練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

07参院選争点 ★★★ 《 おしつけ“壊憲”》はありえない

2007年06月29日 | ホントノデアイ

《今の自衛隊》を支持する♪現実派?の人も


《今の自衛隊》に反対する♪♪理想派?の方も


みんなみんな♪♪♪アベ壊憲には反対!


…それはなぜ?
レイムダック・ブッシュの最後っぺにメロメロ中毒したアベ総統の頭の中には、集団的自衛権のお題目の下に、米軍の下請け海外軍事行動に自衛隊をかり出すこと、しかないからだ。
みんなみんな解ってる。
自衛隊員の皆さんのためにも、おごそかに宣言しよう。


ブッシュ・アメリカによる ブッシュ・アメリカのための
《おしつけ“壊憲”》はありえない


我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る=防衛庁もと幹部3人の志
かもがわ出版/2007.3/¥1400

●国民の血を流さない保障が九条だ-小池清彦の主張-小池清彦(1937年新潟県生、防衛局計画官、教育訓練局長など歴任、現加茂市長)著.
●憲法第九条改定論を排す-竹岡勝美の決意-竹岡勝美(1923年京都府生、防衛庁人事局長、調達実施本部長など)著. 
●命をかけて自衛隊のイラク派兵阻止を訴える-箕輪登の遺言-箕輪登(1924年小樽市生、衆議院8期、防衛政務次官、郵政大臣、自衛隊イラク派兵差し止め訴訟、2006年死去)著. 
【解説】自衛隊イラク派兵差止訴訟と箕輪さん 佐藤博文著.(練金術師)


アフリエイトは貼り付けません★本屋さん・図書館へ

2007年06月22日 | ホントノデアイ
『憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本』
高橋哲哉編・著 斎藤貴男編・著/2006.7/日本評論社/1400円

ホントノデアイ=本との本当のであいは書き手の想いと向き合うことから…。おもいと思いが出合えば重い。壊憲是か非か? その前に知っておきたいことがここにある。
“出版社/著者からの内容紹介”は言う。

 憲法問題をトータルに掘り下げて解説しました。憲法は「国の基本の姿」を定めているので、この問題はトータルに考える必要があるのです。見るべきなのは9条だけではありません。憲法だけでもありません。
 まず、経済、歴史、軍事、政治の構図、とくに、経済と歴史には、類書よりはるかに力点を置いて解説しました。それから、自民党がやろうとしているのは単なる「改憲」ではなく「新憲法」です。「憲法は国民が国を縛るもの」(立憲主義)、「多様な国民個々人が、だからこそ大切」(個人の尊重)という近代以来の憲法の原則が、自民党案では簡単にひっくり返されようとしています。9条だけではなくこういう点をきちんと見ておく必要がある、ということが、この一冊でよくわかります。

  憲法?ソレがどう変わる? 木下智史 
  井筒監督の教えたるわ!歴史と憲法 井筒和幸 
  息子を兵隊になんかさせません-コラム-室井佑月 
  憲法と現代戦争Q&A 山田朗ほか 
  戦争は臆病者のすること-コラム-貫戸朋子 
  戦争する国と愛国心 高橋哲哉 
  本当の愛国心とは、戦争をしないこと-コラム-金子安次 
  戦争への3点セット-監視・格差・個性の否定-斎藤貴男 
  不自由の沼のこと-コラム-こうの史代 
  ジャーナリストの見た憲法改正議論 豊秀一 
  戦争は戦争の顔をしてこない-コラム-田口透


(練金術師)

STOP★壊憲 ★★★ 参院選候補予定者の回答

2007年06月17日 | 参考資料
 民主党・自民党の07参院選候補予定者あてに、憲法9条の改変に関する賛否を問う質問が送付された。 《反戦な家づくり》さんが呼びかけ、主旨に賛同する87ブログの連名によるものだ。
(当ブログも賛同

質問1  あなたが当選した場合、その任期中に憲法9条を改変することに反対しますか。(改変に反対する・改変に反対しない のどちらかで回答ください)
質問2  できましたら、その理由を、以下にお書きください。


 有効回答はすべて民主党で、合計16名の予定候補者から返信があり、15の回答のうち 9条の改変に「反対する」13 「反対しない」2という結果。
「この参議院選に、9条の命運、すなわち、私たちの今後数十年の命運がかかって」おり、「この質問状の趣旨は、『改憲に反対する候補者に、一人でも多く国会に行ってもらいたい。』ということに尽きる。」ということなので、転載する。詳しくは(反戦な家づくりさんで)

 この回答を受けて《考える素材を》5/26を一部訂正した。
東京選挙区大河原さんの回答内容が注目されるからだが、定数5に対し壊憲反対派4人が立つ東京で共倒れを防ぎたいためでもある。

■皆吉 いなお (民主党 鹿児島) 
質問1  改変に反対する
質問2  世界に類のない憲法9条である。戦争する軍隊が行きつく先は戦争でしまない。
戦争には勝者もない敗者もいないことを過去の戦争、今の大儀なきイラク戦争から知るべきである。
世界の指導者に向かっていまこそ、武力を持たない日本を声高らかに主張すべきである。
人間の力を、心を信ずるべきではないだろうか。
私たちの子供や子々孫々に誇るべきものは、これしかないのではないか。
■はた ともこ (民主党 比例区)
質問1  改変に反対する
質問2 私の第一の政策は、憲法9条の本質(集団的自衛権の行使を認めない)を守るということです。
このことを文章で表現するには、現在の9条のままでなければならないと思います。
その上で、個別的自衛権や集団的安全保障について、「安全保障基本法」を制定すべきだと思います。
■大島 九州男 (民主党 比例区)
質問1 改変に反対する
質問2  交戦権を認めないという9条の基本的理念を根本から変えて、日本が戦争の出来る国に変える憲法になることに、反対をします。
尊い人命を犠牲に手に入れる事のできた現憲法は、戦争に行ったことの無い、またその恐怖を体験した事の無い人間が、軽々しく変える物でないと思います。
もし変える議決をする人は、自衛軍の最前線に自分が立ち、その後にその人達の親族、そして、その後に自衛軍が立ち、戦場に自分が立つ前提で、議決していただきたいと思います。
■とくら たかこ (民主党 山口)
質問1  改変に反対する
質問2
■高竹 和明 (民主党 比例)
質問1  改変に賛成する。
質問2  まず、第一義に私は日本国民が自分たちで考え、自分たちで作る自主憲法が必要だと考えます。
憲法を議論することでこの国の行く先を見出せると考えます。
9条に関しては
1.日本国民は自分の国は自分で守るという姿勢が大事。
2.戦争をしないということはルールで決めるものではなく、教育や精神が大事で、もっとも大事なのは政治だと考える。これをいうと「昔に戻る」と言う人がいると思うが、そうさせないのも教育や政治です。
  戦争放棄の理念を憲法の前文などに入れることは賛成ですが、ルールで決めるとそこで思考停止してしまうだけです。
3.日本から世界平和をリードしていく方法はもっと他にあるはずです。
■水戸 まさし (民主 神奈川)
質問1  改変に反対する
質問2  日本の誇りであり、国民の願いである平和の精神を守るためには、改正は必要ない
■長崎 慶一 (民主 比例区)
質問1  改変に反対する
質問2  いまだ世界各国で内戦が続いていますが、犠牲になるのは罪のない子どもや住民です。
戦争は悲惨です。二度と過ちを犯してはいけないと思います。
■山崎 まや (民主 比例区)
質問1  改変に反対する
質問2  9条の改変は、戦後60余年、非戦の姿勢を貫いてきた日本の平和国家を目指す方向性を逆行させるものである。
国際社会の中で、唯一の被爆国である日本だからこそ、憲法9条は堅持しなければならない。
子どもたちを戦争にはおくらない。
■小川 勝也 (民主 北海道)
質問1  改変に反対する
質問2   まず、国民的な論議を欠いた憲法改正論議です。
憲法は理念であると共に、国民の権利を保護し、政府の権力を規制するもの。
政府は憲法を遵守する義務があります。
政府からの提案には、国民の同意や理解を得たものとはいえず、反対です。
また、9条の理念を生かして行くべきと思います。
二次大戦後への反省に立ち日本の戦後外交は憲法の理念を堅持してきました。
今後も外交の基本とし、国是としての平和主義を掲げるべきです。
■牧山 ひろえ (民主 神奈川)
質問1  改変に反対する
質問2  武力の行使では平和維持はできない
■米長 はるのぶ (民主 山梨)
質問1  改変に反対する
質問2  フジテレビ記者として、世界の紛争地域から(イラク、アフガニスタン、イスラエル他)映像を日本へ中継する中で、「戦争」の悲惨さをこの目で見て来た。
「戦争は政治が引き起こす」の思いを持っている。
9条を戦争につながり得る方向で変えられる恐れがあり反対。
自衛隊の海外活動は認めない。
集団的自衛権は行使すべきでない。
■かがや 健 (民主 千葉)
質問1  改変に反対する
質問2  1.戦前回帰的発想の強い「自主憲法」制定を掲げる自民党の政権、もしくは自民党中心の政権下での改憲に反対である。
2.「9条」は、第二次大戦への反省と、日本人の戦争体験から、圧倒的多数の日本国民に支持されていると考える。
■ひめい ゆみこ (民主 岡山)
質問1  改変に反対する
質問2  世界に冠たる平和憲法の条文であるから
■三輪 のぶあき (民主 比例区)
質問1  改変に反対しない
質問2  解釈拡大で憲法を使うのはよくない
■塚田 一郎 (自民党 新潟)
貴重な問題提起としてありがたく受け止めさせていただきます。しかしながら、この場で具体的な回答ができない失礼をお許し下さい。今後、より良い日本となります様、貴会のご活躍をご期待申し上げます。私もご質問内容について真剣に向き合って参ります。
■大河原 まさこ (民主 東京)
質問1  改変に反対する
質問2  憲法議論でたえず焦点となってきた9条について、自衛権の名のもとでの戦争や、国連決議によらない海外での武力行使を認めるような改憲には強く反対します。
しかし、いくら9条の文言だけを墨守してみても、時々の内閣の都合による解釈変更などによって憲法の条文と実態との乖離が著しくなっているのも事実です。
政府が行う自衛権の行使や国際協力などについて国民がきちんとした歯止めを設けていくという観点が必要です。

(以下は、期限後の回答分)
■佐藤公治 (民主 広島)
質問1
質問2  自民与党の安易に戦争に参加する憲法改正するその道筋には、断固反対。
真の主権国家 平和 日本を造ることが目的であり、そのためには、すべてが選択肢。
■平山幸司 (民主 青森)
質問1  いずれでもない
質問2  たんに9条改正に賛成か反対かという問いには答えようがありません。どのように変えるのかによって、良くなることも悪くなることもあります。自衛の範囲を超えた武力行使や、国連決議によらない海外での武力行使を、結果的に認めたことになるような改憲には強く反対します。一方で、いくら9条の文言だけ墨守してみても、時々の内閣の都合による事実上の解釈変更が進んでいます。政府が行う自衛権の行使や国際協力などについて、国民が憲法の明文できちんとした歯止めを設けていく必要が高まっています。自衛隊の「できないこと」を明確にするという観点であれば、条文を変更した方がより良くなる余地があると考えます。

6月例会のおしらせ ★ こちら、まっとうな懇談会です。

2007年06月12日 | 読者会定例会

 松岡農水相が自らの死をもって封印したカネにまつわる闇。
 年金記録すっぽ抜けがばれた問題。
 突然のダブル政権不信であわてふためいたのか、安倍首相。
 参議院選挙をひかえて“任期中壊憲筋道”の旗を振ってばかりいられなくなったようだ。
 いずれにしても、「集団的自衛権を3年も待てるはず無いだろ。そんなことも分からないのか!」とブッシュさんに叱られた(かもしれない)安倍首相が突貫工事で作ったのが、アベカラーに染めぬいた有色者懇談会(「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」)。

週刊金曜日最新号(6/8号)で「ウソ八百を並べた壊憲派の責任を問う =『有識者懇』メンバーがイラク戦争で言ったこと」(本誌編集部)の検証記事を見れば、 柳井俊二前駐米大使、葛西敬之JR東海会長、岡崎久彦元駐タイ大使 、北岡伸一東大大学院教授、坂元一哉阪大大学院教授、佐瀬昌盛防衛大名誉教授、佐藤謙元防衛事務次官、西修駒沢大学教授、田中明彦東大教授、西元徹也元統合幕僚会議議長、中西寛京大教授らメンバーひとり一人のイラク戦争に関する発言について具体的な色つき度、そのでたらめぶりがよく解る。

 6月の練馬読者会は23日(土)19時から、西武池袋線大泉学園北口前喫茶店ノヴェルにて開催。初参加歓迎、費用喫茶代。

憲法も還暦 ★ ニッポンの文化と伝統です。

2007年06月08日 | これだけは言いたい!
 ねりま九条の会・講演と音楽の夕べ》に参加した。練馬区には、大小さまざまな九条の会が28組もできているという。
 伊藤真さん(伊藤塾 塾長)の話は、週刊金曜日の連載やマガジン9条で読めるが、直接聴く貴重な機会となった。時間は1時間ほどだったが、話はとてもわかりやすく、たれ込めた暗雲から射す一条の陽光のように、もやもやを払拭してくれた。

 ところで、政権与党や権力者たちからは一貫して憎悪の対象にされてきた憲法も、なんとか還暦を迎えた。そしてまた、この《憲法を中心にすえる戦後民主主義》(戦後レジーム)は、今や“ニッポンの文化と伝統”と化しているのはまぎれもない事実なのだ。
 “還暦”という言葉の意味をかみしめたまえ、とアベ君には言いたい。
 よくよ~く読めば、前文と9条は世界の歴史を先取りしたものであることは、だれにでも分かることだろう。
“新しい○○”が大好きで、「立憲主義を理解しない素人」(週刊金曜日6/1号山口教授)のアベ君には『新しい憲法のはなし』(旧文部省が出した中学校1年生の教科書)をよく咀嚼してくれたまえ。練金術師も読んでみるから。
(練金術師)


5月の練馬読者会から ★ こんな論議してます。

2007年06月05日 | 読者会定例会
 あらゆる面で違憲状態がはびこる現状では、憲法の条文は守っても憲法の精神を活かしたことにはならない。それは改憲への動きに対する一般の関心の低さにも表れている。ではどうすれば?
 北朝鮮脅威論については日本が攻撃される可能性をゼロとするか否かで意見が分かれる。ただし現政権が国外に敵がいることを前提に国内では脅威を煽って体制を維持・拡大しようとしているという点では、認識は一致。
 ほかに地元の「九条の会」や「9条ネット」についての話題や、若者に期待する年配層こそしっかりすべきだという世代論、魅力的な個性の出現に期待することの是非など、気ままに話し合いました。 
(S)

「そして安倍」♪♪♪ 「きっこの日記」から

2007年06月01日 | みんなの日記

きっこの日記』を時間のある限り愛読している。
長文記事を毎日アップするだけでも尊敬ものだが、内容もおもしろいものが多いからだ。
書籍版きっこの日記(1・2)も読まれているらしい。そのきっこさんのお勧めに便乗して、『きっこの音楽日記』から、本質をついているゆえ抜群におもしろい替え歌“そして安倍”の部分を紹介させていただく。以下転載。
(練金術師)

■2007/05/31 (木) 必聴!爆笑ソングです♪

「浪花の歌う巨人」こと趙博(チョウ・パク)さんが歌う「そして神戸」の替え歌、「そして安倍」です♪

「そして安倍」(メディアプレイヤーです)
http://www.fanto.org/music/abe.mp3
※ブログなどをお持ちの人は、どんどんリンクしてくださいね♪

「そして安倍」

安倍~
泣いている人が見えないのか
捨てられた庶民は みじめになるだけ

安倍~
じいさんの影落とす
ふくれっ面の中に 意図が見えている

そして教育基本法変えて
そして憲法つぶし
戦争の続き させてくれる
相手 探すのよ

安倍~
言って分かる人か
傲慢な心が 醜くなるだけ

安倍~
無理に言いくるめてる
国のために死ぬのが 美しいのだと

そして支持率下がり
そして危うくなれば

誰かうまい嘘のつける
麻生 頼るのよ

誰かうまい嘘のつける
小沢 かつぐのよ