一体フェロモンって何なんだろう

以前から私のことを中年親爺殺しのフェロモン満載と言う同僚がいる。別に私は色っぽくも無く、女性らしくも無いし、どちらかと言うと凄くあっさり系だし、仕事で話す男性は男性と思って仕事をしたことが無いくらい、さばさばしている。

ましてや、もう年も年だし、異性には殆ど（全くと言うと語弊があるので）興味ないし、デートしたいとかBFが欲しい等と思ったことも久しく無い。母との生活がとても楽しく充実していたし、母の容態が悪くなってからは、母のことで精一杯だったし、自分の生活に満足していたから異性について考えたことは無かった。

それでも同僚達は親爺達にモテモテだねって言うのだ。親爺殺しのフェロモンというけれど、色気も無いのに何言ってんのと何時も思う。確かに同僚達と旅行に行くと、叔父さん達（店のオーナーやタクシーの運転手さん）がやたら私にだけ親切なことが多々ある。

でも同僚達と一緒に行動していても何もしていないし、色目を使っている訳でもない。もっとも色目の使い方もしらない。そこで
女性フェロモンについてちょっと調べてみたら、『ギリシャ語の「pherein（運ぶ）」と「hormao（刺激する）」を合わせた「pheromone（刺激を運ぶもの）」という語から作り出された語彙らしい。

『フェロモンは、極めて低濃度でその効果を果たすものが多く、それはホルモンなどと共通の性質で、臭いによる情報伝達とはまた異なったものである。」と有った。よく分からないけど要は無味無臭なんだ。

そんなもん、自分では分かるはずもなく、同僚からフェロモンが出ているんだなんて言われてもね。なんでこんな話しになったかと言うと、よく一緒に海外旅行をする同僚が『○○先生には、叔父さんたちが皆親切だ」と他の同僚に言ったことからだ。

フェロモンが出ているかどうかは別として、結婚していないという事実から考えれば、フェロモン満載ということではないと思うんだけど。結婚の場合は男の人１人見つければいいはずだし、その一人も見つけられないんだから、大したことは無い。