練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

2016参議院選挙公示日に考える

2016年06月20日 | これだけは言いたい!
 いよいよ未来を選ぶ歴史的に熱い7月がやってくる。


 任期満了に伴う参議院議員選挙が公示、7月10日に投開票される。 
 参院選にあたって国政が抱える主要な問題=争点は、憲法、原発、TPP、基地、経済だ…。いずれも政権のごり押し(アベ政治)対 国民の利益という
点で通底する。そして左右を問わずアベの首に鈴はつけられないなら、”アベ政治”にstopをかけるしかないという共通認識も裾野を広げている。

 市民の強力な声が政党利害を抑え込む形で、とにかく野党共闘はなった!!

 ただし、31ある一人区のすべてについてはやっと…、というところで、多くの市民が望んだ比例に関する"オリーブの木"構想(統一名簿式)は既成勢力にはハードルが高すぎたのか挫折。そこでオリーブの木を”桜の木”と言い換えて共産党・旧民主党に根回しの努力を続けてきた小林節(敬称略、以下同じ)が敢然というかギリギリ立ち上げたのが政治団体「国民怒りの声」。アベ政治に危機感を抱く”旧民主党以上共産党未満”の政党離れ無党派層の心に訴える姿は明確だ。

 
ちなみに、参院比例区については過去の経緯を見ると、現職国会議員5名以上、直近の国政選挙で得票率2%以上または10名以上の候補者(供託金600万/人)という政党要件をクリアして選挙に挑戦するのはいかに困難な道だったわかる。2004年10人の候補者を立てて挑戦したのは木枯し紋次郎こと中村敦夫(みどりの会議)、前回2013年にはめげずに緑の党が挑戦、10人のうち三宅洋平が若者?の圧倒的支持で得票を積み上げたが及ばず。(http://www.huffingtonpost.jp/2013/07/22/miyakeyouhei_n_3634080.html

 今回必勝の体勢で勝ちに行く三宅洋平のメッセージ「大事なものはなくしてから気づく」➡︎https://www.youtube.com/watch?v=PSwyY1g-7Jw

 さて、かって民主党が掲げた「コンクリートから人へ」というコピーだが、それはもとより歩むべき時代の趨勢でありそれはもとより今も変わらないはず。

 なので、3/2を阻止する展望のその次は、政権交代に再チャレンジする機運を展望する…。そのくらいの覚悟と機会づくりが必要だと練金術師は考える…。
 と、考えるのだが、覚悟も人材も底をついたかに見える旧民主党的な人たちに期待をリニューアルする力はできるか…? 全部とは言わないが、政権交代後の経緯に失望し忌避する態度を捨てられない有権者世論に答えられるのか…。 

 一方上で見たように、諸派扱いされる 国民の怒りにとって比例のたたかいは厳しく、私たちや多くの市民の認知と動きが肝要。

 それは同時に、これまで左右を問わず硬直的に続いてきた、既成の政党間利害・イデオロギーの枠内で物事を考える習慣を打破することができるかにかかっている。注目してゆきたい。



久しぶりの方歓迎、初参加の方大歓迎、です。

週刊金曜日練馬読者会 6月例会


  日 時:6月25日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
      西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

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