冒険の旅に出よう

心密かに、尊敬の気持ちを抱いてしまう作家がいます。
ご本人は知るよしもないでしょが、その中の一人がこの方。
多くは語らない作家『あまのじゃくとへそまがり』さん。
もともと、ぐんとした筋が通った作家なのですが。
3月11日以降はまた、私は沢山の言葉を、彼女の作品から聞いていました。
痛みと祈りとそして希望。どれもそれは、作品に昇華された形で、時にはストレートに、でも多くは奥に秘めて。
中でも、皮で精巧な生き物を作るこの作家の本筋からはちょっと違う、冒険のカバンという作品が好きでした。
非常食のお菓子をいっぱい詰めて、それをかっこよく丸めて、さあ旅に出よう。
冒険の旅に出ようって。

大好きな『あまのじゃくとへそまがり』さんの展示が、9/14金からニヒル牛2で始まります。
作品展のタイトルは『冒険の旅の道具屋』
冒険の始まりを準備する、旅の道具屋の店番が楽しみで仕方ありません。

ニヒル牛マガジンディープ日誌更新しました。
幻想と現実が混ざりあった昨日の話しです。