トランプ大統領夫妻が、来日し、新天皇との会見や大相撲観戦、ゴルフに高級炉端焼きなど、安倍首相から「接待外交」を受けたことが、連日報道された。
特に話す議題もないけれど会談するということだったと、トランプ大統領の側近が漏らしていたから、いったいこの接待外交とやらは、何だったのだろうかと思っている。
安倍首相は4月にワシントンを訪れ、トランプ氏と会談。5月の訪日に加え、6月に大阪市であるG20サミット(主要20カ国・地域首脳会議)への出席も要請した。この関係者によると、3カ月連続の会談は「日本主導のもの」だ。
安倍首相の動きは7月の参院選を見据えたものであることは言うまでもない。3年前、首相はG7(主要7カ国)の伊勢志摩サミットで「世界経済がリスクに直面している」との「危機感を共有した」として、消費増税を再延期し、参院選を乗り切った。今回のG20で、米大統領が欠席では格好が付かない。
さらに、もう一つの理由はトランプ氏は米FOXニュースの記者に電話をかけ、「本気で貿易交渉をまとめるよう日本に求めるのは、参院選後まで待つ」と語ったということだ。
日本の今後を左右する日米通商交渉だが、安倍首相は参院選前に問題になるのは嫌だから先送りを求めたようだ。ただ、トランプ氏は東京での会談の際、「8月に素晴らしいことを発表できる」と話しちゃったから、マスコミは推測の範囲でああだこうだと言っていた。
参院選後に先送りしてやるから、良い成果をくれよ、ということか?ただ、「米国第一」のトランプ氏相手に接待外交が効くと考えるのは甘いだろう。
ただし、今回の国賓待遇で際立って目立ったのは、令和天皇皇后両陛下だったのだろうと思う。自慢にもなんにもならないが、私はアメリカのTRWの日本支社に勤務している時に小和田雅子さんを知っていた。外務省の北米一課か二課だったかは忘れたが外務省の北米担当はエリート中のエリートで、小和田雅子さんは北米担当だった。
ダイアナ妃夫妻が二度目の来日の時にも、招待されてお会いしたことがあるが、皇室外交とは退屈なものだとその時に感じた。
特に話す議題もないけれど会談するということだったと、トランプ大統領の側近が漏らしていたから、いったいこの接待外交とやらは、何だったのだろうかと思っている。
安倍首相は4月にワシントンを訪れ、トランプ氏と会談。5月の訪日に加え、6月に大阪市であるG20サミット(主要20カ国・地域首脳会議)への出席も要請した。この関係者によると、3カ月連続の会談は「日本主導のもの」だ。
安倍首相の動きは7月の参院選を見据えたものであることは言うまでもない。3年前、首相はG7(主要7カ国)の伊勢志摩サミットで「世界経済がリスクに直面している」との「危機感を共有した」として、消費増税を再延期し、参院選を乗り切った。今回のG20で、米大統領が欠席では格好が付かない。
さらに、もう一つの理由はトランプ氏は米FOXニュースの記者に電話をかけ、「本気で貿易交渉をまとめるよう日本に求めるのは、参院選後まで待つ」と語ったということだ。
日本の今後を左右する日米通商交渉だが、安倍首相は参院選前に問題になるのは嫌だから先送りを求めたようだ。ただ、トランプ氏は東京での会談の際、「8月に素晴らしいことを発表できる」と話しちゃったから、マスコミは推測の範囲でああだこうだと言っていた。
参院選後に先送りしてやるから、良い成果をくれよ、ということか?ただ、「米国第一」のトランプ氏相手に接待外交が効くと考えるのは甘いだろう。
ただし、今回の国賓待遇で際立って目立ったのは、令和天皇皇后両陛下だったのだろうと思う。自慢にもなんにもならないが、私はアメリカのTRWの日本支社に勤務している時に小和田雅子さんを知っていた。外務省の北米一課か二課だったかは忘れたが外務省の北米担当はエリート中のエリートで、小和田雅子さんは北米担当だった。
ダイアナ妃夫妻が二度目の来日の時にも、招待されてお会いしたことがあるが、皇室外交とは退屈なものだとその時に感じた。