まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

ブログ立ち上げのきっかけ

2004年09月30日 21時02分32秒 | サイバー
浮かんでは消えていく「日常の思考」は、どこかに書き留めでもしない限り「未出現の宇宙」に葬り去られてしまいます。若い頃は、またすぐに「前に思いついたこと」と同じような思考を繰り返していたのですが、年と共に多少なりともそういう能力が衰えてきている様に思います。実は、そんなところに危機感を感じていました。

今更、ちまちまと紙と鉛筆で書き連ねていくには、あまりもアナログ過ぎて持続できる自信がありません。どうせ書き残すなら、不特定多数の人が閲覧できる「透明な日記帳」に書こうかなと思いました。また、他の方も書いておられますが、日記サイトと違い「未知数の展開」が期待できるということが、と私の背中を押したような気がします。

MP3プレイヤー

2004年09月30日 20時01分55秒 | サイバー
先日、MP3プレイヤーを買ってみた。
今までカセットテープからMDまでウォークマン(某社の商品名だけど、そのものの名称は何て言うんだろう?)を使ってきたけど、それらをしのぐほど使い勝手が良いです。

・音飛びがない。

・作動時の機械音や振動がない。

・データの出入力はデスクトップ上で行えるのでファイル名の設定や順番の入れ替えやフォルダ
 分けが容易に出来る。

・CD何枚分もの音楽データを保存できることができる。

・機種によっては録音が出来、パソコン上で編集ができる。

・しかも、驚くほど小さい。

かつてウォークマンを使っていた頃は通勤時にバックやコートの内ポケットに入れていたのだけど、今はワイシャツの胸ポケットに入れてもだいぶん余裕があるほどである。今や、通勤時の良いパートナーになりつつある今日この頃である。

ブログ!ブログ!ブロブ!

2004年09月28日 22時32分58秒 | サイバー
 身の回りでブログ人気が加速しつつありますが、私の所属しているgooブログも日々、登録者数が増えてきているようです。

 編集のページでgooブログのトータル加入者数が日々の私のサイトへの閲覧者数と一緒にリストアップ(つまり、「あなたのサイトへのアクセス数は××××××人中○○○○○位です」ということです)されるのですが、毎日300~500のペースで増殖していっております」

 さらに、今くらいの時間に新しい記事をアップすると同時刻の記事投稿者数のなんと多いことか!驚くべき人がアップしているのがわかります。


 ある環境保全主義者はこう言って喜ぶでしょう
  「ペーパーレス時代の産物だ!」

しかし、

 かなり昔にある著名人が自分のエッセイの中でこう言っています。
  「なぜ、金にもならないのにそこまで一生懸命書くのか?」

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さらに、
 
 思うのが、我々が書き込んでいるこの世界は
  「無限に広がる(と錯覚している)世界、そして、物理的に存在しない世界」

なんだなあということ。

 ただ、わずかな電気信号を物質量として捉えることが可能なのであれば「物理的に存在する」という表現も間違いではないだろうけれど・・・。

 果たして現実の世界の広さをネット世界が物理的に越えることは可能なのだろうか?

 それは例えば、日々量産されるサーバーとそれをバックアップするためのハードディスクの物理的スケールが膨大になりすぎた時に、人類の踏み入れることのない空間(地下?海底?宇宙?)にそれを集積したとして、それらの集合体が摩天楼を凌ぐ高さに積み上げられたときに実感できることのできる恐怖なのかもしれない。

十五夜は過ぎましたが・・・

2004年09月27日 21時27分27秒 | 音楽
 先日乗ったとある飛行機の音楽提供サービスのクラシックチャンネルは「月」が特集でした。で、その中に直接月とは関係ないのですが、マーラーの交響曲第7番「夜の歌」が選曲されていました。選曲といっても全5楽章中の第4楽章だけでしたが、これがまたなんともいい曲で、家路につき次第早速CDを買いに行きました。

 自称マーラー好きではありますが、とにかく喰わず嫌いが多くて実際に好んで聴くのは全11曲あるシンフォニーの中のわずか2、3曲だけなのです。しかも、この曲も遥か昔に生で聞いたことがあるにも関わらず良さが全く理解できずに今日まで至っていたのですが、これが何故か心(うら)寂しい宵の時間に聴いてみると大変心地よいのです。

 曲解説とか読むと難解そうな印象を受ける曲ですが、難しい話は抜きにして、暮れなずむ街を部屋の窓越しに眺めつつ、月見団子でも食しながら聴いてみてはいかがでしょうか?

太陽の塔が・・・

2004年09月26日 01時14分49秒 | 建築
 太陽の塔フリーク(?)の知人からさっき一報が入ったのであるが34年ぶりに「未来の顔の目」からビームが・・・いや照明が点灯されたらしい。不覚であった。全く知らなかったのだから・・・。

 個人的には、内部観覧も経験しあとは「あの目が光る」のをいつか観てみたいと切に思っていたのであるが、見逃してしまっていた。ちなみに点灯の記事は、これを参照してみて下さい。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200409220007.html

浮遊代理店

2004年09月24日 22時55分04秒 | おすすめ
 昨日、知人と奈良にある「浮遊カフェ」なるものに行ってきました。簡単に言やぁ、ただのカフェで正式名は「浮遊代理店」と言います。JR奈良駅から徒歩で2~3分のところにあるにも関わらず、かなり目立ちにくいところにあるため隠れ家的な雰囲気でとても落ち着けます。店主も気さくな方だし、何よりも店内の水槽にある「浮遊ブツ」になんとも癒されます。

 その日オーダーしたドリンクが「たんぽぽコーヒー」なんとも美味い!!そう、例えるなら「素材の甘味がほのかに口の中に広がる」感じ、でも、その「甘味」ってのが糖分の甘さではないんですよ、これが不思議なことに!

 店内はこじんまりとしていて手前のカウンターから奥のレジまでは、うなぎの寝床チックなギャラリーになっていて、ギャラリーの途中からカフェに入る仕組みになっています。ちなみに、食器類は創作陶器製で店主に尋ねると「それは、○○さん作で、これは△△さん作。」と答えてくれます。

三連休

2004年09月21日 21時57分55秒 | 自然
 三連休を経て、3日しか休んでいのに久々に仕事をするような錯覚に陥る。ま、それはそれとして、18時を越えると窓の外は夕暮れ空になっているではないか!?

 先週まではもうちっと明るかったような気がしたのに・・・気温はまだまだ高いけれど、太陽の位置と日本列島との関係は既に秋なんだなあと実感した連休明けの夕方。

 全体的に紫がかったビルの谷間に目をやり、「遊びに夢中のあまり、いつの間にか日が暮れているのに気がついて慌てて家に帰る少年」の頃感じたような、少しメランコリックな気持ちになってみたり・・・。

冬ソナのタ

2004年09月20日 20時31分18秒 | フランス
 設計事務所勤務の知人に「ミニョンの仕事のしなささ加減が面白い!」とそそのかされて(笑)見始めた「冬のソナタ(通称:冬ソナ)」ですが、もうどっぷり浸かってしまい、先程一気に観了。マジ面白いって!というわけで、感動が熱いうちに感想をば書かことにする。ちなみに、韓国の文化はキムチ以外は無知なので適当にこじつけて書いている。つまり、事実と反することをヌケヌケと書いておるので、オマチガエノないように・・・


<登場人物の名前について>

  カン・ジュンサン
  キム・サンヒョク
  オ・・チェリン
  チョン・ユジン
  イ・ミニョン

 なんとなくだけれど、苗字が皆平凡な名前になっているのかなと思う。日本で言えば鈴木クン、田中クン、加藤クンみたいな感じですかね。おそらくカンは官だろうし、キムは金、チョンは張で、オは王、それにイは(人偏のない)伊のなのかなと・・・あれ?中国と間違えてる!?


<カン・ジュンサンの呼称について>
 名前だけで呼ぶときはチュンサンなのに、フルネームはカン・ジュンサン・・・何故?噂では韓国では名前だけを呼ぶときは濁音は発音しないらしい。だからユジン役のチェ・ジウも名前だけで呼ぶときはチウになるという話。

 これは前後の単語の並びで語尾または語頭の発音が変化してしまうフランス語でいうところのエリズィオンやアンシェヌマン、リエゾンみたいな感じで面白いなと思った。

  エリズィオン :le hotel        → l'hotel(ロテル)  
  アンシェヌマン:elle(エル) est(エ)    → elle est(エレ) 
  リエゾン   :petit(プティ) hotel(オテル)→petit hotel(プティトテル)


<タクシーについて>
 日本のように車体にデザインをしているのではなく、シルバーの車体の上に簡単な箱を載せているだけの至ってシンプルなもの。形もまた日本のように提灯や広告付きなどの装飾のある凝ったものはなくどれもこれも同じに見えたり・・・もしかしたら韓国のタクシーもタクシー会社というものはなく、皆個人タクシーなのかなと思ったりする。

 フランスは全国共通でタクシー会社というものは存在せず、皆が個人経営のタクシードライバーなのである。だから車種もベンツから小型車までマチマチであり、もちろん車体に塗装したりはしていない。フランスでタクシードライバーになりたい場合は所定の申請書と運転免許証を持って役所のある窓口で申請を行う。幾つかの審査を経た後に、必要書類と車の屋根に取り付ける「アレ」を支給されることになる。ちなみに、この辺りの話はリュック・ベンソン監督のフランス映画「タクシー」を見るとよくわかる。


<フランス留学>
 やっぱ、韓国でも「建築」と言えばフランス?オ・チェリンとイ・ミニョンはフランス帰りだし、チョン・ユジンも・・・。ファッションの勉強でフランスへというのはわかるけど、建築でフランスへというと、やっぱコルビジェとかジャン・ヌーベルとかそういう建築家の作品を勉強しているという設定なのかね?


<結び>
 というわけで、韓国はどちらかというとフランス好き?最近、韓国の新幹線も、技術的に優秀であり、なおかつ近い国である日本製ではなく遠い国フランスの技術を使っているし、本当のところはどうなんだろう?そんな思いもあって今回のカテゴリーは「フランス」になっているわけである。

ラ・ロシェル

2004年09月20日 12時26分44秒 | フランス
 先日、友人の結婚式に出席してきた。式場はラ・ロシェルと言う名のフレンチ・レストラン。世の中の流行り廃れに疎い私は、この店が有名なフレンチレストランだとは全く知らなかった。(たった今、ネットで検索し、かなりの件数がヒットしたことで、その存在を初めて知ったというのが正直なところである)

 しかしながら、招待状を受けたときの私のテンションは揚々としていたのである。なぜならこの「ラ・ロシェル」というのはフランスのとある町の名前で、デュマの書いた「ダルタニャン物語」の中では、今からおよそ400年ほど前に「ダルタニャンと三銃士が清教徒の反乱軍との攻防戦を行い勝利した場所」ということになっているからである。

 作家アレクサンドル・デュマ好きの私としては、この名前は忘れようにも忘れられない物語の一部なのであった。詳しくは講談社文庫のダルタニャン物語第二巻「妖婦ミレディーの秘密」を参照いただきたい。

 そもそも、このダルタニャン物語とは、第一部「三銃士」・第二部「二十年後」・第三部「ブロジュロンヌ子爵(または「鉄仮面」)」の三部構成になっていて、第二巻は第一部の完結編になっている。過去何度か映画化やアニメ化されているが、映画版のオススメはレオナルド・デカプリオがルイ14世役を演じた版の「仮面の男」で、かなり完成度の高い作品に仕上がっている。主な出演者は以下の通り、ジョン=マルコビッチ、ジェラール=ド=パリュデュー、ガブリエル=バーン・・・etc

 更に興味深いのは、物語に出てくる国王ルイや宰相リシュリュー、それにコルベールやニコラ・フーケはもちろん高校の世界史にも出てくる程有名な実在の人物だが、実は、ダルタニャンや三銃士(アトス・ポルトス・アラミス)も本当に銃士隊の一員として活躍した実在の人物なのである。

 ちなみにラ・ロシェルの攻防戦や三銃士が活躍した1600年代に奏でられていた世俗曲を当時実際に用いられていた古楽器による演奏で、CDにまとめられたものがあるので紹介してみることにする。

 プレトリウス(1571-1621)
 「テレプシコーレ」舞曲集(1612)(F35L-50418)
  全部で15トラック分収録されているが、プレトリウスによる作曲ではなく、
  彼の編纂の成果によるものである。

コンパクとデジカメ

2004年09月18日 20時36分46秒 | サイバー
 いやあ、マジでコンパクト型のデジカメが欲しくなってきました。

  ★仕事帰りにたまにみる綺麗な夕焼けをビル越しに撮ってみたい♪

 これに尽きますな~。
 でもこんな動機だけでは財布の紐はガッツリ閉じたままであります。小さなカメラだと背広の内ポケットに入って便利そうなんだけれども、今度は逆に手ブレが心配だったりするし、そもそもコンパクトにすることで他のいろいろな事を犠牲にしていそうなので、未だに決め手が無い状態であります。

・コンパクトである
・起動が早い
・広角ズームレンズである
・乾電池も使える

 これだけの機能を満たすものって・・・かなり高額になりそな気配(汗)まだしばらく迷える子羊のままでいそうです。