まりっぺのお気楽読書

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デンマーク王ハーラル3世妃 マルグレーテ

2010-02-22 00:21:54 | デンマーク王妃
兄弟まとめていっちゃうわね、まずは長男の嫁
ハーラル3世妃 マルグレーテ・ハスビョルンスダター


生没年不詳/在位 1076~1080

上の絵は誰でもないの…ノルマン系の貴婦人の当時のお衣装らしいです。
肖像画が何もないんでね…

ハーラル3世はスヴェン2世の長男(庶子)です。
マルグレーテはハーラル3世の叔父アスビョルン伯の娘、ってことは従妹ですね。
            


次は次男の嫁
聖クヌート4世妃 アディール・アフ・フランデルン


1064頃~1115/在位 1080~1086

次男(庶子)クヌート4世は1101年に教皇パスカリス2世によって聖人になってます。
アディラはクヌートが即位した後に結婚しました。
クヌート4世は、デンマークで王権を強めた王で、最期のヴァイキング王と呼ばれています。

1086年、クヌート4世がオーデンセで暗殺されてしまうと
アディラは息子のカルルとフランドルへ避難し、再婚まで留まりました。

1092年、アプリア公ルッジェーロ・ボルサと再婚するためにイタリアへ趣きました。
アプリア(プーリア)では何年か息子グリエルモの摂政となっています。
            


そして三男の嫁
オーロフ1世妃 インゲゲルド・ハーラルスダター


1046~1120以降/在位 (デンマーク王妃 1086~1095)
            (スウェーデン王妃 1105~1120)

インゲゲルドはノルウェー王ハーラル3世の王女です。
デンマーク王子オーロフとの結婚は完全に政略結婚ですね。
            
オーロフと兄のクヌート4世はあんまり仲が良くなかったご様子で
クヌートが亡くなった時にはフランドルに追放中でした。
王の宣言はしたもののフランダルからは出れず…ということで五男ニルスと交換されて
デンマークへ帰国しました。

1095年にオーロフ1世が亡くなりました。
奇妙な死に方だったので、自殺とも言われています。
オーロフ1世は、唯一どこに埋葬されたか判っていないデンマーク王です。

インゲゲルドは王の死後スウェーデン王子フィリップと再婚しました。
1105年フィリップの即位にともない王妃になっています。

夫よりは長生きしたようです。

スヴェン2世には王になった四男、五男もいるのです。 つづく…

(参考文献 Wikipedia英語版)

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