マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

早朝の祈り・・・『銅鐸』 そして 『悲しみの聖母 記念日』・・・『あなた自身も剣で心を刺し貫かれます。』

2021-09-15 05:30:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・
9月15日。水曜日。小雨。のち曇り。

近所の中央公園。

           『銅鐸』
 
                 公園内にある『神戸市埋蔵文化財センター』が管理する『銅鐸』
                          これまでに出土した銅鐸は全国で約500個である。
                      2001年3月末時点での主な出土数のTopは
                                 我が県・・・兵庫県 56点

      弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器です。
  
 語源となった「鐸」は、古代中国において用いられた、柄付きの青銅器の楽器』であった。
 鐸は、柄を持ち、もう一方の手にもった打器で鐸を打ち鳴らして、音をだしていたそうです。

     今の時代。

        私にとっては『祈りの友』です。
        毎朝、散歩の途中で、祈りながら、
        三度ならす。良い音がします。

       「何をしているのか?」と聞かれて、
   「家族のため、友人のために祈っている」と答えたら、
  最近は、同じようにならしながら、祈る男女の方たちを見受けます。
   人のすることを良しとして、すぐ受け入れる柔軟なお心に敬服します。


      朝早くに、銅鐸をたたきながら、神に祈る姿は、
      世の中で最も美しいものの一つかもしれません。
       祈る男女の方たちは美しさにあふれます。


      今朝は、鐘を鳴らすのに、お一人の順番待ちになりました。
         笑顔を交わして、お別れでした。 感謝!感謝!


そして。

今日は9月15日。年間第二十四水曜日。

      『悲しみの聖母 記念日』
  
     『悲しみの聖母』  スペイン・サラマンカ 県に安置
         十字架の足元で七つの剣に胸を刺されている聖母 

       『聖母の悲しみ』は、キリストが生まれてすぐに、
          エルサレムの神殿で預言者シメオンから言われた
      「あなた自身も剣で心を刺し貫かれます」という言葉の実現でした。


  1814年。この祝日が、ローマ教会暦に取り入れられました。
  
      十字架称賛 祝日の翌日にあたる今日、
       教会はマリアがイエスの受難のとき、
         十字架のもとにたたずんで
      
      『イエスの十字架 母とマリアとヨハネ』

   母としてその苦しみをともにしたことを思い起こしている。
          『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『聖なる父よ、聖母マリアは十字架のもとに立ち、
     御子イエスと苦しみをともにしました。
    教会が、聖母とともに御子の苦しみに結ばれて、
    その復活にもあずかることができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

       『そのとき、イエスの父と母は、
   幼子についてこのように言われたことに驚いていた

         シメオンは彼らを祝福し、 
      
       『抱神者シメオン』 アレクセイ・イェゴロフ作品

         母親のマリアに言った。

       「御覧なさい。この子は、
 イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、
    また、反対を受けるしるしとして定められています。

       あなた自身も剣で心を刺し貫かれます
   多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」』
         ルカによる福音書 2章33-35節


   神殿で奉献されたイエスは、『万民の光』として啓示される。

   イエスの両親・ヨセフとマリアは、
     『貧しい人の供え物』を携えて、
      我が子の出産を感謝し、我が子の祝福を願うために、
                    神殿に来ました。

   シメオンは、
   イエスに祝福を与えながら、
   『救い主の到来』に気づいたのでしょう。

   『この子は、「逆らいのしるし」となる』  と言いました。
 『イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりする「使命」を受けている。
    また、反対を受けるしるしとして定められてる。』 と言いました。
      
   イエスを『救い主』と認める人もあれば、認めない人も出る、と言うのです。


 更にシメオンは、
 母マリアに向かって、

     『あなた自身も剣で心を刺し貫かれます』 と告げました。

    マリアは、その時には、シメオンの『言葉の意味』が分かりませんでした。
        心の奥深くに、神に信頼しつつ、留めたことでしょう。
      結果は、
      全ての人の救いのために、我が子を『十字架』に捧げる事になるのです。
          息子イエスはを槍で刺し貫かれ、
          母マリアはを槍で刺し貫かれたのです。


        『悲しみの聖母マリア』は、
   ※『神の御言葉』を受け入れたおとめマリアは、『救い主の母』となり、
 ※十字架の下で『イエスの言葉』を受け入れた母マリアは、『全ての人の母』となりました。
 ※イエスの昇天後、約束された聖霊を待つ間、マリアは使徒たちとともに祈り、
       『祈る教会』の姿を示したのです。


『今日の拝領祈願』 

  『いつくしみ深い神よ、
あなたは、十字架のもとに立つ聖母マリアを私たちの母としてくださいました。
  聖母の祝日に、あなたをたたえてささげる祈りを受け入れてください。』


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