上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリー「10×10版画展」は無事終了。お越しいただいた皆様、ありがとうございました★

クワン再来★

2019-01-31 | 18-19コンペとショー
Jスポのフィギュア解説、登板ローテーションは
★全米選手権女子・ユーロ男子…中庭健介にいさん
★全米男子…杉田秀男爺
★ユーロ女子…岡崎まこっちゃん
と三人がかり。なぜか全米男子は毎年、杉田御大です。重鎮です。
女子より内容がハードだから、解説もドスが効いてないと駄目なんかしら。 
ダメ出しが多い杉田さんですが、もう米寿ぐらいじゃなかろうか。。。
中庭健ちゃんの語り口がソフトで、でも的確で、うっとり聞き惚れてしまいます
四大陸も健ちゃんだったらいいなあ

全米に新女王が誕生!
しかも、SPで一本、FSで二本の計三本トリプルアクセル入り!
アリサ・リュウ。13歳半です。
かねてから噂は聞いておりましたが、なぜジュニアの試合に出てこんの?
と思っていたら、まだ国際的にはジュニアに出られない年齢だったのね!
ジュニアに出られないのに、ジュニア飛び越してシニアで優勝するって
そんなん、アリでしょうか。日本だとどうなるんだろ?
(これは全米のシステムの違いだということが、梅田香子さんのツィッターにより解りました)
トリプルアクセルは余りスピードも幅も高さも無いように見えるんですが、ヒョイと簡単そうに跳びます。全般にジャンプ安定感ハンパない。
表現もそりゃ少々子供っぽいけど、見劣りするほどではありません。スピンもステップも優れてる。
演技後に緊張から解き放たれてワンワン大泣き。
いつぞやの織田っちみたいな泣きっぷりです
でもすぐにキスクラでニコニコ
優勝決まって再び大泣き
泣いたり笑ったり忙しいお嬢さんでした(笑)。
でも、この感じ~!
ミッシェル・クワンが世界デビューした時の強烈なインパクトと、そっくりです。
あの時の彼女も、確か13か14かそれぐらいでした。
そう言えば容姿もそこはかとなく似てます?
度胸や集中力、スター性。何もかも持っている。
世界チャンピオンになる人って、大抵「衝撃のデビュー」を果たすものなので、アリサちゃんもスルスルスルと世界女王になるかしら?
北京五輪時に彼女は16歳。
トゥルソワやシェルバコワたち現在ジュニアのトップグループのロシア女子は18歳になっているので、年まわり的にはアリサちゃんの方が有利に思えますがさて。
現在4回転ルッツも練習では跳んでるらしいので、ほ~んとうにどうなるんでしょうね

昨年の全米シンデレラ、テネルは大きなミスもあり二位にとどまりました。
でも、貫禄つうか気品に満ちた滑りで、世界選手権ではロシア勢を凌駕しそうな予感。SP次第かな。
マライア・ベルの今季のプログラムが好きで応援してたのですが、フリーは3ルッツで大きくコケてしまいました。あれがなければ優勝あったかも~。
コーチのアルチュニアンが明らかに怒ってるんですが(せっかくチャンスだったのに!)、「まあまあおとーさん、コーフンしないで~」って、笑い転げながら肩をナデナデしてるマライアが、とてもキュート
スター・アンドリュースはフリーでアフリカンナンバーで演じました(あれ?今季のプログラム最初っからこれだっけ?)。ショートはジャジーな「サマータイム」。
ちょっとイメチェンを計ってるのかな。昨年よりジャンプが不安定で、でも魅力的な選手です。目を奪われます。今後に注目!
日系の選手が三人?出場したり、やはりアジア系の人が多い印象ですが、皆さん衣装が凝ってて美しい。選曲も楽しい。
来季はグレイシー・ゴールド復帰かなと思いますが、シードはもう無いだろうから大ちゃんみたいに地方予選から上がっていくのかな~。
ミライちゃんやアシュリー、ジャンの世代が去って、カレン・チェンもお休みしているあいだに、ドピューンと新しい風が吹いてきました★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハビ、万感!★

2019-01-30 | うぐいすよもやま日記
ユーロからまず見終わり~。
全米選手権もどえらいことになっていたみたいですが、視聴が追い付かない(笑)。

ハビエル・フェルナンデスが有終の美を飾り、スペイン国旗が会場を埋め尽くしました。
最後は「マラゲーニャ」と「ラ・マンチャの男」という十八番プロで、大盛り上がり。
考えてみたら、フェルナンデスはフィギュア史上初の「ラテンな男」なワケで、ラテンなナンバーが滅茶苦茶しっくりきますよね(今、頭の中をザザーッと歴代男子の顔が駆け巡ってるけど、スペイン・ポルトガル・南米の人は思い浮かばない)。
安定したフリーの滑りを見ながら、万感の想いで泣けてきました。
大輔さんが世界チャンピオンになったころ、次世代若手筆頭組として上がってきたのが、フェルナンデス、ブレジナ、アモディオの欧州トリオ。
頂点までたどり着いたのが、フェルナンデス。ユーロ解説でも言ってましたが、若い頃は「パイレーツ・オブ・アメリカン」の酔っぱらいで名を上げましたね。当時のコーチはモロゾフでした。
アモディオは早々に引退し、ブレジナもキャリアの終盤に向かってる。
寂しくなりますね~。
コーチ陣に名を連ねるのが、ランビやジュベールばかりか、ルタイやウスペンスキー、(今回はうつらなかったけど)トマシュなど、つい最近まで選手だった人たちで、振付師含め大きな世代交代を感じました。
おだやかに笑って、栄光の中を、ハビさんは卒業してゆきました。
来年は誰かのキスクラで見られますように~。

注目株のイタリア16歳ダニエル君は、フリーでも綺麗に4ループ成功。4ルッツは転倒したけどもう、一年以内に安定させそう。
フリーも面白いプログラムで、4分間ドラマチックに魅了しました。これも振付リショーさんなんかな。キスクラの帽子をかぶった異様ムードの男性がもしかしてリショーさん?
解説の中庭健ちゃんもお気に入りマークみたいで嬉しい。
なんだかダニエル君は、世界チャンピオンになるような気がする。なんつうか、一種「ふてぶてしさ」が感じられてイイ!

同じイタリアの先輩格、リッツォが新プロのクイーン・メドレーを引っ提げて喝采を浴びました。「ボヘミアン・ラプソディ」ですやん~。
タイムリーで、終盤のコレオ・シークエンスなんて爆発モノでした。それに4Tきれ~に入ったことが大きかったねー。
作戦成功で銅メダルに輝きました。彼はずっと「清らかなスケート」で、見ていて気持ちいいです。

最後の三人、サマリン~フェルナンデス~コリヤダの流れが凄くて、会場割れんばかり。
サマリンは相当の緊張だったみたいでポロポロ着氷が乱れるんですが、どうにか持ちこたえて逃げ切り銀メダル。4ルッツはオーバーターン、4Tは頑張った。
いまいち地味ポジションのサマリンですが、勢いに乗って世界選手権メダルあるかも。
彼もアリエフもコリヤダも4ルッツが跳べる人、ということでロシアやっぱりハイレベルなんかな。

そのロシアの二人目コフトンは、最終グループ最初の滑走だったせいかプレッシャーにやられた感が。
少しずつ歯車が狂い、クワド転倒、アクセル抜け、トリプル→ダブルと、技術点がかなり低くなってしまいました。
復活を信じていたわたしゃ、どーすればいいのさ。引退するなんてゴネずに、もうひと花咲かせてくださーい。

最終滑走コリヤダ君も、コフトンとおなじカルメン。
細かいところまで音を拾って、大好きなプログラムです。
冒頭クワドサルコウ大きく転倒。トゥループで持ち直すも3ループで転倒した際左腕をひねった?のか、途中で棄権してしまうんじゃないかとハラハラな後半になってしまいました。
試合後インタビューでは骨折でも脱臼でもないみたいですが、大丈夫かな?
コリヤダ君、世界選手権かもーん!( ´△`)

女子は私のご贔屓さん、アレクシア・パガニーニがフリーいまいちになっちゃって残念。最終滑走で緊張したかな~。こんなもんじゃないよ~。
ロシアはコンスタンティノワが早々にメダル争いから脱落し、サモドゥロワとザギトワちゃんに絞られました。

6分練習の時からなんとなく不穏なジャンプだったザギトワ。やっぱり作季の方がジャンプ軽かったよね。。。
体型変化や後輩からの突き上げで、チャンピオンの座に居続けるのは並大抵のことではないのだろう、と思わせられました。
サモドゥロワはノープレッシャーで、伸び伸び滑っていたように見えました。20歳過ぎ?と思う位に大人っぽい選手です。
ザギトワ選手200点にも乗らず心配になりましたが、表情は落ち着き微笑みすら浮かべていたので、ワールドでは大丈夫かな?

男子はとくに、16、17歳の若手が楽しみ~な感じになってきました(^.^) 女子は男子に比べたら層が薄めに思えましたが、ロシアが話題を独占してるからそう思うんかなあ。
コストナーさん戻ってきてください~!
ミハル、ワールドでは、欲張らんでええから着実にジャンプ決めてください!
ラトビアのデニス君は、日本文化アピール有難うございます。さいたまでは4回転キメてくれますように★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショップブログを更新しました★

2019-01-26 | お知らせ
ネットショップブログを更新しました。
雪の友は受験の友?
今回は、新しくラインナップに加えた「歳時記シリーズ」の、ちび版画のお話です。

全米フィギュア選手権女子も必死で追いかけ!
ユーロ女子も追いかけ!
これを書いているうちにユーロ男子も終了!(笑)
録画と再生がおっつかないのに、大坂なおみ選手も応援せねばならず大変です

全豪、優勝してしまいましたね~。
第二セットでもう優勝出来る!と思ったのに、まさかの大逆転で暗雲が。。。
私、怖がりで、TVつけたり変えたりして心臓を保ってました。
あんなに山あり谷ありのテニスがあるだろうか。いやさすがのグランドスラム決勝です。
クビトバ選手もウィンブルドンで2回優勝だけあって、粘り強く凄かったですね。
今日は、闘う女子ばっかり見ていた日でした~★


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーロ男子の空模様★

2019-01-25 | 18-19コンペとショー
ヨーロッパ選手権(通称ユーロ)と全米選手権の同時進行という、フィギュアオタクには最も忙しい時期がやって参りました。
これに全豪オープンと大相撲が加わって大変です(笑)。

ライブストリーミングが見られるようになって、もうほどほどにセーブしたい…と思いつつ、つい見てしまいます。
ユーロ、今年はベラルーシ開催で、近隣諸国から応援団が駆けつけにぎわっています。
男子SP首位は久々に「良いコリヤダくん」で、スカッと100点超え。軽いよ!体がお姫様並みに軽いよ!
大きなミスなく大歓声だったのに、チラとも笑顔を見せませんでしたが、「ユヅルやショウマに勝つにはまだまだこんな点じゃ足りない!」という決意の現れなんでしょか。狙ってるねー。

この大会で引退のハビさんは3位発進。お客さんのご期待にお応えして「マラゲーニャ」です。
優勝して終われるでしょうか。かな~り体を絞ってます。こみ上げるものがありますよ。
2位にロシアの若手、サマリン。4ルッツ雄大ですわ~。ロシアはもしかして国内選の結果からアリエフは今季終了になってしまうのでしょうか。そんなあ。。。
フランスのケビン・エイモスくんが躍進の80点超え。仏杯の時にとても印象的でした。
注目なのはジマーマンコーチってところですよね。技術レベルが高いのに動きが個性的。お気に入り選手になりそう。
コーチといえば、仏はポンサール君が欠場なのでジュニアの男の子が出場してますね。見事に4T入れましたが、JrGPFの時から「コーチのジュベールに滑りがソックリ!」と、笑えてしまいました。
あんまり踊れるタイプでなく「ぶきっちょさん」なところも、4Tに入っていくまでの動きも、コピーかい!と思うほど似てます。
これからも、「ラトビアのデニス君+ランビエールコーチ」と同じぐらい応援していきたいペアですね(「ペア」じゃない)。

ミハルは演技後に氷をナデナデしてペロッとなめてたわ。
もしかしてハビと同じく、最後のユーロにするのかな?珍しく3Fをミスしたので、かなり緊張してたように見えました。
サモーヒンがやっと素晴らしい状態でフリーを迎えられる!ここんとこSP落ちが続いてましたがジャッジの評価は下がってない。
イタリアのダニエル・グラスル(グラスール?)くんって、リショーさん振り付けなんですね。16歳だけどSPから4ループ跳んできました。想いが溢れるような素晴らしいスケートで、シビれてしまいました。

新鋭たちと、復活したコフトンも嬉しかった。見所満載の欧州男子★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棄権する人復活する人★

2019-01-23 | うぐいすよもやま日記
「ケーキの日」は昨日22日でしたが、ちょっとブレイクタイムで、ユーハイムのモンブラン。
甘すぎず最高!
今は新しい版を準備中です。
久しぶりに銅板を新たに注文したら、また値上がりしてました。

錦織くん、まさかの途中棄権。。。(*´;ェ;`*)
やっぱりジョコビッチは天敵なのか。ジョコビッチ憎し!いやそんなことないけど(笑)。
ショックだわ。。。
泣きそうなんですが、大坂選手が勝ち進んでくれてるので、有難いです!

退却する人もいれば退却から復活する人も。
御嶽海まさかの白鵬破り。
99%勝てないと予想してたのでびっくり。
白鵬独走ではまったくツマランので、舞い飛ぶ座布団にお客さんの喜びがあふれていました★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

錦織くん★

2019-01-23 | うぐいすよもやま日記
昨夜は錦織くんに振り回されて(笑)、どっと疲れました。
最終セットタイブレークで8-5になったとき、もうほぼあきらめたよね。。。
でも、なんか当の本人が冷静だったので、もしかして「大丈夫大丈夫」って思ってたんかな。
テニスって面白い。
順調かと思えばだんだん雲行きがあやしくなったり。
落とし穴にはまったり、でも急に調子を取り戻したり。
人生ゲームみたいだからついつい見てしまう。
錦織くんがジョコビッチに勝つのと、大坂さんが優勝するのと、どちらが確率高いかな~。
両方実現して欲しいな★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショップブログを更新しました★

2019-01-19 | お知らせ
ネットショップのブログを更新しました。
今週は
懐かしの森永ハイクラウン
めっちゃ「昭和文化」です★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災害まったなし★

2019-01-18 | うぐいすよもやま日記
昨日は…一日、「1月17日はこんなんだったな~」と思い出しながら、粛々と過ごしました。
凄く寒かった。
まだ父が元気だったので、早起きの父は一人起きて茶の間のコタツで朝刊読んでました。
その隣の部屋で私と母が寝てました。
当時、父が寒がりで冬は常にガスストーブが稼働してたんですが、しばらく暖房が何も使えなかったので、「冬の災害は寒い!」が身に沁みました。
今はウチは「一畳のホットカーペットを敷いたコタツ」しか暖房っぽいものは無いので、あまりギャップは感じませんが、普段から「エアコン慣れっこ」の方は、停電時は寒くてたまらないと思います。特にお年寄りは。

あのときしばらく水道が使えなかったので、お風呂の残り湯だったり水汲みに行ったりで、トイレを流してた?ように思うのですが。
とにかく災害でもっとも困るのは、「水」ですよね。
飲む水はなんとかなる。それよりも問題は
1にトイレ2にトイレ 3、4もトイレ、5にトイレ!
。。。です(断言!)
飲む水はガマン出来ても、生理現象は「まったなし」ですから。
阪神大震災の時、避難場所になった学校のトイレが、あっという間に詰まり使用不可能になった、というニュースがいっぱい報道されました。
そらそうですね。流せないのに上に積み上げていったら。。。
でも学校の校庭なんか勝手に掘って用を足すわけにもいかず、だんだん避難した人たちが水や食べ物の摂取をカマンするようになって(トイレに行かずに済むよう)、体調不良で倒れてしまった、という事態になりました。
あれで初めて「地震の時はまずトイレ問題」が、刷りこまれたわけです。

昨年の北大阪地震の時も、地震直後に母がトイレに行きたくなって困りました。
実際は「即断水」になったわけではなく、断水までに30分ほどの猶予があったので、「水が出ているうちに早く!トイレ済ませておいて!」という判断で事なきを得ました。
ウチは大型の集合住宅(マンション)なので、水道管破裂事故が無くても、全戸水漏れ点検が終わるまでいったん断水になります。
点検の人だっててんてこまいだから、復旧までに2、3日かかるかも。
そういうことも鑑みて「必ずお風呂にある程度水を残しておく」が、防災サバイバルと思ってたんですが、先日ツィッターで「マンション等で、配管パイプの破損で汚水が階下に広がる可能性があり、震災直後トイレの水は流さないこと」という説を見かけました。
それが「最新の常識」らしく、要するに凝固剤とか袋とか使って排泄物をためて捨てる。「水洗」しない。
ホンマ? 知りませんでした!
これは自分で、管理会社に聞いてみようと思います。
(でもどちらにしても「簡易トイレ」買っておくべきだよね)

ライフラインストップで「困る順番」が、トイレ→水→電気→ガス。とにかくトイレ!
私は「震災の記憶の風化」を懸念するより、「災害時の生き延び方」を徹底して学校の授業やテレビでレクチャーしないと、と思います。
「自分が無事」で元気でないと、他人様を助けることも出来ないのですから。
ご近所コミュニケーションが大事なのも、情報交換・相互助け合いのためです。

尾畠さんみたいに、自分の頭で全て考えて解決する能力というか努力、あれがスタンダードぐらいにならないといけないですね。この災害大国では。
亡くなった方への祈りをささげながら、生き残った者として様々な事を考えます★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつも現在進行形★

2019-01-17 | うぐいすよもやま日記
阪神淡路大震災から24年ということで、今日は関西いろんな所で追悼イベントも行われるようです。
今は神戸も昔どおりの賑わいで、でも実際に経験した世代は死ぬまで忘れることはないでしょう。

私は昨年6月に北大阪大地震を経験したばかりなんで、「記憶の風化」どころではありません。
地震はいつも「現在進行形」です。
「常にあるもの」なんです。
だから、家の中の「モノ」はだいぶ減りましたよ。
24年前の1/5ちゃうかな?
あとは…そうそう、ガラスにシートを貼るのを忘れてる。
ガラスが割れた時に粉々になるのを防ぐアレですね。
あとも、万全ではないけれど、とりあえず寝てる部屋には倒れて危険なものは何もなくなりました。
モノを持ち過ぎない、執着しない、ということも、身軽に逃げる、避難する為に必要な心がけかなと思います。
それと「孤立しない」こと。
ご近所の人たちと普段からコミュニケーションをとっておくこと。

それにしても一昨年の「世界一のクリスマスツリー」イベントってなんやったんやろ。
全く神戸復興と関係ない印象でしたが。
集まったお金が有効に使われたならそれでいいけど、やっぱり既存のイベント「神戸ルミナリエ」でガッツリ寄付金を集めるのが、心情的にはしっくりくるんとちゃうかなあ★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「くだらない」と発言すること★

2019-01-16 | うぐいすよもやま日記
週刊誌を買う人って一体どれだけいるんだろう?
誰かが買っている瞬間を、見たことがない(笑)。

お医者さんに行くと待合室に「文春」とか「サンデー毎日」「週刊朝日」があるから、待ち時間が長い時は読むけれど、大抵全く面白くない。
昔のナンシー関さんとか内館牧子さんとか東海林さだおさんとか、コラムが面白い時は読んでお得感があった。
でも今は、そんな名コラムニストもグッと減った感じ。

「衝撃のニュース!」「極秘スクープ!」は、ネットで見られるのでわざわざ週刊誌に教えてもらうまでもない。
連載小説は、大抵男性読者向けに頻繁にエッチ描写が入るので面白くない(男にとって好都合な女ばかり出てくる)。
週刊誌をお金を出して読む理由が、どこにもない!

週刊SPA!の「ヤレる女子大生ランキング」記事に対する抗議を、若い女性が先鋒を切って行っている、というニュースは、私は全く知らず、報道ステーションで初めて知りました。
ツィッターに貼られていた実際のSPA!の記事を見てみたら、ご丁寧にも「こういうカッコの女はヤラせてくれる」イラスト入り解説で、まあ「悪ふざけ」です。
このイラストを依頼されたイラストレーターも、「アホらし」と思いながら、仕事ですから描くでしょう。そら。
企画編集した人も、「これぐらいの悪ふざけならいいんじゃない?」ぐらいのノリだったんじゃないですか。
だって、SPA!ってそういう雑誌だもん。
小林よしのり氏の漫画を読みたかった時、何度か立ち読みしたのですが、買う価値は無い(笑)。
くだらない悪ふざけ雑誌でも、廃刊せず発行されているということは、「くだらなさを金で買う」お客さんがいるからで、多分、硬質な政治経済の記事を並べても部数は伸びない。
「くだらなければくだらないほど売れる」ことを編集部は知ってるから、そういう企画を載せるのです。

抗議する女子大生をトップニュースで取り上げるテレビ朝日も、いかにもなウケ狙いで「いやらしいなあ」と思うのですが、なんだか私は「女子大生偉い素晴らしい」と手放しで賛同出来ないんです。

もちろん、「女性蔑視は不快!」と勇気ある抗議自体は、拍手します。ネット署名運動も賛成。
とにかく「これって人間としておかしくね?」と疑問を持ち、少しずつ世の中を変えていくためにアクションを起こすことは、必要だし、素晴らしいことだと思うんです。

でも、SPA!編集部が抗議を受けて反省して、今後、「品位ある雑誌」「女性を尊重する雑誌」に、方向転換するかといったら、そんなワケがない。
だって「くだらない」から週刊誌なんでしょ(笑)。
週刊誌に代表される男性向けメディアが「女性をモノ扱いする」こと自体は、今後も変わらないと思う。

編集部に「考えをあらためさせる」直談判もいいけれど、私が当該の女子大生だったら、SNSを駆使して「今週のSPA!はこんなにくだらない記事を載せてました」と拡散すると思う。
「くだらないと思う」「腹立つ」心情をつぶやくのは、自由。
雑誌が「表現の自由」を標榜するのなら、読み手も感想を自由に表現していい。
モノを作る人に「作るな」ということは出来ない。
でも、「それ、くだらないよ」ということは出来る。

ということで、ツィッターもインスタグラムもFacebookもやってない私は、「SPA!ってくだらないっす」とブログに記しておきます★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショップブログを更新しました★

2019-01-12 | お知らせ
ネットショップブログを更新しました。
「初めて見たシルク・ド・ソレイユ」
今回は版画「コルテオ幻想」にまつわる話です★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残り福★

2019-01-11 | うぐいすよもやま日記
関西人ならはずせない「えべっさん」。今年の福男も無事決まりました。
今日は「残りえびす」です。
今宮戎神社参拝を断念した私は、なんとか「ご近所えびす」。まだフラフラするよ。リハビリだよ。
一番やっす~い福笹を買ったんですが、なんと福娘ならぬ福おじさんが「今日は“残り福”だよ」と言って、俵のオプションを追加でつけてくれました。
ラッキーラッキー☆ありがとうおじさん。
でも、私の隣の5000円熊手を買った人には、1000円福笹をオマケにつけてたから、今日は「持ってけドロボー」状態だったのでしょうか(^_^;)
何年か前には「風前の灯」だったのに、ここ数年にぎわいを取り戻しているように思えます。
やはりみんな「神頼み」が増えたんかな~。

南か東の高い所に祀るべし、ということで、毎年台所の火の神様と一緒にしてたんですが、今年は新しく南向き窓に近い壁で、正面が東を向くようにしてみました。

さて、七草粥もえべっさんも過ぎると次はなんだっけ。
成人式で節分でバレンタインですね。忙しいな日本人★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若かりし頃の大輔さん★

2019-01-11 | フィギュアこんな話も
だいぶ咳がマシになってきました。。。と思いきや声が出ません。
喉薬を飲んだらやや復活。あともうひいきき。

私の風邪はどーでもいいんです!
年賀状にたくさん、「高橋選手、復活良かったですね!」とメッセージを頂き、身内でも関係者でもない私に(笑)、ありがたき激励。感謝いたします。
NHK杯写真展での大輔さんの扱いは予想外に大きく、永らくN杯で活躍出来た喜びでいっぱいになりました(だから身内じゃないってば)。

最初に観にいったNHK杯が、京都の西京極の小さなリンクで、大ちゃん16歳でした。2002年?
「高橋くん、ちっこいけど身長伸びるかしら」と心配になるちっこさでしたが(笑)、そのまま身長は伸びることなかったのに存在感はでかくなって、不思議なもんです。

最後に観たNHK杯は、写真展の8K映像にも出てた2013年代々木のショートプログラム「ヴァイオリンのためのソナチネ」。27歳ですね。
このあいだの10年余がもう濃すぎて、ソナチネの演技を見つめながら泣きますよね、ファンなら(笑)。

絶好調なら良いけど、怪我を抱えて若手にも突き上げられ苦しんでいた当時の状況と、悲愴感漂うこのプログラムが絶妙にマッチして、応援する方も必死で声を枯らしていました。
なんだろな、あれは。
みんな、奇跡を信じていたのかな。

大ちゃんはジャンプをバンバン成功!というタイプでもないし、マニアックに芸術性を極めるタイプでもない。
トップ選手にしては欠点もいろいろあって、「絶対王者」ではなかった。
でも、あんなに弱っちかった人が世界一になれるんだなあ。進化って凄いなあ。
そう思わせてくれる、特別な選手でした。

↑写真は、「10年余」のちょうど真ん中より少し前、2007年頃だから21歳。登り坂まっしぐら。「勝って勝って勝ちまくりたい」と言っておられた頃。
今の昌磨君ぐらいですね。連戦連勝。私も、あの頃の大ちゃん見てて負ける気がしなかった。
誰しもそんな時があるものなので、20歳ぐらいの男子選手には、「今勝たずしていつ勝つのだ!」とハッパかけたくなっちゃう(笑)。
なので、昌磨さんも勝ち続けてください。ずんずん!

復帰してからの大輔さんは、ずっとずっと幸せそうで、その事が一番嬉しいです。
きっと長年のファンの方はそうではないでしょうか。
もはや勝ち負けとかそんな領域ではなく、「何も背負ってない」状態の大輔さんが、嬉々としてスケートと取り組む姿が嬉しい。
そりゃ今回の全日本みたいに二位に入ったら、後輩への刺激剤として多少はスケート界に貢献してるかもしれませんが、日本男子の全てを背負う義務はもう無い。
故郷にも大学にも恩返ししました。ご両親に恩返しも出来ました。
スポンサー企業の皆々様とも契約は続いてますから、「背負うものゼロ」とは言えませんが、もうスポンサー様も大輔選手に求めるものは、成績より「イメージ」でしょう。ハッキリ言って。

純粋にフィギュアスケートに精進する姿を、見せるだけでいいのです。
「自分のため」にフィギュアを滑っていいのです。
だからあんなに晴れやかで幸せそうなのかな。
曇りがなく透き通った気持ちが伝わってきて、私も心から幸せです。ニューヨークでさまよっていた頃と、顔が全然違う!
「絵を描きたいから絵を描く」。
うん、そうだよね。
大ちゃんの軌跡は、私自身に様々なものを、気付かせてくれるんです★
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スケーターの衣装②★

2019-01-09 | フィギュアこんな話も


お医者さん二回目。隔離室に入れられて待つこと40分。
周りはみ~んな「インフルAです」「アウトです」こればっか。
さて私はどうなんでしょう。一向に治らず熱上昇と咳で腹筋がちぎれそうです(笑)。
鼻水で検査して待つこと10分。
「大丈夫でしたあ!普通の風邪でした」
あ、良かったー。先生に頓服もらって、歩くのがやっと。
本来なら、1月5日からやることいっぱいだったんですが、思わぬ年明けスタートです。

さて、NHK杯記念展、「スケーター衣装」の続きです。
↑は、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)選手の「ワンスアポンナタイム・インアメリカ」。思い出してみたら、初の世界チャンピオンになった頃、2000~2001シーズンのプルシェンコですね。18歳だよ。若いよ。
この時代は、ヤグディン(20歳)・プルシェンコ(18歳)のロシア2強の制圧が長く続き、どちらかが優勝するのはわかりきってたから、試合としては面白くなかったかもしれません。でも、4回転のコンビネーション安定度やトータル技術で、今、動画を見返してもやつぱり二人が突出してたのは間違いないですね。
私はヤグディン派だったので、NHK杯にプルシェンコが来ると自動的にヤグディンは来てくれないことになるので、どんだけプルシェンコを恨んだことでしょうか(知らんがな笑)。
荒川静香さんが「プルシェンコは“上手く見せるのが上手いスケーター”」と発言してて、なんてツボを突いた表現かと拍手してましたが、そうなんです。プルシェンコがやると普通のジャンプやスピンでも、「なんかとてつもなく高度なことやってる」感ビームが、ビシバシ放射される。
だって、4回転トゥ+3回転トゥ+2回転ループのコンビネーションって、今冷静に見たらそんなに究極の難しいジャンプじゃないよ(笑)。でも当時は「驚天動地」「神業」と騒がれてたワケです。
でもなんだか「凄いことをやりますよやりますよ!」感を醸し出すのが上手だったです。彼は。そして必ずやり遂げましたもんね。
2歳若い、超高級ブランドコーチに溺愛される派手なプルシェンコ。
私が愛するヤグディンは、まだ20歳なのに、世界選手権三度優勝して少し燃え尽きかかっていたように見えました。プルシェンコに比べたら地味で「ツウ受け」するのがヤグディンだったと思うんです。
プルシェンコのコーチは、元々ヤグディンのコーチで、つまりヤグディンは見捨てられた形になり、ロシアを出てアメリカに渡りました。そして運良くこれまた超高級ブランドコーチの門下に入ることが出来ましたが。。。
って長すぎるのでヤグ&プル話はここまでにします(笑)。



同じ時代の、本田武史選手の「アランフェス」衣装。
赤黒いバージョンと、この「ばっちい衣装バージョン」と、二種類あったのです。
なぜ「ばっちい」デザイン?傷ついた戦士のイメージでしょうか。
2002年ソルトレイクオリンピックは、日本中が本田選手のフリーに固唾を飲んでいたのですが、あと一歩で表彰台に届かず。
今の採点システムだったら、メダル取れていたかも。でも、今、演技を振り返っても、この頃の武史選手はジャンプも高く表情も引き締まり充実してましたね。
やっばり、18~22、3歳位の男子の充実感は、もう、何物にも代えられないわあ。
お隣は、荒川静香選手の「ロミオ&ジュリエット」衣装です(確か)。
世界選手権優勝した翌シーズン?じゃないかなあ。だとしたら2004-2005年シーズンでしょうか。オリンピック金メダル!の前のシーズンです。
ドルトムントの世界選手権で、伊藤みどり選手に次ぐ二人目の日本人世界チャンピオンになった荒川さんでしたが、もっとも充実した時期でした。
このシーズンは色んな事が噛み合わず成績は良くなかったけど、翌シーズンが五輪で、真央ちゃんや美姫ちゃんが出てきて、奮起して壁を乗り越えていく彼女を見ているのは、とてもドラマチックで感動的なものでした。



大輔さんの「マンボ」です。これは、赤シャツ版、この迷彩版、ピンクに赤模様版、と試合ごとに次々にバージョンが変わっていき、目を楽しませてくれました。
胸がガッと開いた部分は、いわゆるババシャツ(薄い肌色の布)がついてるのですが、展示衣装にはついてません。なぜ?海外男子選手なら、間違いなくババシャツで隠したりせず「どうですか私の胸筋!」アピールするでしょね。日本人はね。シャイなのよね。
この不思議な迷彩柄の布ってどこにあるのか、外国製なのかな?私も当時いろいろ探しましたがわかりませんでした。
なのでその後、何かの試合会場で、この布をそのまま使って巨大な「大輔バナー」に仕立てられたものが貼られているのを発見、感動しました!どうやってあの布を入手したのか?衣装デザイナーさんとお友達なんかな?
バンクーバーシーズンから三年間ぐらいの、この頃の演技や衣装は本当に充実していて、「ザ・ダイスケ」な時代でした。
成績的に見たら、バンクーバー五輪までが(正確にはその前シーズンまでが)、登り坂の時代で、バンクーバー後は下り坂になるんですが、スケートの内容的には円熟味を増していったと思います★
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スケーターの衣装①★

2019-01-05 | フィギュアこんな話も


風邪をひいたよ。のどが痛くて初お医者さんよ。

年末に行ったNHK杯写真展。フィギュアスケートファンだけでなく、主に年配の女性客層が沢山押し寄せておられました。人気ありますわ。
見所は、選手の歴代コスチュームね。日本選手だけでなくよく外人さんから調達できたものだと思います。
↑はカロリーナ・コストナー選手の衣装です。イタリアのスーパースターですね。
世界チャンピオンであり、ソチ五輪銅メダリストでもあり、現在女子最年長現役選手でもあります。
確かこれは、「ドゥムキー」じゃないかなあ。フィギュアには難しいクラシックで、私は大好きな曲。
生で見たコストナーは背も高く金髪は耀き神々しいまでに美しいのです。
スケーティングの素晴らしさは世界一。
右に映っているのは織田君の衣装。女子並みに細い。確か仮面舞踏会かな。



あっこちゃんのハンガリアン衣装。テレビよりずっと綺麗。グレーなのでイマイチに見えたんですが、じかに見ると質感などが美しく。
右は羽生君のロミオ&ジュリエット。こう見たらかなりの装飾が。足ながっ。色のグラデーションもとても綺麗。キラキラいっぱい。



真央ちゃんの白鳥の湖と、右はキャンデローロさんのダルタニヤン。
長野五輪で大フィーバーだったロロさんのダルタニヤンですが、20年前の衣装、よく借りられたもんですね。さすがにあちらの男性はがっちり体型で腰の位置高し。
日本中の女性ファンが沸き立ちましたよ!



安藤美姫ちゃんのバンクーバー五輪シーズンのクレオパトラ?
五輪では緑の衣装でしたよね。日サロに行ってがっつり肌焼いてきたのにはビックリ(笑)。いやそらまあクレオパトラだから浅黒い肌でしょうけどさ。
こうして見ると、かなりのきわどいデザインで、やはり女子部門では圧巻。
でも、女子の衣装はみんな繊細で凝った作りのものばかりで、やっばり男子より楽しいよ。色がですね。男子はカラフルじゃないから★

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする