練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

★ 原発人災・メディアの責任 ★ 6月例会へ!

2011年06月21日 | 読者会定例会
 練馬読者会では5月の例会に先立つ27日、緊急勉強会《大震災=原発とメディア》を開催した。
(→こちら
 講師の北村『週金』発行人からは、紙面の比較を通して、おもに権力や既成事実の後追いと必要な事実を隠し情報操作に手を貸し、次々進展する事態に際し状況を糊塗するような、一部(東京新聞「こちら特報部」など)を除く大手新聞メディアの報道姿勢や構造について、あらためて確認する話を聴くことができた。いくつかの質疑応答の結果、これまで例会には来たことのない参加者も納得の様子だった。

 加えて、翌日開いた5月例会ではテレビメディアが果たす役割についても議論。番組に登場させた御用学者や囲いものの評論家・タレント・解説者らによる印象垂れ流し作戦?が逆に反面教師としてテレビばなれを促進しているのではないか。必要な情報を得るためにはフリージャーナリストや動画投稿のサイトなどネットを使いこなさざるをえないのではないか…、等の指摘があった。
 (練金術師)
 6月例会 は今週25日(土)。近隣、沿線にお住まいの方は気軽に参加を…。

 週刊金曜日練馬読者会 6月例会

   日 時:2011年6月25日(土)6:30~9:00
   会 場:こみゅにてぃかふぇ(なごみ)03-3924-5504
       西部池袋線大泉学園南口3分〈地図
   会 費:飲食代(ひき続き懇親会を予定)
   問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
      または03-3925-6039 近藤

● 宮古島「下地島空港の軍事利用問題」に注目を!●

2011年06月19日 | 練馬の里から
 宮古平和運動連絡協議会(星野勉共同代表)が6月14日、宮古島で記者会見をおこない、下の声明を発表しました。同連絡協には宮古島市の平和団体・市民団体10団体と市民有志が多数参加しています。
 陸上自衛隊第15旅団(沖縄・那覇市)の音楽隊は6月11日、平和を求める宮古島市民の抗議の声を無視して、同市マティダ市民劇場で演奏会を強行しました。それに対し、市民運動、ピースアクション実行委が横断幕を掲げ、ビラを配布しつつ抗議行動をおこないました。
 しかし、第15旅団音楽隊の演奏会は市民劇場でだけおこなわれたのではありません。音楽隊は同市の二つの小学校(福嶺小と宮島小)で制服着用で演奏会を開きました。しかもその演奏会では、制服姿の自衛官が「自衛隊採用試験案内」や銃器を持った訓練の様子などが印刷されたうちわや自衛隊機や艦船のステッカーを配布しました。陸自広報は「来場者の大人を対象に配布した」と説明しましたが、ほとんどの子どもたちが配布物を手に帰宅しました(6月11日付『沖縄タイムス』)。
 連絡協の星野共同代表は「学校側は『純粋に音楽を楽しむ』としていたが、明らかに自衛隊の宣伝に利用されている。慰霊の月6月に平和教育を行なう学校現場で子どもたちに(自衛隊グッズを)配布するのは考えられないこと」と強く批判しています。
 宮古島にはすでに航空自衛隊のレーダーサイトがありますが、今回の演奏会は北沢防衛相が下地島空港の軍事利用に前のめりの姿勢をあらわにする中で住民への宣撫(せんぶ)工作の一環として強行されました。連絡協の人びとは全国のみなさんが「下地島空港の軍事利用問題」に注目することを求めています。
                       井上澄夫(「南西諸島派兵阻止ニュース」編集部)

 ●「災害支援拠点」を口実にした下地島空港の軍事利用に反対する声明●

 新聞報道によると、北沢防衛相は5月31日に、下地島空港を災害時の国際拠点とし、無人偵察機などを配備し、自衛隊と米軍の合同訓練も行う計画であると記者会見で発表をしました。さらに、防衛相は「周辺国にも災害支援ができる態勢を構築したい」と述べ、国際協力の一環として拠点を整備する考えを明らかにしました。
 下地島空港を「災害時緊急支援物資基地」にするという構想は、宮古島市が「下地島空港と周辺公有地の利活用計画」で掲げたもので、これを基にした沖縄県の新たな「沖縄振興計画」で提言されたものです。
 沖縄県は「あくまでも国際的な援助拠点であって、軍事目的の利用は想定していない」との見解を示していますが、防衛省は、昨年末に策定した新防衛大綱と中期防衛力整備計画で、宮古・八重山地域に新たに陸上自衛隊の部隊を配備する計画であり、「国際支援」を口実に下地島空港を自衛隊の拠点にしようとするねらいがあると思われます。
 特に問題となるのは、「国際緊急援助隊」は本来外務省の所管であり、そのうえ、6月1日の衆議院沖縄北方特別委員会において、松本外相が「現在海外と国内の拠点に救援物資の備蓄を常設しており、特に現状では問題はない」と答弁しているにも関わらず、こうした北沢防衛相の発言は、外務省所管の「災害緊急支援」をも横取りして、何とか軍事利用に風穴を開けたいとする防衛省の強引なやり方の反映であり、断じて許されません。
 民間パイロット訓練飛行場として設置された下地島空港は、「屋良覚書」により軍事目的には利用しないと国と県との間で約束されており、現政府もこれを遵守しなければならないのは当然のことです。
 ところが、防衛省は、東日本大震災での災害救助で活動した自衛隊に対する国民の関心が高まっている現状を背景に、沖縄県が提言した「災害拠点構想」を逆手にとって、軍事利用を具体化しようとしているのです。
 下地島に自衛隊を誘致する一部の動きのなかで「米軍はいやだが自衛隊なら良い」という考えがあるようですが、「日米軍事同盟の深化」が強化されている現状では、防衛省が計画しているように「日米の合同軍事訓練」など自衛隊と米軍が共同使用をすることは自明のことです。
 私たちは、このような「災害支援拠点」を口実にした下地島空港の軍事利用には断固反対であり、この計画を撤回させるために、幅広い反対運動を展開する決意を表明します。

         2011年6月14日
                             宮古平和運動連絡協議会


◆ 脱原発100万人アクションへ!◆ 拝啓 菅直人 様

2011年06月08日 | これだけは言いたい!
  今、“菅おろし”にうつつを抜かしているときではない。
  「反菅」を画策する者の誰ひとりとして資格なしなのだから。
  反感を買うだけなのが解らないのか…。


 拝啓 菅直人さま

 あなたは、ポピュリストの極みとして総理の座までたどり着くや消費増税やTPPなど財界にすりよることで、権力延命のよすがにしようとしましたね。しかし、地震・津波災害、原発人災により、みごとにそのもくろみをくじかれました。

 国民の救命より自身の政治的延命を優先するかのような振る舞いを続ける中でもよく、浜岡原発を止め、原子力政策を見直し、自然エネルギーと省エネを重視すると宣言することができました。国民の願いにそう決断でした。

 菅直人総理。あなたが菅降ろしの「四面楚歌」から逃れる方法はただひとつあります!《人間は核エネルギーと共存できない》ことを認め、それを国の中長期計画に明記すること。そして、安全性を担保できない原発の再稼働なしに夏を乗り切る当面のリーダーシップ…。歴史の転換点です。「原発依存」や「被曝安全」を口走る輩は「抵抗勢力」とすべきでしょう。

 ここまで来ては、反小沢も大連立もありません。小泉首相(当時)がやった“抵抗勢力プロパガンダ”の実効力は証明済み。くれぐれも、鳩山首相(当時)が沖縄海兵隊を温存させたような「勉強したらやぱり原発必要…」などと、岡田幹事長あたりに折伏?されないようにお願いします。まずは、既に閣議決定した自然エネルギーの固定価格買い取り制度の法案を通すことが喫緊ですね。(練金術師)

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6.11 脱原発100万人
 アクション
ひとり~ふたり~
 みんなで意思表示

  13:00 ~ 芝公園 集会とデモ 芝公園23号地(東京タワー下)

  14:00 ~ 新宿中央公園・多目的運動広場  新宿1周・超巨大サウンドデモ

  14:00 ~ エネルギーシフトパレード 代々木公園ケヤキ並木入口付近

  そして 18:00 原発やめろ広場出現!!!!! 新宿 アルタ前