練金術勝手連

「練金術」のページへようこそ。

※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

◆ 緊急よびかけ ◆

2012年05月31日 | これだけは言いたい!
〈拡散歓迎〉 …………………………………………………………………………………

◆STOP!大飯原発再稼働
   ~野田首相、勝手に決めないで! 
    閣僚会議に抗議!官邸前緊急アクション


    日時:5月31日(木) 18時30分~20時
    場所:首相官邸(国会記者会館)前
       (丸の内線「国会議事堂前」駅すぐ、有楽町線「永田町」駅5分)

    【呼びかけ】 再稼働反対!全国アクション

    [連絡先]ピープルズ・プラン研究所
         (FAX)03-6424-5749 (E-mail)contact@2011shinsai.info
         (TEL)090-6185-4407[杉原]  http://2011shinsai.info/

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○ もうひとつの住民説明会 ○ 福井県おおい町 ○

2012年05月27日 | これだけは言いたい!
  imagesその動向次第で、原発再稼働の帰趨を決しかねない大飯原発立地自治体である福井県おおい町は、人口8,800、世帯数で3,200の小さな自治体(原発城下町)です。

 4月に、そのおおい町が2600万円の費用をかけ、フェンスで囲った厳重警備の下で“経産省住民説明会”を開催しました。(550人)
 急遽、これに抗して計画されたのが
 《 もうひとつの住民説明会・相談会 ~ 一緒に考えたい。話したい。おおい町のこと ~
です。この集会に先立って、町内全域にわたる精力的な宣伝活動と町役場への申し入れ行動もおこなわれました。
(→ 福井新聞

 集会では、“福島の女たち”から事故が起こるとどういうことになるのかの話(いのちや健康が脅かされ生活がまるごと奪われることの意味)があり、次いで、専門家・研究者による、電源喪失がなくても水素爆発するPWR(加圧水型)の危険性の評価等の話や、“原発後”の地方財政・産業・雇用から廃炉ビジネスまで、これからのおおい町に関する様々な提起があり、最後に参加住民等による活発な質疑がありました。(130人)

 さすがに関西圏から駆けつけた市民も多く参加し、相反するふたつの不安(事故/生活)をかかえる住民とのささやか?ながらも、連帯感を育むことができました。
 http://www.youtube.com/watch?v=DBxm63eE5O8&feature=related
 http://www.youtube.com/watch?v=UJUCqhSVlz4&feature=related

 1日でも2日でも、そして夏を乗り切るまで…。再稼働を許さないことがなにより
緊要。詳細は未定ということですが、6月に全国規模の集会が福井で計画されています。

 以下、たんぽぽ舎メルマガより転載。

    大飯原発の再稼働を 大衆行動で阻止しよう!
   6/16(土) 又は17(日) に福井・全国集会開催
   原発反対福井県民会議 の呼びかけに応え、全国から福井へ

                 ────柳田 真(たんぽぽ舎)

◎原発反対福井県民会議(中島哲演代表委員・ほか)は、5月22日(火)の常任幹事
会で、関西電力大飯原発の再稼働に反対して、6月16日(土)か17日(日)のどちら
かの日の午後に福井市内で福井・全国集会を開くことを決めた(近日中に16日か
17日のどちらかに決まる。今、会場探し、ほか)。
◎「経産省前テントひろば」は、22日のテント運営委員会で、この全国集会に全
力参加を決めた(テント日誌を参照)、低料金のバスも計画。
 たんぽぽ舎もみんなに呼びかけて多数で参加したい。バスも共同で。そのため
にも、前段活動として、討論決起集会の開催(共同で、6月4日(月)19時より
「スペースたんぽぽ」)、多数のビラ配布、再稼働NOのハガキ(1万枚突破)の
集中、寄せ書き運動などを引き続き進めます。
 この1ヶ月は、原発再稼働か否か、の最大の山場だ。
 福井県知事やおおい町長・政府に再稼働を決めさせないため、この1ヶ月、み
んなで全力を尽くそう。
 日本の運命を左右するほどの大事な時期だ。悔いのない活動をやりきろう。


(イトヤン)             もどる

★ 4号機が危ない !!! ★ 再稼働より事故原因解明 !!! ★

2012年05月22日 | これだけは言いたい!
 総理大臣の事故収束宣言はいったいどこの世界の話だったのか?……。

 事故から一年以上経ち、地震活動期のまっただなか、使用済み燃料プールに1500本もの燃料棒をかかえて野ざらし状態のフクイチ4号機。この危機的状態に対する懸念や警鐘が、ネットメディアから雑誌・マスメディアを超え、国内外で広がっている。

○ imagesアーニー・ガンダーゼン氏の緊急警告
「実は事故当初からそうですし、今もなお4号機が最も危険なのです。プール内の燃料は事故の4ヵ月前に炉内から取り出されたばかりのもので、今でも何メガワットもの崩壊熱を発しているシロモノです。重量も膨大で、日本の原発1基が燃やす10~15年分に相当します。そのプールが斜めに傾き、建屋も損傷し、核燃料が野ざらしの状態にあるのです。
 もし大きな地震が起きて、プールが壊れたら、内部の冷却水が流出する事態になります。そしてプールの水は干上がり、2000℃に達した使用済み燃料が燃えかねません。さらに、蒸発した水から水素が発生すれば、大爆発を引き起こしかねないのです。」
 → http://wpb.shueisha.co.jp/2012/03/15/10286/
 → 記者会見(写真クリック)

○ ドイツ公共放送(ZDF) 4号機燃料プールが崩壊すれば日本の終わりを意味する

○ 国連事務総長バン・ギムン宛 福島第一原発4号機使用済み燃料プールの安定確保に関する 緊急要請書


 こうした真っ当な声が、事故原因が解明される前に再稼働を強行しようとする経産省路線 の前に立ちはだかる障壁となっていることは確実だ。
 これをなんとかしないとまずい、と企図したものなのか?経産省は、5月18日“政府・東京電力中長期対策会議運営会議”という名で、わざわざ次のような発表をした。

 「4号機原子炉建屋は、水素爆発により建屋の上部が損傷した状態となっておりますが、再び東北地方太平洋沖地震と同程度の地震(震度6強)が発生しても使用済燃プールを含め原子炉建屋の耐震性が十分であること、建屋は傾いていないことを確認しております。」
 『東京電力(株)福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性について』(PDF)

 はてさて、“自分たちが作った政府をまったく信じられないという自己矛盾”に陥った私たちは、これをどう考え、どう行動すればよいのか…?
 東京新聞の連載コラムには、ひとつのヒントがあった。

○東京新聞記事「ふくしま作業員日誌」2012/06/17付
 大丈夫と言われても  ◇32歳男性◇

 何日かぶりに免震重要棟前の休憩所に行ったら、いたるところに4号機は大丈夫だと書かれた東京電力からのお知らせが貼ってあった。壁とか通路の行き止まりとか、目につくところに。勤務先に戻ると、同じ内容の紙を配られた。
 「4号機原子炉建屋は傾いておらず、使用済み核燃料プールを含め地震で壊れることはありません」と書かれ、震度6強でも大丈夫だと図解されていた。ネットやツイッターで原子炉建屋が傾いているとか、燃料プールが危ないとか騒がれていたけど、海外でも問題になっているみたいだから、それで今アピールしているのかな。
 大丈夫と言われても信頼できない。これまでいろいろ隠されてきたから。都合のいいことしか発表されないという思いもある。
 床からプールの水面までの距離を測って傾きを確かめたというけど、正確なのか。底部を補強しても、地震や津波でプールに亀裂が入って冷却水が漏れ、核燃料がむき出しになったら、もう人は近づけない。次に大地震や津波が来たら、おれは逃げる。(聞き手・片山夏子)


(練金術師)               もどる



★ 大人の責任 親の責任 ★ 読者会で考えた ★

2012年05月17日 | 読者会定例会
 週刊金曜日練馬読者会4月例会はGWの連休初日にあたったためか出足がおそかったようでしたが、311原発事故後を生きる私たち“大人や親の責任”について議論を深めました。

 練馬区でも、こどもの内部被曝を心配する親たちからの再三の要求により、ようやく学校給食の放射性物質検査結果の随時公表はするようになった訳ですが、“検出せず”の羅列ばかりで測定器の検出限界値や肝心の食材の産地は伏せられたまま。(→ 練馬区HP
 これでは“安全誤認誘導”(情報操作のひとつの手口)となってしまい、不信感を助長することになります。

 給食は定常的にチェックしなければ意味がなく、給食だけでなく家庭食も含めすべての食品について汚染状況をきちんとモニタリングできるようにするのが行政の責任であり(費用は汚染者負担)、小学校区程度を単位として自由に測定できるようにすべきでしょう。( 参考


 文科省放射線副読本(『週金』892号参照)は事故後に改訂したにもかかわらず、なぜ事故に関する記述を避け、放射線の親近性・安全性を強調し、事故以前の国策としての原子力をこども達に刷り込む旧版と変わらない記述に終始するのか。
 文科省の原子力偏向教育が変わらないのであれば地域から学校現場(教師)へ働きかけるしかないのではないか……。
 
 これに対し、福島大学の放射線副読本研究会が「学問に携わる者として、また 原発事故によ って被ばくした生活者として」作成した副読本『~“減思力”を防ぎ 判断力・批判力を育むために~』が注目されています。立場の違いに関わらず教育関係者は必読と言えるでしょう。( → 画像をクリックするとダウンロードページへ! )

 5月例会は以下の通りです。ふるってご参集ください。
(イトヤン)             


       週刊金曜日練馬読者会5月例会

         日 時:2012年5月26日(土)6:30~
         会 場:こみゅにてぃかふぇ(なごみ)03-3924-5504
             西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
         参加費:300円(終了後希望により懇親会)
         問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   

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◇ みてね !!! ◇『通販生活』緊急アンケート ◇

2012年05月11日 | これだけは言いたい!

http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/head_quest/todouhuken.html

 「通販生活」が全国の首長を対象に実施したアンケートを網羅的にアップしているサイトです。
「全国すべての原子力発電所について、今後、どのようにすべきだとお考えですか?」の結果報告。

地元の首長の考えがわかります。皆さんで首長に叱咤激励、または抗議の手紙、電話などガンガン送っちゃいましょう!

(満ちる)             もどる

▼ ただいま5月連休中 ▼ 連休あけには原発ゼロをこどもたちに △

2012年05月01日 | これだけは言いたい!
  imagesこの5月連休、特に忙しい訳でもないおいらはおもしろネット動画をいくつか探してみたよ。

 まず、原発推進に奔走する東電レッド、経産省ブルー、マスコミホワイトの"スイシンジャー”が、いよいよ京都大学原子力実験所を襲うストーリーだ。「数年後、東京湾が最大の放射能汚染源に…」と警告する「怪人・小出男」の運命やいかに?

 それから、ほんとになさけないことだけど、当事国わがニポンの公共放送が逆立ちしても迫れないドイツ製ドキュメンタリーを2本…。ドイツ公共放送 第二ドイツテレビ ZDF(Zweites Deutsches Fernsehen)の特集番組字幕つき。

 以上はどれも30分以内にまとまっていて、画像をクリックすればはじまるよ。動画から戻るときはYouTubeをバッテンしてほしい。

 実をいうと、おいらが最初に観たのはドキュメントの方なんだけど、この3本を通して見えてくるのは、世界の人びとがどう見ていて、この国の中はこうなっているという、悲しくもありやるべき事があり、やりがいもある現実なのだ。→こいのぼりもクリック

 時間があれば、アワープラネットTVの「徹底検証!テレビは原発事故をどう伝えたか?」も要チェックだね。


スイシンジャー 異形編



ドイツZDF フクシマの嘘(日本語字幕)
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ドイツZDF 福島原発事故・その後(日本語字幕)



(在日日本人)             もどる