フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月19日(金) 晴れ

2012-10-20 09:48:48 | Weblog

  8時、起床。ウィインナーとキャベツの炒め、ご飯(パンを切らしたいたので)、冷麦茶の朝食。

  11時前に自宅を出て、大学へ。

  3限は講義「ライフストーリーの社会学」。

  講義を終えて、遅い昼食を「志乃原」にとりにいく。特天せいろ(野菜天とエビ天の両方が入っている)。昨日、『孤独のグルメ』(第2回の録画)を観たせいで、天ぷらが食べたくなったのだ。たぶん、私みたいな人間はたくさんいるだろうから、昨日・今日の天ぷら屋さんは普段より繁盛したのではないだろうか。

   食後のコーヒーは古本屋街の中にある「aunt」という喫茶店で。「おばさん」という名前の通り、女性が二人(母と娘だろうか)でやっている。コーヒーとバナナケーキ(200円)を注文。サービスで豆チップスが付いてきた。本棚に本がいっぱい並んでいて、自由に手に取れるようになっている。映画関係の本が目についた。植草甚一の本をパラパラと読む。看板に「家庭料理」と書いてあるのでどんな料理なのかを尋ねたら、昼間はおにぎりが中心で、夕方からは生姜焼き定食みたいなものを出すそうだ。寛げる雰囲気の店である。古本屋めぐりの途中で寄るにはいいところだ。

 

   裏道を通って大学に戻るときに「古書英二」という名前の古本屋があった。おそらく店主の名前を採ったものだろうが、古本屋でこういう名前は珍しい。比較的最近出来た店ではなかろうか。入ってみて、挨拶代わりに、池波正太郎『男のリズム』、ジョルジュ・ムスタキ『私の孤独』、安田武『戦後を読む』を購入。支払いを済ませて、店を出てから、店名のことを確かめたくなって、引き返して尋ねると、「はい、私の下の名前です」とご主人が答えて、隣にいた奥さんがニッコリされた。「英二」で連想するのは長淵剛だが(TVドラマや映画で小川英二という役を何度が演じている)、ここのご主人は、ヤクザのような風貌の方ではなく、小太りで温和な方であった。

  5限の時間は研究室でゼミ論の個人相談。

  6限・7限はゼミ。6限は3・4年合同で4年生のゼミ論報告(HさんとM君)。


本日のスイーツはKさんが買ってきた北海道(地元)のお土産

  7限は学年で分かれて、4年生はゼミ論報告の自主ゼミ、3年生は来月に迫ったライフストリー・インタビュー調査の打ち合わせで10時までかかった。

  11時、帰宅。夕食がまだだったが、時間が時間なので、まぐろの角煮のお茶漬けで済ませる。

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