マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『秋の花』と『神の御言葉』 そして 『聖ヒエロニモ司祭教会博士 記念日』・・・『あなたがたの願う平和は、平和の子にとどまる。』

2021-09-30 11:58:28 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
9月30日。木曜日。晴れ。

明日は10月というのに
今日日中は真夏日の30度になるそうです。


                『秋の花』
  

     それでも  季節は秋です。  りんどうに菊

     そのうちに  庭に、
     良い香りを放ちながら、金木犀が咲き出すことでしょう。

     更には、
        酸味のあるりんご、甘い葡萄、かたい栗、
          
       神に感謝と賛美の、秋の花々と秋の味覚です。


    今日は、一日落ちついて、明日の『聖書100週間・聖書通読会』の予習です。
       『生きている』とは単に空腹が満たされるときだけではなく、
          美しい花々を見て、美しいと感動できた時、 
          神の御言葉によって、心が平安に満たされた時、
          今日も『生きている』実感を味わうのです。
                      感謝!感謝!


   ♡『人を養うのはもろもろの収穫物ではなく、信じる人を守るあなたの言葉である。』
                    知恵の書:16章26節  
   ♡『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。』
                    マタイによる福音書:4章4節



そして。

今日は9月30日。年間第二十六木曜日。

        『聖ヒエロニモ司祭教会博士 記念日』
   
       『ヒエロニムス』        ドメニコ・ギルランダイオ作品  
  
     ヒエロニモは、古代教会の重要なラテン教父である。

340年頃。 ダルマチア(現ユーゴスラビア西部)のストリドンにまれる。

     裕福な家庭環境と豊かな才能によって、短期間でギリシャ語とラテン語を習得し、
     ローマに留学し古典を学び、洗礼を受けた。
     その後、アクィレアで隠修士の仲間に入り、禁欲生活に入る。
     その後、東シリアの荒野に行き、聖書を研究しヘブライ語を学んだ。
     そして、アンチオキアに戻ってから司祭に叙階された。


382年~385年。42歳~45歳。 ローマで、教皇ダマソ1世の秘書となる。

    聖書のラテン語訳(ヘブライ語からブルガタ訳)を完成した。
    又、修道生活を広めた。

教皇の死後。 ヒエロニモの反対者によってローマを追われ、仲間とともにベトレヘムに移る。

    困難な状況にある教会のために尽くし、
    男子と女子の修道院を創立し、また聖地巡礼者のための宿泊所も建てた。
    また、聖書の注解書に代表される多くの著作活動に励んだ。

420年。80歳。 ベツレヘムで死去。

   ヒエロニモは、大学、神学科の守護の聖人とされている。
         『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『いつくしみ深い父よ、
 あなたは聖ヒエロニモに、聖書を学び、深く味わう恵みをお与えになりました。
    信じる民があなたの言葉のうちに命の泉を見出し、
    日々の生きる力を汲むことができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、主はほかに七十二人を任命し、
 御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。
     
       そして、彼らに言われた。

      「収穫は多いが、働き手が少ない。
 だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。
          行きなさい。
       わたしはあなたがたを遣わす。

    
    それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。
       ※財布も袋も履物も持って行くな。
       ※途中でだれにも挨拶をするな。

    
        どこかの家に入ったら、
    まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。

 平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。
   もし、いなければ、 その平和はあなたがたに戻ってくる。

   その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。
      働く者が報酬を受けるのは当然だからである。

       ※家から家へと渡り歩くな。

    どこかの町に入り、迎え入れられたら、
      ※出される物を食べ、
      ※その町の病人をいやし、
      ※また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。

   しかし、町に入っても、迎え入れられなければ、
       広場に出てこう言いなさい。
  『足についたこの町の埃さえも払い落として、あなたがたに返す。
     しかし、神の国が近づいたことを知れ』 と。

 言っておくが、かの日には、その町よりまだソドムの方が軽い罰で済む。」』
                   ルカによる福音書 10章1-12節


  今日は、
  イエスは、72人の弟子を、宣教に派遣します。

     弟子たちの宣教活動は、沢山の困難にであい、
     『狼の中の羊』のように感じることでしょう。
      それでも、
     何も、『財布も袋も履物も持って行くな』 
       と、イエス様は派遣する弟子たちに命じるのです。

こういうことではないかと
私は考えました。

  弟子たちは、
  宣教の日々において、
  反対者の中で、何も持たずに、自分を守ることに困難を感じることがあっても、
   『どんな時にも神から守られている。神が守ってくださる』ことを体験し、
       『深い平和』を心に保つようになることが、
        とても大事で、大切なことなのです。


  イエス様は、
  死の『十字架』の上でさえ、
   最後に『父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。』と言われ、
           ルカによる福音書 23章46節  
    神への信頼による『深い平和』を保たれました。


      イエスの弟子たちは、 
      人々に、  
      『福音』を伝えると同時に、
      この『深い平和』を伝えることができるのです。
      この『深い平和』こそが、信仰による『賜物』なのです。


 今も、現在も、
 神を探しておられる方、神の御言葉を聞きたい方、良い生活を望む方、
   信仰生活に興味を持っておられる方、
      たくさんおられます。
 その方々のために、刈り入れの主・神に、信仰の恵みを願いましょう。
      

『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
  『時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。』
       マルコによる福音書 1章15節  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
美しい秋の到来ですね。心も体も清くなりますね。 お元気で!