2月の練馬読者会は第四土曜日(今週)です。
初めての方も、引き続きの方もふるって参加ください。
週刊金曜日練馬読者会2月例会
日 時:2014年2月22日(土) 18時30分~
会 場:練馬区立勤労福祉会館小和室
(大泉学園駅南口徒歩3分)
会 費:会場費
問合わせ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
● おいらも考える。
たしか「湯水のように」ということばがあって(死語?)、その意味は、あるものを惜しげもなく、あるに任せて浪費するということなんだけど。
電気を「湯水のように」使っていた311以前の生活スタイルにもどれないことは誰だってわかるよね。毎日の暮らしで電気を節約するのはアベノミクス信者だって原発容認者だって、心がけている?と思ったりもする昨今。
ニポン全国の発電用原子炉が動いていないさ中に行われたこんどの都知事選挙。たまげたのは投票率の低さ。
で、「私だって脱原発」と
二枚舌を使って当選した舛添知事の票も併せると今度の都知事選で脱原発に一票いれた有権者は369万人で、投票者の67%が“脱原発”を選んだ事になるんだね。そのうえ、チョット見 過激にもみえた(かもしれない)「いますぐ原発ゼロ」が、なんと32%にもなるわけなんだ。
ますぞえ要一 2,112,979
宇都宮けんじ 982,594
細川 護熙 956,063
有権者数 10,505,848
投票者数 6,072,604
それにしたっても、全基止まっているのに段階的に原発依存度を減らすなんてゆう舛添さんに対して、「それはどういうこと?わざわざ再稼働してから減らすという意味???」の質問すらしない、できないマスゴミメディアも、よくよく甲斐性なしなんだね…。
それから、よく「民意」っていうけど、この数字の意味は、原発をどう無くすかについていちばん責任がある"電力大量消費者”が意思表示をしたんだと考えるべきだね。
だから、“民意を可視化”することが大事。
だから、今週も霞ヶ関あたりで声を上げ続けよう!(在日日本人)
再稼働反対!国会首相官邸前抗議
日時:2014年2月21日(金)18:30~20:00 予定
場所:首相官邸前および永田町・霞が関一帯
(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
呼びかけ:首都圏反原発連合★お知らせ★
・1~2月は冬時間として抗議開始18:30、終了20:00とします。 ※ 反原連のページは
こっちに
●1月の読者会では
1月例会は、東京都知事選挙について宇都宮健児氏と細川護煕氏の各支持者の間で支持の理由や現状認識、安倍政権の暴走狙止の方法などについて議論の大半が割かれ、以下のような発言があった。
「細川氏の国家戦略特区推進などの新自由主義色の強い公約、水俣病患者見殺しや小選挙区導入などの同氏の過去の悪行、安倍政権暴走阻止の必要性などを考えると、宇都宮氏を支持する。」
「政策的には宇都宮氏支持だが、勝てる可能性を考え、細川氏に投票する。」
「市民運動などがあれだけ反原発を訴えても、メディアはさほど注目しなかったのに、なぜ小泉元首相が「脱原発」を表明しただけで、あれだけ注目するようになったのか。その意味を考える必要があるのではないか。」
「小泉氏や細川氏が「脱原発」を表明するようになったこと自体が、市民運動が原発反対の世論の喚起に成功したことを意味する。」
「田母神氏に会ったことがあるが、とても気さくで親しみやすいところがある。ただ誰に投票するかは決めていない。」
「細川氏の公約をみると、国家戦略特区推進など新自由主義色が強く、舛添氏や田母神氏と本質的に変わらない。」
「宇都宮氏支持者には細川氏批判が目立つが、細川氏支持者は舛添氏批判を主としているのではないか。」
「細川氏への批判のほとんどは、舛添氏や田母神氏への批判とも重なるので、細川氏批判ばかりになったとしても、決して舛添氏を利することにはならない。」
「脱原発は社会全体に大きな変化をもたらす。「一点突破・全面展開」で細川氏でいく。」
「今回の選挙は脱原発実現の千載一遇のチャンスだ。私のように何十年も原発に反対してきた者にとっては、今回負けたら二度と脱原発を実現できないのではないかとの懸念がある。」
「舛添氏が勝つと、安倍政権が更に暴走し止めることが不可能になってしまう。」
「共産党が支持する宇都宮氏では無党派層の支持に限界があり、この点は保守の細川氏の方が無党派層の票を得やすい。」
「共産や社民など左派政党には今一つ成長が見えない。知名度のある細川氏や小泉氏に託すしかないのではないか。」
「昨年の都議会議員選挙や参議院議員選挙をみても、東京では民主党よりも共産党の方が票を得ていて、民主党のようにリベラルや反自民として中途半端な政党や候補は支持されなくなってきている。特に参院選では山本太郎氏、吉良よし子氏の左派2人が無党派層の支持の上位1位、2位を占めた。このことからすると、宇都宮氏が当選するチャンスはある。」
「細川氏なら5も可能性があるが、宇都宮氏では当選しても3か4くらいだろう。」
「これまで反原発を地道に訴えてきたからこそ、ここまで原発反対の世論が大きくなったのに、宇都宮氏の政策に賛成ならば何故宇都宮氏の支持を増やそうと努力しないのか、私には理解できない。」
その他、前回都知事選で宇都宮氏の選対が澤藤統一郎弁護士を排斥した問題、原発反対の保守的な市民の内面なども話題になった。ただ、安倍政権の原発推進や戦争国家化への暴走阻止の必要性については意見が一致した。私にとって権力に立ち向かうことの困難さを改めて実感せずにはいられない会となった。
9日(日)に行なわれた東京都知事選挙では、脱原発派の支持が割れたこともあり、共に「脱原発」を掲げた宇都宮健児、細川護煕両氏は2位、3位となってしまい、自民党東京都連、公明党が支持した舛添要一氏が当選しました。今回のような脱原発派同士の分裂を防ぐには、支持先や投票先に関わりなく、今回の都知事選での敗因、分裂した原因について徹底的に議論し共通認識を得る必要があるのではないでしょうか。そうしなければ、本当の意味での「ノーサイド」にならないのではないでしょうか。そして、2月例会でも、脱原発派にとっての都知事選などについて話し合いたいと私は思います。(kdak)
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