーに思うのは私だけでしょうか。バレエジャンプと言えばハミルトン。小柄でスピーディと言えばハミルトン。いや、それは私の思い込みか(思い込みです)。でもまあ、褒められてるのだろうか。観客反応もバッチシ。

GPおフランス大会はいつもEXもお洒落~だけど、照明がハンパでねえ。すごい。でもこのショーも豪華だなあ。オープニングからワクワク。
ジュベ、嬉しそう。「わーいわーい」って感じで可愛いよ。思えばワールド直前に大きな怪我がありながら、良く頑張りました。あと、やはりフランスはシングルだけでなくダンスやペア層も厚いからこういうショーの時は見応えありますわ。ゲストだけに頼らなくていいし。日本のショーも「これから」だなあ~、と唸らされます。
こ~んな豪華なショーに呼んでもらって、良かったね…ううう(泣く)。ジュベールと「おともだち」なのか否かは知らんけどさ。「フランス良い国」として、思い出を更新出来て良かったね。
来年はあるのだろうか。あ、でもGPFがまたここ、おふらんすだから、ぜひEX出られるようにして下さい~。

*Stars Sur Glace動画はYoutubeにあがってますね。
Youtubeに関しては今まで「違法かな~」と思って、私はおおっぴらな表記は避けてきました。が、先頃、英国BBC放送とも提携しましたよね。ニュースはこちら。
こういう流れや世界的情勢から、これはもう「公共のメディア」として認められたんかいな、という判断を取りました。でもあんまり動画の話ばっかはしないつもりです。そしてリンクも貼りません。エスカレートすると必ずや荒れると思うので。
コメント欄でも、リンクを直に貼るのと、「○○動画ってどう探せばいいんですか?」という質問は遠慮して下さるよう、宜しくお願いしますね。
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拍手鳴りやまず★11

2007-04-05 | 06-07 コンペとショー
 ジェフが総合「6」とスクリーンに出て、溜息がもれる会場。SPの貯金を生かせなかった…FSを手堅くまとめたらメダルはいけるかも…という私の予想は外れました。迫真のFSを見せたランビエールが銅メダル死守。大ちゃんは銀をキープ。
FSが始まる時に私は大ちゃんに「ここに、もう一度戻って来い!このリンクにね!」と強く願っていましたが、その通りになりました。表彰台に乗る事がこれ程までに難しいとは。ですから、その重みが「ズシーン」と来ました。

一番高いところに上がったジュベールはちょっと泣いていた~。貰い泣きしてしまった。そうそう、表彰式の前にインタビューがあったんだっけ。最後に「お母さん、ありがとう」って言ってるのがまた泣けました。
ジュベールはもう「精神戦」でクタクタな感じでしたが、「4回転を2度跳ばなかったのは何故?」と突っ込まれてるのは、なんだか可哀相。大ちゃんは表彰台でニッコニコ。全身で嬉しそう。ランビは「まっ、いいか~」でもちょっと悔しげ。
国旗が揚がると「ああ、“君が代”じゃなくて“ラ・マルセイエーズ”なんだなあ」と悟って、少しだけ悔しかった(笑)。でも、口ずさんでいるジュベのアップが映し出されると、とても感慨深かったです。

ジュベールは、丁度ソルトレイク五輪の翌シーズン、開幕戦のスケアメで華やかに優勝して(ヤグディンが棄権したとはいうものの)一躍トップグループの仲間入りを果たしたのですが、その時18歳だっだからたいしたモンです。そこから丸5年かかり「酸いも甘いも噛み分けて」掴んだ金メダル。涙の意味が解るわ。
もともと「プルシェンコに最も近い男」がジュベだったのに、後続のランビエールに追い抜かれて2連覇されてしまう形となり、「もう、今年勝たなかったら駄目だよ、ジュベ」と皆、思っていたと思うんですが(私だけ?)。
ランビエールが素晴しいのは解るけど、今回勝ったら3連覇ですよ。3回ワールド・チャンピオンになるって、プルさんとタイ記録ですよ。ストイコとタイですよ!そこまで偉大な選手かなあ~~~!?ランビがあ~~~!?…というのも正直なところ。だからジュベールは今年は「勝たなくては」ならなかった。
しかし、地元のチャンスを考慮したら、ここまで力を上げてきた大ちゃんに勝たせてあげたい…。人情として「勝たせてあげたい人」が二人いるので困りました(笑)。私の事前予測は混沌としてましたが。

でも、結果的には「東京ワールドに向けて、万難を排して調整してきた人」が金、銀を獲ったな、と思いました。
ランビは調整がどうなることかと思ったけれど、「王者の底力」は見せつけた感じ。あの最悪のSPからでもメダルまで漕ぎつける所がスゴイ。なんて魅力的な人なんだろー。私の友達(フィギュアに詳しくはない一般人)にもダントツ人気です。大学に戻るんでしょうか。学業と両立かな。
大ちゃんが銀メダルで残念…SP良かったら優勝出来たのに…せっかく地元のチャンスだったのに…という話も聞きましたが、私は「銀で良かったなあ」と思いました。正直言ってまだ1位の実力じゃないと思うし。
ここで勢いで金メダル獲ってしまったら、きっとモチベーションが下がってしまう。2位でますますやる気が出たのではなかろうか。しかもジャッジが高く評価した、ということで以前より遥かに自信がついて。
だから「開催国選手としての責務は果たし、精神面での自分の課題もクリアし、同時に次への展望も開けてくる」…という、最高の着地だと思いました。

ISUの男子FSの得点表、一番上に名前があるのがもう感無量。
忘れもしない04年エリック杯のFS、GP大会の男子シングル史上最低点…だったっけ。あそこからここに辿り着く人も珍しいというか、有り得んというか。世界ランクよりもフリー1位とった事の方が嬉しかった(佐野さんもFS1位だったんだなー)。
でもペアのシェン&ツァオ組も、ワールド最下位からスタートして、遂にチャンピオンまで登り詰めたのよね。たしか。「人間の可能性」ってスゴイ。そう思わざるを得ない。

3月22日、歓声の中をウィニングランしていく3人を見ていたら、「夢やろか~夢ちゃうよね~夢ちゃうよね~」と、視界がボヤけました。5年間、ホソボソと見守ってきて「報われた~」と心底思いました。
大ちゃんと同じ時期から見守ってきたジョニー、来年は微笑んでいますように。

(このあと“徒然なるままに”他の選手の事やら、こぼれネタ書く予定です。)
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拍手鳴りやまず★10

2007-04-04 | 06-07 コンペとショー
 あの大ちゃんの演技の直後で滑ること…そして背中の怪我からの復帰、素晴しかったカナダ国内選のフリー。そして何故か蘇るのは、長野ワールドのSPとか…トリノの「サムソン&デリラ」とか。
いろいろな要素がぐるぐる頭の中を回るのですが、あれは何故だったんだろう。最終滑走のジェフは凛々しく「よし!」と気合をいれているかのようでした。
日本にファンも多く人気者のジェフ。お隣のK嬢と共に私もジェフバナーを振ります。またまた大歓声がジェフを後押しします。

ここで私の胸中として「ジェフに対する思い」はどうだったのでしょうか。
私の中のジェフは「もう既にメダルを獲った人」なのです。
あのカート・ブラウニングでも獲れなかった「カナダ人としての五輪のメダル」を獲った!(カートが五輪惨敗した時の私の悲惨な記憶は…書き出すとキリないので止めますが、相当なものでした)
そして世界選手権でも既にメダルを獲っている…だからジェフはもう「ステージに上がった人」なのです。決してスーパースタータイプでは無い、地味とも言える選手のジェフが、コツコツコツコツ積み上げて積み上げて、いつの間にか、誰も真似出来ない独自のステージに行ってしまった。そんな境地なので、「順位云々」「勝負云々」はもう余り考えていなかったのでした。ただ「良い演技」を見せて欲しいという。満足して終わって欲しいという。それだけ。
しかしこの世界選手権という大舞台で、「戦うジェフ」を目の当たりにしてしまったら、「ああ、やっぱり彼は勝ちに来たのだ」ということがヒシヒシと解るのでした。その「意志の強さ」とでもいうものに、ちょっとたじろいでしまった。ジェフってこんなに強い人だったっけ?でもあのSPの集中力は凄かったですから。

朝の練習では4回転、3アクセル…ともに五分五分の確率という感じで、本番では跳ぶのか否か、最後まで予測不可能でした。ジェフがパーフェクトならば、PCSの高さとSPの貯金で大ちゃんを抜くかな?とも思えましたが、これほど予測が難しい人はない…。
最初の3ループは難なく成功。次が4回転なんですが、踏み切った瞬間「あーっ」と思ったら転倒。すかさず「頑張れ」拍手を叩く。
3アクセルはやはり背中の痛みだったのか、練習と同じ感じで右肩が下がっていたので、こちらも「あああー」と。その後、リズムが崩れたのか、ジェフ本来のスピンや軽やかな動きは出せていなかったように思います。何より、イナバウアーの途中でバランスを崩しかけたのがちょっとショック。
朝の練習では本当に美しく、イナバウアー、スパイラル、スピンと、「魅せ」まくっていたのよね。大抵の人がジャンプばかり練習しているのに、ジェフだけ美しく踊っていた。ジャッジも注目して見ていました。ああいうアピールも大事なのかな~と、一人で感心していましたが。
「アララトの女神」の映画の内容は知らないのですが、不思議な中近東っぽいムードが漂う、かなり難しいプロですよね。音を外したら意味がなくなってしまうような。あの中でジャンプ…4回転やアクセルを跳んでいくのは、やはり大変な事なんだろうなあ、と。ジュベールのFSを見た後でこれを見たら、「これが同じフィギュア?」と不思議に思ってしまう。
最後の方で、キャメルスピンでテンポが速くなる所が好き。最後の終わり方も。
ただ、帰ってきて地元の友人が言うには「あのプログラムは芸術的過ぎて、一般の人にはウケないのでは?」ということでした。「クロウト向きよ」とも。そうかなー。カナダナショナルは湧いていたし、本当に素晴しかったのよ。動画だけど。
残念ながら、今日のジェフのFSはあの時のテンションではありませんでした。がっくりと肩を落とすというか、納得いかない様子が上から見てても解る。それを見ているのもつらかったりするのですが、お隣のK嬢も悄然としていたと思う。
やはりTESは伸びませんでしたが、仕方ない。「ジェフ、頑張ったよ」と言うしかない。
私的には、プログラムをナマで見られた事はとても嬉しかった。そして、ジャンプやエレメンツがイマイチ決まらないことによって、逆にジェフの「スケート」の質の高さだけが、クッキリとリンク上に残されたという。皮肉にもそんな印象でした。きっと朝の練習でとても耽溺していて、その影響が大きいのかもしれません。

今の採点システムでは、ジャンプを失敗なく跳ぶ人が有利になるので、ジェフが今後どういう対策を?たてて進んでいくのか、興味があるし、なんとかして欲しいとも思いました。やっぱりこういうタイプのスケーターが上位にいつもいないと、フィギュアファンとして悲しくなるものね。
最終滑走だけに盛り上がりたかったのですが、悲しげなジェフを見ていると胸が詰まる。今季は直接対決をしてなかっただけに、大ちゃんと、どちらもパーフェクト!な出来だったらば、どういう採点がなされるのだろう…という興味も勿論ありましたから。
でも、あのSPの名演をナマで見られただけでも、有り難いと思わなくてはいけないのかなあ。うーん。複雑。とても。
ジェフ、めげないでまたJAPANに来てね…(やっぱり埼玉にいこかしらん)。

(★ああ…ジェフのレポ、かなりテンション低いですね。私。ジェフファンの方、すみません。4回転と3アクセルで転倒した時点で、もう私の緊張は切れてしまったのです。「鑑賞」モードに入ってしまった。もちろん「頑張れ!」と声援を送ってはいましたが、メダル争いからは脱落…と悟ったので、中盤でもう戦闘モードは終了してしまっていたのでした。)
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拍手鳴りやまず★9

2007-04-02 | 06-07 コンペとショー
 「DAISUKE TAKAHASHI」の名がコールされて、会場またまた「ウォーッ!」と大歓声。
私も懸命にバナー(ボロですが)を振って叫びます。
出ていく大ちゃんは「行くぞ!」というイメージでした。昨日のSPの「なんとなくフワァ~」とポジションについた様子とは違ってみえました。
もう、やるしかありません。
私の悲愴な決意とは裏腹に、オルゴールが、♪♪♪…と、のどかに流れ出すという。この不思議なギャップ。

最初のストロークはスケートが良く滑ってる。大丈夫!大丈夫だ!
4回転は、跳んだ瞬間「いける!」と思ったのですが(要するに練習通りだと思った)、回転の最後の方でやや軸が傾いたので「!」と思った瞬間、片手をついていました。「キャー」とも「ワー」ともつかぬ悲鳴が上がりましたが、すかさず「頑張れ!」拍手。
この時の私の感触は「助かった~」でした。ただひたすらに「助かった」。
転倒でなくて良かった…基礎点9点から-1で8点。よしよし。あれほど緊張してた癖に、結構私は頭は冷静だったりするんです(笑)。いえ、上から見てても、踏み切り+高さ+回転は充分だったから、大きなマイナスイメージは無かったの。
次のアクセルが問題だ…ところがこれがサイッコーに美しく決まって、大きな拍手。そのお陰で、すぐ次のスローパートの美しい部分が、クッキリ鮮やかな輪郭を描いて迫ってきました。私がジャッジ側だったせいもあるけど、今までの「オペラ座」で、一番美しく感じたというか。元々、あの“抱きしめる”振付が大のお気に入りだったので、なんとも言えぬ幸福感に満たされるのでした。
2個目の3アクセルも美しく成功。みんなここで「ホッとひと息」モードになったんではないでしょうか(笑)。序盤のミスの印象を払拭するアクセル2連発が、結果的にTESにかなり貢献したと見ました。美しかったよ~。
サーキュラーはちょっと切れ味が無かったような…大ちゃん、この時点でもう疲れてたんだね…(インタビューより)。やっぱり「緊張すると、いつもより早く疲労のピークが来る」という、荒川発言はホンマやったんやー。
スピンはNHK杯よりはずっと良くなっていたけど、ややトラベリング気味の箇所もあり。これも緊張から来るものか(スピンはユニバFSが一番OKと思いますが)。もう全てのエレメンツに「頑張れ頑張れ!」と念を送る。ランビやジュベは私が押さなくても勝手に動いてくれるんだけど、大ちゃんはもう永年の癖で「私が念力で動かしちゃる!」状態になるのでした(笑)。
あっというまに後半の「5連発」に突入!
お客さんも良くPGを解ってる人が多いので、「ジャンプ・カウントダウン」を、固唾を呑んで見守ります。特に3ループ前の緊張は、場内、気持ちは一致していたでしょう(笑)。しかし、今日はループのランディングもOK。大ちゃんは、焦らず慎重に、一つ一つを跳んでいたようでした。

ジャンプが決まる度に高まる拍手の音。
ラストに向けて気持ちがだんだんと高揚していきます。
「滑り」と「踊り」が一致した、流れのある超自然体ストローク。その中で高いジャンプを跳んでいく!
「The point of no return~」の、切なくも美しい旋律に乗りながら、大ちゃんはまさしく「戦って」いるのでした。
大会直前の「一緒に戦って下さい」というシンプルなメッセージが、私の頭の中をずっと駆け巡ります。「わかったよ!戦うよ!」同じことを思っていた人も多かったのではないでしょうか。
「オペラ座の怪人」のファントムの葛藤と、大ちゃん自身のこれまでの長い長い葛藤が、二つの影のように重なり、「なんとかして助けなくてはならない!」と思わせられるのでした。これまで積み上げてきた事の全てが、このフリーの4分半に詰まっているのでした。
3サルコゥも無事着氷!大きな歓声で「待ってました」なストレートラインステップへ。
あの時の観衆の「ウォーッ!!」はね。
ヨソ様ブログで色々な表現がなされていますが、本当に本当に凄かったです。
TVでは残念乍ら全ては伝わっていない。あれの何倍も何倍もすさまじかった。
月並みだけど、まさしく「地鳴り」「嵐」のような大歓声で、私も便乗して(笑)「大ちゃん、頑張れー!」と叫びまくりました。
大ちゃんは「もう、一滴も力が残ってねえー!死ぬー!」と叫んでいるかのようでしたが、「あと少しや!やるしかないやろ!」と、とにかくその背中を押す押す。会場のお客さんが一体となって、大ちゃんを表彰台へと押し上げているのでした。「上がれ!行け!」と。
あれほどの大歓声を受けたら、もう死んでも滑りきるしかなかろ。点数や順位もブッ飛んだ境地があそこにはあって、東京体育館に巨大な「頑張れ!!!」の念が充満しているかのようでした。

演技後、満場のスタンディング・オベーション。騒然とした中を花束が飛び交ってるんだけど、よく覚えていません。気がついたら、スクリーンの中で大ちゃんが泣いている。驚きました。皆も驚いている。まだ騒然としている。
演技後、泣いているのは初めて見たよ…今まで良い時も悪い時も涙は見せなかった。その瞬間、この世界選手権にどれ程の思いがあって「この瞬間」に賭けてきたのか、誰に解説されなくとも解りました。「あー。凄まじくプレッシャーかかってたんだなー。重くて重くて死にそうだったんだなあ。」と。
思えば丁度一年前の大阪のシンポジウムで「バンクーバーで金メダルを狙っていますが、その前にまず、1年後の東京でメダルを獲ります。」と発言していて、「大ちゃん~。威勢がいいのはOKだけど、余り自分で自分にプレッシャーかけ過ぎちゃ駄目だよー」と思ったものです。
その後もずっと「メダルを獲ります」発言は続き、頼もしいやら不安やらで私も混沌としていましたが、きっと、「強情でも」公の場所で自分を鼓舞し続けなければ、あっという間に崩れ落ちてしまう。そんなモロさが、ずっとずっと大ちゃんにはあるのでした。
だから、「終わった。やり遂げた。」その安堵で「素」の部分に戻ったのだろうと思いました。あれはやはり、胸が締め付けられる光景でしたよね。
やっぱりこの人は「強い人」などではなくて、「強くなろうと頑張っている人」なのでした。その辺の「普通に弱い人」の部分が、私を一番ヒリヒリさせるんだろうな。

騒然とした会場の空気はまだまだ収まらず。
正直、どういうジャッジが下されるのか未知数でしたが、私はもう「これだけやったら順位はどーでもいい!」という境地に至っていました。NHK杯の時と同じ。大ちゃんに関しては「未知数」が多すぎる。
高いTESが出て場内はまた「おおーっ!」と大拍手。これ、帰って録画見たら、西岡アナは「80点台に乗るかどうか!?」と言ってるんですね。TVではミスに焦点が当っている感じになっているのでちょっと驚きました。80点は乗るよ、そりゃ。4回転以外のジャンプは今日は全てスムースだったもの。
PCSも「双璧の王者」と遜色なし。総合点でランビを上回り「2」と出た時に、「表彰台決定!」を、みんな悟り、またまた歓声と拍手が鳴りやまず。
私はスクリーンの順位を見つめていたので、モロゾフ、歌子ママと「三位一体」状態で抱き合っているのはその時は解りませんでした。あれは泣けました。やっぱり「背中に王冠」ジャケットを着てたんだね。モロゾフ。

なんだか、夢を見ているような酔っぱらっているような。
熱気と歓声が場内に充満していて、その余韻でおかしくなってしまいそうでした。
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拍手鳴りやまず★8

2007-04-01 | 06-07 コンペとショー
 ランビの「名演」で騒然となっている会場。いよいよ出たっ!
もう一人の「皇帝」ジュベールです。会場の人気度は…やっぱランビに軍配かなあ(?)でもフランス国旗も勿論揺れていますよ。「ジュベー!」とは言えないし「ブライアーン!」ってのも恥ずかしくって(笑)、私は叫びませんでした(^^;)。しかし遠目で見ても「オトコマエ」ジュベール。
この大プレッシャーの中、ホンマに金メダル取れるんやろか。彼は豪胆に見えますがけっこう「ここぞ!」で引いてしまう所があるのです。
一昨年のワールドでもそうでしたね。絶対王者プルさんがFSの前に棄権して、男子最終グループは蜂の巣をつついたような騒ぎになった。「新しい王者は誰だ!?」皆にチャンスが回ってきました。
ジュベは優勝候補筆頭「王手!」の状態だったのに、FS最初の4回転を3回転トゥにしてしまい、その後も気が動転したのかズルズルとミス連発で、表彰台すらかないませんでした。トリノ五輪もそのパターンになってしまい、「案外、この人は気が優しすぎるのかな~」と思わせられるものがありました。
もう、ここで優勝しなかったら永久に「ノミの心臓」と言われてしまうよ~。
「男」を見せろ!ジュベ!

冒頭の4回転は見事に決まったー!しかし、4-3あるいは4-2のコンボにしなかったので、「あれ?ジュベール、引いてる?」と瞬時に疑問渦巻く私。ここを単独にしてしまったら、中盤のクワドをコンボにしないといけないから、体力苦しいよ~どうするの?と(そこまで心配してあげる私って…)。
練習では失敗もあった3Aは慎重に。そして苦手の3ループが早々に成功したことで、快調に飛ばすジュベ。今日は、振付指導をしてくれた元世界王者のカート・ブラウニングも、アメリカ実況席に来ていますが、どんな思いで彼を見ていたのでしょうか。
スローパートでさあ、いよいよ2個目の4回転!固唾を呑んで見守る観客。
助走は明らかに「4回転やるよっ!」だったのに(だって長かったもん)、空中で瞬時に判断したのか、体を緩めて3回転。でもコンボでつけた3Tは高く綺麗でした。
一瞬、場内は「?」な空気感もありましたが、3Tとはいえ綺麗な成功ジャンプだったので「負のムード」にはならなかった。最初からクワド1回の予定だったのか演技中に変更したのか、疲れたのか、真相はジュベの胸の内だけよ…。
私には「4回転にするか3回転にするか」跳ぶ直前まで判断を迷っていたように見えました。「ああ、ジュベールも重圧と戦ってる~。必死なんだ~。」と、じじんとくるものが。マスコミ的には「安全運転」と書かれてしまったけど、とてもそうは思えなかった。
その後は危なげなくエレメンツを決めて、ストレートラインステップの前あたりは「オレ様の勝利だぜっ!」なアピールも観衆に見せました。いや、TVカメラに向かってかな(笑)。

大きな温かい拍手でしたが、ランビほどの狂乱状態にはならなかったかなあ。張り詰めていた会場も「ひとまずホッ」という感じか。
終わったあとかなり長い間、ガッツポーズも見せず。息を整えてリンクに立っていた。その姿を見て「ああ、ジュベールもギリギリだったんだね。極限だったんだね。」とホロリときてしまいました。
「やった!」演技の時は、ガッツポーズをしまくるのがジュベなんですが、氷にキス♪もせず雄叫びも上げない。「ただただ疲れた」「無事にやり終えた」…そんな安堵感を噛み締めてるかのようでした。やや放心状態にも見えましたが。
4回転1個で優勝出来るかな…3Tをせめてルッツに変更してくれれば…アクセルも1個だしね…またまた「微妙」感いっぱいの私。ジュベは「4回転2個」を跳ばないと、芸術面でランビエールには及ばないし、大ちゃんのPBに届くかな…でもSPの貯金がデカイしね…ノーミスだしね…。
ジュベールの点が出るまで、また固唾を呑む会場。シーンとしてましたが、総合で大台の240点に乗せ「1」と出た。ランビ、この時点で3連覇ならず!
1位に躍り出たジュベに「おーっ!」と大拍手です。「責務を果たした人」には皆、あたたかい。重圧と戦うジュベには私もシビれました。よくやったよくやった。
ランビファンはちょっと(かなり?)無念だったのかなあ…どうなんでしょう。

2大王者の好演と高得点が続き、ますます盛り上がる会場。
ランビが233点、ジュベが240点。大ちゃんのPBなら越せる筈…と頭の中で計算してしまうのですが、PBはあくまでPB。この場は全然GP大会と違うよー。別世界ではないかー。
会場に行く前はそんな事、考えもしなかった…これほどの張り詰めた空気、重圧感。まるで半透明のベールがずわーんとリンクを覆ってるかのような。そこを突き破った人だけが、晴れて表彰台に上るのだ。
年齢的には若いとはいえ、「ベテラン」「スター」オーラを発散させる二人を直前に見てしまったら、「大ちゃんはやっぱ新人サンやんか…この中でメダル取れなんて…有り得ないのかも…いやでも…」と大混乱をきたす私。
まさに「発狂寸前」。
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拍手鳴りやまず★7

2007-04-01 | 06-07 コンペとショー
 さて、ステファン・ランビエール。
王者の登場で、場内大歓声です。一気に上がるボルテージ!
スイス国旗が揺れる揺れる。ここはスイスかっ!っちゅうくらい。大歓声の中、私の隣のブロックのお嬢さんが、立ち上がってカウベルを鳴らす。正直うるさいんだけど、いいです、もう。祭りや!ここは年に一度の祭りや!しかし、日本でも愛されてるなあ~。ランビー。
「新鮮大作戦」は功を奏して、この新しいPG「フラメンコ」はのっけから素晴しいテンションでした。冒頭の色っぽい踊りでグイグイッと引き込む(牛の角?みたいな振りは…あれは何?)。
3アクセル!どうにか降りた!どわーっ!と湧くお客さん。練習では五分五分でしたからね。これを降りるともうノッてくるんだ~。
4+3+2は、4回転の着氷でやや前のめりになり、すかさず3回転を2回転に変更。しかし「強い!」ジャンプです。またまた大歓声。
その後も危なげなくトリプルを決め、美しくも力強い踊りで魅了するランビ。やっぱり強弱のメリハリのつけ方は、ランビエールが一番だと思いました。もともとそういう「ダンス」の才能があるのかな。
「音を身体で表現する」というよりも、「情熱が体を突き動かす」そんな感じ。また初めて見るプログラムだから(私はね)、新鮮で目も覚める思いでした。
2度目の4回転が中盤のハイライトなんだけど、やや疲れが出たのか両手つきのステップアウト。すかさず「めげるな!頑張れ!」と、励ましの拍手です。お客さんを完全に味方につけちゃうランビ。
ダメダメな時もあるけど、炸裂!してる時のランビは、強力な磁場を発生させています。見る者をギュイーンと取り込んでしまう。
最後の3+2のコンボ、3回転が2回転になってしまったら、すかさず後ろのジャンプを3回転に変更するあたりが「強い!」(3Tは中途半端になってしまったものの)ああいう強さが、ギリギリの時の勝負の分かれ目なのかな。
踊る踊るステップのあとのシメは高速スピン。グワーッと竜巻の如く。あのラストは、お客さんの歓声で音楽が聞こえない程でした。
うわ~。すごい~~~~~~~。あっぱれランビエール。はー。
大ちゃんのライバルではあるものの、迷わずスタオベする私。「ステファ~ン!」なんて初めて叫んでしまった(笑)。
大成功を収めたフラメンコ・プロですが、私的には「金メダルはちょっと…微妙」でした。直前に滑ったジョニーが、余りにも美しい流れのあるスケーティングだったので、ランビエールの滑りがやや「走って」いるように見えてしまった。
以前にもナマで見て「あれ~ランビは意外とスピードが無い~」と驚いたのですが、いつも大ちゃんやジョニーといった「良く滑るスケートの人」ばかり見ているので、こうして一緒のグループで滑ると違いが一目瞭然。実に不思議な感覚ではありました。そして、後半が特に滑り込みが…あと1ヶ月ぐらい滑り込んでいたら、もっともっと密度が上がったようにも感じました。
総合233点台が出て、この時点で当然の1位。またまた大歓声。
でも240点はないと苦しいよね…メダルはいけても、優勝はちょっと無理では…微妙…。素晴しかったけど「微妙」。
ジュベール、大ちゃん、ジェフのFSがまったく読めないので、さあ混沌としてきました。
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拍手鳴りやまず★6

2007-03-31 | 06-07 コンペとショー
 「カルメン」なライサチェクですが、冒頭の踊りがやや固めに思えました。あれれ…と思う間もまく4回転。でもスピードあり。オーバーターンが入っていたので、「んー。シークエンス扱いか?」と思いましたが、やはり緊張から来るものか。
アクセルが彼は苦手なのですが、踏み切りが問題なんだろーか。でも踏ん張って降りました。大きな拍手。ところが次の3ループが2回転になってしまい、微妙な空気に。アクセルのコンボも成功したとはいえ、やはりオーバーターン入り。
大技のジャンプに力が入り過ぎている~。
このPGはどんどんどんどん、炎の如く燃えていかねばならないのですが、ジャンプに象徴される様に、何か歯車が噛み合わないものを感じました。最後のステップもやや迫力を欠く。でも会場は大きな拍手。アメリカ応援団、大歓声。
1番滑走の重圧を乗り越え、まとめ上げたエバンですが、やっぱり「SPで大きなミスをして第三グループに後退。FSで“火事場パワー炸裂”!」という、いつもの立場とは違いました…全米で「パーフェクト!」をやってのけて、もしかしてFSにもう1個、4回転を入れてくるのでは?と予想していたのですが。
ワールド直前の四大陸でも好調を維持していたので、俄然「銅メダル候補」でなく「優勝候補」として注目を浴びた事で、相当なプレッシャーになっていたのかなあ。
キャロルコーチは点を見てシブイ表情をしていましたが、私はこれは来季につながるFSだなーと実感していました。
SPで4回転を入れてくる勇気があるエバンなら、来季は来るよ。もう。
長い手足(特に足)をさばくのが大変そうでしたが、プログラムに恵まれたら、充分チャンピオンの可能性はあるなあ~と思いました。しかし、世界Jrの頃の「可愛いエバン」の方がやっぱり好きだなあ、私(笑)。

 ライサが完璧な演技ではなかった…点も伸び悩んで金メダル争いからは脱落。ということで、次のジョニーには精神的に楽になった…かな。全米の再現だけは嫌だったので、ライサには悪いけど、私は正直なところ少し安堵しました。
「ジョニー、いつも通りよ!いつも通り!余計な事を考えないのよ!」と、ひたすら「ジャンプ全て降りろ~」の念を送る。2番滑走というのは、いいポジションなんですよね。
大歓声というか、異常な程の日本でのジョニー人気。ジャッジ側は特にジョニーバナーがずらり勢揃い。同行のT嬢も自家製バナーをフェンスにくくりつけて「念」を送る。皆の期待が、リンク上のジョニーの細い体に一心に注がれます。
「ナザレの子」の冒頭の踊りが特に好きだな~。耽溺してる間に、お約束の3A+3T。見事な成功で大歓声。ここまではいいのよ…次が4Tよ。
助走もOKだし「跳べる!」と思ったんですが、瞬時に体をゆるめて降りてきてしまったので、明らかに3回転トゥ。少し「残念」な空気になりました。でもまだまだ!こっから!
順調だったのですが、ターンで入る難しい3ループ。踏み切りは悪くなかったのになあ~。ほんの一瞬の気の迷いなのか2回転に。こうなるとジョニーの悪い時のパターンになってしまう。心配していた2個目の3アクセルも、思い切りが足りなかったのかパンク。場内「あああー」とタメ息が。
しかし、いつもだとこの後のジャンプを全てダブッたりしてしまうのですが、今日は3回転きっちり。最後までPGは手を抜かなかった。ステップも体力が要る難しいものだけど踏ん張る。私は「ああ、初めてこのプロの(一応の)完成形を見たなあ~」と、感慨深いものがりました。
リンクから去る時、ジャッジ反対側のお客さんに何度も手を振るジョニー。自分のバナーを見つめていたのでしょうか。「また来るよー」という意味だったのか。私はちょっと泣いてしまいました。
ジャンプはミスしてしまったけど、今季では一番良いFSだった。そして、何より私は「世界選手権で戦うジョニー」を初ナマ観戦して、やっぱり感動しているのでした。やや上から俯瞰で見ているせいか、ジョニーはその「軌跡」が美しいのです。流れるように滑っていくスケート。氷を削る音も最小限しかしない。どこを切り取っても美しいポジション。
私が最初に02年四大陸で見た「ひゃー。なんて美しいんだろ!この子の滑りは!」という感慨が、脳裏に蘇ってくるのでした。キス&クラでやや気落ちしているジョニーに、17歳の「おぼこい」男の子がダブる。あれから歳月が経ったけど、やはりジョニーの滑りは美しくてたまらないのだわ…と。短い時間にボーッとそんな事を考えていました。
TESが伸びず、PCSも抑えられ気味。会場はやや落胆ムードでしたが、みんな「ジョニーの味方」なので(^^;)、最後には温かい拍手で終わりました。
結果的にはここでメダル争いからは脱落したワケですが、SP3位の大ちゃんと4位のジョニーは持ち点の差が殆ど無く、技術的に互角としたら、あとはもう気力の勝負だったのかも。
4回転は練習では綺麗に入っているけれど、「ここ一番」で成功出来なかったのは残念です。挑んで回ってミス、ならわかるけど。でもシーズン初めの出遅れから考慮したら、ここまでよく上げてきたなあ、と、私的には拍手でした。

競技的には敗北でしたが、私には、何度も書くように、
「ジョニーの滑りはなんて美しいんだろ」
という「再認識」の方が強く強く残りました。滑りそのものが悪かったら、もっとショックで立ち直れなかったと思う。
最後まで滑りきった事で「次につながるワールドになったよ」とも感じました。
「次につなげる」か否かは、ジョニー本人の決意と取組み次第なんですが、まずは休んでから(ツアーがあるかあ)、満を持して再スタートして欲しいな。
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拍手鳴りやまず★5

2007-03-31 | 06-07 コンペとショー
世界選手権レポ、いつまでやるねん、と言われそうですが(笑)書いてしまわないと私の人生も先に進まないのよ。これを書き上げて、さあ!新たなる出発だ!といきたいのです。

トーマス君、大フィーバー!の余韻覚めやらぬ会場。彼は上位陣に猛プレッシャーをかけた事になります。みな、リンクサイドで見ていたでしょうからね。
優勝のかかっていない第三グループの選手が、ノンプレッシャー状態ですんばらしい演技をやってのけて大逆転!というのはままあるパターン。ライサなんかはいつもそうですが。
さて、いよいよ最終グループのウォームアップ。
ジュベとランビが、リンクサイドではやはり「王様の双璧」です。
もうガッチリと壁を作って、他の選手が先にリンクに出るのを許さない!そんな威圧感すらありました。ライサ、ジョニー、ジェフは少し後方で。
昨日のSPでは「埋もれていた」大ちゃんですが、今日は「王様」たちのやや横の方に構えていました。存在感的には大丈夫。こういう所で決して負けてはいけないんでしょうね。
パアーッと6人がリンクに散っていくと、もう早くも「ウァーッ」と戦場状態に。各選手への声援合戦。緊迫していますが、SPの時のような重苦しさはありませんでした。しかししかし、目もくらむ豪華メンバー。この6人って考えてみたら、トリノ五輪の再現ではないですか~。
8位だった大ちゃんまでの上位選手。1位のプルシェンコはお休みで7位のサボイは引退した…だから、この二人を除いたベストメンバーが、あれから更なる進化を遂げて再び土俵に上がっているのです。しかも皆、若い!興奮しないワケがありません。

「いつものお約束」だと、リンク中央でスピンを始めるのはランビエールなんですが、SPもFSも、その位置をブン取って「オレ様スピン」を始めたのは大ちゃんでした。これは織田君も同じ行動だったので、日本スケ連の上の方からでも指示が出ているのでしょうか。「まずは中央を陣取れ」と。
ぐおーっと「ロクサーヌ」の最後の所みたいなアップライトで締めくくり、軽く出ていきます。パチパチ。
間髪入れず、ランビがその場所を陣取りスピン。「ここは俺様がスピンするとこなの!どいて!」って感じでしょうか(私の妄想?)。いつもに増して「どうだーっ!」シットからの変形高速スピンで魅せまくり。お客さん、大喝采です(スピンに関してはやはり、大ちゃんよりランビに軍配が上がる。今はね)。

ジュベールが3アクセル!が、ジャッジ席の前で激しく転倒。なんでやね~ん。ジュベも相当緊張しているようでした。でもあとのジャンプ、4回転もパワフルに決まっています。他のトリプルは余り跳ばず、ひたすら4回転に集中しているようでした。
ランビは4-3-2成功?皆、やはりランビを見ている人が多いので、大きな歓声も上がります。苦手の3アクセルは…練習と同じような感じ。「いちかばちか」かな。でも、ランビは「燃えて」いるように感じました。
ジョニーは、3A+3Tが綺麗に決まって歓声。動きはいい感じ。4回転は一度挑んで2回転になってたかな。転倒もなく淡々としています。アップで見ていても、ジョニーのスケーティングは美しい。
ほとんどの人がスピンやステップはやらず、黙々とジャンプを確認しています。

ジェフは3アクセル、やや苦戦か。やはり課題は4回転と3アクセル。でも今日は4回転を入れてくるであろうと(4+2のコンボ)。朝の練習でも降りていたので、決まればメダルも固いです。経験豊かなジェフはなかなか落ち着いているようでした。「アララト」の衣装の、グレーの裏の赤い部分が妙に映えます(?)この組はみんな、衣装が黒っぽいので「誰か全身赤を着てよ~地味よ~」と叫びたくなりました(笑)。
ライサは4+3を綺麗に降りました。もう1回跳んだのはステップアウト?(転倒だったか?)でも彼も4回転はやる気まんまんです。もう、絶対にパンクしたり、3回転にしたりしないだろうな、と思いました。それ位の気迫がありました。

大ちゃんは、スピンの後はジャンプ確認。お約束の3ループから。今日は良く身体が動いているし、スピードもあり。3+3、3+2+2、3A、淡々と流していきます。ステップは全くやらない。
「練習時間は、残り1分です」のアナウンスが入り、私は緊張が増します。
大ちゃん、ウォームアップでまだ一度も4回転跳んでないよ~朝は成功してたけどさ…まさかこのまま終わるつもり?早く跳べ!早く!1分しかない!…ともう、焦る焦る。
と思ったら、ジャッジ目の前を横切って予定の箇所で跳びました、クワド。綺麗に成功。拍手と歓声が(ちなみに、J-SPORTS版でのウォームアップの映像、ジョニーが画面に映ってる時に計2回ワアーッと歓声が上がってますが、あの時にウラで大ちゃんが4回転跳んでいます)。
もう一度。今度は他の5人がたまたま一斉にリンクサイドに固まって、リンク中央の空間がポッカリ空きました。会場中の目が大ちゃんに注がれるかのような中、一人スイーッと滑ってきて4回転。これも成功。
ここで時間切れです。良かった~跳べたよ~。いい印象のままアップを上がれました。私はちょっと安堵。
もう次にリンクに帰ってくる時は本番なのです。後戻り出来ない。
まさに「~The point of no return~」です。私はハラを括りました。
(つづく)
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番外編★なみはやEX・3

2007-03-30 | 06-07 コンペとショー
 新婚(なの?)デンコワ&スタビスキーのカップルは、平井堅ではなく♪ゆあびゅてぃほ~♪でした。ランビ版とはまた違う、年上の女の人に翻弄される可愛いオトコ…地でいってます。こういうのはお得意。
アンコールは、東京でもやっていた椅子を使ってのユニークなナンバー。体力もバッチリね。この組が一番「魅せる」ことが上手い。さすがのデン&スタ。

ジュベールは…これは「ヤグディンへのオマージュ」と解釈すればえーんでしょうか(笑)。随所に溢れるヤグな振り付け。「仮面の男」のまんまやしねー。「ルームランナーステップ」でウケていましたが(笑)。
どうしてジュベが「ダンス」をやると笑ってしまうんだろうか~。「クラブやディスコに初めて行った体育会系の学生さん」みたいな。でも、頑張ってくれました。ノリノリ系でした。
アンコールはこれ、サフリ・デュオなんだろうか。この時の照明がもう「狂い咲き」状態でした。そこまでやらんでも、という(笑)。ジャンプも計5回は跳んでいたなあ~。
おおいに盛り上がったんですが、振り返れば何を滑ったのかサッパリわからん、という不思議なEXでした。でも、王者のオーラは一杯よ。

シェン&ツァオ、この日一番スタオベ多かったのではないでしょうか。アクロバティックな大技をこれでもか、と繰り出す。アイスショーってペアが映えるよね。高いリフト、ツイストも大歓声で沸きました。
FSの「愛の夢」は、東京で見ることが出来ましたが、ただただ美しかった。スピンでやや乱れたミス以外は、ずっとずっと拍手の中で滑っていました。なんだか、幸福な夢を見ているうちに終わってしまったみたいな。そんなFSが見られたのも、私にとって生涯忘れられない思い出。

トリは美姫ちゃんです。黒いコスチュームで「♪I believe」に乗って、大きな華がありました。「ああ、女王のオーラだな~」と思わせる輝きがあったし、歌詞と彼女のカムバックの経緯が重なり、非常に感動的でした。3サルコゥ+2ループ+2ループを跳んで、最後に2アクセル3連続!ハツラツとした演技で大きな拍手。
アンコールは「三日月」?東京と同じく四方に挨拶して、スピンで締めくくり。
昨季のデビッド・ウィルソンの作品も、美姫ちゃんのナイーブな一面をうまくとらえてて、味わいがあって素敵でした。けど、ジャンプが入りにくかったのかなあ。
今季はジャンプを優先して作ったPGだけど、モロゾフとのコラボも2年目に入るし、ここから本格的に何か新しいものが生まれるんじゃないか、と期待しています。
全日本で脱臼しても、モロゾフに「Go!」と言ってもらってよかったんだなあ。あそこで棄権扱いになってたら、今ここに居られなかったのだから。「鬼コーチだ~」と思ったんですが(笑)、モロゾフに「押して」もらって結果的に良かったんですね。金メダル、おめでとう~の舞でした。

フィナーレでまた「衣装取り替えッ子」ミニ・バージョンが。
織田君がピンクのジャケットに黒いデイパックを背負って出てきたので、「遠足に行く中学生」みたいでした(笑)。よく見たらそれは木戸さんの衣装で、木戸さんを見たら、ノリ様の「冬ソナ・コート」を着てる!(^^;)あとは…日本男子だけだけど、南里君が中庭君の衣装を着てたのかな?
大ちゃんは「取り替えッ子」に参加せず、いつもの黒のシャツでした。一人一芸コーナーでは、ユナちゃん、大ちゃん、真央ちゃん、ランビの4人が並んで、一斉にスピン合戦。圧巻でした。大ちゃんもEXならばランビに負けてないんだけどね~。試合では頑張って下さいー。
ジュベールは、グリッサードみたいなステップの連続(あれは何というワザなの?)、美姫ちゃんは最後に出てきて4回転サルコゥに挑戦。ダブルになってしまったけど。
みやけん振付なのか、関大アリーナ式典の時みたいな、ノリノリ系のダンスを皆で踊ります。最後の最後、全員で一斉にスピン。目もくらむ豪華さだ~。
終わってしまいました。

リンク周回で、プレゼントを貰いまくっていた大ちゃん。えんえんと居残っていました。持ちきれないのでポロポロこぼす。PIWの外人さんゲストみたいに「籠を持って控えてるお付きの人」つけてあげて下さい~。
見かねた最後の方のお客さんが、黒いおっきな紙袋をあげて(?)「大ちゃん、これに入れといたらええでー」となりました。あんた…それは世界銀メダリストと観客とのやりとりではなく、「大阪のおばちゃんとその辺の子」のノリやんか。
いや、すごかった。その光景が笑えました(笑)。今後、アリーナで大ちゃんに貢物を渡される方は、おっきな紙袋か折りたためるお洒落なビニール袋を持参した方がいいですね。苦戦してるようだったら「だ、大ちゃん、これ、いる?」と助け船を出しましょう。あなたが女神に見えること請け合い。
プレゼントBOXも花盛りで(演技後の投げ込みは禁止)、真央ちゃん・美姫ちゃんも勿論大人気。なみはやドームは95%位の入りでした。ワールド直後、急遽、当日券も追加発売されたみたいでしたが、MOIよりずっと入っていたかな。

★4月1日(日)、関西TVで大阪EXの放映があるそうです。関西の方は要チェック★
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番外編★なみはやEX・2

2007-03-30 | 06-07 コンペとショー
 25分の休憩時間に、私と対角線上にあるリンク背面側のスタンドへ遠征。Kちゃん御一行様とごあいさつ。スタンド最前列だけどかなり中央寄りで良席じゃ。盛りあがってるなあ。
帰ろうとしたら、下の1階席で突然「大ちゃん・生(ナマ)インタビュー」が始まったので、近くまで移動して観覧。選手登場口辺りでじゅんじゅん、関西TVアナと一緒に収録してます。4月1日のTV放映で映るのかな。あっちゅうまに人だかりが。
「メダルの余韻はもう今は無い。次の事を考えています。」ということでした。切り替えはやっ(笑)。でも当然なのかもね。「銀メダルという結果は得られたけれど、“勝った”という気はしないです。」とも。あとはまあ、今までのインタビューと同じ様な内容かな。じゅんじゅんは、あのFSはナマで見られなかったそうで(実況席に居なかったっけ?)録画を見て感動していたそうですが。
関西テレビは結構いつも「関大コンビ」イチオシ扱いです。つうことは、美姫ちゃん・真央ちゃんは名古屋でインタビューがあるのかなー。

★第二部★
織田君、パン&トン、真央ちゃん、大ちゃん、デンコワ&スタビスキー、ジュベール、シェン&ツァオ、美姫ちゃん…の順番です。さすがにちょっと寂しい~。マリ&パト組もベルビン&アゴストも、ライサもトーマス君もキミーちゃんも居ないのだからー。贅沢言えないけど、地方バージョンは東京とえらく違うよ…(いじいじ)。
織田君は「Fly Me~」ボーカル版。ジャケット着用(でもすぐ脱ぐ)版です。
最初のアクセルは今日は3ループに変更。あとのジャンプも軽く決めてました。試合の重圧から解放されて、楽しげに滑って…これがSPで出来ていたら…(てんてんてん)。悔やまれるけれど、とりあえず目の前のジャパンオープンが楽しみです。「ミッション~」はね。試合の時はもう楽しむどころではなく、いっぱいいっぱいだったので、今度は楽しみますよ。もう(TVだけど)。
私、今日が彼の誕生日だとばかり思っていたんですが違いますね。25日でしたね(Tちゃん、ごめんー)。今回は、大ちゃんと織田君には誕生日プレゼントを持ってきたんだよ。織田君にはクマで、大ちゃんには羊なのよ(笑)。

パン&トンの華麗なペア、大技のリフトばかりに頼らず表現力で魅せてくれました。スロージャンプも見事。ツイストは高い!大きな拍手。
真央ちゃんは「ハバネラ」。今日はジャンプとスピンがいまひとつ調子が上がらず、あやや…と思わせる場面も。ランビエールと同じで、金メダルだったらもっとテンションが上がっていたのかもしれない。でも、アリーナ最前列(氷上の特別席)のお客さんは、キュートな真央ちゃんが近付くとむっちゃ嬉しそうだったなあ(笑)。3アクセルは挑まず、でも2アクセルでもお客さんは湧くので、それでいいのではないかと。片手ビールマンはお見事。
真央ちゃん、お疲れ様。4回転ループも期待しています。

普通だと、大ちゃん→真央ちゃんの順番なんだけど、あえて変えてあるところに、「地元」感が。アンコールは1位の人しかないと思ってたので、なんとなく拍手が静まっていったところへ「みなさん~もう一度、演技を見たいと思いませんか~?」と再登場を促すアナウンス。そういう台本なら、最初からそうと言っておいてください(笑)。アンコールはノクターンの前半まででした。3フリップ、3ルッツの着氷がやや危なかったので、「やっちゃった」と苦笑する大ちゃんに久々に笑った(笑)。
「ロクサーヌのタンゴ・ボーカル版」は、私はもう、ナマでは見納めです(たぶん)。ジャンプはいつも通りきっちり。3アクセルをクリーンに決めた人は、結局この日は大ちゃんだけだったので大きく湧きました(どうも私の隣の女性はナマ3アクセルが初だったようで、「すごーい」と喜んでいました。あー良かった)。
今季はこの「3アクセル・磐石」が効きました。あれほどパンクしていたのが…着氷で回り込んでいたのがウソのようです。もう、私が念力で立たせなくても(笑)、大ちゃんは自力で綺麗に着氷するのです。GOE最高点も頷けます。キャンベル、スケカナは何だったんでしょうか。
程良いテンションで、グイングインと進むターン、「悶え苦しむ踊り」でターゲットにされたアリーナの女性が大喜びであることが、上からも見てとれました。アレの為に大枚23000円を投入しても、決して惜しくはないでしょう(ホンマかいな・笑)。
バレエジャンプも大きく、東京、長野EXと変わらない出来だったんじゃないかな。大きな拍手を貰いましたが、相変わらず私の周りのお客さんは立たない(笑)。後ろのお客さんには悪いけど、いいやい。立っちゃお。
大ちゃんは、試合よりもEXの方が「スケートが良く滑ってる」…ことは多々ありますが、段々その落差は無くなってきたようにも思います。やっぱり試合はジャンプ全部入れないといけないしねー。同じ滑りをするのは難しいんだろな。
疲れる事もなく、銀メダルという地位にふさわしい滑りを披露出来ました。今日は「関西だから特別のファンがいる」という事もなかったような。関大応援団も不在だったのか。私が見落としただけかな。ヘンな話ですが、東京が一番、大ちゃんのファンが多いように思うんですが。関西はやはり、真央ちゃん、美姫ちゃん、しーちゃん、ゆかりん、という「女子メジャーどころ」に湧く地って感じです。

それにしても、私はこのチケットを申し込む時点では「いちかばちか」だったのです。ジョニーが来るのかジェフが来るのかライサになるのか、全く解らない。でも、ジョニーは正直言って今季は難しいかな…と思っていました。このワールドには間に合わないかも。でも4位か5位なら入れるかも、と。
日本男子は2人とも日本人枠で出るのは解ってたけど、やはり「メダリストとして」見たい気持ちは強かった。それって、夢物語なのかな。いやそんな事はないよね…今季の調子なら、メダリストとしてコールされるよね…私が甘いだけなのかな。
けっこう葛藤しながら今日まで待っていたのですが、最高の形で関西へ凱旋できた事が幸福で、涙すら出そう。あの、試合の時の「戦う高橋」とは別人に思えましたが(それはどの選手でも同じだけど)、大きな大きなものを乗り越えた安堵感でいっぱいになりました。
(つづく)
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拍手鳴りやまず★4

2007-03-29 | 06-07 コンペとショー
 はい、サンデューでやや空気が固まってしまったところへ、アルバンですよ。
4番滑走はアルバン・プレオベール。皆、「待ってました!」な空気がありました。やはりGPシリーズで活躍した功績はデカイ。アルバン、身長もデカイ。実際、この人のコミカルな演技で盛り上がったので、まあ良かったんですが。公式練習では、ジュベールととても仲良さそうだったとのこと。
あのヘンテコな振付ね~。あはは、あはは、と笑いが起こってました。相変わらず滑りは「エイホッエイホッ」って感じで漕いでるんだけど。アップでも4回転を跳んでいましたが、確率は60%くらいだろうか。本番ではステップアウト。3ループもミス。ちょっと全体に緊張気味で、まだまだトップグループの滑りとはいえないような。
前日の男子SPの後、休憩時間にアルバンがアリーナ入り口あたりに現れて、アッという間にサイン攻め。実際に見たらTVよりずっと可愛い(^^)。お肌スベスベで顔ちっちゃい。優しい好青年って感じでした。
アルバン、好感度アップ。

 なんといっても第三グループの白眉は、最終滑走のトーマス君でした。
トマーシュ!トマーシュ!トマーシュコールが凄い。いつの間にこんなにコアなファンがつくようになったのか。やはり今季の活躍があったからでしょうか。
ヨロ選はけっこう出てたけど、ジャンプが入らない選手、という印象で地味といえば地味でしたが。でもなかなか男前?だしね。あのピンクシャツとグリーンの「りぼん」ね。あれが功を奏してるね。あれがもし黒一色の衣装だったら、印象変わってるね、きっと。
4-3は申告通り、綺麗に大きく成功。練習で見ている限りでは、確率はやはり60%くらいに見えたんですが、本番では集中力がありました。大きな拍手。
そして、次のジャンプも大きく跳んだー!あれー!?今の「3」?「4」?
どよめきが起きました。ベルナー、4回転、2度成功!
予定には入れてなかったのにお見事でした。直前に決意したのでしょうか。この日の男子FSで、2度の4回転をクリーンに成功させたのは、結局彼だけということに。
その後も次々と危なげなくジャンプを決めていきます。SPは3アクセルで転倒したのかな。今日はOK。お客さんも「また決まった!」「また跳んだ!」とテンションが上がってきて、盛り上がっていきます。終盤、ややスタミナ切れで、最後の最後に跳んだ3フリップで転倒してしまいました。「あー勿体無い」と残念な客席。でもまあ「ご愛嬌」って感じかな?
晴れやかにお辞儀をするトーマス君。会場、スタオベ。私も立ちました(笑)。大歓声、大歓声です。花もクッション?も跳ぶ跳ぶ。彼はこのTOKYOを一生忘れないでしょうね。拍手が鳴りやみませんでした。
220点台が出て大きくPB更新。また大拍手。ヒヤッホー♪とキスクラで踊るトーマス君。この時点で織田君を抜いてダントツ1位に躍り出ました。
このプログラムって、ナマで見てたらなかなか雄大で思わず引き込まれたのですが、後で録画を見たらそうでもないなあ(笑)。密度に欠けるというか。でも彼はスピンも良いし、滑りそのものがグーです。表現力あるし、ジャンプが決まりだしたので怖いよ、これは。オールラウンドで強い人になるもの。
やはり、4回転2度、ビッグにしてクリーン…というインパクトは絶大で、場内はいっぺんに「トーマス君、メダル圏内か!?」という空気に変わりました。
さー大変だ。これはどーなる!?大ちゃん、大丈夫!??
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御礼と男子SP回顧★

2007-03-28 | 06-07 コンペとショー

…と書いてきましたが、まだ続きます(笑)。
その前にいったん、コメント頂いた方にここで御礼を。
ミントさん、neneさん、かほさん、LALAさん、ぷかどんどんさん、ぼうろさん、まもーさん、てけてけさん、ヤスさん、あすかさん、Y.Mさん、なおみさん、こまさん(…お名前漏れてないと思いますが…だよな)、レギュラー陣(笑)の皆様、お疲れ様でした。「気」を送って良かったですね。
私からのお返事は、レポに気持ちを込めてますので、よろしくお願いします。
初めてコメント下さったのは、あつこさんですね。こんにちはー。
本当に感動しましたね。これからも気力・体力をつけて?応援をよろしくね。
姪ッ子さん、ここでははじめまして。その節はありがとう。あなたは映像が残りますね(笑)。繰り返し見てしまいますよ~。また是非スケート観戦を。
あ、そしてバジルさん、Kellyさん、motsuさん、ありがとう~。
同行のjujuさん、K嬢、てけちゃん、たいへんお疲れ様でした。また行こうね。ろかさん、休憩時間にテッサ達にもチャーリー君達にも会ったよー。

会場でいろんな方に会えて、とても楽しかったです。本当に感謝。私自身は帽子(キャスケット)を被って、かなり顔を隠していました(笑)。
思い出すのは特に、なおみさんと男子SPが終わったあと偶然会えて、「大ちゃん…あんた、首絞めたろか…(怒)」と騒いでいたこと。だって、そういう出来だったから仕方なかったの。あの時、首絞めて殺さないで良かったですね、ほんと(笑)。
ジョニーファンのあすかさんにも「大ちゃんのSP、なんであんなに点が低いのー!?」と聞かれましたが、私は「今日は駄目!大ちゃんアウトの日!」と即効で、バッサリ斬りました。ほんとに私ってヒドイ(笑)。でもねー。それ位、「え~ん」と泣いていたんですよ…。
ジョニーの方が動きは良かったなあ。でも、3フリップに入る前にかなり不安でした。ウォームアップではここ、何度かダブルになってたのかな?でもいつも「ステップからのトリプル」は、ジョニーの鬼門なんですよ。集中はできてたと思うけど、ほんの少し跳び急いだような感じがしました。
でも、ジョニーには大きな声援があった。あれがプレッシャーになったのか否か…J-SPORTSのインタビューは少し切なかったけど、ファンを悪く言ってる訳でなく、感じた事を正直に述べたんでしょうね。

 男子SPの日の勝者はジェフでした。録画も何度も見返したい。
「アディオス・ニーニョス」って「さようなら。子供たち」って意味でしょうか(そのまんま)。この曲を使う男子は多いけど、ピアノ一本で繊細な音楽を、全身で表現…歌ってました。もう、「はああ~~~~」と、タメ息ものでした。
あの時の会場の「自然に立つ」状態のスタオベはね。まさに「感服」でしたよ。「あっぱれ、ジェフ」でした。ジュベールも良かったんだけど、「これぞフィギュアスケートの醍醐味」はジェフだった。ジュベは「スポーツ」という感じでした。
どっちが良いのかは、その人の好みだけど、「自然にスタオベ」した時の私の身体の軽さは、魔法にかかっているかの如くでした。スーッと立った。スーッと。
ジェフにはもう少し高いPCSを出して欲しかったんだけど…スクリーン見てやや不満だったかな。
大ちゃんはリンクで見てた時は、あんだけ重くキレがなかったのに、TVで見たら悪くないですよね。不思議やな~。うん、後半のステップは良かったです。
ステファンのSPは本当に、精彩自体が無かった。試合勘が戻ってないのかも、と思いましたが。キス&クラで「明日、会いましょう~」と言って苦笑いした時、ちょっと会場も「あああ~」という雰囲気になっちゃった。でもこれでかえって開き直ってFS滑れたから、良かったのかもね。
男子SPはみんなやや低調に思えたんですが、とにかくジェフの繊細なあの演技は、小さな宝石のように煌いていました。
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拍手鳴りやまず★3

2007-03-27 | 06-07 コンペとショー
そうそう、第二グループで忘れてならないのが、ドイツのリンデマン!
ベルンソン君大フィーバー直後の滑走でやりにくそうでしたが、リンデマンは04年ドルトムント世界選手権の銅メダリストなのですよ。
あの時、ランビと3位争いをしてて…5対4のジャッジ一人差でリンデマンに軍配。旧採点法の最後のワールドでした。
新採点法になってから成績が出ない流れが続いて(故障もあるのかな?)非常に悲しいものがありましたが、ヨロ選も良かったし、復活が嬉しい。このFSは、3アクセルを2度入れて、ジャンプもノーミス。表現も豊かになってきた。晴れ晴れとした笑顔で喝采を浴びました。
リンデマンが銅メダルをとった時のFSは、すごーく今回の大ちゃんとカブります。最初の4回転をお手つき。でも、他のジャンプを次々と決めていった。後半の地元ドイツの観客の盛り上がりときたら…「声援が凄くて、ちっとも疲れなかった。どこまでも滑れそうな気がした。」と後に語っている位なので、至福の時だったのでしょうね。大ちゃんみたいに、キスクラで号泣している姿も感動的でした。
地元でワールド、というのは本当に一生にあるか無いかの得難い経験なのでしょう。今回、良い笑顔が戻ってきて本当に良かった。アリーナの大きなドイツバナーが嬉しそうに揺れていました。

 製氷の15分間をはさんで、いよいよ第三グループ。
段々、心臓がバクバクしてきます。まだ大丈夫。まだ大丈夫…。この6人がある…。
2番滑走は期待のフランス3番手、ヤニック・ポンセロ(通称ポンちゃん)。
ジャンプで派手に転倒。とても美しいエッジワークを見せるのに、勿体無かったです。前日のSPでは哀愁のメロディで情感豊に滑り、泣けるものがありました(実際、むせび泣きました。ハンカチ入りました)。ステップがいいんですよね。“心が入っているような”ステップを踏むの。
演技終わってうなだれているのがつらかった。ポンちゃん、またNHK杯に来てね。あの時は私の目の前でスピンがスッポ抜けて、大転倒してしまったのだけど。ガッツを見せてね。皆、温かい拍手を送りました。

 3番滑走はエマさん。ただ一人黄色い衣装で、すんごーい長身なので目立つこと。足が2mあるんちゃうかという。
朝の練習でもアップでも、4回転がきれーいに入るかと思えば3アクセルがスッポ抜け。アクセルをコンボで決めた!かと思えばクワドがパンク。
なかなか上手くいかないサンデューですが、アップの最後に跳んだ4回転で「うわーっ!」と歓声が上がりました。これはイケるかも…。
最初の4回転は回りきっているのに惜しくも転倒。アクセルも転倒(抜け?)。もうこうなると立て直せない「テンション下がっちゃったエマ」モードになるのでした。せっかくエキゾチックな美しいプロも、むなし~く音楽が流れていく…。メイクがアイラインばっちりで、初めて見た方は「???」だったと思います。
かつてのGPF覇者エマ。ワールド予選1位だったこともあるエマ。
それでも私はやっぱりエマが好き。それはいーんだけど、日本のお茶の間のTVに映るかしら…来季…(それが心配になりました)。
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拍手鳴りやまず★2

2007-03-27 | 06-07 コンペとショー
 男子FSのトップバッターは、なんとあの「経営者くん」。ライアン・ブラッドリー(米)です。
彼とクリストファー・ベルンソン(スウェーデン)が、「お祭り男」の双璧として対決するゾ、と思っていたのですが、結果はベルンソン圧勝。
経営者君はジャンプミスが目立ち、緊張気味。全米でジョニーを打ちまかした時のような輝きは、残念ながらありませんでした。しかし、練習でも「とほーもなく高い」3アクセルを見せて、喝采を浴びていました。
私は彼を2001年の全米お祭り大会で見たのですが、その時16歳で、なんとも可愛くプロポーションも抜群。今よりずっと質のいい?演技をしていたような。ジャンプも安定していました。TV解説者も「ライアンの未来は輝いていますね!アメリカの星!」と絶賛していたのを覚えています。同じ年代の選手が、この年に世界Jrで優勝したジョニーで、でもこの頃のアメリカはジョニーよりブラッドリーに期待していたようでした。
しかしその後はシニアで低迷。かたやジョニーは全米3連覇。大きく水を開けられ悔しかっただろうと。このワールド初出場は嬉しかった事と思います。コミカルな持ち味を生かして、ノッてきたらこれからも怖い存在かな。

 第一グループ、つまりSPの成績が下位だった6人がここに集まるのですが、ロシアの代表二人ともがこの位置で滑るとは…。
今年の世界Jrメダリストのセルゲイ・ボロノフ君。リンクサイドで、あのウルマノフが見守っています。選手時代の華やかなオーラはもう無いけれど、誠実そうな面持ちは相変わらず。ボロノフは来季から本格的にシニアデビューだし、気長に育てるのかな~という感じです。まだちょっとレベル的に達していないというか体力が持たない印象。資質的にはウスペンスキーの方がいいと思うんですがどうかな。コーチ・ウル様の手腕も期待したい。
そして、アンドレイ・ルタイの時には、ミーシンコーチ御夫妻が見守っていました。ルタイ君は4回転にも挑んで大きなどよめきが起きましたが、ヨロ選と似たような出来でした。彼も体力が課題かな。本当に、ルッツを降りたあとの仕草なんて「憧れのプルシェンコ」そっくり。微笑ましいというか(でも、やっぱ彼は可愛いねー。人気ありました)。
ボロノフ、ルタイとも、プログラム構成がイマイチかなあ~。曲の印象が薄くてジャンプもミスが出ると、どうしても下げられざるを得ない。朝の公式練習でもロシアチームはジャンプに確実性が無く、今後どーなるのかしら。フィギュア大国ロシアは巻き返す事が出来るのでしょうか。アンドレ~イ…と胸でつぶやきました。

この日最初のスタオベは、第二グループ2番滑走のベルンソン(ベルントソン?)。
♪でぃすこで ふぃーばー!!
♪あ、そーれ!ふぃーばー!ふぃーばー!!
踊る踊る。腰を入れて?ノリノリ。N杯では失敗続きだったジャンプもなんとノーミス!
最初からお客さんは大きな手拍子だったけど、決まる度にどんどんどんどんボルテージが上がり、天井にはあたかもミラーボールが回っているかのようでした。「サタデー・ナイト・フィーバー」なんて、彼の生まれる前の映画?だから、北欧な若者にとってはレトロ感覚なんでしょうか。解説席のカート・ブラウニングまでもが、大きな手拍子で踊ってるっつーの。
「じゃん!」フィニッシュの「トラボルタ・ポーズ」も決まった!
一斉にスタオベ。大きくPB更新でなんと暫定1位です。最終的にはTOP10入りしましたね。すごっ!
「07年3月、東京体育館をディスコに変えた男」クリストファー・ベルンソン。
N杯で私の右隣に座ったお嬢さん2人組は彼の熱心なファンでしたが、今日は涙を流して喜んでいるでしょうか。いやもう、大拍手。あっぱれベルンソン。

 第二グループ、6番滑走の織田くん。
前日の「まさかのSP」では、相当緊張しているようでした。あの時はウォームアップでもジャンプはいつも通りだったし、笑顔も同じ。でも、名前がコールされてからなかなかスタート位置につかず間を取っているので、「あれ?」とは思いました。その間の声援がすさまじかったので、かえってプレッシャーになってしまったのかなあ。
冒頭のアクセルのスッポ抜けで凍りついた会場の空気は、3-3成功で持ち直すかに見えましたが、動きが緩慢で、ショーで見せる様なあのハツラツとした織田君ではなく。皆、頑張れ!と声援を送りましたが、最後まで気が動転しているかのようで、こちらもツライものがありました。
昨年は世界選手権デビュー!ということもあって、怖いものが無かったのかもしれない。全日本でも大ちゃんと僅差だったし、シニア1年目にしてGPF進出。直前の4大陸でも優勝。上昇気流に乗って自分に迷いがなかったのかも。
今回は直前にFSのPGを変更して気合を入れなおした、ということですが、私には相当、精神的に疲弊しているように見えました。
フリーの「ミッション・インポッシブル」は、練習で見ていても、3-3-3の最後の3ループがギリギリかなあ~という感じでしたが、本番ではよく頑張った!2度目の3アクセルはやはり、体力的にキツそうでした。
SPの時よりは良く動いていたし、随所に小粋な振り付けも入ってる。スピンもいい。でも第2グループで滑るとさすがに苦しい。NHK杯のFS「チャイコフスキー」で魅せたような、トップグル-プのオーラ、スケール感はありませんでした。私は曲変更しない方が良かったように思うけど、どうだろか。でも、SP14位から7位まで上げてくる所は流石で、「織田の底力」は充分見せてくれました。
のぶりん暫定1位で、場内ムードは明るく。ホッ。
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