冬ぴあに載っていたイメージ画像がこんな感じだったので、元々これを見に行こうと思ったきっかけというのが「プロジェクションマッピング」であると思い込んでいたということに尽きる。前日の夜に、時間を確かめようと冬ぴあを開いてみると隅の方に小さな字で「駅舎ライトアップはフルカラーLEDによる照明演出であり、プロジェクションマッピングではありません」と書かれているのを見つけてしまった。いやいや、そんなイメージ画像、紛らわしいやろう!と・・・思っていた。
前夜になって出鼻をくじかれたことになるが、せっかく行く気になっていたのでとりあえず行ってみることにした。会場の前で警備員さんが拡声器で「駅舎ライトアップはこれ以降、色が変わることはありません。写真を撮り終わった方から順に、前にお進みください」と声を張り上げておられる。それでも、人々は思い思いにカメラやスマホで撮影をしている。まさにイメージ画像通りの光景がそこにはあった。
いやあ、しかしこれ、趣味悪いよなぁ。。。
どこのホラーハウスかね?
八重洲側のオフィスビルの光に助けられて、かろうじて荘厳さを保っているような滑稽なイルミネーションである。というわけで、個人的には駅舎を照らすイルミよりも、会場のメインストリートに配されていた、
石畳に投影された虹色の孔雀の羽のような模様の方がよっぽど素敵だなあと思ったよ。ちなみに「ミチテラス」は「道を照らす」と「満ち照らす」を掛けたものかと思っていたら、どうやら「未知を照らす」の意味だったみたい。
会場出口はそのまま丸の内仲町通りに繋がっていた。写真で撮るとどうしても暗い絵になってしまうが、
実際はこんな感じで見えている。
通りの街路樹に照明を張り付けて樹木のプロポーションごと演出するという手法は表参道をと一緒であるが、いかんせんビジネス街である丸の内は表参道ほど街の煌びやかさはないので、両者のどちらに行くか迷うのであれば絶対的に表参道押しかなと思った。
仲町通りを抜けてKITTE前を横切る。東京駅は前から見るよりも斜めから見る姿の方が好きだなあ。せっかくKITTEの前まで来たのだから、そういえばKITTEの吹き抜けアトリウムもイルミやっていたなと思って入ってみると、
賞味期限の切れたクリスマスツリーがお休みになられていた。。。残念。どうせ、雪化粧をした白いツリーなので、ミチテラスと開催期間を合わせたらいいのになと思う。
気を取り直して、東京ホラーハウス・・・いや東京ミチテラスに近づいてみる。
東京ディズニーランドやUSJの夜間営業に行くとこんな感じなのだろう。
中央の特徴的な窓にドラキュラ伯爵とかが血のワインを片手にほくそ笑んでいてもおかしくない・・・
そんな感じがするよ。
ミチテラスの正体。
丸ビルと新丸ビル。駅前ロータリーの整備工事が完了するともう少し足元がすっきりするのかな。