上砂理佳のうぐいす日記

10/18まで京急百貨店上大岡店7階アートステーションにて、銅版画の特集展示をしてもらっています。お近くの方はぜひ★

小雪舞う「ジバゴ」

2004-12-31 | ジョニー美しきワルツ
SPの成功で波に乗ったのか、FSのジョニーは落ち着いているようでした。
曲はなつかし~い「ドクトル・ジバゴ」です。
ひゃー66年の映画って。私も見たハズなんだけど、オマー・シャリフのコサック帽と雪景色くらいしか記憶が無い。。。
いつも思うんだけど、ジュゼッペ・アリーナの振付は「マイム」としてはいいんだけど、スケート全体の流れとしては如何なのかな。いまひとつ冗長でメリハリに欠けるような気もしました。でも、それは、アップテンポになっても余りジョニーの表情が変わらないからかもしれない(?)

でもね。このなんとも言えないポエティックな味がね~いいんですよ^^;
冒頭、足元の小石を寂しげ~に蹴るような仕草があるんですが、それがなんともナイーブな少年で、もう後ろからコートでもかけてあげたくなる(笑)。
そして、ぱあ~っと、ゆっくり銀世界が始まるのです。
灰色の空からキラキラと雪のかけらが降りてくるような。主人公はその中を、シャンシャンシャン♪と馬車で駆け抜けていくかのような。
氷をイメージした(?)衣装も相まって、ほんとに4分半ねー。別世界に連れてってくれましたよ。
余り、一貫したストーリー(ドラマ)を期待するよりも、ジョニーには「抽象的な美の世界」のほうが合うのかもしれません。ヘタにマイムとかしないほうが(なんか、マイムが浮くのよね)。でも、今後は芸域を(?)広げるために、色々やってみてもいいのかな。

フリーも完璧。大歓声です。ドイツのお客さん、お目が高い(ほんまか)。
コーチと共に私ももらい泣き。芸術点5.8まで出た~~~!やった~~~!
歓声+拍手、鳴り止まず鳴り止まず。ジョニーもプリシラさんも「ヒューヒュー♪」なんつってる。ああやはり彼らはアメリカン(笑)。
結局、4回転は無いけど、技術の高さと表現力はジャッジにも認められたようで、ワイス兄さんを抜いて総合5位となり、見事アメリカ代表の責務も果たしました。EXにも出ちゃいました。

思えば、2002年四大陸であなたを“発掘”してから長かったわ…その間、アブトに浮かれ、ヤグディンとハグもしてしまった。浮気三昧だったわ(笑)。
もう『あの人は今』のカテゴリーに行ってしまったか…とすら思えて泣いていた。いやほんと。長い長い間、待っていたのはこの「世界選手権、華々しいデビュー」の瞬間でありました。号泣のキス&クラでした。ありがとう。ジョニー、スケートの神様、ありがとう。

え~、その後の彼が、今現在のように展開するとは夢にも思わず。N杯で画面に映ったとき「どひゃあ」とタマげました。
今年はこれで〆です。読んでいただいた皆様方も、良いお年を!
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ドルトムント回顧★悲しいワルツ★

2004-12-30 | ジョニー美しきワルツ
私は冬休み中、ジョニー・ウィアー話ばかりしていそうである・・・

ドルトムント世界選手権、男子の予選。ジョニーはB組7位のスタート。
「あ~この位置かー」…正直、やや落胆。予選B組は上位から、サンデュー・ジュベール・ランビエール・ダンビエ・リー・グリアツェフ・ジョニー・バンデルペレン・・・の順です。錚々たるメンツ、致し方ないか。これはトリプルすっぽ抜けでもしたかな。と複雑な気持ちの私。これだと、SP、点数が出ないわー。厳しいわ。

SP、ジョニーは高橋大輔君(予選A組7位)の次の滑走順でした。私は実は大ちゃんの大ファンでもあるのです(シャレ?)。
鮮やかなピンク衣装の、可愛いカッコイイ大ちゃん。この「ミッション・インポッシブル・2」もう最高よ。大ちゃんらしいDエッジでぐいぐい滑る。顔の表情も艶っぽいし、ステップのお見事さときたらもう、魅せる魅せる。
大拍手で盛り上がった直後ですよ。ジョニーは大ちゃんと同じ、タラソワさん振付の「悲しいワルツ」です。派手~な大ちゃんの演技の後で、この、物悲しく地味に始まる曲。かーなり緊張してる様子だけど、演技前の下向いた顔の造形のまあ美しいこと。

4回転が入る訳でもなくどこがどうモノ凄い、ってPGでもない。でもねえー。
この優雅なワルツ、まるで「貴族の少年がひとり古城で踊る円舞曲」って風情なんですよ!憂愁と叙情ただよう空気感がどんどん加速して、最後にはリンクまるごと「ウィアーの美の世界」にしちゃったような。
でも「憂愁」でもジメジメした暗さではなく、あくまで若さを感じるのは、高いジャンプとスピードのせいでしょうか(この人は一見、遅いように見えるけど、実はスピードがあるように思う)。そして、燕尾服をキュートにアレンジしたような衣装もまた素敵。少年なのか大人なのか。その微妙さもたまらない。

欧州の観客にウケるだろうな~と思っていたら案の定、大拍手でした。
プリシラコーチも気合の入った毛皮を着こんで喜んでます。
このキス&クラがね~また良いのよ。ジョニー、黙って座ってりゃ「ルネサンス絵画の美貌」なんだけど、「みんな、見てる~?」ってTVに向かい手を振る様は、まんまアメリカンボーイなんで、いつもそのギャップに「はりゃっ」とコケる(笑)。
いい点だった大ちゃんを抜いて、この時点でSPトップ。総合6位まで浮上。

大ちゃんとジョニー。世界ジュニア優勝者で年齢も1コしか違わない。そして長年のコーチが女性で、タラソワさん指導のPG、って所も同じ。非常に因縁深いような?この二人のSP演技でした。
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アクセス、ありました・・・

2004-12-29 | ジョニー美しきワルツ
こんな日記にもアクセスして頂いてありがとう(笑)。
ブログがわからないままに進行、2日目・・・
どうぞお気楽にお読みください(たらら)

「絵美ちゃん」で検索なさる方は、この御時世にまずおられないでしょうからやっぱ「ジョニー・ウィアー」なんでしょか、ポイントは(笑)。
全米選手権に向けて、の記事が出てましたよね。↓
クリスマスも練習ですか。
選手って大変ー。アメリカってなんで年明け早々の国内選手権なのか(ファイナルと日があいてるのはいいけど)。クリスマスも年越しもおちおち寝てられないわ。
痛めてる右足と、新しい靴の状態がイマイチのような…でも、順調に3回転跳んでるようなので、良し、としましょうか!(そう、楽観的でなくてはやっていけん)

NHK杯で初めてウィアー選手を見たって方が多いみたいですが、わ~ん。今年3月の世界選手権にも堂々と出てはったんですよ~。あ、地上波は女子のみだったのか。
BSフジは…男子はフリー(SPも?)最終組だけ放映したのかな?ジョニーの「アオリ文句」は…忘れました(笑)。「19歳の全米チャンピオン」でしたか。プルさんはいついかなる時でも「ロシアの貴公子」…これしか無いのか、アナウンサー。
話トビますが、先の北京GPFではプルシェンコ「氷王子」だったんですね。「氷大魔王」だと思うけどなあ(笑)。ヤグディンはなんだろ。「氷超男優」でしょか。(ジョニーは「氷美少女」?「氷偽美少女真美青年」?)いや、中国的表現ってハマルわ~。

…話戻って、世界選手権。3月のドルトムントの大会は、今も網膜に焼きつく(笑)。
どの種目も素晴しかったけど、特に男子は…。これを真に堪能するには、やっぱ日本のTV事情ではCSしか無いですわ。下位の選手でも見応えたっぷりだし。解説が民放と段違いだし。解説がキライな人も多いだろうけど、私は好きです。選手のドラマが拡がって。
男子フリー最終組の充実度は素晴しかった~。ジョニーは一番滑走だったのよね。・・・と、そこにいたるまでのSPが素晴しかったのよね。これが(SPのみが)4位で、クリムキン棄権やら(泣)サンデュー意外な不調やら(泣+泣)にも助けられて、最終組に滑り込みました。この辺り、ジョニーの不思議な運の強さも感じた私。
え~長くなりそうなのでまた次回につづき…(休暇中しか書けん、こんな長文)

「コメント」もお気楽にどうぞ!^^
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ルーツは絵美ちゃん?

2004-12-28 | フィギュア昔話
ブログってなんだか訳もわからず、始めてしまったわ。
しかもこの年の瀬。普通、日記は元旦から始めるものである…。
しゃあない。今年やっと取れた休暇よ。今やらずしていつやる?

美術や音楽、バレエに演劇、映画にスケート…。
美しいものに感動する気持ちは、幼い頃も今も変わらず。
(ちなみに私は“美”に携わる仕事をしています)
感動したら誰かに聞いて欲しい。そして出来れば同意してくれたら。
そんな気持ちを込めて、そして脳味噌の活性化の為に(?)
ボチボチ書いていこうと思います。

今はウインタースポーツ真っ盛り。で、スケートの話からします。
フィギュアスケートにハマッて20年余。
自分ではリンクの上に立つ事すら出来んのに、TV観戦熱だけは熱い私。
ルーツがなんせ渡部絵美ちゃんですからね(はははー)。
絵美ちゃんを知る人って今やどんだけいるの。近年では浅香光代との喧嘩事件が有名でしたが。
いや。ほんまね。可愛かったんですよー。絵美ちゃん。日本フィギュア界、初のアイドル登場!でしたんよ。やっぱアレでお茶の間にフィギュア人気が定着したのは、間違いないわ。
そこから、五十嵐さんや松村さん、そして外タレさんに移行して、ロビン・カズンズ、スコット・ハミルトン、オーサー、ボイタノ・・・と、フィギュアスケートの美と感動の世界にずぶずぶとのめっていく私でした。
今は、日本のフィギュア界も人材豊富で夢のように楽しい。そして、衛星放送のおかげで、世界ジュニア選手権やヨーロッパ選手権を見る事が可能になったことも、ひょえ~信じられない。嬉しい嬉しい。
昔は『ぱなそにっく』の社長宅くらいにしか、ビデオなんて無かったですからね(知らんけど)。もう、スケートもバレエも希少な放映チャンスを、全身全霊で、テレビに歯型つくぐらい噛り付いて見てましたわな。
お陰で、今でも五十嵐さんのNHK杯優勝時のエキシビション(以下、EXと略)まで覚えている私・・・ステップ凄くってね。氷削りまくってたの。
現在、まるで国家公務員のような趣の五十嵐さんですが、現役当時はキャンデロロをもしのぐ、アバンギャルドな方でした(^^)。
あ、今日は昔話ばっかしてるな。。。いかん。トシのせいか。

今、いちばん気になってる選手は、アメリカのジョニー・ウィアー選手。
NHK杯で、ニッポンの乙女のハートをかっさらいましたね(乙女か?私)
その後、仏蘭西杯でも露西亜(ロシアってこんな漢字書くのね)杯でも「かっさらった」御様子なんで、あっははーと高笑いする私です(なぜ?)
女子は太田由希奈ちゃんと村主さん、クワンにコーエン。
ダンス・ペアも、好きな選手でてんこ盛り。

『絵美ちゃん』で始まるとは思わなかった・・・私のブログ。
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