まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

5日間のうち4日が飲み会で・・・

2007年07月29日 11時57分27秒 | ぶつぶつ
まあタイトルの通りである。

普段は自ら赤提灯に向かわない私。
職場の用件やら何やらかんやらで、
アルコール摂取量が増大している。

今日がその最終日。
これからミク友さんたちの企画する
イベントに臨むところである。
午後2時集合で飲み放題だとか・・。

そして、その期間に、私の財布から
諭吉っさんが二人ばかりラチラレテ
しまっている。

滅多にないことだし、良しとしよう。


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ジェネレーションギャップの狭間で・・・

2007年07月29日 11時47分16秒 | ぶつぶつ
学生時代のクラブの集まりがあり参加してきた。
某OBが急遽企画し現役一回生まで入れて総勢十数名しか集まれなかったが、上は四十代近くの方から下は十代までいて、それなりに楽しかった。

干支で約2周行ってしまいそうな年齢層が集まると文字通り微妙な「層」というものが見えてくるものである。もうかれこれ10年以上前から自身の中で感じている違和感である。それは、高校の部活・大学のクラブ・そして前の職場の営業部と自分の代の上と下と、そして自分たちを比較することで見えてくる奇妙な傾向のことである

我々の2つ以上の「上の代」は硬派なのに破天荒な型破り集団で、やんちゃで遊び好きで数々の武勇伝を歴史の1ページに刻んでいるケースが多い。対する2つ以上「下の代」はというと、個人主義で軟派で礼に疎く比較的オトナシイ場合が多い。(若干の個性の相違で該当しない輩もいないではないが・・・)

しかしながら我々の世代というのは、それらのどちらにも属さずニュートラルで曖昧で無意味な主張を好まず中途半端な面々が多いのである。それはあたかも、三島由紀夫がかつて、予測し悲観した戦後の昭和日本の未来像のようでもあるように感じた。ちなみに我々の直近の上下世代は我々に同化しつつある色合いを呈しているのだからこれまた不思議な傾向である。

更に不思議なのはそれらの一連の傾向で繋がりつつ違和を払拭できない我々が、同じ目的のため、同じ年齢の時に、同じサイズで同じカテゴリーの時間を過ごしていたということである。凡そ10数年ぶりに聞くであろう俗語に体内のアドレナリンがわずかに震えたときに、ふとそんなことを考えさせられたのである。

驚くべきは、おそらく来年の大学の入学式には平成生まれの申し子たちが方を並べることになるのかもしれないということ。高卒であれば来年から社会に混じり、短大出身者であれば、凡そ2~3年のうちに社会に溶け入るのであろう。いずれにしても、硬派から軟派への軟化の流れの過程のうちの得体の知れない我々の存在が何とも奇妙で情けなく感じてしまうのであった。


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「殯の森」(もがりのもり) in 九条シネヌーヴォ

2007年07月22日 22時03分33秒 | おすすめ

街歩き探検隊の方たちと「殯の森」(もがりのもり)というタイトルの映画を見に行った。カンヌ国際映画祭で賞をとった河瀬直美監督の作品である。

「殯の森」の公式ホームページはコチラ

予告編を見る限り、新人とは思えないほどの自然な演技をしている「うだしげき」さんの動きに期待感大だったのだけれども、本当に期待通りの役をこなしていたように思う。それに、老人福祉施設の施設長を演じる「渡辺真起子」さんの演技に釘付けになる。この人、素で話をしているのか?演技をしているのか?その境界が全く見えない。これは河瀬監督の醸し出す世界観の賜物なのか?かなり驚かされた。もちろん、「尾野真千子」さんの体当たりの演技も良かったのだけどね。

そして「ああ、なんとなくフランス人に喜ばれる」雰囲気のある映画だなあというのがいちばんの印象である。逆に言えば、日本人である我々は「カンヌ国際映画祭で、ヨーロッパ人が絶賛した日本映画」を分析することで初めて、この映画の質や価値を測ることができるのかなあと思った。 日本映画なんだけれども、日本にはなかなかない映画だから、こういう映画は感受性の高い若い人たちが見た方がいいんじゃないかなあと思った。こういう映像を通じて「生きる」ってなんだろね?などということを考える習慣が芽生えるかなあと私は思う。

映画鑑賞後に軽プチ街歩きを行い、辿り着いたのが「カジュアル ふれんち れすとらん ONO おおの」というお店。悪いけど、九条にこういうお店があること自体が衝撃的である。

私がオーダーしたのは「和牛の赤ワイン煮込み」。これに、グラスワインと食後のケーキ&コーヒーセットを付けても1500円行かないのだ。しかも、和牛はトロトロに煮込まれかなり美味しい。もちろんデザートもシェフの手作りケーキである。

ぐるなびに掲載されている写真を見るとイマイチっぽいんだけれども、もし九条で食べるものに困ったときに行ってみるといいかも。

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大大阪ビアガーデン in 芝川ビル屋上テラス

2007年07月22日 20時53分19秒 | 建築

昨日、今年初めてのビアガーデンに行ってきた。

場所は淀屋橋にあるレトロスポットである。普段はテナントとしていろいろな業種が入っているので入る事はなかなか出来ないけれど、つい最近では「大大阪カレイド・スコープ」というようなアート作品の展示という形態を取りながら地下の食堂などを開放していたりするのである。

芝川ビル公式HPはコチラ

そして、今回会場として開放された4階のテラスというのが、最近まで増築されて貸し部屋として使用されていた部分を撤去し、たった2枚しかない昔の写真からディティールを起こし再現されたスペースなのである。

当日の天気予報でさえも雨を予感させるものになっていて、かなーり心配していたのだけれども、幸いにして雨は一滴も降らなかった。私は、あまり他のブログの方との交流はないのだけれども、ネットを通じてお互いネームを知るもの同士がリアルで対面を果たし、また、全く未知の者同士が共通の話題を通じて縁を広げていく、そんな会であった。

建築を鑑賞する立場の人間から言わせれば、一通りのファサードや基準階のプランを知った後は、やはり、地階とか屋上階というものが見たくなるものなのである。しかも、ここ芝川ビルの立地というのは、都会のビルの谷間になるので視界的にはかなり面白いものになっているで、この空間を体感できたことは、かなり大きな収穫だったように思う。本当に気持ちのいい屋上でやった。

屋上の一角に据え置かれていタプロジェクター。これは何をする装置なのかと言えば、そう!隣のビルの外壁を拝借して・・・

こうなる。そして、

こうなる。更に、

こうなっている。(ちょっと、くどいね。でも「ふっ」と周りを見渡すとひっそりと休日のオフィス街のビルたちが静かに寝ているのが、とてもエキセントリックに感じられ、それは不思議な高揚感に通じていくのだ。あれ?私だけ??)

このような素晴らしい企画をされているのが、「大バン(おおばん)」こと「大オオサカまち基盤」の方たち。そして、我々を導いてくれたのが、ゴリモンさんを通じて知り合ったのりみさんである。

ビアガーデンとは言いつつも、主は飲むことでもなく、食べることでもなく、ただただ語らうことであった。私の中のビアガーデンのイメージと言えば、大して美味しくもない料理と共に予定調和的な会話に終始するというものであっただけに、いろいろ楽しめた。

名残惜しくてスタッフが撤収作業を終える間際まで居座ってしまった。

古い建築物を肴にアルコールを楽しむ。そんなひとときであった。

建築と人々との饗宴。なかなか素晴らしい企画、スタッフの皆様ありがとうございました。

ちなみに、4階とテラス部分はレンタルスペースになっているらしい。料金表はコチラへ。(平面図もあるので興味の有る人はどうぞ)

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魔法のカメラで梅雨の梅田を撮る【1】

2007年07月15日 21時38分05秒 | 写真

名古屋での、とある日の光景との出会いが私に「雨天時の都市の特異な色彩感覚の素晴らしさ」を教えてくれた。そこから始まる梅雨の梅田の20景。

 ↑ 1 開発中の都市、あるいは未完成な都市

 

↑ 2 空に溶けゆくスカイビル、そして都市の稜線

 

↑ 3 ゆるやかな曲面の局面、対決から協調へ

 

↑ 4 劇画風のポスターか?舞台のチラシか?

 

↑ 5 実写に見えないのは手前のグレアの加減かも

 

↑ 6 同じアングルなのに異なったテイストを呈す

 

↑ 7 存在感を増す建設中のサンケイビル

 

↑ 8.9.10 動画の一コマに見えるように撮る試行

 

↑ 11 高層化されたシェルターから汚染された都市を望む

 

↑ 12 不安定感、ズシーン!!

 

↑ 13.14 蟻と同じような行の列

 

↑ 15 四つの風景のモンタージュの可能性

 

↑ 16 青よりも白いことへの憂鬱

 

↑ 17 フェイクになり得たかも知れない風景

 

↑ 18.19 梅雨の梅田の雨だ!

 

↑ 20 そして、エピローグの不在

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久々東京紀行【建築編3】~トランスフォーマーかと思た(^^;)~

2007年07月15日 19時35分25秒 | 建築

 

こちらは丸ビル。関西の人はコレを見て、たまに「アレ?丸くないやん」と呟く。ソレほんとの話アルネ。

 

 

 

そして、こちらが、新しくオープンした「新丸ビル」である。ちなみにこちらも全然丸くない。丸くないどころか、若干丸みを帯びた丸ビルとは対照に金属的で尖っている印象を受ける。

 

 

ブレードランナー的な威圧的で退廃的な印象すら受けるのは私だけだろうか?確かに商業施設として低層階を高層階と分けることで、スカイラインをコントロールしているのは理解できるのだが・・・。

 

 

丸ビルの改築工事が済んだときに感じた旧丸ビルへの想いは、この新丸ビルの全面改築が終わった事により、完全に吹き飛んでしまった。もう、それは憧憬や面影などと言えるような代物ではなかったのだから。

 

 

新丸ビルは丸ビルと比べて低層階と高層階とのデザイン的な繋がりを完璧に捉えているところは評価出来るが、あまりにも無機質で表情が無さ過ぎる。

 

 

両者を並べて見ると、雌雄の様にも見えなくも無い。ところで、何が一体「トランスフォーマーかと思った」のかというと、コレ。

 

 

確かに「丸の内ビルディング」の「M」だけど、やり過ぎでねえかい?・・・特にミッドタウンのシンプルなアレを見た後だから、なおさらそう見えるのかもしれない。

 

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久々東京紀行【都市編】~ちんちんでんしゃの居る町~

2007年07月15日 18時27分53秒 | 都市

 

東京と言えば、原宿・渋谷・六本木・銀座みたいな街があるかと思えば、アキバみたいな妙な街も有り、そんな中でも「ここは本当に首都東京か?」と思いたくなるような、のどかな風景に出くわすこともある。

 

 

ここは、池袋から山手線でわずか一駅の距離にある「大塚」という街を走る都電荒川線の風景。

 

 

切り抜かれた風景だけみれば、一地方都市かと思えるような「町の風景」と出会う旅に、私はまた東京という街が好きになるのであった。

 

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映画「舞妓 Haaaan!!!」に出演・・・してた♪

2007年07月08日 21時20分16秒 | おすすめ

今日、やっとこさ映画「舞妓 Haaaan!!!」を見に行った。

想像以上にバカバカしい映画だったけど、その緩さがまたたまらない魅力を醸し出していた。舞妓さんの世界・一見さんお断りという世界の一端を知ることも出来るし、面白かった。

さて、私がエキストラ参加させてもらったクライマックスの上七軒での「をどり」のシーンはというと・・・「映っていたか映っていないか」ということだけの問題であれば「映っていた」のではあるが、では「どこに映っていたのか?」と言われると「私がどこに立ち、どこに座っているのかを把握」していなければ「スクリーンの中から私を見出すのは至難の業」である。(確認しただけで、3カットくらい映ってたかな。いちばん長いので2.5秒くらいだけれども)

でも、確かにちゃんと通路の真ん中を歩いていたし、心の中で「あ!それ、オレオレ!!」とか思っていたけど、アップになんかなっていなかったのは、ある意味幸いだったのかなとも思ったりもする。

それにしても、実際に作品になったものを見てみると不思議な感じがする。全然ブツ切りに撮ったアノシーンとアノシーンがこんな風に繋がり、ある動作とは全く別に撮ったアノ音がこういう感じに重ねられるのかということに驚きそして感心させられた。映画撮影って奥が深いなあと思う。

しかし、朝から晩までかかった長時間の撮影が、たったアレっぽっちのわずか数分のことだったと思うと映画制作という仕事って、つくづく大変な作業だなあと思った。これは、よっぽど好きでないと続けられない仕事かもしれない。でも、エクストラ出演はドキドキ感があるので、またやってみたい気がする。

次は何に応募しようかな?

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