阪神名物!スナックパークコーナーは
諸般の事情によって本日が最終日となった。意外にあっけないものである・・・
と言いたいところだが、スナックパークは人・人・人でごった返していた。
もちろん、スナックパークの外側にも長蛇の列がゾロゾロと連なっていて
こんな看板や
あんな看板が大活躍していた。
で、諸般の事情と言うのが「建替工事」のためということになっている。
緑の範囲を残したまま部分営業をしつつ、まずはグレーのフロアを解体し先行して着工していくというもの。
阪神百貨店の外観から類推すると階数の変わる部分でペントハウス部分にある阪神百貨店の緑色の看板とを含む手前側が今回解体する部分なのかなとか想像してみる。
フロアマップから類推すると既存のエレベーター3台を残すのであれば赤のラインから右側を解体するのかとも思うが、少しでも先行工区を大きい面積で確保するのであれば中央エスカレーターのギリギリまでとなる青のラインから右側までを解体する可能性もあるなと思案してみる。はて、どうなることやら。
阪神電車の改札口からのアクセス口も変わるようである。
その案内は館内放送ではなくて小さなラジカセで行っているところが阪神百貨店の老朽度を如実に物語っている気がしてならない。老朽化して使えないのではなく、そもそも案内放送用のスピーカーが備わっていないのだろうね。
まあ、ここは百貨店の一部というよりも地上との連絡通路みたいなもので、その階段の踊り場に
取ってつけたような百貨店の地下入り口が存在しているだけだしね。
そんな地味な通路であっても実はここの壁は大理石で作ってあって、
よく目を凝らして見てみると貝の化石なんかが埋まっているのだ。数年後、この場所が新しい建物としてオープンするときにはそんなノスタルジックのカケラもないような内装に仕上がっているのだろうなあと思った。
つづく
阪神名物!スナックパークの最終日《中編》