●「固有の領土」はないということ ● 官邸の主は代っっても… ●

※ １月例会は会場が変わります。2013年1月26日18時30分喫茶ノウ゛ェル（西武池袋線大泉学園駅北口駅前英林堂書店２階）

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●「固有の領土」はないということ

　原理的に考えてみる。そもそも地球は誰のものでもない。人類は地球ができてからずいぶん後に発生したのだから、地球は人類のものではない。もともと人類のものではないのだから、人類の諸集団が割拠して各地に住むようになったとしても、その地を自分の「領土」と称するのは不当である。

　いくつかの国家がいわゆる「センカク」、いわゆる「ギョチョウ」、いわゆる「チョウギョタイ」の島嶼をそれぞれ「固有の領土」と主張しているが、固有とは「他のものには無く、そのものの特徴として有る様子」（新明解国語辞典、三省堂）だから、それらはどれも偽称であり、不当表示である。

　この地球上にも宇宙空間にも「固有の領土」はない。人類は地球に仮住まいさせてもらっているのだから、海も空も大地も細切れにして破壊してはならない。国際法の先占論など〈国家固有〉の屁理屈である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井上澄夫（埼玉県新座市）

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　首相官邸の主は代っっても…。

　新総理が当面、“経済回復”の猫をかぶって、とにかくこの夏（参議院選／原発「新安全基準」策定）まで凌ごうとしているとしても、その“ヤベ～”正体は隠しようもない。
　夏にむかって、経済回復から切り捨てられる99％の怒りを胸に、「有権者は福島を忘れない！」というメッセージを、官邸に届けることからはじめよう !!!（練金術師）

★大飯原発を停止せよ！首相官邸前抗議
　　　　定例！毎週金曜！「大飯原発を停止せよ！首相官邸前抗議」

2013年も首相官邸前抗議！

　　日時：2013年1月25日(金)18:00～20:00 予定
　　場所：首相官邸前および永田町・霞が関一帯
　　　　　(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
　　　　　※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は混雑が予想されます。
　　呼びかけ：首都圏反原発連合　

★ ヤベ～・シンどいゾ～状況打破のために ★

　　ヤベ～・シンどいゾ～状況 打破のために!!!

　年末の解散総選挙まで、野田民主党に対し、当然のことだけど「再稼働反対！」「野田はNOだ！」と突きつけて来たことは、年があけてもまったく記憶に新しいのだ。そん中で、「再稼働やめろ」とともに一生懸命に叫んだのは、「原子力村で固めた原子力規制委員会人事反対」だったよ。でも、ヤベー政権に代ったいま、大飯原発その他の活断層評価など、「規制委員会は与えられた職責を果たせ」なんて叫ばざるをえなくなった…。

　ほんの３年前のことだよね…。
　民主党が国民の生活が第一のマニフェストを掲げることで、永らく君臨してきた財界・産業界の利益を代弁し、大小利権の調整政党たる自民党を政権の座から引きずりおろしたはずだった、のは…。

　そんでも、霞ヶ関の“関所”は甘くはなかった。初代鳩山は“沖縄”で折れ、消費税で財務省にやられて311事態に直面した二代目菅は、原発に手を付けたとたんにソース菅の菅ケリだ…。総理大臣３代目にして、そんな自民党政治に祖先帰りまっしぐら線路をひた走った野田はヤベー政権にバトンタッチ。
　シナリオを書いた官僚にいつまでも高嗤いさせておく訳に行かないのは道理。野田が「民主党の墓堀人」と呼ばれる日がくるかもしれない。
　けど、そんなことどうでもいい。

　おいらは想う。そんなして、われら有権者は“おまかせ民主主義の観客席”に座っていて、"後戻りできない第一歩！”を民主党に期待してきたことになるわけ？…って。

　周りをみれば、脱原発の老舗を語って票を減らした党もあったし、土壇場でにわか作りの受け皿をつくってはみたものの、選挙結果をみてあっけなく割れてしまった皿(党)もあったヨ。たしかに“原発より経済”に、してやられたち思うけど、いまさら小選挙区制のオセロゲームのせいにしてみてもはじまらない（もちろん小選挙区制には反対だけど）。

　選挙があろうとなかろうと、結果がどう出ようと、自分は声を上げ続けることで未来に対する責任を果たすちう覚悟を持って、ひとりでみんなで、ヤベー総理の官邸へ向かおう！明日から。

　東京では勝手連が元気いっぱいだし、NHKだって言ってる。「ならぬものはならぬ」と？。
（在日日本人）

★1.11 大飯原発を停止せよ！首相官邸前抗議

定例！毎週金曜！「大飯原発を停止せよ！首相官邸前抗議」
2013年初の首相官邸前抗議！

　　日時：2013年1月11日(金)18:00～20:00 予定
　　場所：首相官邸前および永田町・霞が関一帯
　　(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
　　※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は混雑が予想されます。
　　呼びかけ：首都圏反原発連合

◆ 選挙前／選挙後 ◆ 練馬読者会では ◆

　練馬読者会は毎月第４土曜日に定例会を開いている。そこでは参加各人から情報やいろいろな見方や認識を出し合って、主にフリートークしている。参加できなかった方、これから参加を考えている方のため、衆院選・都知事選の前と後の議論を紹介する。（練金術師）

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● 11月読者会（選挙前）
11月例会の主な話題は、都知事選・総選挙。そこでは、宇都宮健児氏当選に向けた課題と各地に生まれた様々な勝手連の活動について取り上げられた。他に、「今度の総選挙は、政権の枠組みよりも、2009年8月30日の前回総選挙から自民党的政治の根本的転換に向けて前進させること、より具体的には共産党、社民党などの左派・脱原発派の議席を増やすことを主眼において選ばなければならないのではないか。」とする意見が出た。

　また、原発や震災の話題では、 米国のハリケーン・サンディにより原発6基が停止したこと(英語版ウィキペディア記事による。ロイタ一通信も報道) 、台湾の原発建設と日本の関係、アイスランドでの地熱発電が日本の技術によるものであることが報告された。さらに、瓦礫の広域処理反対運動に取り組む方からは、橋下が市長をしている大阪市で瓦礫受け入れ反対派市民の不当逮捕が相次いでいることの報告と併せ、「3・11以降精査しなければならない情報があまりにも多く、 不当逮捕もしばしば起きるようになって、その救援もあり多忙を極めている。」との嘆きも漏れた。

その他、練馬の小学校の現状、社会主義の是非、若松孝二監督の死去などが話題になり、田中優子氏と石牟礼道子氏や中島岳志氏と湯浅誠氏の各対談記事を取り上げ、「週刊金曜日は対談をもっとやってほしい。」との意見が出た。このように、多岐にわたるテーマが話し合われた会となった。(Kdak)

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● 12月読者会（選挙後）
　選挙結果のショックも覚めやらぬなか、12月例会はこのところ恒例となっていた「拡大読者会(忘年会)」でなく通常通りの会＋二次会となったり、自称右派の方の新規参加を得たりで、話の流れもひと味違う運びとなりました。
　話題の中心は、やはり選挙結果をどう受けとめるか。

　議論は、円安や株価の動きと自民党圧勝のリンクはこの国の“ボリュームゾーン”の期待がどこら辺にあるかを示しているという指摘で始まり、政権交代可能にしたといわれる小選挙区制度の問題や原発ゼロ選択を焦点化できなかったことなどが直接の原因として俎上にのぼりました。また、野田政権が国会のねじれを理由に自民党路線に回帰したこと、第三極狂想曲・政党乱立による選択肢喪失、世論調査などで劇場政治化をあおるメディアの誘導など、目にあまる政治状況の指摘もありました。
　そして、有権者の投票気分をつくったのはそれらが輻輳した結果ではないか……。

　一方、首相官邸前抗議アクションやそれが各地へ飛び火した市民デモの盛り上がり、住民投票運動の広がりなどは、議会が変われないなら市民が変えるという直接民主主義の自覚が芽生えているのではないかという見方もだされ、半年後にせまった参院選への覚悟についても語られました。（イトヤン）

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※ １月例会は会場が変わります。

週刊金曜日練馬読者会１月例会

　　日　　時：2013年1月26日（土）　18時30分から
　　会　　場：喫茶ノウ゛ェル
　　　　　　　（西武池袋線大泉学園駅北口駅前英林堂書店２階）
　　会　　費：喫茶代
　　問合わせ：nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp