まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

ドラマ『モンテ・クリスト伯』来週最終回!!

2018年06月09日 23時12分37秒 | フランス
TBSドラマ、『モンテ・クリスト伯』は以前に放送された『カラマーゾフの兄弟』と同じく海外の古典文学のリメイクドラマとして良い味を醸し出している。特に今回は、登場人物の名前と原作の名前との整合化が言葉遊び風で何とも面白いので、ちょっと書き留めておきたいと思う。


柴門 暖(さいもん だん)演 - ディーン・フジオカ
エドモンダンテス

モンテ・クリスト・真海(モンテ・クリスト・しんかい)
これは、そのままなので説明は割愛。
日本人の日本人のための日本人によるドラマ化において、モンテ・クリスト伯の名前をどうするのか気が気でなかったが、よい感じにまとめたと思う。特にファリャ神父との関係性において、同キャラクターをファリア 真海(ファリア しんかい)という某国の元大統領と位置付けたというのもなかなか秀逸だと思った。

土屋 慈(つちや)
ジョヴァンニ・ベルトゥッチ

江田 愛梨(えだ あいり)
エデ

南条 幸男(なんじょう ゆきお)演 - 大倉忠義
フェルナン・モンデゴ / モルセール伯爵
ドラマ版では香港マフィア「ヴァンパ」に関係していた過去を持つ。

目黒 すみれ(ぐろ みれ)演 - 山本美月
ルセデ
ドラマ版では両親が遺した喫茶店「シンドバッド」を一人で切り盛りしていることになっている。

ショーン・
・パシャ


神楽 清(かぐら きよし)演 - 新井浩文
ダングラール
原作ではモレル商会の会計士。

神楽 留美(かぐら るみ)演 - 稲森いずみ
ルミーヌ
ドラマ:かつては公平の愛人であった過去を持っている。
原作:ヴィルフォールと愛人関係にあった。

入間 公平(いるま こうへい)演 - 高橋克典
ジェラール・ド・ヴィルフォール
ドラマ:警視庁公安部外事第三課参事官(2003年)⇒警視庁刑事部長(2017年 - )
原作:マルセイユの検事代理⇒法曹界の頂点である検事総長

入間 貞吉(いるていきち)演 - 伊武雅刀
ノワルティエ・ド・ヴィルフォール
ドラマではラデル共和国のテロリスト集団「ククメット」に活動資金を提供していたことになっているが、この「ククメット」というのは、原作ではルイジ・ヴァンパというイタリアの山賊の長の名前でなかなか興味深い。

入間 瑛理奈(いるま えりな)演 - 山口紗弥加
エロイーズ

入間 未蘭(いるま みらん
ヴァランティーヌ

入間 瑛人(いるま えいと
エドゥワール

出口 文矢(ぐち みや)
ランツ・ビネー

守尾 信一朗(もりんいちろう)
マクミリアン・モレ

安堂 完治(あんどかんじ
アンドレア・カヴァルカンティ

寺角 類(てらかど るい)
ガスパール・カドルッス
原作と出会いのカタチは異なるが安堂 完治と旧知の仲というのは良くできた構成。また、原作と同様に「お調子者の小悪党」というキャラクター設定や、モンテ・クリスト伯爵の屋敷に侵入し、ベネデットに刺されるところや、運命の数奇さに恐れおののきながら息絶えるところなど、今のところ原作に忠実な役回りを演じている。

とまあこんな感じ。結構しっかりした世界観なのだが、視聴率が思ったより振るわないこと、復讐対象の面々から案外早い段階でモンテ・クリスト伯の正体がバレてしまうこと、そして守尾 信一朗と入間 未蘭の関係を事件が起きる直前まで知らなかったこと、など少しガッカリなポイントもあったりする。

来週は最終回2時間スペシャル!どんな結末になるのか楽しみ!!

【護国寺】ぶらぶら東京2016夏《07》東京カテドラル関口教会へ

2016年06月19日 23時32分11秒 | フランス


前回、1人で辿った道を今回は2人で辿ってみた。



前回からは3ヶ月以上たっているため日がだいぶ長くなっているのが嬉しい!!





もう少し早く現着していればもっと茜色の教会を拝めたかもしれないけど、



まあ、それはまた次回のお楽しみということで。。。



いざ演奏が終わって周りをキョロキョロしていると、スマートフォンで教会内をパシャパシャと撮影している人がたくさんいて、それを咎める人が誰もいないことに気付く。



学生の時分にここを訪れたときは撮影不可で、係の人に許しを得て写真を撮らせてもらったことがあるが、それも今は昔。



それが良いことなのか良くないことなのかはよくわからない。神秘性という意味からすればNGなのだろうけれど、



パリのノートルダム寺院だって今や観光客がパシャパシャと写真を撮りまくっているのだし、これも時代なのだろうかとも思う。



祭壇の横に立てかけられていたイケメンの肖像画。



せっかくなので記念スタンプも押してきた。



そして椿山荘前の陸橋にも上がって撮影大会。



陸橋の床に書かれているこの絵は、左側を下にして見ると牛のカオなのだけれども、右側を下にして見ると手塚治虫画風のマスコットキャラのようにも見えてしまうのだ。きっと後者は偶然の賜物。

【本郷三丁目】東京大学五月祭へ《09》 ~本郷三丁目とは何ぞや~

2016年05月15日 02時33分29秒 | フランス


ブログ記事の東京シリーズは文頭に【】でタイトルにちなんだ最寄駅を冠しているのだが、今回の最寄駅が本郷三丁目駅なのである。



本郷三丁目駅は東京メトロの丸の内線と都営地下鉄大江戸線と2つ存在するが、両駅は別のところにあり地下道などでも連絡はしていない。丸の内線の本郷三丁目駅の場合、出口のところに「大江戸線の本郷三丁目駅はあっ」みたいな感じで、『いったいどっちなん?』みたいな書き方をしている。



本郷三丁目駅は丸の内線に駅の中で班の変哲もない途中駅なのに地上の姿がキャラ立ちしていて面白い。改札出たところがちょっとした広場になっていてサンマルクカフェとも屋根下で行き来できるようになっていて、更に言えば、ちょっとカッコいい。大通りに面しているわけでもないのにこのゴージャス感は一体何事か!恐るべし東京。
おしまい。

【拝島】はちこう線と聞いて「ハチ公?」と首をかしげる

2016年03月19日 22時48分06秒 | フランス


拝島駅には西武鉄道の拝島線の他、JRは青梅線と拝島駅始発の五日市線、それに八王子と群馬県の高崎駅を結ぶ八高(はちこう)線が接続している。



青梅線と五日市線はいずれもオレンジ色の車体で一部は東京行きの中央線に乗り入れている。



列車種別は立川行きの各駅停車(概ね6両編成)、東京行きの快速と青梅特快(概ね10両編成)である。



両線とは別のイデタチをしているのがウグイス色とオレンジ色のツートンの帯を巻いた八高線である。



103系運用の頃はウグイス一色だったのと、現在は中央線軍団のオレンジ色を意識したのか微妙な配色である。



せっかくだからと八高線ホームに降り立ってみると何やら見慣れないものがあって、



ホーム上にはコンデジやタブレットを構えるスーツ姿の男たちが何人かいらっしゃった。



そして、ロープが下がりきるまでの様子を、動画や写真に納めているようであった。



六甲道駅にJR西日本が試験的に導入している昇降式のものと比べると



丈夫そうで安心感があっていいなと思った。



都内で見かけるホームドアは山手線の横スライド式のものだけだったので、



昇降式のはJR東日本では珍しいなあと思っていたら



JR東日本初の試験設置だとか。。。それぢゃあ、さっきのスーツの撮影者たちはもしかしたらJRの社員さんたちかもしれないなと思った。

サンタンドレという白カビチーズ

2015年11月23日 10時22分52秒 | フランス


フランス原産の「サンタンドレ」というチーズをば。



お国が違えばパッケージも様々って感じで面白い。カップケーキみたいな蛇腹チックな表面の質感が面白い。全身白カビにまとわれたチーズ。いつも思うことだけど、よくこんなもん食用にできることを発見したよな。



今回の3連休の朝食に、チーズに合うであろう食材と共にいただいているところである。


まっしゅ、2日連続でガレットを食べる☆

2015年04月23日 22時13分22秒 | フランス


有給休暇を取った昨日はグランフロントのパンデメレでガレットランチをいただく。2日連続でガレットを食べたのは今回が初めて。



今回はシードルをやめてリンゴジュースにしたのだけれど、ここのリンゴジュースは目ん玉が飛び出るほどに美味しい!!ここのシードルと同様に、コクと甘味と酸味のバランスが絶妙なのだ。個人的には、ここのガレットが今のところ一番好きかも☆

クチューム★西日本初進出!!

2014年12月04日 23時05分21秒 | フランス


知人のフェイスブックでクチュームが西日本初進出としてディアモール大阪に出店すると聞いてアンティコカフェ アルアビスのある通りの北西寄りのところがしばらく前から工事中だったことを思い出し「さては?」と思い見に行ってみることにした。



そしたら案の定、工事中の店舗のファサードには大きな豆の写真が掲げられてた。



ちょうど作業員の人たちが出入りするときに一瞬だけ店内が見えたけど、白を基調とした色彩になっていてカッコよかった。



どんなお店が出来るのか、今から楽しみである!!


オーバカナル in 梅田

2014年06月10日 21時45分41秒 | フランス



しばらく前に知人たちと平日ランチをして、今度は是非とも妻と一緒にと思っていたお店で平日ランチ。入梅後にもかかわらずポカポカと良い天気の午後、ちょうど世の中の人々がランチを終える時間に入店したが、それでもビジネスマンを中心とした客が楽しげにランチをしておられる。そんなお店。とにかく日本にあるどのフランス風のお店よりもパリにあるカフェのような感じでフランス好きとしては、もう常連さんになりたいほど素敵なお店である。

月曜日のランチは「豚肉のトマト煮込み」で圧力なべでトロトロに柔らかくなった豚肉をトマトソースで煮込んでいる。平日の昼間からオーダーしたワインは、ブルゴーニュ・ピノノワールというものでグラス一杯なのに私の職場のランチの相場よりも100円ほど単価が高いのだが、ボードに記載の「イチジクのような豊かな果実味とバニラのアクセント」を体現するかのように、しっかりとした果実の味が舌から喉に抜けた後にふわっ甘いバニラのような香りが喉の奥から鼻に抜けていくのだ。最高に美味しい!!




最初に屋号を聞いた時は「OVER CANL」だと思っていたけど「AUX BACCHANALES」だったのねん。少なくとも「大馬鹿なる」ではないことだけは確かではあるが。





デザートのメニューボードを見て3品目についてフフーンと思う。

まずは、いちばん下段にある「チョコレートムース」で、2006年に2回目のフランス旅行に行った際に名も知れない定食屋で食べた定食のデザートで唯一意味のわかった「チョコレートムース」をオーダーしてみたところ、日本でいうところの食パンにつけるチョコレートムースの商品一品分の分量であらかじめ冷蔵庫でお皿ごと冷やした状態で出てきたときに『マジでこっちの人はコレを一パック分もランチに食べているのか?』と驚愕したものであるが、そのフランスの日常を再現したかのようなメニューに脱帽。(日本の常識ではありえないデザートメニューをあえて採用しているところに感動!)

2つ目は「チョコレートムース」の一段上にある「クレームアメリ」言わずと知れた映画「アメリ」のクレームブリュレを再現したものだと思われニンマリ。

3つ目は「パンペルデュ」日本でいうところの「フレンチトースト」のことで、フランスでは「フレンチトースト」のことを「パンペルデュ」というのだ。これがデザートにカテゴライズされているということはおそらくオレンジソースなどで甘い味付けになっているのだろうと勝手に夢想してみる。





デザートのタルトとドリンク。ドリンクはアイスカフェラテとホットカプチーノ。





しっかりとした味わいで、互いがお互いに「これ美味しいから飲んでみて!」と進め合うくらい美味しかった。





タルトもなかなか美味で、特に外周部分のクッキー生地がとてつもなく濃厚でしっかりしていて感動ものである。また是非とも訪れたいお店である。