まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

JR大阪駅リニューアル工事(1)

2005年02月28日 21時56分52秒 | 都市
2/27から大阪駅が一部新しくなった。変更内容は以下の通り。

●リニューアル工事中だった旧1・2番線ホームが完成。
 新たに3・4番線ホームとして使用開始。
●2/26まで使用されていた3・4番線ホームを閉鎖。
 3月よりリニューアル工事にかかる予定。
●大阪環状線内回り・外回りホームの呼び名を変更。
 1・2番線になる。

今回のリニューアル工事は、大阪北梅田地区再開発事業の一環として以下の事業とまとめて計画されているものである。

●梅田貨物駅跡に商業施設を作る。
●大阪駅北側ビルの解体と11番ホームの撤去により新たに駅ビルを作る。
●大阪駅を橋上駅舎とし、巨大な大屋根をかけてアクティ大阪との往来を図る。
●アクティ大阪の南側への増床計画。

つまり簡単に言うと、梅田地区における商業空間・オフィス空間のベースアップ作戦である。
今回の計画が本格的に事業展開されるに伴い、最近では以下の建築計画がある。

●阪急百貨店の立替工事
●阪神百貨店の立替計画
●毎日新聞社の社屋の増築計画

現在では、ハービスエントやヒルトンプラザウエストが竣工したのがまだ記憶に新しく、茶屋町でも商業系のビルが建築中である。さらに、これに対抗すべく難波でもなんばパークスの二期工事であるシネマコンプレックスの計画が動き出しつつある。これから10年以内の間に梅田地区の地図は大きく書き換えられるはずであり今からわくわくしている。

たった一本のリニューアル工事から、こんな壮大な都市計画の一端を垣間見ることが出来るので立ち寄る機会があれば寄ってみて頂きたい。ホームのデザイン的には、かなりお金をかけたのかとてもスタイリッシュでシックなデザインにまとめられていて素晴らしい出来になっていると思う。

だが実際に利用してみると、いろいろと感じるところはあったが、それはまた別枠で書いてみることにする。

某友人の某設計事務所移転パーティ

2005年02月28日 21時11分18秒 | 建築
古い工場を改修したという自邸兼事務所でのささやかなパーティに行ってきた。ほぼほぼの完成形を見ることが出来て大変有意義な時間を過ごすことが出来たよ。年末あたりから何度か施工中の風景を見させていただいていた私にとっては、完成形がなかなかイメージできまなかったけれど、彼の頭の中では既にあのような素晴らしい空間が描かれていたのかと思うと、その実現力が羨ましい。

今まで会ってみたかった人もご紹介いただき本当に楽しいひと時を過ごすことができて感激である。また同窓会的に皆で会えたらいいなあと思っている。取り急ぎお礼と感想まで。

夜回り先生・水谷修

2005年02月26日 23時43分34秒 | おすすめ
この前途中から見たNHK教育の「いいもんだよ、生きるって ~夜回り先生・水谷修のメッセージ~」の再放送やってたので、今度は初めから見ることが出来た。後半は前回も見ているが、やはり見てて泣けてきた。ティッシュ箱を横において『ここで親が入ってきたらどうしよう』と思いつつ、瞳からこぼれる涙を拭いて見ていた。

視聴率低迷に苦しむ「金八先生」も生徒の覚せい剤問題が今週・来週あたりで一つの大きな山場を迎えているみたいだし、NHKもなかなかいいタイミングでこの番組をぶつけてきたなあと関心した。一度、夜回り先生の本でも買ってみようかな・・・。

いつものカフェで、いつもの空を

2005年02月25日 23時29分26秒 | 自然
今の勤務地に赴任してからというもの
昼食後にカフェに寄る習慣がついたようだ
一杯180円のコーヒーで、隣接した川に面した
カウンター席に腰を下ろす

川の向こう側にはカラ残業で有名な某市庁舎が見える

決して綺麗とは言えないが落ち着いた流れを呈した大きな川
そして冬特有のくすんだ青空を見やり、漆黒の液体をすする
そんな午後のひと時に、束の間の幸せを感じてみたりしてみる

 明日も同じ色の空が見れればいいなあ・・・

そんなことを思いつつ、私はまたカフェを後にする
そして、いつものように午後の業務を始めるのであった



インフルエンザでもなし、風邪でもなし

2005年02月24日 19時44分23秒 | ぶつぶつ
昼飯を食べて、
さあ、午後の部仕事開始!と思ったら不思議な感覚に襲われた。端的にいうと視界にジャミジャミとしたものがチラツキ、次第に視野が狭くなる感じ・・・ヤバ!

                 

というわけで、大事を取って今日は定時にて退社なりぃ。帰宅後少し復活するが、インフルエンザでもなさそだし、風邪でもなさそだしとりあえず今晩は夜更かしせずに早く寝よっと。

ハムレットバラード

2005年02月23日 23時37分45秒 | 音楽
ロシアのマニアックな現代作曲家シチェドリンの管弦楽曲である。わけあって義務的に聴かざるを得ない状況に置かされているので毎日通勤時間を利用して聴くことにしている。

だがしかし、これがとんでもなく不快な現代音楽なのである。劇的な展開部も無ければ、心を揺るがすような美しい旋律も無い。意味不明なピチカートやスケールが延々と続いていくのである。この曲のテーマである「ハムレット」とは「バラード」とは一体どこに含まれているのか私には理解できない。この陰鬱な楽曲はハムレットのどの場面を追想しているのであろうか、おそらく場面ではあるまい。

そう思いながらも毎日聴いていると、なんとなくだが、この曲はハムレットの「心の葛藤」を描いているのではなかと思うようにまでなった。そんな曲でも、この曲に唯一の救いがあるとすれば、それはラスト数小節、上昇音型の弦のユニゾンの果てに訪れる低音楽器による一小節ほどの暗いロングトーンだと思う。(十数分も退屈な曲を聴かされた果てだけに、とても悔しいのであるが)ここだけは心が震える気がする。

きっと、最後の一小節でハムレットの魂は昇華されるのではないかと勝手に思う今日この頃である。とにかく様々な方面を探しても曲と作曲者のことが皆目わからないのだから、よほどマイナーな人なんだろう・・・。

マリアージュ・フレール

2005年02月21日 23時36分17秒 | フランス
日本では昔からある紅茶屋さんと言えばムジカが有名であるが、同様にフランスで昔からある由緒正しき紅茶屋さんの一つにマリアージュ・フレールというのがある。先日、神戸元町にあるマリアージュ・フレールのお店に行ってきた。

どちらかというとフレーバードティの品揃えが充実しているように思っていたので、屋号の「フレール」というのは勝手に「香り」のことだと思っていたけど、これはフランス語で「兄弟」のことらしい。つまり創業者が兄弟であった、それだけのことである。深読みし過ぎというより、フランス語の基礎失格である。

マリアージュ・フレールのイチオシのマルコ・ポーロというフレーバードティを注文してみる。茶葉の値段だけで比べるならばムジカの茶葉よりは比べものにならないほど割高感があるけど、味覚的にそんなに違うものなのかなあと半信半疑であったが、これが驚くべきほどに美味いのである。

絶妙にバランスの取れた嫌味のない上質のバニラーフレーバーでまとめられていて、何杯飲んでも渋くならないのもこれまた感動的に不思議だなと思った。それに、ちょっぴり砂糖を加えてもこれまた美味く、なんというか砂糖が味覚ごとバニラの中に溶け込んでしまったという感じ。上手くいえないけれど、紅茶一杯でこんなに豊かな感覚に浸れるとは思いもよらなかった。

さすが、「マルコ・ポーロあってこそのマリアージュ・フレール」と言われているのがわかるような気がした。


アラカルト

2005年02月20日 00時50分25秒 | おすすめ
先日、【友人の知人】が創めたという洋食屋へ【友人】と【友人の仲間】と一緒に行ってきた。【扇町プール】と【泉の広場】のちょうど真ん中あたりにある。こじんまりしたイデタチのお店だが、とても美味しい洋食を作ってくれるお店である。

屋号は「アラカルト」という・・・いや正確には「ア・ラ・カルト(a la Carute)」なのだけれども原語みたく単語毎に分けてしまうと変な感じである。てなわけで、この場合「アラカルト」が正しいのかなと思ってみたり。たぶんどちらも正解なのだが、どちらが多く使用されているかと思い。ネット検索をしてみた。

アラカルト  :63100件
ア・ラ・カルト :16400件

というわけで「アラカルト」の勝ちである。

ちなみに先日、映画館情報を搾取すべく「三番街シネマ」と打ち込んだつもりが誤って「三番外シネマ」と打ち込んでネット検索をしてしまった。けれど、それで8件もヒットしたのはある意味面白かった。当たり前のことだけれども「間違った文章」もネット上ではそのままの姿で露出してしまうのである。


もじもじ顔文字

2005年02月19日 19時12分21秒 | サイバー
この前、ある企業から送られてきた送り状に驚かされたことがあった。どういうことかというと、書いていることはフツーのビジネス用語なんだけれども、タイトルや語尾に顔文字がいっぱいくっついているのである。例えばこんな感じ・・・

・\(^o^)送信書(^o^)/
・いつもお世話になっております(^^)
・ご査収の程宜しくお願い致しますφ(..)

なんか他にもいろいろあったけど、多過ぎてこのくらいしか覚えていない。私もネット上の書き込みには顔文字を使うほうだけれど、とうとうこんな時代になったかと溜息が出た。私のような、せめて30代までは通じる感覚ではあるが、受け取った人間が70代80代の人だと逆に暗号文になってしまうのではないかと思ったり。実際そのくらいの世代の人に聞いてみると意味がわからないので(読みにくいけれど、その記号を)飛ばして読んでいるそうな。