フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月5日(火) 晴れ

2016-01-06 12:17:41 | Weblog

7時、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

午後、散歩に出る。晴れていて、暖かくはあるが、昨日までと違いのは、雲が出てきたことである。お正月のご祝儀のような青空もそろそろお終いのようである。日常に戻らないとなるまい。

午後3時の遅い昼食は「テラス・ドルチェ」で。

焼肉ライスを注文。

焼肉のタレの味が前よりも濃くなったような気がする。ご飯は進むが、喉が渇く。

食後にブレンドコーヒー。客の目の前でカップに注ぐのがこの店のやりかたである。

ポメラで書きものをする。「テラスドルチェ」は私にとって「もの思いカフェ」だが、ものは思うだけでは不十分で、書き留めねばならない。

街にはまだいくらかの正月気分が残っている。

「有隣堂」で本の初買い。

佐藤正午『鳩の撃退法』上下(小学館)

村上春樹の新作小説を待望する人がたくさんいるように、佐藤正午の新作小説を待望する人も、数においては村上春樹には及ばないだろうが、その待望度においては引けを取らないだろう。

澤田瞳子『若冲』(文藝春秋)

教え子の友人の作家さんで、まだお若いがすでに歴史小説・時代小説の分野では有名である。いずれ直木賞も受賞されるだろう。

勝目梓『大人の童話 おかしなことに』(講談社)

勝目梓は60年代後半に作家としてデビューし、たちまち芥川賞や直木賞の候補になったが、70年代後半からは官能小説の作家となり、2006年に発表した私小説『小説家』で新境地を開き、現在、ジャンルを超えた作品を書いている。83歳にして現役である。

田丸雅智『たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座』(キノブックス)

私は子どもの頃からショートショートが好きだった。星新一ショートショートから川端康成の掌(たなごころ)の小説まで。ショートショートの魅力とはなんだろう、ということを考えてみたい。

夕食の主菜は麻婆豆腐。

そして納豆と冷奴、春雨のマヨネーズ和え、卵とワカメのスープ、ご飯。

明後日が締め切りの来年度の担当科目の講義要項を書いて、Web入力を終える。

来年度の時間割(春学期と秋学期)はこうなります。

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