朝6:15のモーニングコール、眠たげな眼と頭を手っ取り早く起動させるには太陽の光とテレビの画面がベター。で、さっそくつけてみると訳のわからない言語でエジプトの暴動とかバチカンのニュースとかやっている。いろいろ廻していると何故か星占いみたいなコーナーを見つける。SAGITTARIOは「サジタッリオ」と読むのかな?いて座さんはの今日のAMORE(愛情運?)は、5段階評価の5らしいぜ!
ホテルのエレベーター。日本で言うところの「1階」をこちらでは「0階」と称するのは知っていたけど、「地下1階」を「-1階」と称するのは知らなかった・・・確かに。
ホテルの朝食。特に可もなく不可もなく。。。取り立てて言うならば・・・
テーブルの砂糖類が乱雑に突っ込まれていた。
ホテルからおよそ40分ほどかけてミラノ市内に向かう。これはよくある歩行者優先の横断歩道で、車両の減速を促すために横断歩道のレベルを車道より一段高くしている・・・のだが、よく見ると歩道からも横断歩道のレベルが一段高くなっていて歩道と横断歩道はスロープで繋がれている。これってどうよ。
何かの建設現場、カタチからしてガソリンスタンドかな?
こちらは本物。昭和シェルならぬ、本物のShell石油。2台の赤いバスの後ろにくっついている大きな尻尾の正体がわからず、とても気になる。H-BUSさん、これは何ですか?
フランスにも落書きはいっぱいあったが、イタリアの落書きもフランスのとテイストが似ている。地続きの国だから仕方がないのかなと思ってみたり。
高速道路を下りてすぐのところで新しい街を建設しているところに差し掛かった。確証はないけれどおそらく「フィエラミラノ・シティ(新国際見本市)」ではないかと思っている。
どのツアーにするのかいろいろな旅行会社のパンフレットを取って行程を眺めていたけれど、その中で正直なところミラノはノーマークやった。ミラノコレクションもどこか遠い星のお話で、最後の晩餐が確定しているツアーを選ぶか否かといった程度のものであったが、旅程決定後に街並みをグーグルマップで見ていると、新旧のトラムが街中を縦横無尽に走っていることを知って驚かされた。それから、トラムの系統図を入手し、トラムの路線が描かれている地図を探し、トラムについて書いているネットの記事を読み漁ってからというもののミラノのトラムを一目見ることがこの旅の目的の一つとなってしまっていた。
スフォルツェスコ城前のカステッロ広場にて古いタイプのトラムを見る。
更にその南側には7両の連接車となっている新型のトラムを発見する。ツアーでなかったら駆け寄って見るのになぁ。
スフォルツェスコ城。
壁面にリズムよく付いている■(四角い)穴はデザインではなく建設の際に足場などを作るために拵(こしら)えた穴だとか。
中世の良き重厚さが滲み出ている風格のある城だなと思う。
スフォルツェスコ城の一部は博物館になっていて、ミケランジェロが死の数日前まで制作していて、結局、未完となったという彫刻「ロンダニーニのピエタ」が置かれていた。
スフォルツェスコ城のあとはスカラ座へ向かうのだと思いきや市民競技場の脇を抜け、トイレ休憩を兼ねた免税店へと向かう。その途中で再開発地区の脇を通る。ここはどこじゃいなとネットで検索してみたところ、およそ9ヶ月前の日本語の新聞記事を発見。どうやらガリバルディという地区の再開発地区であるらしい。
http://www.ifmilano.com/news/assets_c/2012/09/Senken20120902_Milano_NewProjectR-154.html
確かにミラノのメトロの路線図には新しいメトロの建設予定もあるみたいである。
古いタイプのオフィスビル。割と広めの幹線道路の上をデーンと跨いでいる思い切りの良さが素敵だと思う。
既存のビル群の向こうに再開発区域がある。
なんか見覚えのあるビルだなあと思って、帰宅後に検索してみたらやっぱりヒット。911テロの後に。小型機がビルに激突する事故があって、そのビルやったみたい。写真はバスの車窓の加減で横からのものしかないけどたぶんあってると思う。
http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/407.html
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/milano/03/index2.html
免税店でトイレ休憩を済ませた我々は、スカラ座へ向けて移動するのであった。
つづく
イタリア紀行☆2013☆【05】~ミラノ《中編》~
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