真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

AI、ロボット脅威論

2018年02月22日 | Weblog
AIが全ての問題を解決し、ほとんどの仕事はAIやロボットが人間に取って代わられ、人間が現在担っている仕事の半分はなくなるのだというAI、ロボット脅威論がある。だから、あなたの仕事がAIやロボットに取って代わられる前に準備し、employabilityを高めるべきだという議論が華やかだ。

日本で高収入の職業は、1位パイロット、2位大学教授となっているのだが、これらの仕事もAIやロボットに取って代わられるのだろか?AI・ロボット脅威論は、現在のところ研究者の専門によって分析の切り口が違っており、ほんの数パーセントに過ぎないという説もあり、言うなれば、現段階では、それぞれの専門家が勝手に推測の世界の話をしていると捉えて良い。

たとえばFacial Recogunition Systemはこれから主流になるだろうと言われているのだが、AIは実は白人の顔認識の正解率は高いのだが、有色人種になればなるほど、認識率は低くなるというデータもある。

特に、判別しにくいのは男女でいえば、女性で、中でも黒人の女性をゴリラと認識したほどなのだ。これからわかることは、人間の目で確認することのほうがずっと正解率が上がるということを証明している。

もちろん、これからさらにAIとロボット技術が発達すれば、この人間の顔認識も100%に近くなるだろうとは思う。入国審査官の仕事も無くなるってことがありうるかも知れない。入出国のために何時間も長蛇の列に並ばなくても良くなると思えば、AI さまさまだ。

しかし、ドラッグを持ち込もうとして、いくらセンサーが発達していても見逃すことがある。人間の目に寄って、検査官の長年の経験から感じられたりする、いわば六感みたいなものを無視はできないのではないかと思うのだ。

AIには犯人とおぼしき人の心の動揺まではまだ読み取れないはずで、人間同士が接触することにより、疑わしき人の言動の変化によって犯人を検挙出来るのではないかと思う。

AIやロボットを今後私たちの社会の中にどのように取り入れていくかは、重要な課題であることは間違いない。




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