練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

まったなしの年度末を生きる★週刊金曜日練馬読者会へどうぞ

2016年03月20日 | 読者会定例会
 例年「日の君」問題が沙汰される年度末だが、今回は少なからず様相が異なるようだ。集団的自衛権の行使容認が中心の安全保障関連法の施行日などを3月29日とする閣議決定がされたのだ。(東京新聞
 準戦時に突入するのではという危機感は広がっているものの、具体的にはどう受け止め何をしたらよいか?
 とりあえず今月もやります練馬読者会

週刊金曜日練馬読者会 2016年 3月例会


  日 時:2016年3月26日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
      西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

 戦時体制を求めるのは「経済」であり、政治権力が真っ先に手をつけるのは報道機関の粛正であるというわかりやすい展開が目の前で進行中。これに指をくわえている訳にはゆかないのもまた自明。
 以下あらためて確認。

朝日新聞デジタル より一部抜粋
キャスター、交代の春 本人の意思・数字…事情様々
 NHK、テレビ朝日、TBSの看板報道番組の「顔」が、この春一斉に代わる。番組の一新、本人の意思など事情はそれぞれだが、政権への直言も目立った辛口キャスターがそろって退場していくことに、懸念の声が上がっている。
 3月末にリニューアルするTBS系の「NEWS23」は、メインキャスターの膳場貴子さん(40)が土曜夕方の「報道特集」に移り、新キャスターに星浩・朝日新聞特別編集委員(60)を起用し、放送時間も拡大する。岸井成格(しげただ)アンカー(71)も降板し、4月以降、同局専属のスペシャルコメンテーターになる。
 テレビ朝日系の「報道ステーション」(月~金曜、午後9時54分)は、メインキャスターの古舘伊知郎さん(61)が契約終了に伴い3月末で降板する。
 昨年までの平均視聴率は13・2%と好調だったが、古舘さんは昨年末の会見で「(開始から)12年を一つの区切りとして辞めさせていただきたい」と話した。後任は同局の富川悠太アナウンサー(39)に決まった。久米宏さんがキャスターを務めた「ニュースステーション」から30年以上続く伝統の枠だが、関係者は「制作費を抑えたい考えもあり、当面は手堅く局アナでという判断になった。今後は状況を見極めながら進めていくことになるだろう」という。
 一方、NHKは報道番組「クローズアップ現代」のキャスターを1993年から務めるフリーの国谷裕子(くにやひろこ)さんとの契約は更新せず、後任は局アナを軸に検討している。NHK関係者によると、現場は国谷さんの続投を強く求めたが、内容を一新するため局幹部が降板を決めたという。現在月~木曜の午後7時30分からの放送時間を、4月から午後10時に移す。NHK関係者は「国谷さんへの評価は高いが、番組の改編に合わせたキャスターの交代はつきもの」と話す。

 昨年9月、安保法案が参院特別委員会で可決されたことを、「私は強行採決だったと思います」とコメントした古舘さんなど、降板するのは辛口で知られたキャスターたち。三つの番組には最近、政権や自民党から報道内容に対する注文が相次いでいた。
 14年の衆院選前には、「NEWS23」に生出演した安倍晋三首相が、街頭インタビューの声に偏りがあると批判し、「報ステ」のアベノミクスの取り上げ方を自民党が文書で批判、「公平中立」を求めた。昨年4月には、「クロ現」と「報ステ」の内容をめぐって自民党が局幹部を事情聴取。「直接の原因ではなくても、それぞれが降板へ背中を押す一因になったのでは」と話す放送局関係者もいる。

■「降板の疑念を払拭する報道姿勢を」
 辛口キャスターの相次ぐ交代に、砂川浩慶・立教大准教授(メディア論)は「交代が重なったのは偶然の要素が大きく、それぞれの事情があると思うが、視聴者からみれば、政権に批判的なキャスターが外される、というイメージが拭えない。特に安倍政権はテレビ朝日とTBSに厳しかった。新キャスターには疑念を払拭(ふっしょく)する報道姿勢が求められる」と注文する。
 一方で、フリーから局アナに代わることについては、「社員という制約を超えて物申すことは難しいのでは」と懸念。「権力監視がメディア本来の役割。変更のない他局も含め、是々非々できちんと問題を指摘するキャスターがいないと、テレビは窒息してしまう」

 日本のニュースキャスターの走りとされるのは62年に始まった「ニュースコープ」(TBS系)の田英夫さん。NHKの磯村尚徳さんやテレビ朝日系「ニュースステーション」の久米宏さん、筑紫哲也さんら、取材経験豊富なジャーナリストや視聴者に親しみのあるフリーの著名人が多く起用され、各局の「顔」として活躍してきた。
 ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは「キャスターに求められるのは、事実だけでなく、実はこんな意味があります、こんなつながりがあります、と自分の言葉で味付けすること。ネット上で自由に意見を言い合えるようになり、『キャスターに言われることはないよ』と思う人も増えただろうが、安保法制や憲法改正などで日本が大きく変わろうとしている今こそ、しっかりしたキャスターをすえた番組が必要だ」と指摘。
 「80年代後半以降のキャスター『第1世代』は高齢化が進み、今後は『第2世代』が必要。テレビ局は若手を起用して育てていかないといけない」とも話す。

 「NEWS23」のキャスターになる星氏は「権力をきちんと監視することがメディアの重要な役割。政治家の言っていることや政権が取り組んでいることの中身が妥当かどうか、有権者が判断できるように本質を伝えていく。私の意見も述べていきます」と話す。(滝沢卓、松沢奈々子、佐藤美鈴)


chenge.org キャンペーンの報告 より
署名を提出しました。
政治家に放送法の遵守を求める視聴者の会

2016年2月2日 ご報告が遅くなってしまいましたが、1/30に岸井さん応援署名25,865筆(1/29までの総数)をTBSに郵送で提出しました。

 ツイッター上で散々「2万筆になった」「2万5千筆になった」と宣伝していたので、TBSにも伝わっていたものと。ご署名くださった皆様、拡散してくださった皆様、TBSに葉書やメッセージをお送りくださった皆様に感謝いたします。

 ちなみに、日本会議かつ「生長の家」かつ安倍応援団の、岸井さんバッシング広告を出した「視聴者の会」の賛同署名は昨年11/29時点で「四千筆を越えました」とウェブサイトに書かれて以後更新がないので、まあそのくらいの数のようです。どちらが視聴者の本当の民意か、TBS幹部のみなさんに示せたのではないでしょうか。

 岸井さんが「スペシャルコメンテーター」という形で残ることになったのは、ひとえに皆様の応援のおかげです。感謝申し上げます。しかしながら、TBSすらこんなくだらない言いがかりに影響を受けるような情けない上層部だったことには失望を禁じ得ません。

 国谷さんしかり、古舘さんしかり、そして報ステの四人のコメンテーターしかり。
 正式発表はまだありませんが、今の報ステのコメンテーター、木村草太さん、立野純二さん、中島岳志さん、ショーン・マクアードル川上さんの四人は4月に全員降板、後任は報ステSUNDAYに出ている後藤謙二氏になるようです。
 長野智子さんがいいことを言っても、政権の代弁をしてすべて台無しにするあの後藤謙二です。取材スタッフからも古舘プロジェクトのメンバーがいなくなるのも痛手です。

 しかし、これで報ステを諦めるわけにはいきません。
 あまりにも視聴率が落ち、あまりにも苦情が殺到し、あまりにも評判が悪ければ、ゲストコメンテーターにいい人を出し、徐々にその人の出番を増やし…ということもあるかもしれません。
あるいは、後藤謙二さんも、カッコだけでも政権に苦言を呈さざるをえなくなるかもしれません。NEWS23も、クローズアップ現代も同様です。
 今後も可能な範囲で情報発信とアクション呼び掛けをさせていただきますので、
日本の報道の自由のためにみんなでがんばりましょう。




               
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ここまで安倍政治の暴走を許してきた大人の責任とは★練馬読者会8月例会ご案内

2015年08月02日 | 読者会定例会
 この暑い夏。今年もまっ盛りをエアコンなしで乗り切れそうです。この熱さは温暖化やヒートアイランド現象が高じているためだといわれますが、我慢も限界。熱中症避けたければ電気(エアコン)に頼りなさいとテレビは繰り返す…。

 先日、本土最北端のまちで集会に参加し、♪こどもを守ろう♪おとなが守ろう♪というコールを上げながらパレードを歩きました。
 この定番ともいえるコールは、放射能から、特に被曝感受性の高いこどもを守るのは“核社会”を作ってきた私たち大人の責任だという意味で受け止めます。ところが先立つ集会で、もう一つの大人の責任に言及されたのが心に残りました。それは大人には伝える責任もあるということでした。

  ⇒ NHKローカルニュース
  ⇒ 大間原発反対現地集会&パレードすべて

 こどもを一義的に守りまもられる存在として扱うのではなく、この国でいま起こっていること、これから起ころうとし、起こるかもしれないことどもについて、こどもとして、一人の存在として自ら判断し、対応する術を身につけられるように……、ということ。
 言い換えれば、いまいかに被曝を避けるか(福島での暮らしや関東圏ホットスポット界隈での子育て)脱原発原発社会の構築運動…という現実の課題から一歩進んで、これからのこの国のありようについて、ここまで阿部政治の暴走を許してきた大人の責任について…考えさせられたのでした。

 関連して、総背番号制や周辺事態法、イラク特措法が成立した時代、週刊金曜日読者会に集う“かっての若者たち”からは、学生や若者の異議申し立ての声を渇望する声にならないつぶやきがありました。 時代が進んで、極右政権が立憲民主主義を踏みつぶす勢いで突っ走ろうとする今日このごろ、国会前で声を上げるSEALsなど若者のエネルギーを体感すると、そんな大人も「若者に負けてならじ」との勢いで声をかけあうのでした。

 民主主義は大人だけが作るものではありません。大人がやるべきは責任を果たすこと、責任者に責任を果たさせる社会をつくる責任もあります。そしてそれを若者、こどもへと繋ぐこと。そのことの大切さを改めて痛感します。
(イトヤン)

週刊金曜日練馬読者会8月例会

  日 時:2015年8月22日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   


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従軍慰安婦>安倍総理>戦争法制 ★ 練馬読者会6月例会のおしらせ

2015年06月09日 | 読者会定例会
 安倍首相が外国で公約し(国民主権の逸脱)、与党推薦の学者を含む200人の憲法学者が「憲法違反」と断定する(立憲主義の否定)ような "戦争参画保障法制” が国会審議に入った。
 国会の内外をはじめ全国で反対の声が日増しに大きくなっている。何も発言せず静かにしている市民が多いほど戦争の時代が始まるということだ。
 ⇒戦争させない・9条壊すな!総がかり行動

 その一方で、8月にも安倍総理が出すであろう"戦後70談話”でなにが語られるかが、内外から注目されている。とりわけ、安倍政権の歴史認識への懸念を深める海外(欧米)からの注視を集めている。にもかかわらず、指摘されている戦時性暴力 従軍慰安婦問題 への国内メディアのネグレクトぶりは目に余る。
 ⇒ 「日本の歴史家を支持する声明」欧米で賛同者増えて457人に=毎日新聞

この「日本の歴史家を支持する声明」の要旨をまとめる(毎日新聞による)と、次の6点。
 ・日本の歴史家が正確で公正な歴史を求めることに賛意を表明
 ・「慰安婦」問題は日本、韓国、中国の民族主義的な暴言でゆがめられてきた
 ・「慰安婦」の身に起こったことを否定したり、過小評価したりすることはできない
 ・「慰安婦」になった経緯や正確な人数は確定されなくても、大勢の女性が意思に反して拘束され、恐ろしい暴力にさらされたことに変わりはない
 ・過去の不正義を認めることは難しいが、そうすることで民主主義は強化される
 ・戦後70年の今年は、日本政府にとって過去の植民地支配と侵略の問題に立ち向かい、指導力を見せる絶好の機会だ


 この声明が発している中身は日本人自身の手で、とっくに解決していなければならない問題であり、これまで何故できなかったかが、今あらためて問われているのである。(戦争無責任が新たな戦争に誘う

 《 日本の歴史家を支持する声明 》の全文も確認しよう ⇒⇒⇒ こちら へどうぞ。
(練金術師)

おしらせ 
 練馬読者会は、運動中心の方、議論中心の方、話を聞きたい方など参加者の目的はそれぞれです。
 話したいことがある方歓迎。
 初参加、久しぶりの方大歓迎です。限られた時間の中、うまく調整しながらゆきましょう。
 次回予定は6月27日(土)18時半~21時半、こみゅにてぃかふぇ和(大泉学園駅3分)。参加費は会場使用料です。
(SUZ)

週刊金曜日練馬読者会6月例会

  日 時:2015年6月27日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

武田鉄矢は金八先生をいつ殺したのか★原発マフィアの焦燥

2015年04月23日 | 読者会定例会
 おいらもビッグサプライズ !! 驚いたネ。

 あの武田鉄矢が、金八先生の武田鉄矢がだよ、関電高浜原発差し止め仮処分決定(福井地裁樋口裁判長)に反抗するかのように「テレビが1日6時間放送をやめる覚悟がないなら原発再稼働反対をいうべきではない」などっち番組で放言してたんだ。フジサンケイグループに言わされたのかも…。
 かもしれないというのは考え過ぎかもけど、放言のなかみはまったくも~愚かにすぎるね。

 「この発言自体は前述したようになんの根拠もないが、背景に『原発の再稼働が止められたら自分たちの既得権益がおびやかされる!』という恐怖があることはひしひしと伝わってくる」…んだって。詳しいところ、は引用すると長くなるからこちらを見てほしい。
《高浜原発再稼働差し止め判決で原発推進派がヒステリー!
武田鉄矢の「テレビ放映を短縮する覚悟ないなら原発に反対するな」発言を嗤う》( http://lite-ra.com/2015/04/post-1043.html


 で、なぜビックサプライズかっていうと、むかし、読者会(週刊金曜日練馬読者会)で議論があって、"グローバル資本主義とか経済成長至上とか から 持続可能性へという社会の流れ(社会変革)”があって、一見関係なさそうな“自分が蹴落とされないために他人を蹴落とすことが強いられるような行き方”から降りること(個人の生き方の転換=ひとり一人の選択)があって、実はそれらが深く関係してて、そのことを「降りる行き方」ちうキーワードで語り合ったてわけ。そのきっかけとなった映画が『降りて行く生き方』、主演・武田鉄矢なわけ。

 映画《降りて行く生き方》( http://www.nippon-p.org/mov-intro.html )は「我々は、たとえこのような絶望的状況であっても、未来に向けて、希望を見出したい。或いは、我々自身が、希望の灯を点したい。では、一体、どうやったら、「絶望社会」日本に希望の灯を点すことができるのだろうか?」という問題意識で作られた映画。今でも上映会が続いていて、おいらもおすすめだ。そのプロモーションで俳優・武田鉄矢は「降りて行く生き方の気づきになれば…」と説教的に提案もしているようだネ(https://www.youtube.com/watch?v=eEs062LjQpE#t=112 )。
 そんなわけだから、いつ 武田鉄矢は金八先生を殺したのか??!……ってなるんだ。

 はてさてこの件、あの“テレ朝問題”(下のツイートのリンクから番組動画が鑑賞できる)と並べて見れれば、うきあがっち見えて来るものありあり…。それは、原発マフィア(原子力村ともいう)の第一線な一部メディアが必死になって、“安全安心・終わった・怖くない”神話 で洗脳闘争を仕掛けても、"福島の今”は誰にも見えるし、それだけで原発マフィアの論理も道理も通らない、のがわかる。
 そこにマフィア達のどうにもならない困惑と焦燥ありと、おいらは愚考したんだ。
練金術師 @nerikinjyutu · 4月17日
テレ朝報道ステーション(3/27放送) ★ 古賀茂明氏 最後のレギュラー出演/圧力や自粛に慣れてしまって何もしなくなれば、「本当に大きな問題が起きているのに気付かない」という事があるhttp://www.at-douga.com/?p=13439 #アイアムノットアベ


(在日日本人)

週刊金曜日練馬読者会4月例会

  日 時:2015年4月25日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

井上澄夫さんありがとう★いまこそ反戦原理主義

2015年03月29日 | 読者会定例会
 昨秋以降療養中とお聴きしていた井上澄夫さんが年末になって先立たれました。
 ご冥福をお祈りするとともに、練馬読者会関係者にお知らせするしだいです。

 井上さんは、かつて《べ平蓮》運動(ベトナムに平和を!市民連合)で活躍され、《市民の意見30の会・東京》や《沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック》その他を中心的に担ってこられました。練馬読者会には要所要所で参加され、反戦原理主義の立場から一貫してきびしい意見を開陳されてきました。

 練馬読者会3月例会では、最近参加で井上さんとは直接面識のない方もまじえ、緊迫の度を増す沖縄辺野古のことや安倍政権暴走について井上さんの発言を振り返りながら議論することになりました。

 ここに、井上さんの変わらぬ意思をリスペクトする意味で、井上さんが今いちばん訴えたいことおよび当ブログへの最後の投稿となった2014年7月6日投稿のエッセイを掲げます。
(イトヤン)


 『3月31日(火)18:30~ 防衛省への緊急抗議行動に参加、お願いします!!』
「政府・防衛省は沖縄県翁長知事の中止指示にしたがい、 ボーリング調査をただちに中止しろ!」

   ●日時 : 3月31日(火)18:30~    
   ●場所 : 防衛省前 JR・地下鉄「市ヶ谷」「四ツ谷」駅7分
   ●呼びかけ : 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(連絡先 090-3910-4140)

エッセイ練馬の里から 「非武装原理主義者として考える

『日本と原発』地元上映会&練馬読者会例会案内

2015年02月23日 | 読者会定例会
 ドキュメンタリー映画『日本と原発 私たちは原発で幸せですか』が地元練馬の練馬駅北口文化センターで上映される。脱原発弁護団全国連絡会代表の河合弘之弁護士による初監督作品という。超多忙の弁護士がなぜ映画作品を?という問いに答えて、カメラは、311の事態とその後次々と起こったほとんど…あらゆる事どもについて追う。


 首相官邸国会前をはじめ各地で原発再稼働反対の声をあげる多くの人々の合い言葉(共通意識)は
《 ふくしまを忘れない 》

 そして除染・汚染水・作業被曝など深刻な事態がなお現在進行中なのだ。なのだがしかし、4年経って311のあのときすべての人が受けたであろうショックや戦慄は記憶の下部に沈殿してしまいがちなのも事実。
 この映画は脱原発のひとだけが見れば良い映画ではない。経済成長に期待する人、エネルギー問題を考える人、放射能のことは忘れたいひと……すくなくとも日本列島に暮らすすべてのひとに勧めたい映画だ。

★映画『日本と原発』練馬上映会
 2月28日(土)午後6:30~練馬文化センター小ホール(6:00開場)
 参加費1000円(高校生以下及び避難者無料
 河合監督も登場!!

★2/28(土)は、第4土曜日に恒例となっている週刊金曜日練馬読者会の例会とバッテングする(下記)。
 『日本と原発』を見てから読者会に合流したい方はメール連絡を。
 なお、『日本と原発』は《第4回江古田映画祭》(2/28~3/15)でも上映(3/12-13)される。
 詳しくはギャラリー古藤のサイトまで。
  http://furuto.art.coocan.jp/
また、その他の近隣での上映会の予定については『日本と原発』公式サイトに各地の上映予定あり。
  http://www.nihontogenpatsu.com/

週刊金曜日練馬読者会2月例会

  日 時:2015年2月28日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

自衛隊員も一般ピープル国民も忘れてはいけない言葉★練馬読者会1月例会へどうぞ!

2015年01月19日 | 読者会定例会
自衛隊員の忘れられない言葉-広島平和集会-っちうYouTubeがある。














https://www.youtube.com/watch?v=H3y77Vo_Uf0

 これからは、そんなどっかの物語のような、内向きの脳天気んな事を言ってられる余裕はないかもしれないヨ。

 なにしろ、“閣議決定で集団的自衛権を行使”するようにされてしまったら、《安倍ちゃんの軍隊》として戦わさせられる、そのために国民の過半数も反対だし、多くの自衛隊員も望まない海外での戦闘(アメリカの戦争)に派遣されることになるかもしれないんだから…。

 そのとき自衛隊員はどうなるかナ?
 “イラク派兵”のときを想い起こしてみるといきなり リアリティかも。

 自衛隊のイラク派兵は「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動」だったにもかかわらず、歴史的な違憲判決が確定(名古屋高裁)しているんだったネ。

 そんなイラク戦争では、派遣されたたった2年半のあいだに、それも「非戦闘地域」に派遣されたはずの陸上自衛隊の宿営地に13回に渡って二十一発のロケット弾が発射された訳だし、たまたま幸運にも戦死者はなくてよかったけど…、「無事帰国した隊員のうち、陸上自衛隊は二十人が自殺、航空自衛隊は八人が自殺しています」(東京新聞)っちう、おそろな結果が見えたはずだネ。

 今度集団的自衛権で派遣される時、“非戦闘地域”なんちう言い訳は、はなから無し !!「《安倍ちゃんのニポン》に誠(まこと)をささげて…靖国に祀られたい」な~んてネ…。

 それでも平和憲法が生きているうちは、第九条の存在が隊員の命を守ってくれるっち言えるんだ。

 ここは、おいらたち一般ピープル国民も隊員諸君も、幾多の血を流し流されてきた先人たちが残してくれた広島のことば(写真)の意味をあらためて噛み締めるべき…、と、心からおいらは想う。
(在日日本人)

週刊金曜日練馬読者会1月例会

  日 時:2015年1月24日(土) 18時~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

安倍の暴走列車がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ! ★ 練馬読者会定例会 へ!

2014年12月11日 | 読者会定例会
 当ブログ《練金術勝手連》は07年の東京都知事選挙を契機にスタートし、以来、各種選挙の機会には独自の主張とともに投票を呼びかけるメッセージ《棄権は危険》などと発信してきた。(カテゴリー《壊憲STOP勝手連》)
 しかし、目前にせまる今次衆議院選挙が安倍自民与党の我利我利解散/総選挙であるとの見方と同時に、「『安倍に300』は『○○に刃物』」という危機感を共有しているので、投票呼びかけも一歩すすめた。


練金術師 @nerikinjyutu
#2014衆院選★安倍の暴走列車がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ! ♪極右をのせて♪ヘイトをのせて…。 キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン……そう、棄権は荷担なの…。


 ここでいう荷担の意味は、棄権=白紙委任で政治の現状を追認するからだけではない。自ら奴隷の道を選択する(建前だけの主権者=主人公性をも捨てる)結果になるからだ…。

 さて、練馬読者会12月例会は開始時間を30分繰り上げ、前半を選挙結果を踏まえた論議、後半で「忘年会」(望年会?)という段取り(下記)になったらしい。各位の積極的参加主義を期待。
 11月例会のレポートも届いているので、どうぞ。
(練金術師)


週刊金曜日練馬読者会12月例会

  日 時:2014年12月20日(土)
          18時~20時~引き続き忘年会
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料、飲食代(飲食物の持込歓迎)
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   


 練馬読者会11月例会
 11月例会の冒頭は、80歳近い女性の方のお話を中心に進められました。そこでは、東京の大学では男子学生は地方出身が多かったのに対し女子学生はだいたい東京出身であったこと、社会科教員になって間もない頃はガリ版を切って独自の教材を作って教えていた教員が多かったこと、事情があり30代半ばで教員を辞めて以降は印刷会社で働いたり非常勤教員などをしていたこと、私学の教員をしていたとき学校側から教員側に起こされた裁判で証人になったこと、娘さんから「お母さんはこの時代としては恵まれているね。」と言われたこと、などのお話があり、そこから戦後の日本社会の歩み、教育現場や労働運動の変化などが垣間見えたものになりました。また、東京都教組育休部(産休育休等で休業中の代用教員で同教組内で結成した部門)の常務委員になったときに、メーデーの日に生徒に映画を観せたりして労働者の権利について考えさせるなど積極的に活動したことなどもあって、都内の代用教員の7割程度を加入させることができた話をされたときには、労働運動にとどまらず全ての運動を成功させる上で重要なことを教えられたような雰囲気になりました。

 他にも、日本の人権状況の話では「ちらしは、高齢者などIT機器を使えない人達にとって情報伝達や受領の重要な手段であるにもかかわらず、マンションで投函をして不当逮捕されるなどにより、ちらし配りに支障が出ているのは大いに問題だ。」といった指摘が出ました。また、総選挙についても、「今回の解散の目的がさっぱり分からないが、安倍政権の政策やそれへの大多数の国民の反応などをみると、日本は、言うなれば法治国家ではなく人治国家ではないかと思いたくなる。目先の選挙結果よりも政治に関心のない人にどうやって関心を持ってもらうか考えるのが重要ではないか。」「民主党が与党時代に次第に自民党と変わらなくなっていったこと、維新の党には自公政権の暴政の後押しが目立つこと、小選挙区比例代表並立制という選挙制度などを考えると、今度の選挙は自民、公明両党を政権から引きずり下ろすよりも、左派の議員や政党を1人でも増やすことを重視して投票した方がよいのではないか。その方が、長い目でみれば、小選挙区制を廃止し、自民党政治を根本から変え、自民、公明両党を政権から引きずり下ろし消滅させることに資すると思う。」といった発言がありました。
 さらに、戦前の社会主義者、堺利彦(1871ー1933)が投獄されたときに外国語を必死で勉強し、それが後に多数の欧州の名著の翻訳につながった話を参加者の1人がされたときには、堺の意思の強さや努力に参加者の多くが感服した思いになりました。
 このように、1人の参加者の来歴から日本の社会や政治の現状を垣間見て、そこから市民としてどのように考えるべきかを活発に議論ができました。
(kdak)

安倍内閣のペースに乗せられない総選挙を!

2014年11月18日 | 読者会定例会
週刊金曜日練馬読者会は、毎月第四土曜日に例会を開いて、参加者の問題意識のおもむくまま議論を展開している。10月例会の報告が届いた。(練金術師)

 10月例会では、原発再稼動、自らの人生を終える準備(終活)、ヘイトスピーチ等の人権侵害に対し国際人権法と憲法からみて政府や社会のすべき対応などについて話し合われました。

 まず、原発再稼動については、各地の原発を見てこられた方から「安全設備等の整備が不十分であること、火山活動の影響について審査が尽くされていないこと、避難計画がほとんど策定されていないことなどから、川内原発の再稼動はしてはならない。」「各地の反原発運動が一つになって原発再稼動に反対していかないといけない。」といったお話があり、そこから様々な意見が出ました。

 また、終活については、「家族の繋がりがかつて程強くなくなった現在では、家族の中で年下の人が年上の人を看取る時代は終わった。」といった発言や、自身の老後の暮らし方と結びつけて発言された方もいました。

 さらに、ヘイトスピーチ等の人権侵害に対し国際人権法と憲法からみて政府や社会がすべき対応については、「日本政府には、『市民的及び政治的権利に関する国際規約(B規約)』(自由権規約)など人権に関する条約(国際人権法)を批准している以上、これらの条約を遵守する義務がある(日本国憲法第98条2項)ので、国際人権法を根拠に様々な人権侵害の不当性を訴えていくべきではないか。」「憲法すら国民の間で高い関心が持たれていないのに、国際人権法を根拠に人権侵害の不当性を訴えていくのは、難しいところがあるのではないか。」「基本的には憲法を根拠にしつつも、ヘイトスピーチなど憲法に直接規定されていなかったりする問題については、国際人権法で論拠を補う感じでよいのではないか。」といった議論が交わされました。

 その他、北海道の現況、遺跡保存のあり方、お薦めの本などが話題に出ました。話題が多岐にわたり、とても実りある話し合いができた会となったと思います。

 今月に入り、年内の衆議院解散・総選挙の実施の動きが急激に出てきて、「12月4日公示、12月14日投票」で行うことが濃厚となりました。実施されれば、一昨年2012年末に発足して以降の2年間で福祉切り捨て、在特会などのヘイトスピーチ放置、戦前のアジア侵略の正当化、特定秘密保護法制定・施行、集団的自衛権の認容など憲法蹂躙の限りを尽くしてきた第2次安倍内閣に対して厳しい審判を下す絶好の機会となります。したがって、11月例会では、安倍政権にどう立ち向かっていくか、総選挙が実施された場合には、憲法改悪反対派にとっての総選挙の目的、投票先を決める基準などについて議論を深められれば、と思います。(kdak)

週刊金曜日練馬読者会11月例会

  日 時:2014年11月22日(土)
      18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   
 

「2014に倒れた?極右・金権内閣」★週金練馬読者会10月例会へ!

2014年10月18日 | 読者会定例会
週刊金曜日10/17号
 安倍改造内閣の“目玉商品”であった女性閣僚が、その意図とは逆の意味でメディアのスポットライトをあびている。

 政治資金で尻に火がつきそうな訳だが、うちわ法務大臣に続くネギ経産大臣の場合はある意味深刻である。ちょうどアベノミクスのフェロモンも切れかけてきたタイミングだ。展開によっては“アべナイ核”の命取りにもなりかねない。

 右は『週金』最新号(10/17号)表紙。クリックすれば同号目次へ飛べる。
(練金術師)

週刊金曜日練馬読者会10月例会

  日 時:2014年10月25日(土)
      18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

10年ぶりの参加者も…★練馬読者会8月例会のおしらせ

2014年08月20日 | 読者会定例会
 週刊金曜日 練馬読者会7月例会参加者のうち1名は10年ぶりぐらいに久しぶりに参加。冒頭では、「アイドル関係が分からないので、それについて教えてほしい。」というその方の希望により、アイドル特集(6月6日号)の記事の話から始まった。
その中では、「若い読者を得にいこうとするのは良いが、編集部でしっかり議論した上で取り上げたように見えない。」「ただ『こんなアイドルが活動していますよ。』というような感じで取り上げられても、興味のない人からすれば、何のことだか分からない。」などといった否定的な意見が相次いだ。また、電子マネー特集(7月4日号)の記事についても、否定的な意見が出た。これらの記事を通じて、週刊金曜日の現状や読者層の拡大策などについて活発な議論が交された。
 
 それ以外にも、生活保護のあり方、ネット上のコミュニケーションなどについても活発な議論が交わされた。また、2名の80歳近い方が、それぞれ敗戦前後の経験や高齢になってから長年住んでいた場所から転居することの難しさを、核燃料再処理施設に反対たするめに青森県六ヶ所村で暮らしたことのある方がその時の経験を話してくれたときには、参加者は感銘深く聞き入っていた。他にも、川内原発再稼動についてのパブコメ提出の呼びかけもあった。
 このように、職業や来歴などの違う人達が、それぞれに自分の考えを率直に語し合う会とすることができた。

 2012年12月に発足して以降高い支持を得てきた第2次安倍内閣だが、ここにきて支持率が軒並み40%台と落ちてた。これは、特定秘密保護法の成立、原発再稼動の企図、集団的自衛権を認めた閣議決定、福祉切り捨てなど憲法の理念を踏みにじる安倍政権への不安が国民の間に広がってきたことが大きいと思う。もはや安倍は退陣以外ないと言わざるを得ない。
 次回の例会では、安倍政権打倒への展望などを話し合いたいと思う。
(kdak)

週刊金曜日練馬読者会8月例会

  日 時:2014年8月23日(土)
      18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

1000号を迎えた『週金』★ 練馬読者会へどうぞ!

2014年07月17日 | 読者会定例会
 毎月第4土曜日にフリートーク中心に開催している練馬読者会。6月例会では、最近の『金曜日』誌面についての話題からスタート。アイドル特集と舞の海氏の排外発言に関する記事が批判対象に。
 アイドル特集は、取り上げたアイドルがかなりマイナー過ぎる。伝えたいことがわからない。排外発言記事については、編集長による釈明文が後に掲載されたが、内容がわかりずらい。集会の趣旨に賛同したことへの批判にすり替わっていないか、などの発言がありました。
 また、赤旗も舞の海氏の発言記事を出したが、後に謝罪と記事の全面削除をしているとの指摘も…。

 沖縄基地問題では、普天間基地の辺野古移設問題に比べて高江のヘリパッド建設問題があまり表に出ない。現地では政治的、戦略的なかけひきがあるのではないか。私たちはそういう側面も認識する必要があるだろうという意見がだされました。(SUZU)

週刊金曜日1000号広告

週刊金曜日練馬読者会7月例会

  日 時:2014年7月26日(土)
      18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

      ※『週金』1000号記念広告(東京新聞7.17) ⇒

読者会という貴重な“場” ★ 安倍反動の土石流に抗するために

2014年06月05日 | 読者会定例会
 週刊金曜日練馬読者会5月例会に参加した。
 最初に各地の原発再稼動反対の活動について報告があった。浜岡原発関連では、4月に静岡県で開かれたシンポジウムの参加者が、菅直人元首相と河合弘之弁護士との対談を紹介。6月に鹿児島県で行われる川内原発の再稼動に反対する抗議行動については、参加予定者から行動内容の説明があった。この抗議行動に対しては、東京でも支援のイベントが予定されている。また、5月に福井地裁で下された大飯原発の再稼動差し止め判決については、「感動した」「涙が出た」との声もあった。

 読者会が開かれた5月24日は、都内で『東電テレビ会議~49時間の記録』の上映会があり、3時間を超える作品を見終えてから駆けつけたメンバーもいた。このドキュメンタリーは震災直後の緊迫したやり取りを明らかにしたOurPlanet-TVの力作。こうした作品が世に出る一方で、東京電力は機器の故障や社員のプライバシー保護を理由に、映像の公開には今も様々な制限を加えている。
 「東京電力はインターネットなどを使って無修正の全映像を公開すべきではないか」との指摘があり、そこからは議論が百出した。
 「素材は膨大で、編集しないと全部を見るのは無理だし、難しい用語も多く、専門家の解説がないと素人には理解できない」
 「STAP細胞の疑惑が起きた時、論文のコピー&ペーストなどを暴いたのは必ずしも専門家ではなかった。素人でも容易に論文情報にアクセスできたからこそ、問題が明らかになったという側面がある」
 「学術論文は公開を前提としたもの。非公開を前提としたテレビ会議とは同列に出来ない」
 「原発事故という事態の深刻さを考えれば、プライバシーよりも情報公開が優先」
 「役員や故吉田所長などの幹部社員は別にして、一般社員のプライバシーは保護するべきではないか」
 「プライバシーと知る権利との単純な比較をすべきではない」

 このように、議論は原発問題から人権問題へと広がりを見せ、司法やマスコミのあり方についても様々な意見が出た。脱原発にかける思いは共通であるものの、一人ひとりには多様な問題意識があり、議論を重ねることで多彩な論点が炙り出されることを学んだ読者会であった。
(Taka)
 読者会は「読書会」ではありません。
 練馬読者会は週刊金曜日の記事を題材、きっかけに参加者の議論を通して少しでも現在進行情報の共有とひとり一人の参加者が認識を深めるヒントを獲得できれば、との思いで毎月第四土曜日に集まっています。あなたも6月読者会に参加を!(練金術師)

週刊金曜日練馬読者会6月例会

  日 時:2014年6月28日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   


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集団的自衛権9条が危ない★週刊金曜日練馬読者会5月例会へ!

2014年05月19日 | 読者会定例会
 安倍晋三の「戦後レジームからの脱却」が、バック・トゥ・ザ・戦前レジームであることがあからさまになった以上、ひとり一人の決意と行動が問われる5月。共にかんがえましょう。

週刊金曜日練馬読者会5月例会

  日 時:2014年5月24日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場費
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   


 4月例会は6名参加で、教育と反原発が話題に上る。
 最近の小中学校では、内申書が子どもの進学を大きく左右している模様。評価を出す教師自身が学校、文科省からのみに評価されていることに、不安と不満あり。試験一発の弊害対策としての人物評価としても、更なる問題増加を感じる。原発事故から3年経た現在、集会やデモの参加者が減少していると実感。参加者が固定しないように間口は広げておくことが大事、など。
(SUZU)

週刊金曜日より二つのお知らせ & 3月例会の様子

2014年04月15日 | 読者会定例会
練馬読者会3月例会は、最初に2月の都知事選をどう総括するかについて話し合われ、以下の意見が出た。
「細川氏が宇都宮氏の票を下回ったことは、細川氏のように過去に重大な悪行のある人物と平気で手を組むような運動の手法が破綻し始めたことを意味するのではないか。」
「宇都宮氏か細川氏のいずれかであれ、一本化していれば舛添氏に勝つことも不可能ではなかったのではないか。」
「細川支持に走った左派の識者の行動は、低所得者などに大きな不安を与えたと思う。実際、宇都宮氏の応援演説の中で、低所得者と思われる方からその主旨の発言があった。」
「細川氏も小泉氏も原発推進した過去を反省し謝罪したのだから、許すべきではないか。」
「純粋な人は宇都宮氏を、世間擦れした人は細川氏を支持する傾向があったと思う。」
「細川支持者の中には、宇都宮支持者をナチスと同視する者がいるが、あれは許せない。」
次いで、4月20日(日)に行なわれる練馬区長選挙についても話し合われた。そこでも「市民から幅広く支持されている池尻氏(市民派無所属)が出馬するのに、独自の候補者を立てた共産党には疑問を感じる。」、「池尻氏と菊池氏(共産党系)のいずれかで一本化すべきではないか。都知事選での細川氏と宇都宮氏と違い、今度は基本的な立場は一致している。」、「候補者を一本化するには、池尻氏の側も菊池氏側の主張に耳を傾け、菊池氏側の疑問に誠実に応えるべきだ。」といった意見が出た。
 その他、練馬区内外でのNPOなどで取り組んでいる共同保育所、市民運動向けの貸しスペース、有機野菜販売、コミュニティカフエなどの報告があった。このように、私にとっては、自分達が住んでいる地域についての踏みこんだ話し合いができた一方で、会の1月半前に行なわれた都知事選での宇都宮支持者と細川支持者の分裂の影響が未だに癒えていないことを感じさせる会になった。
次回の読者会4月例会では、今月から実施された消費税増税、集団的自衛権行使についての政府見解を違憲から合憲への変更論議や川内原発再稼動企図といった憲法破壊への暴走が目立つ安倍政権打倒の方法などについて話し合いたいと私は思います。
(kdak)
週刊金曜日より二つのお知らせ
 戦争のできる国」に向かって暴走する安倍政権を食い止めるため、いまこそペンの力を発揮するとの決意を固めています。
 すでに本誌ではキャンペーンを展開しておりますが、このたび臨時増刊号『さらば、独裁者――検証 暴走する安倍政権』を刊行いたします。84ページすべてを、安倍政権の危険性解剖と徹底批判で埋め尽くしました。
この臨増でも取り上げましたが、安倍政権の「メディア支配」により、なかなかマスメディアは安倍首相に立ち向かおうとしません。ならば『金曜日』がやろうじゃないか、そんな意志を込めてつくりました。
 内容には自信があります。ぜひ、お読みください。そして周辺の方々にも広めてください。
★週刊金曜日 臨時増刊
さらば、独裁者=検証 暴走する安倍政権
  ■発行 (株)金曜日 ■2014年4月17日発売 ■定価700円(税込)
「日本を取り戻す」――意味不明なスローガンで“颯爽”と登場した安倍政権。しかし、政権発足以来、引き起こした騒動は数知れない。ダボス会議の発言では、欧米マスコミの度肝を抜き、国内では任命したNHK経営委員が好き放題に発言する。韓国・中国との関係は冷え込み、解釈改憲で集団的自衛権の行使容認を目論むも肝腎の「同盟国」アメリカはつれない態度。内政も外交も八方ふさがりで景気が伸び悩む中、消費税は増税。極右宰相への退場勧告!


★4/25 緊急集会
『さらば、独裁者~検証 暴走する安倍政権』
 安倍政権の暴走が止まりません。
 特定秘密保護法制定、集団的自衛権行使の解釈改憲、武器輸出三原則の骨抜き、原発再稼働……。あげくのはては国会で「私が最高責任者」と宣言、立憲主義を否定してみせました。このままでは、「美しい国」どころか、戦争のできる国、基本的人権のない国へと突き進みかねません。もう黙っているわけにはいきません。安倍政権の弱点はどこか、いかにして倒すか、みんなで考えたいと思い、緊急集会を開くことにしました。
 ぜひ、ご参加ください。

  日時 2014年4月25日(金)午後6時半開場、7時開会
  場所 文京区民センター2A会議室
  (東京都文京区本郷4-15-14 地図
  最寄り駅は、都営三田線、大江戸線「春日駅」か、南北線、丸の内線「後楽園駅」
  資料代 500円


【タイムスケジュール】
 19:00~19:30 対談 北原みのり(「ラブピースクラブ」代表)×佐高信(評論家)
 19:30~20:00 講演 鈴木宗男(新党大地代表)
 20:00~20:30 講演 辛淑玉 (人材コンサルタント代表)
 20:30~21:00 講演 小森陽一 (東京大学教授)

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