28日の練馬読者会例会には、新人1名がが参加。八ッ場ダムに翻弄され続ける川原湯温泉で11月上旬に行われた温泉読者会の報告を中心に議論がなされました。
「賛成派と反対派を単純に善悪にわける報道が多いが、現地に行ってはじめて、そんな単純な問題ではないことがわかった」という感想が示すように、こうした問題は現場まで足を運ぶことで、より掘り下げて理解できるということを、参加者それぞれが体感できたようです。筆者は都合により参加できず残念でした。
何故八ッ場ダムが不必要なのかについては、“八ッ場あしたの会”のサイト
(http://www.yamba-net.org/)でわかりやすく解説されています。
ただダムを「作る」「作らない」というのは人間社会だけの問題であるので、46億年の歴史を持つ地球をどうするのかという視点も、こうした開発の是非について議論する際には、今後は取り入れて欲しいと筆者は感じました。
なぜなら天然の資源や土地、エネルギー、生態系など人間を取り巻く環境のすべては、46億年の歴史の結果として存在するかけがえのないもので、人間はその多くを過去ほんの100年程の間に、かなり食いつぶしてしまっているからです。このままでは持続可能な社会は実現できませんし、やがては人類の存在自体も危ういものとなるでしょう。さらにいえば、人類の都合だけで地球の歴史を左右する権利などは、本来私たちにはありません。これまでは無料で収奪してきましたが、今後は地球も人間の経済に内部化させる必要があるのではないでしょうか。
また天皇制、民主党政権への期待や懸念、市民活動論などについても熱いやりとりが行われました。
(まきがい)
「賛成派と反対派を単純に善悪にわける報道が多いが、現地に行ってはじめて、そんな単純な問題ではないことがわかった」という感想が示すように、こうした問題は現場まで足を運ぶことで、より掘り下げて理解できるということを、参加者それぞれが体感できたようです。筆者は都合により参加できず残念でした。
何故八ッ場ダムが不必要なのかについては、“八ッ場あしたの会”のサイト
(http://www.yamba-net.org/)でわかりやすく解説されています。
ただダムを「作る」「作らない」というのは人間社会だけの問題であるので、46億年の歴史を持つ地球をどうするのかという視点も、こうした開発の是非について議論する際には、今後は取り入れて欲しいと筆者は感じました。
なぜなら天然の資源や土地、エネルギー、生態系など人間を取り巻く環境のすべては、46億年の歴史の結果として存在するかけがえのないもので、人間はその多くを過去ほんの100年程の間に、かなり食いつぶしてしまっているからです。このままでは持続可能な社会は実現できませんし、やがては人類の存在自体も危ういものとなるでしょう。さらにいえば、人類の都合だけで地球の歴史を左右する権利などは、本来私たちにはありません。これまでは無料で収奪してきましたが、今後は地球も人間の経済に内部化させる必要があるのではないでしょうか。
また天皇制、民主党政権への期待や懸念、市民活動論などについても熱いやりとりが行われました。
(まきがい)