写真:2012年8月16日 4年に一度/1000年以上続く祝島の“神舞”(かんまい)は島の裏側=三浦入船神事=から始まります。
飯田哲也さんの知事選参入により保守王国山口の岩盤にも亀裂が入ったと言われました。(参考)
山本繁太郎新山口県知事も、10月で期限切れとなる中国電力田ノ浦埋立許可の延長はしないと言います。…しかし…中国電力はあきらめません。金の力は絶大なのです…。
「国民」が既に0%の意思を顕している(意見聴取会、討論型世論調査、パブリックコメントほか)にもかかわらず、政府与党/官僚/産業界は 2030年原発依存度15%を落としどころと決めているかのようです。
15%を狙う彼らの視界には、国内=新規建設(原発のスクラップ&ビルド)、海外=原発プラント輸出 という夢想(悪夢?)が、入っていることは明らかです。そのような非現実的夢想の実現のためには、強力な布石を打つことが必須になります。
独立性の高い原子力規制委員会の人事を、今のうちに原子力ムラで固めること、それこそが強力なる布石そのもの…となるでしょう。
細野大臣が絞り込んだ政府人事案で規制委員会が走り出したとき、上関原発はどういう動きになるのでしょうか。
毎週金曜日の霞ヶ関アクション(官邸、国会、環境省ほか)と、祝島がつながっていると考える所以です。
規制委員会人事案の焦点は国会に移りました。
(イトヤン)
2012.9.8. シンポジウム
いのちの海を埋め立てないで
~上関・祝島 自然とともに生きる未来へ~
「奇跡の海」、「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦が上関原発の予定地となって、30年になります。
いま原発建設計画は、田ノ浦の対岸に暮らす祝島の人たちの息長い反対によって中断しています。しかし、中国電力は原発建設をあきらめていません。
一方、2008年に山口県に許可された海の埋め立てが、この10月に失効します。
海の埋め立ては地域の生態系に大きな影響を与えるため、わたしたちはこのまま「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願っています。
佐藤正典さんや上関町、祝島の方々のお話をお聴きし、一緒に考え行動しましょう。
◆日時:2012年9月8日(土)13:30~16:00(開場13:00)
◆会 場:日比谷コンベンションホール
(千代田区立日比谷図書館文化館地下・旧都立日比谷図書館)
◆基調講演
「瀬戸内海西部に残る豊かな内湾生態系」
講師:佐藤正典さん(鹿児島大学理学部)
◆シンポジウム
パネリスト: 佐藤正典さん(鹿児島大学理学部)
高島美登里さん(長島の自然を守る会)
山戸孝さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会)
コーディネーター:菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金)
◆参加費:1000円 ◆定員:200名
◆要予約 Web予約フォーム:http://bit.ly/MYZG0x
Fax: 03-3357-3801
電子メール: dousuru_net@mail.goo.ne.jp
◆終了後、パレードもあります。16:30日比谷公園中幸門出発
◆主催:上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)
ブログ:http://kaminoseki.blogspot.com/
◆問い合せ Mail: dousuru_net@mail.goo.ne.jp
Fax: 03-3357-3801、Tel: 03-3357-3800 (原子力資料情報室〈伴〉)
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