何となくホールトマトを使ってパスタを作りたくなったので近所のスーパーに缶詰のトマトを買いに行く。いろいろ悩んだ挙句ホールトマトは調理がしにくそうなので、カゴメの完熟カットトマトというのを購入して帰る。正直、この手の缶詰は蓋を開けるのも初めてだったので、一体どんな味がするのかも未知だった。
それだけならまだしも、「ケチャップと色が似ている」という、ただそれだけの理由でフルーティーで楽園的な甘~い味がするものだと思っていた。確かに原材料名を見ると「トマト・トマトピュール・クエン酸」と書かれており、当然成分の一部に「クエン酸」が混じっているのであれば、酸味がすることは容易に想像できようものなんのであるが、とても楽観的に『トマトジュースだって食塩が入っているのに甘いしなあ』などという根拠の無い結び付けを行ってしまっていた。
更なる過ちは、皿に入りきらないくらい作ってしまった事と、自宅にあるパスタがほうれん草パスタであったこととである。料理の途中くらいからイロイロなところで誤った選択肢を選んでいることに気がつきだし、そうなると何だか料理の進行も適当になってきて、挙句の果ては「安いから」という理由だけで買ったカイワレ大根をパラパラとフリかけて仕上げとしたのである。
それはまるで歩いて渡るには酸の濃度が強過ぎる三途の川、その川の彼方に見える荒れた大地、そしてそこに蔓延る巨大な雑草群生、人はその島を獄門島と呼ぶ(ホンマかい!?)
赤いソースにはウインナーと塩と胡椒とバジルを入れて煮込んで見たものの、一口目を堪能した私は何の迷いも無くケチャップを投入したのであった。
今日、ちょっと用があって阪急甲陽線に乗って甲陽園に行く。途中苦楽園駅付近で夙川の河川敷がよく見えてくるのだけれども、まだまだ日中の気温は薄ら寒いにも関わらず、けっこう御座を広げて花見を楽しむ人たちがいた。
とは言うものの、桜の花は多く見積もっても3分咲きと言ったところで、これではお世辞にも花見シーズン到来とは言いがたい状況になっている。おそらく、花見の見ごろは来週末辺りではないかと・・・。
そんなわけで、夜になって近所のダイエーに赴くと花見客を当て込み、当ての外れた大量の売れ残り花見弁当とパーティーセットの全品半額セールが行われていた。ここぞとばかりにカゴに半額の弁当類を買い込んでいる客もいたけど、それでも一行に捌ききれないほどの食品群がうず高く積まれていた。
そんなダイエーに協力すべく・・・というのは嘘で、今日はなんとなく夕食を作る元気が無いので出来合いの食品を物色しに来たわけで、ちょっとばかし「ラッキー!」と思ったので記事にしてみたのである。きっと明日も、相当の売れ残りが出ているはず・・・でも明日は。。。
近所にpatisserie dining Trinityが出来たので、早速行ってみた。
元々は廃屋同然の薄汚いタテモノだったのが日に日に綺麗に改装され、
こじゃれたフレンチレストランになったのだ。
手軽に入れる感じの店構えなのに、とっても美味しかった。
特にパスタ!これは絶品!!何が絶品なのかといえば・・・
なんと言っても、このソース!!
ウエイトレスさんが言ってくれた。
『お客さん、いい選択されましたね♪これすごく美味しいですよ!』
なんと、その通り美味しかった。味も見た目も雰囲気も最高だった。
ソフトドリンクもなかなか手が込んでいて美味しかったし、
ホットドリンクもまた・・・
むきゃー!!
デザートは同店1階に同じく開店した
ボンヌーヴェルのフランス菓子を堪能できる。
マカロンをモチーフとした創作菓子などもある。
こんなに美味しいパティシエなのに非常に残念な事が一つある。
なななななな!なんと店内土足厳禁なのである。つまり、店の入り口で靴を脱ぎ下駄箱に靴を預け、店のスリッパを履かなくてはならない。店の靴履き替えシステムを知らずに来たオジサマたちは口々に『えーっ!ここで靴脱ぐんか!?何でこんなことしたん?』と口々に言うし、現に女性客もお気に入りのブーツを脱がなければならず相当不便な感じがある。
更に言うならば、冬の窓際席は足元から冷えてくるし、トイレはどこでトイレ用のスリッパへ履き替えるべきか判断がつかないし、3階に上がる回り階段はスリッパが脱げそうになって危ないし、夏は夏で足の臭う人が入ってくるかもしれないし、店のスリッパはまるで開業医の病院スリッパみたいだし、何でこんなことにしたのか甚だ疑問なのである。
是非ともフツーの土足式の店舗に路線変更して頂きたいものである。
そんなことをイロイロと考えつつも、うさぎさんのカオを壊さないようにそっと飲み続けているといつの間にか、犬になっていた。ちょっとソフトバンクのカイ君にも似ているような感じもする。もしくは「のらくろ」・・・カオが白いから「のらしろ」か?