まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

『「箱庭」という名のポエム』というポエムを書いてみた私

2006年02月28日 21時33分08秒 | ぶつぶつ
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ふと、現実世界を注視してみると
劣悪が転がっていることに気付く

はからずも、明日は開戦の日

全てが明らかになるのは
彼方からの俯瞰が叶ったとき

皆目見当すらつかないことに
苛立ちを覚えることもある

それとは別なカタストロフも
そこには存在していたりする

これも否、しばらくの間
語ることはあるまい

後悔先に立たず・・・
後悔より前にあるもの
それは、きっと

「不穏な予感」なのだろう

しかし、そう感じた時
既に手遅れなのかもしれない

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【解説】
しばらく前から燻ぶっていったいろいろな事象が、ここ最近のうちに雪化粧のごとく、薄っすらと表面化している。錯綜する怪情報に起因する不安と混乱が、そこに吹く風すらをも滞らせている。
どこか諦観にも似た妙な液体に漬けられている箱庭の住人に憤りと哀れさを禁じえない。私もまたその箱庭の住人なのだ。一切の「そういうこと」に対し距離を保っていた私であるが、傍観する権利は既に喪失していると捉えておいた方が無難であろう。

過去を見つめ、未来を振り返る日

2006年02月26日 23時14分02秒 | ぶつぶつ
昼間、ジョージ・ルーカス監督による映画『ミュンヘン』を見に行く。想像以上にリアルな描写に身の凍る思いをした。寓話的に解説するならば「ミイラ捕りがミイラにされる」話。平和ボケした日本人の私には辛すぎる内容。

そして夜、学生時代の仲間の二次会に出掛けた。10年前の馴染みの顔が皆それ相応に大人味を帯びたイデタチにヘンゲしている。2時間くらい前までショッキングな映像を鑑賞していたためか、なかなか笑顔が作れない。果たして、問題はそれだけなのかどうか自問してみる・・・パッと見だが、参加している同窓大出身グループ中、約三割が独立起業し、八割が身を固め、そのうち二割が子持ちなのだ。(あくまで概算)

日々シゴトとネットの間をフラフラしている我が身を憂う。そして、そんなジレンマな私にイリイリする私・・・はぁ~。

ちょっと最近、何気に何かが薄っぺらい気がする。「何カヲセネバ」とちょっと焦燥感に駆られているようにも感じる。とりあえず、もう少しブログの更新を控えるように努力してみよう。日々のサイバーな時間のあいだにも、もっと他のことが出来るハズなのだから・・・きっと、



冬季オセロンピック in 永田町

2006年02月23日 22時34分33秒 | ぶつぶつ

今日ふと、以前読破した「下山事件~最後の証言~」を思い出した。その中で執拗なまでに主張されていた事柄がある。

「真実に近い嘘を公表し、検証の結果それがデマであると判断された場合、『限りなくクロに近いグレー』として存在していた対象物は、完全なシロになる」というものである。

思い返せば他にも上手いなあと感心させられることはある。
先月17日の耐震偽造事件の国会証人喚問にライブドア社の立入り調査がぶつけられ、ヒューザー社と某党との疑惑はどこかへ吹っ飛び、今度はライブドア社と某党の関係が取り沙汰されると・・・南無・・・コレで渦中の対象者たちは完全なシロである権利を勝ち得たことになる。(いつの間にか牛肉問題もどこかへ・・・)

現実は小説より奇なり?・・・あくまで想像、タダのたわごとですけれど。

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国立国際美術館での素敵な出会い

2006年02月21日 22時52分58秒 | おすすめ

企画展示の「プーシキン美術館展」を見終えた後に、地下2階にのぼり、常設展示を見に行った。そこでの素敵な出会いをご紹介。

それは、サイモン・パターソンという人の「The Great Bear」という作品。ロンドンの地下鉄の路線図のいちばん上に「The Great Bear」と書いてある。

最初は作品の真意がわからず立ち尽くした。私の周りの他の観客も立ち尽くしていた。五分ほど作品を凝視したのちに

「あっ!!」

彼の創造したレール(またはルール)が発見できれば、全てが刹那に見えてくるのだ。蛇足だが、ちょっとここで、私のすぐ隣にいたカップルの会話をご紹介してみる。

男:「これ何やろ?」
女:「地下鉄の路線図かなあ、川の名前が分かればなあ・・・」
 ─River Thamesという文字を見ながら─
男:「サーメス川って書いてるで」
女:「パリかな?」
男:「へぇ~」

私 ─心の中でつぶやく─
 『な、なんですと!?』

「プーシキン美術館展」の後に、是非とも企画展示も見に行ってくださいませ。現代作家の美術作品が展示されているのだけれども、どれも大胆で気分がスカッとするような作品が展示されているので。


チャイコフスキー月間

2006年02月20日 22時08分56秒 | 音楽

今月は、「チャコフスキー月間」である・・・とは言っても、もちろんこれは全国的ではなくマイ・フェボライト・マンスであり、現在はチャイコフスキーの交響曲第4番のみをピンポイントで聴いている次第である。

2月のとある朝、急に第4番の終楽章のあのフレーズが突如頭ん中に鳴り響き、居ても立ってもいられなくなったために急遽、MP3プレイヤーのデータを整理しムラビンスキーの第4番を全楽章コピー。それからというもの朝の通勤時に一回、帰りの電車の中で一回かならずチャイ様の音色に酔いしれているわけである。

こんなにチャイ様を聴きたくなったのは何年ぶりだろうかと思うほど久しぶりの体験である。私がこの曲の中でいちばんの快楽を覚えるフレーズが冒頭70小節目のアフタクトから奏される第一バイオリンによる下降音形!!いや、ホンマにいいっす。

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国立国際美術館へ「プーシキン美術館展」を見に行く

2006年02月19日 19時06分21秒 | フランス

プーシキンと言えば誰もが「ロシア?」と思うものであるが、この美術展は「ロシア人が蒐集したフランス印象派・近代絵画のコレクション」なのである。

膨大な絵画をテーマ別に分類しているものの「これ!」と言ったメインの絵画が少ないため「すいているだろう」と思い、ウカツにも午後3時頃に美術館着。そんな推測とは裏腹にけっこう混雑していたので思いのほか疲れてしまった。

中でも気に入ったのが上記の2点。
カミーユ・ピサロ
「オペラ大通り、雪の効果、朝」1898年
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
「刑務所の中庭」1890年

絵画は、その筆に繊細さや大胆さに心を奪われるという楽しみもある一方で、「かつて本当にあったかもしれない風景」を連想させるための媒体にもなり、今回は後者の方で楽しめることが出来た。

特にゴッホの絵の方は、「もしかすると、本当にそんな風体のフランス人がそんな場所でそんな運きをしていたかもしれない」と思わせるような動的なもの感じる事ができたので、思わず絵葉書を買ってしまったのである。

プーシキン美術館展
2006年4月2日(日)まで
大阪・中之島
国立国際美術館にて
詳しくはコチラへ
http://www.nmao.go.jp/

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癒しのネットアニメ 【やわらか戦車】のご紹介

2006年02月17日 22時33分14秒 | サイバー
遅いブランチの後、
地方テレビの色褪せた
映画をダラダラと見つめる
ユルユル感よりずっとイイ
はず・・・それどころか

マッスル運動後、
熱い煎茶をススル様な
マッタリ感や

労働の後、
自宅ソファの上で四肢を
ブラブラさせている様な
安堵感に似たモノが
そこにはあるハズ・・・

そう!
映像と音楽のメクルメク
官能の世界がそこには
待っているのだ!!

一度、騙されたと思って
クリックして欲しい♪(音出ます注意!)
http://anime.livedoor.com/movie?id=7c2b96541747b374
http://anime.livedoor.com/movie?id=7169591873476c97

更に興味の有る方はコチラヘ
http://anime.livedoor.com/theater/2.html

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祝!これで、通算400記事なのだ♪

2006年02月16日 21時44分05秒 | サイバー

なんか、気付いたら
そーいうことになっていた♪

会社休んだ今日は自宅療養・・・
喉をイタワッテいたのである。

ある意味、今日は出勤しなくて
正解だと思った。というのも、
早朝に発生したJR尼崎駅構内
の人身事故で朝ラッシュ時の列車
は缶詰状態だったらしいのだから。
(2週間前に風邪で休んだ時も朝の
 電車は混乱してた様な・・・)

で、自分の部屋で加湿器の代わりに、
サイフォン器具で水を沸かし続けて
使用してみる。

ちょっとは、マシになったかな?
無駄に有給休暇を消費したくない
ので明日は出勤したいところ。


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病欠予告「咳がヒドイので明日は会社を休みます・・・」

2006年02月15日 22時29分57秒 | ぶつぶつ
今月第一週にひいた風邪の後遺症で、なかなか咳が無くならない。先週の金曜と土曜に2日続けて、完治しかけている状態でジムに行き、エアロをやりウエイトをやり、更にサウナに入ったのがマズかったのかなと、己のカラダを過信した自分にちょっとガックリ・・・。10日以上ジムへ行っていないとカラダがウズウズと運動を欲して仕方が無かったのだ。そして、そのウズウズ感の解消の代償がこのザマである。

夜は幾度となく発作的な咳で目を覚ますことがアリ、昼間仕事中に息を吸えないほどの激しい咳が起こり、顔面脂汗を湛えたまま机に突っ伏して悶絶した事もアリ、『こりゃいかん』ということで赴いた先の耳鼻咽喉科もかなりのヤブで、事態はほとんど改善されず、今日は昼休みに地下鉄でひと駅隣のとある未知の耳鼻咽喉科に行って、もう一度診察をしてもらったのである。

カッコよく言えば、セカンドオピニオンってやつですな。担当医に事情説明すると「それは既に風邪ではなく、喉がアレルギー性の炎症に犯されている」ということであった。口内の覗き方や舌の引っ張り方に始まり処方薬の選定まで『やっぱプロやなあ』と思わせる熟練の技を体験した私は『前に行った耳鼻咽喉科はホントーにヤブかもしれない』と思ったのであった。

とにかく、医者に「風邪ではない」と言われていることからも明らかな様にカラダそのものは元気ハツラツなんだけれども、ドーニモコーニモ喉が、咳が、大変な事になっている。何か言葉を発しようと口を開いたトタン、言葉よりも先に咳が出て止まらなくなるのだ。一昨年に転職した先の今の職場は、一日のうちの大半を訪問客とカウンター越しに話をするか、かかってきた電話の対応をするか、という業務内容なので「しゃべれない」イコール「仕事に支障をきたしている」ということなのがツライところである。

先にも述べたようにカラダはピンピンしていて、体調不良を理由に休むことは非常に気が引けるし、そんなことで有給休暇を使ってしまうのも非常に勿体無い気がするのだが、何人もの上司に「休めor安め」と言われたため、泣く泣く明日はお休みすることになったのである。

そう言ってもらえる職場環境であるというのは、ある意味において感謝すべきものだと思われるので、厚意は有難く頂戴しておくとしよう。


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