まりっぺのお気楽読書

読書感想文と家系図のブログ。
ゆる~い気持ちでお読み下さい。

ボヘミア公ボジヴォイ1世妃 聖ルドミラ

2017-08-30 22:05:41 | ボヘミア王妃
いずこも初代は大変だよね
ボジヴォイ1世妃 聖ルドミラ


860以前〜921/在位 〜894

“ ボヘミアン ” の由来とも言われるボヘミアは、チェコあたりにあった王国で
ドイツ語ではベーメンといいます。
ドイツ王妃とかハプスブルク家の時には、たぶんベーメンと書いてたと思うのですが
風情があるのでボヘミア(ラテン語)でいきますね。

チェコ語も読み方がよくわかんないので、間違ってたら教えてください。

ハンガリーやポーランド同様、王の入れ代りも激しい国でした。
また、位置的に狙われやすくて国をとられちゃったことも多かったようです。
最初は公国でした。

他国同様、最初は伝説的な統治者が登場し、その後はモラヴィア公国の君主が治め
867年に初代ボヘミア公ボジヴォイ1世が登場します。
ボジヴォイ1世はチェコ族出身、ボヘミア初のキリスト教君主でした。
妃のルドミラは、スラヴ系の王子Slaviborって方の王女です。
        
ボジヴォイとルドミラは、871年頃に夫婦揃ってキリスト教に改宗し
プラハに初めてのキリスト教会を建立しました。

一生懸命ボヘミアのキリスト教化に励んだのですが、最初は上手くいかず
国外に追放されたりしています。
最終的にはプラハに戻り、領地を治め、プシェミスル家の基礎を築きました。

ルドミラは多くの修道院や未亡人たちへの援助を惜しまず
多くの人々に敬われていました。

子供が何人いたのかわからないんですけど、息子が二人ボヘミア公になっています。
弟のブラチスラフ1世の子にあたる孫のヴァーツラフがさらにボヘミア公になりますが
ルドミラは自らヴァーツラフを教育し、摂政のような役目を果たしていました。

ブラチスラフ1世妃ドラホミーラは、日に日に息子への影響力を強める姑ルドミラを
憎たらしー!! と考えるようになります。

そして、ルドミラが隠遁していたテティーンに家臣を送り… 物語によると絞殺らしいです。

領地の人々には慕われても、身内の中に敵がいたとは…
家臣だって、こんないい人を手にかけるなんていやだったと思うよ。

最初はテティーンの聖ミカエル教会に埋葬されたのですが
1100年頃に王廟もある聖イジー教会に移されました。

列聖は死後しばらくしてだそうです。 国にキリスト教を広めたからね。
じゃあ、なぜボジヴォイ1世は列聖されてないんでしょうね?

               
                おやさしそうなのでこちらも
                
                
そしてこれ! カワイイでしょ!! 他の王妃の画像がないので探していたらみつけました
最初は時計塔とか教会のモチーフかと思ったんですけど
Jarmily Haldovéさんという人形作家さんの作品でした
本当に可愛いし、王妃の性格が表れてるみたいなので多用してしまいそうです


(参考文献 沼野充義氏『中欧』 Wikipedia英語版)

ひとことK-POPコーナー
今朝『スッキリ』にBLACKPINKが出演してましたね! 可愛かった〜 ジェニの声が好きなんですよね
日本語も一生懸命話してて愛らしかったよね!


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『ウォー・ゲーム』想像がふくらむ一冊

2017-08-23 19:01:19 | アメリカの作家
WAR GAME 
1952~1959年 フィリップ・K・ディック

以前『人間狩り』を読んで、腹一杯警告されたわたしですが
本棚でもう1冊見つけたので読んでみました。

『人間狩り』の作品と、ほぼ同時期に発表されている作品のようですが
こちらは少し幅広い内容になっているみたいです。
わたしたちに警告を与えようとしているような物語から、純粋にSFと感じられるもの
そしてオカルトっぽいお話しまで収載されています。

印象に残ったお話しをいくつかご紹介しますね。

『偉大なる神(Great C)/1952年』
今年もまた、グレートCに3つの質問をするために選ばれた青年メレディス。
一年がかりで考えた質問に全て答えられてしまうと、戻って来ることはできない。
グレートCに会いに行き、戻って来た者は今までいなかった。

グレートCとは、どうやら自分で進化してしまったコンピューターみたいです。
でもって、人間はものすごーくおバカさんになってしまっているようなのね。
一年がかりで長老が考えた質問の内容が… 小学生並み… 検索に頼りすぎるとこうなるのか?

『有名作家(Prominent Author)/1954年』
ヘンリー・エリスは、会社で開発中の、瞬間移動できるジフィ・スカットラーの研究のため
毎日ペンシルヴァニアからニューヨークへの通勤に利用している。
ある朝、ヘンリーはトンネルの中に三人の小さな小さな人々がいることに気づく。

これは、見方によっては壮大な話しに展開していくんですけど、とにかく
小さな人々の行動を想像すると可愛くってね!
ヘンリーが一生懸命になるのがわかる気がします。

『スーヴェニール(Souvenir)/1954年』
最近発見された、三世紀前にウィリアムスンが移り住んだとされる星を訪れたロジャースは
ウィリアムスンの子孫たちに出迎えられ、14世紀の地球さながらの暮らしぶりを目にした。
ロジャースは銀河系社会に加わるように説得するが、ウィリアムスンたちは拒否する。

読んでいる時は、自分たちで好きなように暮らしてる人々を無理に誘わなくてもねぇ…
大国の横暴だ!と思いましたが、それがゆくゆくは宇宙戦争とかに発展しまうのでしょうか?
たしかに、国連決議をものともせず我が道を行ってる国は恐いものね…

とりあえず三話あげてみましたが、他のストーリーも興味深かったです。
オカルトっぽい2篇は苦手でした。

『ジョンの世界(Jon's World)』という話しは『人間狩り』のスピンオフみたいで
2話併せて読むと面白さが増すのではないかな?

さすが文章が上手い!というか、読んでいていろいろな想像がしやすかったです。
目の前に、宇宙空間や農耕時代の草原や戦地の風景が広がり
変な神さまや小さな人々やゲームの兵士たちが動きだしました。

今回この本を読んで思ったんだけど、P・K・ディックという作家は
宇宙とか最先端テクノロジーみたいなことを書いてますけど
実は、どんどん進化して変わっていく景色やライフスタイルがあまり好きになれず
「このままがいいなぁ」なんて考えながら暮らしてた人じゃないかしら?
すごく勝手な想像でございます。

それから、スーパーコピューターや人工知能とも言えそうなアイテムが登場するのに
やっぱり(スマホどころか)携帯電話はでてこないんだよね。
電話を持ち歩く… という発想はいったいどこから生まれてきたのでしょう?

想像・妄想大好き!という方
読んでみたいな!という方は下の画像をクリックしてね



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イギリス王エドワード7世愛妾 アグネス

2017-08-16 09:34:38 | 王の寵姫・愛妾
王妃(正妻)のお気に入り
アグネス・カイザー


1852〜1941/愛妾 1899〜1910

101人の愛人がいたというエドワード7世!!
以前アリス・ケペルデイジー・ウォーリックジェニー・チャーチルなど
何人か有名どころをご紹介しましたが、まだまだいますよ!!

今回は、王妃アレクザンドラ・オブ・デンマークが一番気に入っていたという
アグネス・カイザーをご紹介しますね。

アグネスは、裕福な株式会社の共同経営者チャールズ・カイザーの娘として
ミドルセックスで生まれました。
なぜ裕福な家の娘がそうなるのか不思議なんだけど、お年頃になると
クルティザンヌ(高級娼婦)になっちゃったのね。
親が株の取引に失敗しましたか? それとも勘当されちゃったとか?        
         
アグネスはクルティザンヌのかたわら博愛主義者でもあって、結婚はせず
公の慈善活動に精をだしていました。

第二次ボーア戦争の際、アグネスと妹のファニーは、自宅を帰還兵のための病院にします。
エドワードはこの病院の、最初のパトロンでした。
どちらが先かわからないんですけど、アグネスはこの頃エドワードの愛妾になっています。
この病院は、2000年にエドワード7世病院という名称になり、現在では王室御用達です。

アグネスは戦争が終結した後も、傷を負った兵士たちの世話を続けました。
彼女の病院のゆきとどいた世話と親切さは人々に知れ渡り
経営者であるアグネスは、その手腕で名声を高めました。

アグネスは、1901年2月に、デイム(男性のサーにあたる)称号を与えられました。
また、同年8月にはファニーとともに赤十字から表彰されました。
アグネスは博愛精神に、ファニーは南アフリカでの看護活動に対しての表彰でした。

こう言っちゃなんだけど、もとは(高級だけど)娼婦なんですよ。
そして(いくら相手が王様とはいえ)世の妻を脅かす愛人です。
おおらかというかなんというか… 今なら “ 衝撃! アグネスの黒い過去 ” なんて見出しで
週刊誌とかに書かれちゃいそうですよね。

アグネスの熱烈な慈善精神は、王室にも気に入られ、ジェニー・ジェロームを除いては
最も王家に受け入れられた愛妾でした。

また、エドワードと精神的に一番結ばれていたとも言われ
エドワードが亡くなるまでお付き合いがありました。

引退後は荘園で暮らしていたのでしょうか?
1941年に88歳で亡くなりました。



               
君主たちのお気に入り
オルタンス・シュナイデル


1833〜1920/愛妾 不明

オルタンスはアグネスとは違って、長くお付き合いしたお相手ではありません。
エドワード7世は、偉大なオペラ歌手オルタンスの、数多い崇拝者のひとりという感じ?
サラ・ベルナールとかリリー・ラングトリーなどと同じカテゴリーに入りますかね?

ボルドーで生まれ、アジャンで1853年にデビューしました。
パリのヴァリエテ座に立つようになって、作曲家オッフェンバッハの目にとまり
1855年に彼の誘いでブッフ・パリジャン劇場に出演してからは、人気急上昇!
その後はロンドンやサンクトペテルブルクなどでも公演を行い喝采を浴びました。

オルタンスがロンドンで貴族の社交界への出入りを許された、ということから
エドワードの愛人になったとウワサされたそうです。
わかりやすいですね…

オルタンスの崇拝者にはルイ・ナポレオンもいまして、皇室一家のお気に入りでした。

1878年、45歳の時に結婚して引退し、1920年に87歳でパリで亡くなりました。

オルタンスの、舞台上での気迫というのはすごかったそうで、おおいに賞讃されたそうです。
君主たちの愛人というより、偉大なオペラ歌手として後世に伝えられていた方が
本人としては幸せだったんじゃないでしょうか?
オペラに詳しい方はご存知なのかしらね?

(参考文献 森護氏『英国王室史話』 Wikipedia英語版)

これさえあれば、あなたも英国王室通
読んでみたいな!という方は下の画像をクリックしてね

  

ひとこと王室コーナー
ヘンリー王子が婚約ですってね?
エリザベス2世はOKするのでしょうか? ドキドキですね


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