練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

6.28 NO NUKES DAY★原発再稼働を止める緊急首都大行進 へ!!

2014年06月26日 | これだけは言いたい!
 原発現地でのたたかい、原発現地のたたかいや人びとの共感。
 一度手を染めるとと抜け出せなくなると言われる原発依存、原発マネー中毒から抜け出すためにも、現地のたたかいは重要だ。(前記事参照

 しかし、当事者の当事者による自覚と責任という意味において、もう一方の当事者、電力大量消費現地における電力消費者のたたかう意思に、 大きくものを言わせることも不可欠だ(対メディア、対政権与党公明党…原発マフィア…)。

 6/28(土) 明治公園へ !!!



 

川内原発を再稼働させるな!さようなら原発★首都大行進


【日時】2014年6月28日(土)12:45~ 大集会 14:30~ 首都大行進(デモ)
【集合場所】明治公園( 地図
  (JR千駄ヶ谷駅5分・都営大江戸線国立競技場徒歩2分・東京メトロ銀座線外苑前徒歩15分)
【主催】首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会
【協力】脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク

▼大集会(12:45~@明治公園)
▼首都大行進(14:30 明治公園出発/予定)
* 青山、原宿を通るデモコースです。原発再稼働反対の声を街に轟かせましょう!

    ※6/28は第4土曜 週刊金曜日練馬読者会の定例会予定日。
    NO NUKES DAYのアフターは「なごみ」(PM6:30~9:00)へ!
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川内原発再稼働 ★「主権者としての覚醒と覚悟」が問われている

2014年06月18日 | これだけは言いたい!
614川内原発PR館  住民(県民)の命と健康を第一に考えるべき自治体の長(伊藤祐一郎鹿児島県知事)が、あろうことか、お年寄り、病弱者、障害者など(事故時の要援護者の避難)にかまっていては原発は再稼働できない、と開き直っている…。(参照:朝日新聞記事

 県知事が、恥も外聞も無く原子力マフィア・“嘘とやらせの九州電力”に同腹する。そんな露骨な本音を堂々と表明させてしまうのは、最高権力者をきどって、閣議で決めれば憲法原則を否定できると思い込み、実行しようとする狂気の政治屋をのさばらせている中央政治の流れがあってのことなのか……。
 こんな狂気の政治屋を総理大臣にまで押し上げてしまったこの国の民主主義。国家統治から地域自治まで“戦後民主主義のしくみ”は、とうに錆ついて、機能不全 !!! ということなのか?

 あらためて「主権者としての覚醒と覚悟」(地域経済は電力会社のしもべではない!原発なしでノープロブレム!)
が問われている。

 以下は6/13(金)、14(土)に行われた、なんとしても川内原発再稼働を止めたい人々による“鹿児島川内行動”(呼びかけ:川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会)に参じた当読者会メンバーのレポート。(文章のみ=たんぽぽ舎メルマガ投稿 から)
┏┓
┗■2.薩摩川内に立った「原発反対」の大看板、遠征参加者を元気づけてくれました。
 |  県庁前集会の横断幕の前でハイハイする赤ちゃん(11カ月)も
 |   ー「この子の未来がかかっている!」
 └──── 橘 優子(ストップ原発&再処理意見広告の会)

6月13日から始まった鹿児島県議会で、再稼働の容認をしないで!と迫る勢いで120人が東日本から遥か空海を超えて鹿児島に飛んだ3日間の「川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会(東日本実行委員会)」の遠征に参加、最終日14日の早朝に鹿児島県庁の近くのホテルをバスで発ち、薩摩川内市に入り、原発の前で、再稼働反対の記者会見と集会を行って、その往復の路上で、巨大看板をしっかりと見て参りました。
川内減反原発反対看板「ストップ原発&再処理意見広告の会」に寄せられたお金を、全国の原発立地の運動のための看板カンパに10万円ずつお渡しした成果です。
5/30発行の「週刊金曜日」993号で、鎌田慧さんの川内現地ルポで写真入りで紹介されていますが、私たちの仲間の「原発反対」看板に対抗して、推進派が同様の大きさ・デザインをぱくった看板を作った話がバスの中で柳田さんから紹介されて、 車内が大いに湧きました。
 この話題で弾みがついて、川内原発前での闘争は一段と盛り上がり、私も友人を誘ってドンパン節にまで参加!

◇とにかく、毎日早朝からのハードなスケジュールで、友人を数人誘っている身としても緊張もし、南国の日差しに消耗も激しい行程でした。
 それでも、私よりお年を召していらっしゃる方々が、激しいスケジュールを承知で多数参加、 のぼり旗は担ぐ、横断幕をひろげ持つ、声を、力を振り絞って、再稼働するな!と、渾身の訴え。
 平日の行動なのに、休みを取って参加した若者もいれば、11か月の赤ちゃんを抱いて参加した若いカップルも。初日の夕方、空港から直行して県庁前の広場に横断幕や旗や寄せ書き等めいっぱい拡げての記者会見の場で横断幕の前でハイハイするこの赤ちゃん、「この子の未来がかかっている!」と凛々しいお母さんと共に、どれだけ仲間を奮い立たせてくれたことでしょう。

613鹿児島県庁◇ちなみに、東京新聞では、13日の県庁前行動が 全国から参加者が700名、ですが、鹿児島の朝日も毎日も全体で1000名の報道。天気に恵まれ、熱気あふれる、充実した展開で、13日の夕方、地元のTVのニュースでは、県庁前の行動・県議会傍聴の様子・知事への署名提出行動、更には九電前でのデモに至るまで、10分間近くその熱気を伝え、その後で、伊藤知事の「10キロ以上の避難計画なんて、できる訳がないので、作らない。国に頼むしかない。」などと言う、無責任な会見の様子が写されて、これには推進派はWパンチの体。

◇街を仲間たちと移動していても、地元の人に「お疲れ様」とねぎらいのお声をかけてもらったり、天文館という繁華街での情宣活動ではビラの受け取りも良く、仲間のマイクアピールに聞き入る方、ビラを受け取って話し込んで行く方多数。私もマイクをとって、「どうかどうか、この明るく賑わう街を、私の故郷、福島の街のような悲惨な状況にしないために、再稼働反対の声をあげて下さい!!」と訴えてきました。
 老舗デパート山形屋のギャラリーでは、「3.11東日本報道写真展」が開かれていて、住民の意識も盛り上がってきているという手応えを感じました。


※ 6/14 川内原発ゲート前YouTube動画
 「6.14川内原発ゲート前抗議行動~抗議集会~」はこちら
  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=qqSsZ3jLnZY


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6.28 NO NUKES DAY

いまどきの東京温泉★天然温泉 久松湯

2014年06月11日 | みんなの日記
 早速ながら、ご当地練馬区の桜台に誕生(5月15日)した 銭湯温泉 に浸かってみたので、所感などレポートします。

 久松天然温泉に浸りながら想いを巡らせば……。実は東京は一大温泉地……というか温泉都市なのです(施設数、湧出(揚湯)量から)。その東京温泉で浸れる温泉の種類は、コーヒー色で有機物由来の「黒湯」と、しょっぱくて鉄錆色の「化石海水」の二種。非火山性、堆積盆地型の温泉です。(このあたりはいずれ掘り下げてみたいと思います)

 さて、永く(1950年代から)地域の人びとに親しまれてきた公衆浴場『久松湯』 が、施設の全面建て替えを期に1500㍍まで掘削し、新しく温泉銭湯として営業開始の運びとなった経緯については3月にレポートしました。( 前記事:地元に「銭湯温泉」オープン★桜台温泉
桜台温泉
 かつて銭湯といえば、高い煙突に “宮造り建築” といわれた瓦屋根のゆるやかな曲線と 高い天井(前記事写真)、そして湯船の背後に描かれた富士山などの“ペンキ絵”。そんなイメージが想い浮かびます。江戸時代から連綿と地域のコミュニティを育んできた銭湯文化……。そんなよき時代?は過去のものになったのかもしれません。

 経営者の高齢化等により、ひとつまた一つと営業を閉じてゆく昔ながらの銭湯がある一方、生き残りをかけて様々な付加価値をつけた浴槽やコインランドリー併設から、いわゆるスーパー銭湯まで利用者を集めています。
 久松湯もこのような公衆浴場界の流れに棹さして天然温泉という付加価値に至ったわけ…ということになりそうです。
桜台温泉桜台温泉桜台温泉

 天然温泉 久松湯(練馬区桜台4-32-15)
      源泉名:「桜台温泉久松」
      泉質:ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性中性温泉)pH7.2
      容存成分:合計31.79g/kg(陽イオン12110 陰イオン19430)
      揚湯深度:1500m
      泉温:41.6℃、湧出量:339㍑/分。


天然温泉 “天然温泉”のイメージに非日常的アメニティ気分をもとめると、もの足りなさを感じるかもしれません。それほど久松湯の施設は、ことさらにリラックス感を刺激するような仕掛けや演出はなく、シンプルな銭湯設計に徹しています。

 屋外(露天)浴槽に投入される源泉は湯面下水中投入タイプで、循環・濾過・消毒と連動。悠久の時間、地中深くの還元環境にあった「化石海水」が湧出時にみせる無色透明さは今回、確認できませんでした。

 新しい施設だけあって屋内銭湯施設も快適。浴槽の種類も白湯、電気風呂に強力バブルジェット、炭酸泉にサウナ(別料金)などが利用できます。

 利用料金もシンプルで公衆浴場料金450円、サウナは別途400円。
   (参考:練馬区公衆浴場組合
 タオル石鹸持参(レンタルあり)。
 駐車場はなく、最寄り駅は西武池袋線桜台駅(地図)。

 国会で“戦闘論議”(集団的自衛権)にあけくれる石破くんや山口くんも頭を切り替えて、
銭湯論議”(庶民のくらし)に花を咲かせてほしいものです。
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読者会という貴重な“場” ★ 安倍反動の土石流に抗するために

2014年06月05日 | 読者会定例会
 週刊金曜日練馬読者会5月例会に参加した。
 最初に各地の原発再稼動反対の活動について報告があった。浜岡原発関連では、4月に静岡県で開かれたシンポジウムの参加者が、菅直人元首相と河合弘之弁護士との対談を紹介。6月に鹿児島県で行われる川内原発の再稼動に反対する抗議行動については、参加予定者から行動内容の説明があった。この抗議行動に対しては、東京でも支援のイベントが予定されている。また、5月に福井地裁で下された大飯原発の再稼動差し止め判決については、「感動した」「涙が出た」との声もあった。

 読者会が開かれた5月24日は、都内で『東電テレビ会議~49時間の記録』の上映会があり、3時間を超える作品を見終えてから駆けつけたメンバーもいた。このドキュメンタリーは震災直後の緊迫したやり取りを明らかにしたOurPlanet-TVの力作。こうした作品が世に出る一方で、東京電力は機器の故障や社員のプライバシー保護を理由に、映像の公開には今も様々な制限を加えている。
 「東京電力はインターネットなどを使って無修正の全映像を公開すべきではないか」との指摘があり、そこからは議論が百出した。
 「素材は膨大で、編集しないと全部を見るのは無理だし、難しい用語も多く、専門家の解説がないと素人には理解できない」
 「STAP細胞の疑惑が起きた時、論文のコピー&ペーストなどを暴いたのは必ずしも専門家ではなかった。素人でも容易に論文情報にアクセスできたからこそ、問題が明らかになったという側面がある」
 「学術論文は公開を前提としたもの。非公開を前提としたテレビ会議とは同列に出来ない」
 「原発事故という事態の深刻さを考えれば、プライバシーよりも情報公開が優先」
 「役員や故吉田所長などの幹部社員は別にして、一般社員のプライバシーは保護するべきではないか」
 「プライバシーと知る権利との単純な比較をすべきではない」

 このように、議論は原発問題から人権問題へと広がりを見せ、司法やマスコミのあり方についても様々な意見が出た。脱原発にかける思いは共通であるものの、一人ひとりには多様な問題意識があり、議論を重ねることで多彩な論点が炙り出されることを学んだ読者会であった。
(Taka)
 読者会は「読書会」ではありません。
 練馬読者会は週刊金曜日の記事を題材、きっかけに参加者の議論を通して少しでも現在進行情報の共有とひとり一人の参加者が認識を深めるヒントを獲得できれば、との思いで毎月第四土曜日に集まっています。あなたも6月読者会に参加を!(練金術師)

週刊金曜日練馬読者会6月例会

  日 時:2014年6月28日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   


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