まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

その日暮らしのアリエッティ

2010年08月30日 23時29分12秒 | ぶつぶつ
ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』はヒジョーに語呂が悪い!と私は思うのだ。

しかも、借り暮らしなんて言葉あまり聞かないし、それなら『仮ぐらしのアリエッティ

の方が意味が通じる気がして仕方がないのである。

だから、独断と偏見で、こう読んでみることにする『その日ぐらしのアリエッティ』!


どうだぁ~!!


「どうだぁ~!!」と凄まれても困るだろうが、タイトルから滲み出る雰囲気はおかしな

ものでもないだろうよ。

そんな話をしていたら、知人が隣で『その場しのぎのアリエッティ』と・・・

拡大解釈すればそれもありかな。(てか、そういう物語なのかどうなのかは全く不明。

いつの日かビデオでも借りて検証してみようと思う今日この頃)


あちゃー!!(涙目)

2010年08月29日 10時23分10秒 | サイバー
いちばんトップの記事に
変なコメントが付いたので
コメントの抹消をしたつもりが、
記事そのものを消してしまった

・・・ガーン!!

こんなことは、初めてだけど

きっと、

暑さのせいかもしれない・・・
暑さのせいかもしれない・・・
暑さのせいかもしれない・・・

今年の夏、暑すぎやしないかい?




ルービックキューブに垣間見た果てしない有限

2010年08月16日 21時37分17秒 | ぶつぶつ
つい最近、ルービックキューブについて『「いかなる状態でも、最多でも○○手で各面が揃った状態に戻せる」である「神の数字(God's Number)」が全ての配置において最大20手で解くことが出来ることが示された』という記事が出ていた。

このパズル日本で売り出された頃、私も親に買ってもらって相当やりつくしたが、結局何かの偶然で2面を揃えたことが数回あるにとどまっているので、一生に一度でいいから6面揃えたいと思っている。そう思っているのだが、最早自力到達は無理なので出来ればマニュアルを見ながらやり遂げたいと願っている。

そんな中のこの記事!出来れば攻略本を出版して欲しいと思ったわけでが、このパズルで考えられる配置は (8!×38)×(12!×212)/(2×2×3) = 43,252,003,274,489,856,000(4,325京2,003兆2,744億8,985万6千)通りもあるらしく、例えば、大判サイズの用紙に小さな図解で1000通り列記したとしても4京ページ必要なわけで、そんな書籍の作製は当然ながら無理なので、それなら10,000ページごとに1巻としたらどうだと考えてみたら、それでも4億巻というトンデモナイ書籍群になってしまうことに気がついた。

また、、仮にそれを実現できたとしても、どうやって「そのカタチ」を検索するのだ?とか、その書籍群を書棚に並列させたら、一体何棹必要で、それらの棚を設置する部屋の大きさはどうなるのか?とか考えていくうちに思考が停止してしまった。それらはいつかは無限ではないので、いつかは終わるのだろうが我々の常識から考えると無限に近いことに気が付いてしまったのだ。

アナログならばこの辺りが限界なんだろうなと思う。デジタルなら六面の色を入力して検索するシステムを構築しさえすれば、割と楽に43,252,003,274,489,856,000(4,325京2,003兆2,744億8,985万6千)分の一を発見できるはず。だがしかし、そんなシステムを構築せずとも、瞬時にルービックキューブを解いてしまうびっくり人間大賞に出演の方々の脳みその中は一体どんな姿をしているのだろうか・・・それこそ、神の脳を持っているのだろうなあと思う。



フランス紀行2010【5】~古城ホテル 美味いや うまや?~

2010年08月13日 00時11分58秒 | フランス



今回のツアーの目玉の一つに古城ホテルに2連泊というのがあった。ただ、ツアー参加者のいろいろな人の話を聴いていると、ツアー会社の目玉設定とツアー参加者の参加動機は必ずしも一致しないのが実態だなあとも思った。なぜならば、このツアーへの参加の動機は様々で、最終日のパリでの買い物をメインに考えている方も居られるし、モンサンミシェルだけで選んだ人も居られるし、はたまた本当は何カ月も前に旅行するつもりが、例の火山の影響で渡欧できず今回のツアーに何となしに参加された方だっていらっしゃるのだ。そんな中、我々の選択基準の2番目にこの古城ホテルが行程に入っていたのである。





この建物の紹介を旅行会社のパンフレットから引用してみよう。
シャトー・ド・シセーと言って、15世紀シャルル7世の時代に築かれた由緒あるお城。ド・ゴール将軍が戦略会議に使ったことでも知られています。エントランスへ続くアーチや石畳には当時の歴史の変遷が刻まれているかのようです。・・・とある。





シャルル7世には特にこれと言った思い入れはないが、ド・ゴール将軍と言えば、あのフランスの英雄シャルル・ド・ゴールのことである。シャルル・ド・ゴール空港、シャルル・ド・ゴール広場、他に原子力空母の名前にも冠せられているし、セーヌ川にかかる橋の名前にもなっているらしい。だから、こう何とも言えないくらいに期待で身体と心がムズムズしていたのである。





中庭も気品が漂っていていい感じなのだ・・・インターネットで旅行前にシセー城のことを検索していると、このお城の客室は実に奇妙な部屋が多いらしく、しかもその奇妙さは現代の日本人の感覚からいえば「なんじゃこりゃ?」と言わせんばかりのヘンテコリンな部屋らしいのだ。だからそういう意味では「何か気品に満ち溢れた瀟洒な部屋」などは微塵も期待していなかったのであるが、我々の身にはそれよりももっと残念な想定外なことが降りかかってきたのである。。。





これが我々のあてがわれた部屋である。一見するとフツーである。





一見すると・・・なのだが、この写真を見た後でもういちど冒頭2枚目の写真を見ていただきたい。我々の部屋は、「あのシャルル・ド・ゴール将軍が作戦会議に使ったあの古城・・・」ではなく、その下にある付属棟のような馬屋(厩)だったのである。正確には馬屋だったところを人が宿泊できるように改装したところだったのである。確かに、キリスト教徒に言わせれば馬屋は神聖なところかもしれないが、高い金払ってその代償がこれとは驚きである。さっそく、添乗員さんに苦情を申し立てたものの空き部屋は無く、部屋を変えることはできないと回答されたが、以後、何かと気を使って頂き、まあこういうことも有りなのかなとも思ってみたりもするのだ。





朝食の一部。田舎であるからなのかどうか不明だが、素材の一つ一つが自然を噛みしめているようでどれも美味しい。特にヨーグルトなどのニュー製品が激美味かった!





ディナーもとても美味しく頂くことができた。古城は平面的にはロの字型の回廊になっているが給仕の人たちは回廊の中を通らず厨房と食堂の最短距離となる中庭を通って往来しているのである。なんというかすごくのどかな光景にも見える。








今回の旅行で一つ嬉しいことがあった。それは以前はあまり食べることができなかった臭みのあるチーズを楽しめるようになったことである。純粋なブルーチーズは未だダメだけど、それに近い感じの臭みのあるチーズはフツーに美味しく胃の中に納めることができた。人間ってつくづく不思議な生き物だなあって思う。成長の過程で以前は不味くて口に入れることができなかったものが、時間の経過とともに美味しく感じられてしまうのである。そのメカニズムは果たして慣れなのか、または免疫なのかは不明。





何だかんだ言ったところで、ここでの2連泊はそれなりにいろいろと愉しめたので良かったと思う。良かった記念にタロー君と記念撮影をしてみた。パシャ!!


『踊る大捜査線 THE MOVIE3』を見た。

2010年08月12日 00時26分46秒 | おすすめ
『踊る大捜査線 THE MOVIE3』を見た。(以下、もしかするとネタバレあるかも・・・)

アリテイに言えば、なかなか面白かった。という当たり障りのない表現に漂着するのだが、なんかこう、ドラマ版・ドラマスペシャル版・過去の映画版と比べるとどうもパワーやエネルギーが感じられなかったなあと思ってみたり。過去に収監された犯罪者たちを解放するのか否かでスッタモンダする今回のストーリーは、それ以外のいろんな人々が背景に紛れていたりで、まさに登場人物の総集編みたいになっているにも関わらず新しい登場人物の人物設定や展開していくストーリーに説得力や納得感が乏しく、息切れしているようにも見受けられる。もうこれで打ち止め(限界)なのかなという印象が強く残った。そんな中でも特筆すべき事柄が2つあるので、備忘録的に書き残しておこう。

1:やっぱ深っちゃんはカワイイ
何といってもこの人の存在は大きいと思う。しかも個人的には深津絵里の他のどの出演作品よりもこの踊る大捜査線の恩田すみれ役が好きだなあと思う。一つ一つの微細な表情の動きがリアルで繊細な感じがある。ただ一つ難があると言えば、劇中における青島係長との関係が一向に進展しないことである。

2:滝藤賢一(タキトウケンイチ)にハマる
強行犯係の中国人研修生の王(ワン)という青年に扮している。特徴的な風貌と異様な挙動に目を奪われる。過去に何か強烈な役柄を演じていたような気がして、帰り道もずっと気になっていて、それでも思いだせないのでネットで検索してみてやっとその正体に気づく。映画「クライマーズハイ」の中で堺雅人演ずる佐山とペアを組んで御巣鷹山に登った神沢を演じていた俳優であった。

ネット検索中に面白いブログを発見したのでご紹介、今回の『踊る大捜査線 THE MOVIE3』についての分析を行っているのだが、なかなか言い得て妙な感じになっていて興味深いっす。

『踊る大捜査線 THE MOVIE3』の見所を紹介するよ!

激闘!!まっしゅ VS にせウルトラマン!!

2010年08月08日 23時05分34秒 | カオ



似せウルトラマン(以下、ウ):て、てめえぇ~何奴!!

カイジンまっしゅ(以下、ま):グヘヘヘヘヘ~





ウ:出たな!化け物めぇ!!

ま:グヘヘヘヘヘ~






ウ:変身ッ!Q(%)mシュワッチ

ま:グヘヘヘヘヘ~






ウ:さあ来い!化け物ぉ!!

ま:グヘヘヘヘヘ~





    ヒュ~~~~ン、パスッ!


ま:グヘヘヘヘヘ~

ウ:う、うぎゃ~!!パタッ_|\◎




未だかつてないほどの寝ぼけっぷり!!・・・だったらしい。。。

2010年08月03日 20時26分16秒 | ぶつぶつ
某日未明、短パンにTシャツ姿で大人しく寝ていた私。

ところが突如、モソモソと全身を動かし始めたかと思うと、
たまたま枕元にあったジャージ(下・夏用)に掴みかかり、
またモソモソと履き始めたらしいのである。右足は順調に
足を入れることが出来たものの、左足はかなり大苦戦。

しばらくモソモソとチャレンジしていたらしいが、そのうち
力尽きたのかジャージ(下・夏用)に片足を突っ込んだ
まま寝入ってしまったという。

その後、少し薄眼を開けた私に向かって妻が尋ねた。

「寒いの?」

それに対して私は一言、

「あつい」

なぬー!!暑いなら履くな~!!!!きっと妻は心の中で
そう叫んでいたに違いない。何故なら翌朝の起床第一声が

「半ズボン!」

わけもわからないまま、まだ覚醒に至ってない脳の味噌を
フル回転させたものの意味がわからず、その真意を尋ねて
みると、

「半ズボン、右が長くて左が短い・・・」

確かに、右が長くて左が短い半ズボンを履いていたのだ。
しかも、あつい。てか、そんなことになっている自分の意味が
全然わからん。



まっしゅ、「パラモデルの世界はプラモデル」展を堪能する☆

2010年08月01日 12時57分09秒 | おすすめ



西宮の大谷美術館に「パラモデルの世界はプラモデル」展に行ってきた。以前好ちゃんがブログに紹介していたけど、気が付いたら8/1までで終わりということで急遽行くことになった。同展を紹介するチラシには、部屋中にプラレールが敷き詰められる光景が載っているので、そんな作風を期待して行ってみると、のっけがら度肝を抜かれた。まず、チケットを購入し、本来なら庭を楽しむためのサロンみたいなところ(おそらく通常はベンチソファーが置かれていて、ゆっくりと庭や池を静かに観賞する空間)の床のタイルカーペットが剥がされ、奇妙なものたちが整然と置かれていたのである。





穴が三つあれば、それは顔に見えるように、どうやら彼ら(パラモデル)には物体があれば、それに車輪を付けたくなる強迫観が存在しているようである。彼らのここに置かれている作品たちには皆車輪が付いていた。もちろん後付けの車輪でそれは観念的な車輪なのだ。別に車軸が存在していなくても、取ってつけたようなものでも、写真の上からグルグルっと描いただけのものでもいいのである。ただ、車輪があれば全ては彼らの手中に納まるのである。





ほら、こんなところにも・・・





そして、迎えたのがプラレールの部屋!!会場には作家が常駐し今でも刻々と作品を増殖させていっているのである。





作りかけなものだから、会場の片隅にはまだ配置をされぬままの線路がたくさん転がっている。プラレールと言えば、私の幼少の頃の日常の遊び道具で、今となってはものすごく懐かしい素材である。相当なものが相当な形でデフォルメされているにも関わらず、とてもシンプルで愛らしい玩具だと私は思うのである。特に複雑な機構であるポイント(分岐)部分をあの黄色いクチバシでのみ表現し得ているのは、個人的にはなかなかポイントが高いような気がする。私の特にお気に入りはオレンジ色の車庫と赤い終点とクロッシングポイント(十字型分岐)である。





庶民暮らしをしていると、なかなかこうやって大胆に十字ポイント使いができず、きっと何度となくこういう風景を夢想したことであろうかと、今になって思う。こういう風景が百貨店の売り場でないところ(特に絨毯の上)で再現されているところが妙にツボだったりもするのだ。いやあ、ホントに萌えるねぇ~





真上から撮ると、まるでゼビウスみたいだし、





鳥瞰風に撮ると、70年代の(メタボリズムが流行った頃の)建築模型やウルトラの国のようにも見える・・・





ところで、このパラモデルというユニットはどんな作風なのかなあというと、常に増殖あるいは建設中であるところに一つの力点を置いているように見える。展覧会の会期中ずっと作製し続けるという行為は客寄せのためのただのパフォーマンスではなく、むしろ彼らの世界観の一部であるのだなあと思う。それはプラレールだけではなく、パイプ(配管設備)を繋いで構築している部屋しかり、木の板に描かれた絵画(木目自体も作風の大事な構成要素の一部であったりもする)も何かの建設途上だったりもするし、クレーンをモチーフにした作品も数多くあり、ホントに面白いアートだなあと思う。
まるで同じ素材を繰り返し繰り返し使っているだけのように見えるが場当たり的に繋いでいるわけではなく、彼らの中にちゃんと設計図があり、その設計図を基に壁や天井をグリッド割して繋いで行っているのであるところにも建築的な要素を感じるし、そこから常に新しいものを模索しつつ前進しているようにも見えて、何だかとても心地良く共鳴できる部分が多いなあと思った。





ちなみに、大谷美術館の庭は入場料無料の庭園で誰でも出入りができるようになっているが、いろいろなところに彼らの遊び心が詰まっている。ちょろっと顔を出すプラレール・・・しかもそれだけではない!




樹木の縁石にプラスチックの植木鉢を4つ横倒しに配置していたりする。普通はここまで思いつかないよなあ!遊び心で満ち溢れているよなあとただただ感心するばかりである。





更に、外壁の装飾柱に、ちょこんと捨て置かれたような意味不明のカプセル・・・実はこれ、





写真では見えにくいけれども、手前と奥の装飾柱に設置されているのだから面白い。


いやあ、見に行って本当に良かったと思う。1971年と1976年生まれの東大阪市出身の2人組、きっとそこのところの近さも共感できる要素の一部になっているのかもしれないが、現代アートでなかなかここまで共感できるものって少ないと思う。でも、これは腹の底から楽しめるし、わくわくするよ。他にもここでは紹介しきれないほど色々なことをやっているので、興味のある人は一度「パラモデル」で検索して頂きたい。