練金術勝手連

「練金術」のページへようこそ。

※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

★ 東京湾原子力発電所!? ★

2011年03月23日 | 壊憲STOP勝手連
 一転して4選出馬を表明した石原慎太郎東京都知事は3月14日,東日本大震災に関して「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べ、被災地・宮城県の村井嘉浩知事から「塗炭の苦しみを味わっている被災者がいることをつねに考え,おもんぱかった発言をしていただきたい」とたしなめられた。(読売記事
出馬に至った動機や事情も理解できないが、最近口にするようになった「我欲」については
よく理解できる。

 突如オリンピック招致に取り憑かれて、当初50億円と決めた招致費用を150億円に膨らませ電通へ大判振る舞い(10分のPR映像の制作費5億円)したり、知事の海外視察やイベントに別途50億円など。オリンピック関連工事として大深度地下に総工費一兆2800億円をかけるという東京外郭環状道路など国を巻き込んだ巨大工事総額九兆円。このほか“口利き横行で赤字垂れ流しの新銀行東京”、“豊洲の汚染地帯に1200億円”など、「私物化で終わった石原都政」(週刊金曜日3/4号)こそ我欲の極地というべきだろう。
「我欲」という言葉は、利権に群がる者、采配するする者にふさわしい。

 その石原都知事が、2000年に日本原子力産業会議の年次大会で、「首都としてエネルギー問題は重要だ」、「完ぺきな管理が行われれば、東京湾に原子力発電所を造ってもいい」と言明していることは、改めて想起すべきだ。(真意は不明だが、各種利権に対する“撒き餌”としての意味はあり得るのではないか)

参考資料:石原発言ーWikipedia
     石原都政

(練金術師)

★ 福島原発は廃炉を前提に!★

2011年03月23日 | これだけは言いたい!
 福島原発の過酷事故が地震・津波による震災被害者の方々や広範囲の国民に及ぼす被曝被害は、放射線の直接(体外)被曝から放射能の体内被曝へと深刻化するおそれが強まっていると言われます。事故の現場は大変に憂慮すべき事態に陥っていると思われます。

 これに対して、平時から事故・トラブル隠しの実績をくり返してきた東京電力・当局はなんと“「資産保護」を優先して海水注入が遅れたり”(ウォールストリートジャーナル日本版)、“水素爆発2日後には早々と自社の施設(福島第一原発)から全面撤退して、自衛隊・米軍に丸投げ?しようと「打診」したり(毎日新聞)と右往左往…。自らその無責任・無答責ぶりを証明しているようです。

 福島県郡山市の原正夫市長が記者会見で「原発の廃炉を検討するのではなく、廃炉を前提に事に当たってほしい」と述べました。( 河北新報TBS

 東京、首都圏に住む私たちは、パソコン・エアコンからオール電化?まで、そのような東電の口ぐるまに乗って、ひたすら電気に頼る便利生活に浸ってきたこと…、に想いをいたすべきでしょう。これからは便利生活のレベルを引き下げても、原子力に頼らずにすむよう、節電+風力・太陽光などの小規模分散型へのエネルギーシフトを、本気で志向しなければならないことは言うまでもありません。…だととしても、郡山市長の「廃炉」を求める発言を受けてはじまった緊急署名活動(緊急署名サイト)は、今できること、のひとつではないでしょうか。(イトヤン)

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 緊急署名を呼びかけます

  郡山市長の要請を積極的に受けとめ、
    ただちに福島原発10基の「廃炉」を決めてください。
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 3月19日の午後、原正夫郡山市長が「廃炉」を訴えたことを、重要な契機として生かさなければ、と思います。
 もう一つは、刻々、ヒバクの恐怖が、私たち市民にも襲ってくるかもしれないとき、今までヒバクを前提として動かされていた原発に、多くの関心を寄せなければ、と思います。

 ぜひぜひ、この署名を広めるために、ご協力下さい。

●署名用紙はウェブからダウンロード できます。
●送付先は署名用紙をご参照ください
●メール署名
送り先: fukshima.hairo@gmail.com
署名方法:上記アドレスに氏名(ハンドルネームは不可)、住所を書いて
送信して下さい。識別のためメールのタイトルを「署名賛同」として
下さい。
●署名での個人情報の取り扱い
本署名、メール署名での個人情報は本署名行動のため以外には使用しない
ことを約束いたします。メール署名でのメールアドレス等個人情報は署名
行動終了後廃棄します。
●締め切り:第1次集約 3月末日、第2次集約 4月末日

福島原発の「廃炉」を求める有志の会
連絡先:fukshima.hairo@gmail.com


★「平成の開国」は悪い冗談と化した ★《平成の敗戦 》の覚悟が求められている ★

2011年03月19日 | 読者会定例会
 2011年3月11日に発生した東日本巨大地震(東北関東大震災)により、被災された方に謹んでお見舞い申し上げるとともに、 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 東日本を襲ったM9.0という巨大地震と巨大津波は、好むと好まざるを問わず私たちひとり一人に、生活スタイルや人生の覚悟を問うことにもなった。そしてそれは、地域の共同体やこの国の経済社会の有り様を問い直すことに繋がらざるを得ない。
 
 一方、福島第一原子力発電所事故と事故後の対処は“人災”の側面も強い。官房長官、保安院、東電の会見発表は混乱のなかにも「由らしむ可し知らしむ可からず」の意図を感じざるを得ず、御用学者を動員してこれに尾ひれを付加して垂れ流すマスメディア(マスゴミ)の言をまともに受け止める人は愚か者だけ、といわれてもいる。これに対し「市民科学」の立場で活動を続ける認定NPO法人原子力資料情報室はUstreamでも原発事故関連情報解説を随時更新している。まずは必見。

 なお、練馬読者会3月例会は予定どおり行います。

参考;YouTubeで福島原発事故の本質について広瀬隆さんが語る。
(3/17(木)ニュースの深層 =3/1 =3/2 =3/3


(練金術師)


 週刊金曜日練馬読者会3月例会

   日 時:2011年3月26日(土)6:30~9:00
   会 場:こみゅにてぃかふぇ(なごみ)03-3924-5504
       西部池袋線大泉学園南口3分〈地図
   会 費:飲食代(ひき続き懇親会を予定)
   問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
      または03-3925-6039 近藤

● 一人ひとりのエネルギーシフト ● 緊急集会の案内 ●

2011年03月06日 | これだけは言いたい!
 既にカウントダウンに入っている東海地震(30年以内に巨大地震が発生する確率80%以上)の想定震源域のど真ん中にあるのが浜岡原発。その浜岡原発を廃炉することもせず無責任な対応をくり返す中部電力。その中部電力が安全性も経済性も持続可能性もないことが明らかな原発を造るため、瀬戸内海に残る生物多様性の宝庫といわれる山口県上関町の海の埋め立てを強行しようとしています。

 対岸にある祝島の人々や反対する若者を踏みつけるような上関現地の状況を見るにつけ、私たちは東京にいて何ができるのか?を考えざるを得ません。映画『ミツバチの羽音と地球の回転』監督の鎌仲ひとみさんは祝島の100%自然エネルギープロジェクトをアピールしています。

 ちょっと急ですが、3月8日(火)に緊急集会
があるので関心の持てる方はどうぞ。

(イトヤン)


 生物多様性のホットスポット 上関の海を守ろう!緊急集会

■日 時: 2011年3月8日 18:45~21:00/18:10開場
■会 場: 東京しごとセンター講堂( 東京都千代田区飯田橋3-10-3 地下2階/地図

ゲスト: 鎌仲ひとみさん(映画『ミツバチの羽音と地球の回転』監督)
菅井益郎さん(國學院大學教授、市民エネルギー研究所)
山戸孝さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会事務局次長)※Ustream中継による出演

参加費: 一般 500円(主催共催団体会員・学生は無料)
予約不要です。直接会場までご来場ください。

主 催: 財団法人大竹財団 
共 催: アジア太平洋資料センター(PARC) http://www.parc-jp.org
     上関どうするネット http://kaminoseki.blogspot.com
     市民エネルギー研究所 http://priee.org
     たんぽぽ舎 http://www.tanpoposya.net
     トランジションタウンしたまち http://blog.canpan.info/ttshitamachi


 2月21日未明、中国電力は数百人の作業員・警備員を動員し、上関原子力発電所建設予定地・田ノ浦の埋め立て作業を強行しました。
田ノ浦は国立公園に指定され、希少な生物が多く生息する「生物多様性のホットスポット」と評されるほど自然豊かな海域。ここが埋め立てられてしまうと、瀬戸内海のかけがえのない生態系が失われ、さらに周辺海域の漁業も大きな打撃をうけ、対岸に住む祝島住民は生計が立ちゆかなくなってしまいます。
大口スポンサーである電力会社に対し、ほとんどのマスコミが自主規制をかけ事実を報じないなか、有志による現地からのUstream中継に1000人を超える人たちが同時にアクセスし、力ずくで田ノ浦を封鎖する中国電力の強硬なやり方をインターネットを通じて多くの人たちが目の当たりにしました。
集会では、現地で強行作業を目撃してきた鎌仲さん、菅井さんらに当時の状況を報告していただくほか、上関からのUstream中継も予定しています。
Ustream中継をみて上関へ向かう人たちはいまもなお増えつづけています。上関まで応援に行けない私たちにも東京でできることはきっとあるはず。もっと多くの人たちに田ノ浦で起きているこの事実を伝えひろめるとともに、中国電力に対し抗議の声をあげて生物多様性の海をなんとしても守りぬきましょう!

※現地からのUstream中継のほか、集会のUstream中継も予定しています

<お問い合わせ・詳細>
財団法人大竹財団 Tel 03-3272-3900 Fax 03-3274-1707
http://www.ohdake-foundation.org





 ★ 危険がいっぱい ★ 棄権が心配/都知事選・練馬区長選 ★

2011年03月03日 | 壊憲STOP勝手連
 菅直人総理は、政策も政局もぐちゃぐちゃにしている。「税と社会保障の一体改革」やTPP路線から見えてくるのは、「国民の生活が第一」を掲げて政権交代を成し遂げたはずの民主党を小泉構造改革の継承者に仕立て上げることによって、自身の延命を図ろうという恥知らずぶりだ。こころある民主党のみなさまに奮闘を期待する。

 練馬読者会では、市民派練馬区長の実現をめざしてメンバー有志が当会とは別に会を立ち上げて行動しようということになった(1月例会記事)……。のだが…、2月に入って急転回した“想定を超える情勢と状況の変化”のため、やむなく《呼びかけ人》と《推薦団体》から降りることになった。
(練金術師)


    2011年練馬区長選への対応について
 
 練馬区を変えたい週刊金曜日読者の会および近藤豊子はこのたび「新しい練馬」をつくる会の呼びかけ人となることを取りやめるとともに、練馬区を変えたい週刊金曜日読者の会は練馬区長選挙において古賀義弘候補の推薦団体にはならないことと致しました。
  
  2011年2月26日
                   練馬区を変えたい週刊金曜日読者の会(近藤豊子)