こちらはブーディルじゃありませんで…
中世の巡礼者の女性でございます
至福の死を迎えたかもしれない
エーリク1世妃 ブーディル・サーゴッツダター
生年不詳~1103/在位 1095~1103
ブーディルはデンマークの伯爵Thrugotの娘さんです。
祖父はかなり有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者で
ガリシアウルフとして叙情詩にも登場している方です。
1086年にはエーリクと結婚していました。
オーロフ1世の治世中は、夫婦共々スウェーデン宮廷に追放されていたらしいのだが
なんで兄弟仲がこう悪いかね?
やはり王位や命を狙われる危険を避けるためでしょうか?
ブーディルは美しいとともに人柄が大変善い人でした。
エーリク1世は浮気を繰り返していたのですが、ブーディルはとても寛大で
愛人の子供たちの教育まで引き受けたっていうんだから…ちょっとお人好しでは?
1100年頃、ふたりは皇帝に招かれてコンスタンティノープルに出かけ
イェレサレムまで巡礼をすることにしました。
しかしキプロスでエーリクが病にかかって亡くなります。
ブーディルは、たぶん自分も病にかかっていましたが王を葬ると旅を続けて
1103年、オリーブ山までたどり着き、そこで息絶えました。
王と聖地へ向かい、聖地で夫の後を追う…敬虔な信者にとっては
ありがたい最期だったんじゃないかしらね?
エーリクとブーディルの結婚は教会から祝福を受けていません。
法的には正式な妃ではないのです。
そのため長い間歴史に登場しなかったそうです。
孫のヴァルデマー1世は王になった時に
「ブーディルはエーリク1世の唯一の正妻だった」と宣言しましたけど
ま、孫はそう言うよね…
(参考文献 Wikipedia英語版)
中世の巡礼者の女性でございます
至福の死を迎えたかもしれない
エーリク1世妃 ブーディル・サーゴッツダター
生年不詳~1103/在位 1095~1103
ブーディルはデンマークの伯爵Thrugotの娘さんです。
祖父はかなり有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者で
ガリシアウルフとして叙情詩にも登場している方です。
1086年にはエーリクと結婚していました。
オーロフ1世の治世中は、夫婦共々スウェーデン宮廷に追放されていたらしいのだが
なんで兄弟仲がこう悪いかね?
やはり王位や命を狙われる危険を避けるためでしょうか?
ブーディルは美しいとともに人柄が大変善い人でした。
エーリク1世は浮気を繰り返していたのですが、ブーディルはとても寛大で
愛人の子供たちの教育まで引き受けたっていうんだから…ちょっとお人好しでは?
1100年頃、ふたりは皇帝に招かれてコンスタンティノープルに出かけ
イェレサレムまで巡礼をすることにしました。
しかしキプロスでエーリクが病にかかって亡くなります。
ブーディルは、たぶん自分も病にかかっていましたが王を葬ると旅を続けて
1103年、オリーブ山までたどり着き、そこで息絶えました。
王と聖地へ向かい、聖地で夫の後を追う…敬虔な信者にとっては
ありがたい最期だったんじゃないかしらね?
エーリクとブーディルの結婚は教会から祝福を受けていません。
法的には正式な妃ではないのです。
そのため長い間歴史に登場しなかったそうです。
孫のヴァルデマー1世は王になった時に
「ブーディルはエーリク1世の唯一の正妻だった」と宣言しましたけど
ま、孫はそう言うよね…
(参考文献 Wikipedia英語版)