マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

終活・・・『椿のつぼみ』  そして 『あなたは、メシアです。』・・・『人の子は必ず多くの苦しみを受け、三日の後に復活する。』

2021-09-12 14:57:27 | 私のこと
9月12日。日曜日。曇り。時々雨。

もうすぐ咲き出します。

                『椿のつぼみ』
   

           今年は沢山の蕾をつけました。
   
          亡き母が東京の自宅を引き払って、
       私たちと同居するするために神戸に移転してきたときに、
          母の家から移植させた『椿』です。


       82歳の転居で、長年愛した自宅と花木との別れです。
           東京の友たちともお別れです。
       想定外の分かれに、母はどれほど寂しかったことでしょう。


          『終活』の流行するご時世です。
    「終活」とは、「人生の終わりのための活動」の略だそうです。
  人生の総括を行い、人生の最期を迎えるにあたっていろいろな準備を行うことだそうです。 

     いろいろの『計画』を立てても、その通りにいくのだろうか。
           そんなことはまずなかろう。


   私にとっての『終活』は、
   『今』を大切に、明日ではなく『今』を無駄にしないための、体力と集中力を養うことです。
             (『明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。』マタイ6-34)
   そして、
   想定外に起こる事象に対し、永続的な義に喜びを見出しながら、冷静沈着でいられる、
                        信仰心を養うことです。
            (『目を覚ましていなさい。あなた方は、その日、その時を知らないのだから。』マタイ25ー13)


       今日も、掃除洗濯食事作りと、当たり前を丁寧にこなしながら、
         『今』を大切に生きて、 無事に一日が終わります。
                         感謝!感謝!



そして。

今日は9月12日。年間第二十四主日。

『今日の入祭唱』

   『万物の神である主よ、わたしたちを憐れんでください。
     あなたを待ち望む人々にふさわしい報いを与え、
     預言者たちの正しいことを立証してください。』
          シラ書 36章1&21節


『今日の福音 イエスの御言葉』

       『そのとき、 イエスは、弟子たちと
   フィリポ・カイサリア地方の方々の村にお出かけになった。

 その途中、弟子たちに、
    「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」 と言われた。
 弟子たちは言った。
      「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。
   ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」

 そこでイエスがお尋ねになった。
     「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」
 ペトロが答えた。
       「あなたは、メシアです。」

 すると
    イエスは、御自分のことをだれにも話さないように
                   と弟子たちを戒められた。
 それから
    イエスは、
       人の子は必ず多くの苦しみを受け、
              
      長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、
      
       三日の後に復活することになっている、
                   と弟子たちに教え始められた。
                しかも、そのことをはっきりとお話しになった。

 すると、 ペトロは イエスをわきへお連れして、いさめ始めた。
       
      イエスは振り返って、
      弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。

  「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、
       人間のことを思っている。」

 それから、 群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。
   
        わたしの後に従いたい者は、
    自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。
       自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、
  わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。」』
          マルコによる福音書 8章27-35節


 人々は、『ナザレのイエスは一体どのようなお方か?』 
          と、驚きをもって、イエスの行動を見ていました。
  そして、
     ペトロは、  『あなたはメシアです』 
          と、イエス・キリストの神秘を宣言するのです。

  すると、

     イエス様は、
     ペトロの『メシアの宣言』を聞いた後、
 『メシアが使命を果たすのは、十字架の苦しみを経てからである』
               と宣べられます。
     ペトロは、
        『イエスはメシア』であると宣言したのですが、
        イエスが予告する『死も復活』も受け入れがたい教えであり、
               終始抵抗するのです。
        
   イエス様は、ペトロを叱って、
 『サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」
                         と、おっしゃいます。

       サタンは、『神の働き』を阻止する、『誘惑』なのです。
       ペトロを通して言う『苦しみを受けない方が良いよ』との、
            サタンの『甘い言葉』は、
   『神の御心』を果たそうとするイエスにとっては、『誘惑』なのです。サタンの働きなのです。

        イエスは、そんなサタンを、サタン、引き下がれ。』 と、退けたのです。


    当時の信者は、キリストを信じながらも、迫害を恐れていました。
    イエスは、『自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。
        信仰のためにために命を失う者は、命を救うのである。』
             と励ますのです。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
    『わたしには主の十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。
 この十字架によって、世はわたしに対し、わたしも世に対してはりつけにされているのです。』
        ガラテアの信徒への手紙 6章14節     アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は、只今は、受験勉強中ですか? それとも、就活中? 婚活中? 終活中?
それぞれの年代を、毎日を大切に過ごしたいものですね。 お元気で!